関屋記念2026|過去10年のデータと傾向

関屋記念2026|過去10年のデータと傾向

関屋記念は、新潟芝1600mで行われる3歳以上のハンデ戦のGⅢレースです。旧新潟競馬場があった地名「関屋」を残すために1966年に創設された重賞で、現在は夏のマイル重賞4戦で争うサマーマイルシリーズの1戦です。1983年から別定戦で行われてきましたが、2025年に再びハンデ戦となりました。2022年の勝ち馬ウインカーネリアンは、のちに2025年のスプリンターズステークスを制しています。

過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭は4番人気以内で、単勝10倍以上で勝ったのは2017年のマルターズアポジー(7番人気)だけです。1番人気も4勝、3着以内8回と崩れることが少なく、上位人気の馬が結果を出しています。一方で2着には単勝10倍以上の馬が7回入っており、相手には人気薄も絡んでいます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
関屋記念
主な施行条件
新潟芝1600
1番人気の複勝率
80%(8/10回)
集計
過去10回(2016〜2025年)

まず押さえる特徴

11番人気は3着以内8回
4勝・3着4回で、着外は2回だけです。新潟芝1600m全体の1番人気の複勝率は63%です。
2勝ち馬10頭のうち9頭が4番人気以内
単勝10倍以上で勝ったのは2017年のマルターズアポジーだけですが、2着には10倍以上の馬が7回入っています。
37歳以上の27頭は3着以内なし
7歳の25頭、8歳以上の2頭がすべて4着以下でした。

過去の勝ち馬とステップレース

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025カナテープ1人気府中牝馬ステークス(GⅢ) 2着
2024トゥードジボン3人気米子ステークス 1着
2023アヴェラーレ4人気京王杯スプリングカップ(GⅡ) 4着
2022ウインカーネリアン1人気米子ステークス 1着
2021ロータスランド4人気中京記念(GⅢ) 5着
2020サトノアーサー4人気エプソムカップ(GⅢ) 6着
2019ミッキーグローリー1人気マイルチャンピオンシップ(GⅠ) 5着
2018プリモシーン1人気NHKマイルカップ(GⅠ) 5着
2017マルターズアポジー7人気七夕賞(GⅢ) 11着
2016ヤングマンパワー3人気多摩川ステークス 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
中京記念1-6-1-2326%
米子ステークス2-1-1-1029%
エプソムカップ1-0-2-1319%
NHKマイルカップ1-0-1-433%
ヴィクトリアマイル0-1-1-625%
安田記念0-1-1-625%

前走の着順から見る傾向

前走の着順ごとの成績です。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着3-1-2-1726%
前走2〜3着1-2-3-2023%
前走4〜5着4-3-2-1932%
前走6〜9着1-1-2-2812%
前走10着以下1-4-0-548%

前走で勝ち切れていなかった馬の巻き返しが目立ち、前走4〜5着から4勝しています。2018年のプリモシーン(NHKマイルカップ5着)と2019年のミッキーグローリー(マイルチャンピオンシップ5着)のように、GⅠで掲示板に載っていた馬も勝っています。一方、前走10着以下からの勝ち馬は1頭だけです。

コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。

前走の着差(勝ちタイムとの差)
区分複勝率
前走を勝利371頭31%
前走0.3秒差以内で敗戦376頭38%
前走0.4〜0.8秒差743頭23%
前走0.9秒差以上の敗戦1626頭13%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速336頭31%
前走 上がり2〜3位578頭29%
前走 上がり4位以下2137頭17%
前走の脚質(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
前走 逃げ・先行745頭27%
前走 好位859頭23%
前走 中団800頭20%
前走 後方680頭13%

※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、関屋記念固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。

人気の信頼度と2〜3着の荒れ方

過去10年の1番人気は4勝、3着以内を外したのは2回だけです。単勝オッズは10年のうち9回が3倍台後半から4倍台で、抜けた人気馬がいない年でも1番人気はしっかり上位に来ています。

コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での人気別の複勝率です。

人気別
区分複勝率
1番人気287頭63%
2〜3番人気574頭48%
4〜6番人気861頭27%
7番人気以下2522頭7%

脚質の傾向

過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。

逃げ・先行
14頭
好位
8頭
中団
2頭
後方
6頭
過去10回の3着以内・計30頭の脚質内訳。
コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。

