血統適性とは|指数の読み方と予想での使い方

血統適性とは|指数の読み方と予想での使い方

血統適性は、父・母父・兄弟姉妹が今回と同じような条件でどれだけ走ってきたかから、その馬に今回の条件が合うかを0〜100で表したものです。

うまめんつ.comの出馬表の指数タブには、血統適性のほかに適性信頼度と条件替わりの列が並びます。それぞれの指数の読み方を整理してお伝えします。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

血統適性とは

血統適性は、父・母父・兄弟姉妹が、今回と同じ芝ダート・馬場・距離に近いレースで、能力以上の走りをしてきたかを集計した指数です。同じ父の馬でも、今回の条件によって値が変わります。

走った速さや戦ってきた相手は入っていません。その馬自身の成績ではなく、血統から見た条件の向き不向きを表す指数です。そのため、レースで走った記録が少ない馬ほど、ほかの指数より頼りになります。

指数の読み方

指数タブの列は3つです。

  • 血統適性:今回の条件への向き不向き(100が最も向いている)
  • 適性信頼度:参考にした産駒・兄弟の数(Aが最も多い)
  • 条件替わり:前走から条件が替わったときに、この血統が普段より走る側か落とす側かを5段階で表したもの

血統適性の帯ごとの3着以内率は以下の表のとおりです。

血統適性3着以内率同じ人気の
馬の平均
差
1〜2012.8%14.7%−1.9
21〜4019.3%19.5%−0.2
41〜6021.8%21.9%−0.1
61〜8024.6%24.0%+0.6
81〜9027.2%26.6%+0.5
91〜10033.5%31.1%+2.4

※「同じ人気の馬の平均」は、例えば、血統適性91〜100の馬が1番人気なら過去の1番人気、2番人気なら過去の2番人気というように、人気をそろえて比較した3着以内率です。

91以上の馬の3着以内率は33.5%、20以下の馬は12.8%です。ただし血統適性が高い馬は人気にもなっていて、同じ人気の馬の平均と比べると、差は91以上で+2.4%、20以下で−1.9%にとどまります。

適性信頼度は、数字の裏付けになった産駒・兄弟の数です。

条件替わりは、前走から芝ダートや良・道悪が替わったときに記号が付きます。芝からダートへ替わる馬で、++の馬は3着以内率が17.6%、−−の馬は12.7%でした。

予想での使い方

レース内の順位ごとの成績は次の通りです。

血統適性の順位勝率3着以内率同じ人気の
馬との差
1位13.4%35.0%+2.6
2位11.8%31.3%+2.1
3位9.8%28.7%+1.3
4位8.9%26.6%+0.7
5位8.3%25.8%+0.8
6位以下5.5%17.5%−0.9

血統適性1位の馬の3着以内率は35.0%ですが、同じ人気の馬と比べた差は+2.6%です。1番人気でも4〜6番人気でも、1位の馬は同じ人気帯の全馬を3〜6%上回る程度です。

血統適性は、単独より強さの指数と重ねて使います。対戦レーティング1位の馬のうち、血統適性40以下の馬は3着以内率57.0%、81以上の馬は63.6%でした。特にダートでは差が大きく、対戦レーティング1位で血統適性40以下の場合は3着以内率55.3%に対して、81以上なら65.4%に上がります。

また、ダートでは人気馬の信頼度を測ることにも使えます。ダートの1番人気は、血統適性20以下なら3着以内率は58.5%、91以上なら72.2%でした。

得意な場面・苦手な場面

血統適性1位の馬の成績を、場面ごとに分けました。

場面1位の馬3着以内率同じ人気の
馬との差
全体9,30235.0%+2.6
芝4,64935.7%+2.0
ダート4,65334.2%+3.3
〜1400m3,33130.6%+0.7
1500〜1800m4,09038.3%+4.2
1900〜2200m1,47236.1%+3.2
2300m〜40933.0%+1.4
2歳戦1,60347.3%+7.4
新馬戦82348.2%+6.5
未勝利3,29734.9%+3.1
1勝クラス2,56433.9%+2.5
2勝クラス1,28732.7%+0.5
3勝クラス59032.0%+2.2
オープン・L38233.5%+3.4
重賞35927.3%−1.9
キャリア1〜3走2,64038.0%+3.5
キャリア4〜9走2,88338.1%+2.6
キャリア10走以上2,58026.5%+0.9
稍重〜不良2,37134.1%+2.5

※キャリアは今回より前に走ったレースの数(キャリア1〜3走は2〜4戦目)。

得意なのは2歳戦とキャリアの浅い馬です。2歳戦の血統適性1位は3着以内率47.3%で、同じ人気の馬より7.4%高くなります。2〜4戦目の馬でも+3.5%です。走った記録が少ない馬ほど、血統の情報が効く、という形です。新馬戦でも血統適性は効いていて、新馬戦の血統適性1位は3着以内率48.2%です。

苦手なのは重賞とキャリアの長い馬です。重賞の血統適性1位は3着以内率27.3%で、人気と比べても差がありません。10走以上走っている馬も+0.9%で、ほとんど差が出ません。走った記録が多い馬は、血統よりもその馬自身の成績の方が当てになります。

まとめ

  • 強さではなく条件の向き不向き:血統適性1位の馬の3着以内率は35.0%ですが、同じ人気の馬との差は3%ほどです。
  • 低い馬を割り引く:血統適性20以下の馬は3着以内率が12.8%で、同じ人気の馬の平均を下回ります。
  • 強さの指数と重ねる:ダートでは、対戦レーティング1位の馬が血統適性81以上なら3着以内率65.4%、40以下なら55.3%です。
  • 得意と苦手:2歳戦・キャリアの浅い馬・ダートで力を発揮する指数ですが、重賞とキャリア10走以上ではほとんど効きません。

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