新潟記念2026|過去10年のデータと傾向

新潟記念2026|過去10年のデータと傾向

新潟記念は、新潟芝2000m(外回り)で行われるGⅢレースです。夏の新潟開催を締めくくる重賞として親しまれ、2025年からは従来のハンデ戦から別定戦に変更されました。2018年の勝ち馬ブラストワンピースは、その年の有馬記念も制しています。

過去10年の3着以内30頭のうち12頭は、4コーナーを後方で回った馬です。外回りの長い直線を生かした差し・追い込みがよく決まっています。また、前走でGⅠを走って5着以内だった馬は5頭だけですが、そのうち4頭が勝っています。

三連複の万馬券は過去10年で7回あり、高配当になる年が多くなっています。

新潟記念は過去10年(2016〜2025年)すべて新潟・芝2000m(外回り)で施行されており、開催場・距離の変更はありません。2024年まではハンデ戦で、2025年から負担重量が別定になりました(過去10年はハンデ戦9回・別定戦1回)。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
新潟記念
主な施行条件
新潟芝2000
1番人気の複勝率
50%(5/10回)
集計
過去10回(2016〜2025年)

まず押さえる特徴

1後方の39頭から3着以内12頭
新潟芝2000m全体の後方の複勝率は12%ですが、新潟記念では31%です。
2前走GⅠで5着以内の5頭から4勝
2018年のブラストワンピースと2023年のノッキングポイントは、どちらも日本ダービー5着からの勝利でした。
31番人気は1勝
勝ったのは2018年のブラストワンピースだけです。三連複の万馬券は7回出ています。

過去の勝ち馬とステップレース

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025シランケド2人気ヴィクトリアマイル(GⅠ) 3着
2024シンリョクカ8人気福島牝馬ステークス(GⅢ) 競走中止
2023ノッキングポイント2人気東京優駿(GⅠ) 5着
2022カラテ10人気安田記念(GⅠ) 16着
2021マイネルファンロン12人気函館記念(GⅢ) 14着
2020ブラヴァス2人気七夕賞(GⅢ) 2着
2019ユーキャンスマイル2人気天皇賞(春)(GⅠ) 5着
2018ブラストワンピース1人気東京優駿(GⅠ) 5着
2017タツゴウゲキ6人気小倉記念(GⅢ) 1着
2016アデイインザライフ2人気常総ステークス 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
小倉記念1-0-3-1521%
七夕賞1-2-1-1422%
東京優駿2-0-0-250%
函館記念1-1-0-918%
天皇賞(春)1-1-0-340%
ジューンステークス0-1-1-167%

前走別では七夕賞組と小倉記念組の出走が多いものの、勝ち馬は1頭ずつです。東京優駿(日本ダービー)組は4頭と少ないながら、2018年のブラストワンピースと2023年のノッキングポイントが、ともにダービー5着から勝っています。

前走の着順から見る傾向

前走の着順ごとの成績です。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-4-2-2822%
前走2〜3着2-2-4-2029%
前走4〜5着3-0-1-1620%
前走6〜9着0-2-2-3012%
前走10着以下2-2-1-3512%

前走GⅠ組の強さが目立ち、2022年のカラテは安田記念16着からの勝利でした。一方、前走GⅢで大敗していた馬は苦戦しており、同じ大敗でもGⅠ組とGⅢ組とでは結果が分かれています。

コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。

前走の着差(勝ちタイムとの差)
区分複勝率
前走を勝利291頭37%
前走0.3秒差以内で敗戦370頭40%
前走0.4〜0.8秒差858頭28%
前走0.9秒差以上の敗戦1947頭14%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速312頭40%
前走 上がり2〜3位656頭33%
前走 上がり4位以下2415頭17%
前走の脚質(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
前走 逃げ・先行826頭29%
前走 好位886頭24%
前走 中団879頭21%
前走 後方857頭16%

※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、新潟記念固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。

人気の信頼度と2〜3着の荒れ方

過去10年の1番人気は1勝だけです。勝ったのは2018年のブラストワンピース(1.8倍)で、2019年のレイエンダと2020年のワーケアは10着、2021年のザダルは13着に敗れています。

2021年のマイネルファンロン(12番人気)、2022年のカラテ(10番人気)と、二桁人気の勝ち馬も2頭います。

コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での人気別の複勝率です。

人気別
区分複勝率
1番人気271頭62%
2〜3番人気541頭49%
4〜6番人気811頭28%
7番人気以下2052頭8%

脚質の傾向

過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。

逃げ・先行
7頭
好位
4頭
中団
7頭
後方
12頭
過去10回の3着以内・計30頭の脚質内訳。

2018年は1〜3着がすべて後方からの馬でした。反対に好位の馬は好走率が低く、先行勢を見る位置にいた馬が苦戦しています。

コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。

脚質別(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
逃げ・先行976頭30%
好位1021頭27%
中団827頭18%
後方851頭12%

