スピード指数とは|指数の読み方と予想での使い方

スピード指数とは|指数の読み方と予想での使い方

スピード指数は走破時計を、競馬場・距離・その日の馬場の違いなどをすべてそろえて、同じ物差しで比べられるようにした数字です。

うまめんつ.comの出馬表の指数タブには、近走平均や最高などの列が並びますが、それぞれで見方が変わります。2024年以降のレースで検証したところ、3着以内率は近走平均がメンバー1位の馬が56.5%、最高がメンバー1位の馬は46.6%でした。指数の読み方と予想での使い方を整理してお伝えします。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

スピード指数とは

スピード指数は、1回のレースでどれだけ速く走れたか、を表します。

着順ではなく時計で測るため、速い決着の5着馬が、遅い決着の勝ち馬より高い数値になることもあります。着順だけで見ると埋もれる好走を数字で拾えるようにしたのがスピード指数です。

なお、芝とダートでも基準が揃うように設計しており、年によってずれないように調整しています。そのため、ダートから芝に替わる馬でも、2024年と2026年の走りでも同じ基準で並べて見ることができます。

指数の読み方

指数タブの数字は2種類に分かれます。

前走・2走前・3走前は1走ごとの値で、近走平均・3走平均・最高・同距離・同競馬場は、それぞれの区分で過去の走りをまとめた値です。近走平均は今の状態に近い数字、最高はその馬がこれまでに出した天井の数字です。

クラスごとの目安は以下の表のとおりです。例えば2勝クラスを勝った馬のレース前の近走平均は92前後でした。2勝クラスで95〜99のスピード指数が出る馬は約6割の確率で3着以内に来る、という形です。

クラス勝ち馬の
近走平均
(真ん中の値)
〜8485〜8990〜9495〜99100〜
未勝利81.119.6%62.2%70.8%−−
1勝クラス87.812.6%29.6%48.0%69.1%−
2勝クラス92.06.7%16.1%34.5%59.4%−
3勝クラス94.85.7%10.4%19.1%36.1%50.6%
オープン・L95.517.9%19.0%17.2%27.9%38.8%
重賞97.415.0%15.3%16.5%20.0%32.7%

※〜84から100〜の列は、レース前の近走平均の帯ごとの3着以内率。勝ち馬の近走平均は、勝ち馬を値の順に並べたときの真ん中の値。出走30走未満のマスは−。

なお、同じ95〜99でも、重賞クラスでは3着以内率が2割です。数字の大きさそのものよりも、今回のレース内でどの位置にあるか、を見ることが重要です。

予想での使い方

前述の通り、出馬表で見るときは、数字の大きさそのものよりも、レース内での順位が重要です。近走平均の順位ごとの成績は次の通りです。

近走平均の順位出走数勝率3着以内率
1位8,73525.7%56.5%
2位8,67816.7%45.8%
3位8,60912.3%38.3%
4位8,5859.7%32.0%
5位8,5547.4%25.0%
6位以下72,5333.1%11.5%

近走平均が1位であれば、3着以内率は56.5%あります。

また、同じ1位でも、2位との差で信頼度が変わります。2位との差が1未満の1位の3着以内率は49.6%ですが、3以上離れていれば69.7%、5以上なら75.6%となります。近走平均が抜けた馬がいれば、軸馬候補となります。

人気と食い違ったときの成績にも注意が必要です。例えば4〜6番人気の馬が指数1位だったときの3着以内率は36.0%で、4〜6番人気全体の3着以内率27.1%を大きく上回ります。反対に1番人気でも近走平均が5位以下だった馬の3着以内率は54.1%で、1番人気全体の3着以内率65.3%から下がります。

得意な場面・苦手な場面

近走平均1位の馬の成績を、場面ごとに分けました。

場面1位の馬勝率3着以内率
全体8,73525.7%56.5%
芝4,25223.0%53.9%
ダート4,48328.2%59.0%
2歳戦93232.1%66.6%
未勝利3,38028.9%62.6%
3勝クラス60720.6%47.0%
オープン・L39916.3%42.6%
重賞36819.8%46.2%
稍重〜不良2,27127.7%56.8%
初めて走る距離1,96625.5%56.9%
初めての芝・ダート22222.1%45.5%
半年以上の休み明け27218.0%41.5%

全体での3着以内率は56.5%ですが、2歳戦・未勝利戦・ダートでは、1位の3着以内率が全体を上回ります。特に2歳戦は1番人気全体の3着以内率を上回ります。

また、稍重〜不良の馬場でも全体と同じくらいの3着以内率をキープしており、馬場が荒れても信頼することができます。

逆に苦手なのは上のクラスです。3勝クラス・オープン・重賞では、1位の3着以内率が40%台に下がります。上のクラスほど上位の馬の指数が詰まることが要因で、1位と2位の差が3以上あるレースの数は、未勝利戦が全体の3割ほどに対して、重賞は1割ほどしかありません。重賞では勝ち馬の42.4%が近走平均6位以下から出ていて、指数の順位だけでは決まりにくいレースです。

まとめ

  • まず近走平均を見る:メンバー1位の馬の3着以内率は56.5%あります。
  • 2位との差を見る:2位との差が3以上ある1位の3着以内率は69.7%、差が1未満の1位は3着以内率が49.6%でした。
  • 人気薄の1位を馬券候補に:人気薄でも近走平均が1位であれば、その人気帯以上に走るケースが多いです。
  • 得意と苦手:近走平均1位の馬は、2歳戦・未勝利・ダートで信頼できますが、3勝クラス以上では信頼度が下がります。

関連ページ:出馬表の指数・印の見方|競馬予想AIとは|指数の読み方の記事一覧