シリウスステークス2026|過去10年のデータと傾向

シリウスステークス2026|過去10年のデータと傾向

シリウスステークスは、阪神ダート2000mで行われる3歳以上のハンデ戦のGⅢレースです。秋のダート路線でチャンピオンズカップへ向かう前哨戦の一つで、過去10年の勝ち馬からはオメガパフューム、カフェファラオ、ジュンライトボルトの3頭が、その後GⅠを制しています。2022年のジュンライトボルトは、ここを勝って同じ年のチャンピオンズカップも勝ちました。

過去10年の勝ち馬10頭のうち4頭は単勝10倍以上でした。2017年のメイショウスミトモは11番人気での勝利です。勝ち馬の前走は幅広く、BSN賞とジャパンダートダービーがそれぞれ2勝。特定のレースに集中しているわけではありません。

三連複の万馬券は過去10年で5回でした。

シリウスステークスは過去10年のうち2020〜2022年と2024年の4回が中京・ダート1900m、残る6回が阪神・ダート2000mで行われました。枠順と平均ラップは阪神の6回だけで集計し、人気や前走などはすべての年を対象にしています。

施行時期は9月末から10月初めで変わっていません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
シリウスステークス
主な施行条件
阪神ダ2000
1番人気の複勝率
40%(4/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走148頭

過去10年の要点

13着以内30頭のうち13頭が単勝10倍以上
50倍以上の56頭からも1勝・3着2回があります。
2前走10着以下は25頭で3着以内1頭
前走6〜9着の44頭からは4勝しています。
33着以内30頭のうち16頭が逃げ・先行
中団から3着以内に入ったのは41頭中1頭でした。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ホウオウルーレット8人気BSN賞 2着
2024ハギノアレグリアス5人気平安ステークス(GⅢ) 7着
2023ハギノアレグリアス1人気帝王賞(JpnⅠ) 4着
2022ジュンライトボルト4人気BSN賞 1着
2021サンライズホープ4人気プロキオンステークス(GⅢ) 6着
2020カフェファラオ1人気ジャパンDダービー(JpnⅠ) 7着
2019ロードゴラッソ6人気マーキュリーC(JpnⅢ) 4着
2018オメガパフューム2人気ジャパンDダービー(JpnⅠ) 2着
2017メイショウスミトモ11人気ラジオ日本賞 7着
2016マスクゾロ1人気ジュライステークス 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
BSN賞2-2-3-1532%
ジャパンDダービー2-0-0-433%
平安ステークス1-0-1-625%
帝王賞1-0-1-167%
エルムステークス0-1-1-820%
三宮ステークス0-2-0-250%

前走別ではBSN賞組が好成績で、ジャパンダートダービー組からも2頭の勝ち馬が出ています。そのほかにも平安ステークスや帝王賞など、好走馬の前走は幅広く、ローテーションだけで評価を絞るのは難しそうです。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-6-3-2729%
前走2〜3着2-1-1-1324%
前走4〜5着2-2-3-1630%
前走6〜9着4-1-2-3716%
前走10着以下0-0-1-244%

前走で6〜9着に敗れていた馬からも4頭が勝っています。一方、10着以下からの巻き返しは少なく、前走で大きく負けていた馬は苦戦しています。重賞以外からの参戦馬にもチャンスがあるレースです。

コース全体(参考)

比較用に、阪神ダート2000mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、2,600頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がシリウスステークスとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利266頭35%
前走0.3秒差以内で敗戦184頭47%
前走0.4〜0.8秒差458頭33%
前走0.9秒差以上の敗戦1656頭17%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速273頭38%
前走 上がり2〜3位431頭33%
前走 上がり4位以下1797頭20%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行620頭33%
前走 好位658頭26%
前走 中団677頭21%
前走 後方609頭14%

1番人気

過去10年の1番人気は3勝、3着以内は4回。1番人気でも単勝3〜4倍台の年が多く、圧倒的な人気馬は少ないレースです。2020年のカフェファラオは1.7倍の支持に応えて勝っています。2021年のゴッドセレクション(4.0倍)は16着でした。

年1番人気単勝オッズ着順
2016マスクゾロ3.6倍1着
2017マスクゾロ3.9倍7着
2018グレイトパール2.9倍11着
2019タイムフライヤー3.5倍6着
2020カフェファラオ1.7倍1着
2021ゴッドセレクション4.0倍16着
2022ハヤブサナンデクン3.5倍7着
2023ハギノアレグリアス3.1倍1着
2024オメガギネス2.8倍2着
2025テーオーパスワード2.0倍7着
コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の人気別
区分複勝率
1番人気204頭67%
2〜3番人気407頭46%
4〜6番人気612頭26%
7番人気以下1377頭9%

阪神ダート2000m全体では、1番人気が3着以内に入る割合は67%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台1-0-0-0100%
2倍台0-1-0-233%
3〜4倍台3-2-1-843%
5〜9倍台2-2-5-1932%
10〜19倍台2-3-2-1335%
20〜49倍台1-2-0-2312%
50倍以上1-0-2-535%

単勝10倍以上の馬が過去10年で4勝しており、人気薄にも十分チャンスがあります。特に10倍台の馬は好走が多く、穴馬を狙うなら注目したいところです。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台51頭75%
2倍台116頭72%
3〜4倍台247頭51%
5〜9倍台406頭36%
10〜19倍台417頭23%
20〜49倍台517頭17%
50倍以上846頭4%