新潟芝2000m全体では前に行った馬が有利ですが、新潟記念は後方の複勝率が31%まで上がり、コース全体とは逆の傾向です。

枠順の傾向

内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)6-3-3-5717%
外枠(5-8)4-7-7-7320%
コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での枠順別の複勝率です。

枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1617頭21%
外枠(5〜8枠)2058頭23%

ペース・ラップ

平均ラップを見ると、前半5Fが59.8秒、後半5Fが58.4秒。5〜6F目に一度緩み、残り600mから速くなります。

12.9
1F
11.1
2F
11.7
3F
11.9
4F
12.2
5F
12.3
6F
11.9
7F
11.3
8F
11.1
9F
11.8
10F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟芝2000・10レース)。棒が高いほど速い。
コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(269レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.1秒、終い3ハロンは11.8秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。

12.8
1F
11.3
2F
12.1
3F
12.5
4F
12.5
5F
12.4
6F
12.2
7F
11.8
8F
11.5
9F
12.1
10F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟芝2000m全体・269レース)。棒が高いほど速い。

新潟芝2000m全体より前半が1.4秒速く、全体に締まった流れになりやすいレースです。

年齢別の傾向

出走馬を馬齢で分けた成績です。

馬齢着別度数複勝率
3歳2-1-1-450%
4歳3-3-3-2626%
5歳3-3-3-4517%
6歳2-1-0-2411%
7歳0-1-3-2315%
8歳以上0-1-0-811%

3歳は出走が8頭と少ないものの、2勝を含む4頭が3着以内に入っています。7歳以上の勝ち馬はいません。

馬体重の傾向

当日の馬体重ごとの成績です。

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-0-0-90%
440〜449kg0-0-0-60%
450〜459kg1-0-1-918%
460〜469kg0-1-2-2112%
470〜479kg1-3-3-1630%
480〜489kg1-3-0-2116%
490〜499kg3-1-2-2420%
500〜509kg0-0-0-130%
510〜519kg1-2-0-730%
520kg以上3-0-2-456%
コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での馬体重別の複勝率です。

馬体重別
区分複勝率
439kg以下738頭20%
440〜449kg421頭21%
450〜459kg446頭20%
460〜469kg482頭24%
470〜479kg451頭22%
480〜489kg400頭24%
490〜499kg305頭27%
500〜509kg187頭23%
510〜519kg127頭27%
520kg以上118頭19%

好走している父系(父の父=祖父)

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系3-6-5-6218%
Kingmambo系2-2-1-742%
コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。

父系(父の父)別
区分着別度数複勝率
ネオユニヴァース系6-13-6-6229%
シンボリクリスエス系7-13-10-7728%
キングカメハメハ系37-29-33-26028%
Kingmambo系11-5-10-7227%
Dansili系16-8-16-12325%
ステイゴールド系24-26-26-23924%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。

好走が目立つクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ノーザンテースト 4×422-9-12-11128%
ロベルト 4×45-7-8-5427%

苦戦しているクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ダンジグ 5×53-3-4-5914%
ニアークティック 5×55-1-3-4716%

新潟芝2000mでは、ノーザンテースト4×4のクロスを持つ馬が出走数も多く好成績。一方、ダンジグ5×5は好走率で見劣ります。

好走が多い騎手

過去10年の主な騎手の成績です。

騎手着別度数複勝率
M.デム1-3-0-357%
菅原明良1-0-2-260%
横山典弘1-0-1-250%
荻野極0-1-1-167%
石橋脩0-2-0-722%
コース全体(参考)

新潟芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,675頭)での複勝率の高い騎手です。

騎手別
区分着別度数複勝率
M.デム14-12-3-2653%
荻野極4-8-8-3536%
丹内祐次9-9-12-5436%
戸崎圭太14-9-7-5934%
菅原明良6-6-14-5233%
石橋脩6-10-12-6331%

騎手ではM.デムーロ騎手が7回の騎乗で3着以内4回。菅原明良騎手は、騎乗馬の平均が9.0番人気ながら5回の騎乗で3着以内3回です。

まとめ

  • 4コーナー後方の39頭から12頭が3着以内。好位の46頭は3着以内4頭。
  • 前走でGⅠを5着以内だった5頭のうち4頭が勝利。
  • 1番人気の勝利は2018年の1回だけ。二桁人気の勝ち馬が2頭。
  • 三連複の万馬券は7回。

本記事の数字は過去の実測値です(新潟記念の過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。