脚質別(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
逃げ・先行1110頭27%
好位1122頭26%
中団1022頭18%
後方990頭9%

新潟芝1600mは前に行った馬ほど好走するコースで、関屋記念でも3着以内のおよそ半数は逃げ・先行の馬です。ただし、中団から3着以内に入ったのは38頭中2頭だけで、勝ち馬は2019年のミッキーグローリー、2020年のサトノアーサー、2025年のカナテープと後方からも3頭出ています。前で運ぶか、後ろから外回りの長い直線にかけるかで、結果がはっきり分かれています。

枠順の傾向

内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)3-3-5-6614%
外枠(5-8)7-8-4-7221%

勝ち馬10頭のうち7頭は外枠からです。

コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での枠順別の複勝率です。

枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1873頭18%
外枠(5〜8枠)2371頭22%

ペース・ラップ

12.5
1F
10.9
2F
11.4
3F
11.7
4F
11.6
5F
11.3
6F
11.1
7F
11.8
8F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟芝1600・10レース)。棒が高いほど速い。
コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(287レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.0秒、終い3ハロンは11.4秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。

12.7
1F
11.2
2F
12.0
3F
12.4
4F
12.2
5F
11.4
6F
11.0
7F
11.9
8F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟芝1600m全体・287レース)。棒が高いほど速い。

2F目のあとも11秒台が続き、新潟芝1600m全体では12秒台に緩む3〜5F目でも流れが落ちません。道中で息が入りにくく、速い流れを最後まで保つ力が問われるラップです。

年齢別の傾向

出走馬を馬齢で分けた成績です。

馬齢着別度数複勝率
3歳1-0-1-722%
4歳2-3-2-2820%
5歳4-6-5-4923%
6歳3-2-1-2718%
7歳0-0-0-250%
8歳以上0-0-0-20%

5歳が4勝で最多の一方、7歳以上は27頭がすべて4着以下です。

好走している父系(父の父=祖父)

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系3-5-4-5119%
キングカメハメハ系2-3-0-1525%
コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。

父系(父の父)別
区分着別度数複勝率
グラスワンダー系7-11-5-4037%
シンボリクリスエス系16-15-9-11326%
スクリーンヒーロー系8-9-5-6525%
ネオユニヴァース系5-7-8-6025%
キングカメハメハ系40-37-36-35124%
サンデーサイレンス系65-62-65-62224%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。

好走が目立つクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ストームキャット 3×46-7-6-2840%
ヌレイエフ 5×47-7-16-7529%
ストームバード 4×54-6-4-3727%
サドラーズウェルズ 4×59-3-6-4827%

苦戦しているクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ロベルト 5×44-2-2-4715%
ニアークティック 5×53-3-5-5816%

新潟芝1600mではストームキャット3×4のクロスを持つ馬が好成績で、注目したいクロスです。一方、ロベルト5×4は好走率で見劣ります。

好走が多い騎手

過去10年の主な騎手の成績です。

騎手着別度数複勝率
戸崎圭太3-0-1-544%
ルメール1-1-1-260%
三浦皇成1-1-0-529%
松若風馬0-1-1-0100%
菅原明良0-2-0-340%
津村明秀0-2-0-722%
コース全体(参考)

新潟芝1600m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,244頭)での複勝率の高い騎手です。

騎手別
区分着別度数複勝率
戸崎圭太27-13-12-6345%
M.デム9-10-11-5038%
吉田隼人9-10-4-4037%
北村宏司6-9-9-4336%
津村明秀13-18-17-10531%
田辺裕信10-10-7-6131%

戸崎圭太騎手が9回の騎乗で3勝しています。新潟芝1600m全体でも複勝率45%を残しており、このコースを得意にしている騎手です。

まとめ

  • 勝ち馬10頭のうち9頭が4番人気以内。1番人気は4勝、3着以内8回。
  • 2着には単勝10倍以上の馬が7回。
  • 4コーナー中団の38頭は3着以内2頭。後方からは3勝。
  • 7歳以上の27頭は3着以内なし。

本記事の数字は過去の実測値です(関屋記念の過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。