脚質とラップ

逃げ・先行
16頭
好位
10頭
中団
1頭
後方
3頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行672頭45%
好位721頭28%
中団616頭13%
後方591頭5%

阪神ダート2000m全体では逃げ・先行の複勝率が45%と高く、後ろの位置ほど成績が下がります。シリウスステークスの過去10年でも、3着以内30頭のうち16頭は4コーナーで逃げ・先行の位置にいました。

中団からの好走は少ないものの、後方からの追い込みも何度か決まっています。前に行く馬が中心ですが、差し馬も侮れません。

12.7
1F
11.2
2F
11.4
3F
13.3
4F
12.5
5F
12.6
6F
12.6
7F
12.2
8F
12.1
9F
12.8
10F
シリウスステークス阪神ダ2000で行われた6回の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.8
1F
11.4
2F
11.8
3F
13.7
4F
12.9
5F
12.8
6F
12.7
7F
12.6
8F
12.5
9F
13.1
10F
阪神ダート2000m全体(204レース)の平均ラップ。

阪神で行われた6回の平均ラップは、前半5Fが61.1秒、後半5Fが62.3秒でした。4F目に13.3秒まで落ち、5F目以降は12秒台が続きます。

阪神ダート2000m全体と比べると前半・後半とも1秒以上速く、重賞らしく速い時計で決着しています。前半の方が速くなる流れはコース全体と共通しています。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)4-1-2-3118%
外枠(5-8)2-5-4-3623%

阪神開催では内枠から4頭、外枠から2頭の勝ち馬が出ています。ただし、3着以内では外枠の方が多く、枠順による明確な有利不利はなさそうです。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1148頭23%
外枠(5〜8枠)1452頭24%

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳2-1-0-827%
4歳2-1-3-2023%
5歳2-5-5-4023%
6歳3-1-2-2420%
7歳1-1-0-1711%
8歳以上0-1-0-910%

勝ち馬の年齢は3歳から7歳まで幅広く、6歳馬が最多の3勝。7歳以上からも勝ち馬が出ており、ベテラン勢も十分に通用しています。年齢だけで大きく評価を下げる必要はなさそうです。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
440〜449kg0-0-0-10%
450〜459kg1-0-0-517%
460〜469kg0-1-1-1115%
470〜479kg3-2-1-1135%
480〜489kg0-4-1-2020%
490〜499kg3-2-2-1630%
500〜509kg0-1-2-1517%
510〜519kg1-0-0-137%
520kg以上2-0-3-2616%

当日の馬体重による好走率の差は小さく、馬格はそこまで気にしなくてもよさそうです。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下65頭20%
440〜449kg82頭15%
450〜459kg133頭23%
460〜469kg231頭19%
470〜479kg352頭25%
480〜489kg367頭26%
490〜499kg406頭24%
500〜509kg313頭22%
510〜519kg260頭23%
520kg以上391頭27%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減1-3-0-3311%
増減3kg以内8-5-4-5324%
4kg以上増1-2-6-3222%

前走から4kg以上馬体重を減らしていた馬は苦戦しています。コース全体では増減による差がほとんどなく、シリウスステークスでは馬体減に注意したいところです。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の増減別
区分複勝率
4kg以上減778頭24%
増減3kg以内1138頭23%
4kg以上増663頭24%

血統

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系2-5-1-2524%
ディープインパクト系2-1-1-833%

父系ではサンデーサイレンス系の出走が最も多く、ディープインパクト系も2勝しています。ダートの重賞ですが、サンデーサイレンスの血を引く馬も結果を残しており、父系だけで単純に取捨を決めるのは難しそうです。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の父系
区分着別度数複勝率
ハーツクライ系5-13-6-4137%
フジキセキ系6-7-9-4732%
ディープインパクト系20-18-19-13230%
Kingmambo系17-12-11-9330%
ステイゴールド系11-6-8-6827%
キングカメハメハ系24-27-21-20926%

クロス

クロスは阪神ダート2000m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
リファール 5×510-11-5-6329%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ダンジグ 5×51-3-1-3712%
ターントゥ 5×52-2-2-4113%
ニジンスキー 5×42-2-3-3417%

阪神ダート2000mではリファール5×5のクロスを持つ馬が好成績で、注目したい血統です。一方、ダンジグ5×5は複勝率12%にとどまっています。

騎手

騎手着別度数複勝率
岩田望来2-0-0-340%
ルメール1-0-1-167%
団野大成0-1-1-167%
松山弘平0-1-1-820%

騎手では岩田望来騎手が5回の騎乗で2勝と好成績。騎乗馬の平均は6.6番人気で、2024年のハギノアレグリアス(5番人気1着)のように、人気以上の着順に持ってきたケースもあります。一方、最も騎乗回数の多い松山弘平騎手は10回騎乗して勝ち星がなく、2着と3着がそれぞれ1回です。

コース全体(参考)
阪神ダート2000m全体の騎手
区分着別度数複勝率
川田将雅12-15-10-3750%
武豊6-6-10-3142%
岩田望来17-8-7-4840%
坂井瑠星10-5-10-3939%
松山弘平11-11-16-6736%
鮫島克駿10-6-3-4231%

まとめ

  • 勝ち馬10頭のうち4頭が単勝10倍以上。2017年は11番人気の勝利。
  • 勝ち馬の前走は8レースに分かれ、2頭ずつはBSN賞とジャパンDダービー。
  • 前走10着以下の25頭は3着以内1頭。
  • 3着以内30頭のうち16頭が4コーナーで逃げ・先行。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。