京都大賞典2026|過去10年のデータと傾向

京都大賞典2026|過去10年のデータと傾向

京都大賞典は、京都芝2400mで行われる3歳以上のGⅡレースです。1966年に創設され、翌1967年から芝2400mで行われている重賞で、勝ち馬には天皇賞(秋)の優先出走権が与えられます。過去10年では、2016年のキタサンブラックと2022年のヴェラアズールがこのレースを勝ち、同じ年のジャパンカップも制しています。

京都で行われた過去8回は内枠の馬がよく走っており、勝ち馬8頭のうち6頭、3着以内24頭のうち16頭が1〜4枠でした。京都芝2400m全体では内枠と外枠の差がほとんどなく、このレースで目立つデータです。前走では宝塚記念組が29頭中12頭の3着以内と、ほかの前走組を上回っています。

京都大賞典は過去10年のうち、京都競馬場で開催のなかった2021・2022年の2回が阪神・芝2400mで行われ、残る8回が京都・芝2400m(外回り)です。枠順と平均ラップは京都の8回だけで集計し、人気や前走などはすべての年を対象にしています。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
京都大賞典
主な施行条件
京都芝2400
1番人気の複勝率
60%(6/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走139頭

過去10年の要点

1京都の3着以内24頭のうち16頭が内枠
外枠の63頭からは3着以内が8頭だけで、京都芝2400m全体では内外の差はほとんどありません。
2宝塚記念組は29頭中12頭が3着以内
3頭の勝ち馬も出ています。一方、前走10着以下の40頭は3着以内が3頭だけです。
31番人気は1勝、単勝20倍以上から3勝
勝ち馬の平均は5.0番人気で、三連複の万馬券も4回あります。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ディープモンスター5人気新潟記念(GⅢ) 3着
2024シュヴァリエローズ8人気目黒記念(GⅡ) 2着
2023プラダリア5人気新潟記念(GⅢ) 4着
2022ヴェラアズール2人気ジューンステークス 1着
2021マカヒキ9人気天皇賞(春)(GⅠ) 8着
2020グローリーヴェイズ3人気宝塚記念(GⅠ) 17着
2019ドレッドノータス11人気丹頂ステークス 5着
2018サトノダイヤモンド2人気宝塚記念(GⅠ) 6着
2017スマートレイアー4人気鳴尾記念(GⅢ) 2着
2016キタサンブラック1人気宝塚記念(GⅠ) 3着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
宝塚記念3-4-5-1741%
目黒記念1-1-2-1225%
新潟記念2-1-0-827%
天皇賞(春)1-2-0-1023%

前走では宝塚記念組が3勝を挙げ、好走率でもほかの前走組を上回っています。勝ち馬は2016年のキタサンブラックが3着、2018年のサトノダイヤモンドが6着、2020年のグローリーヴェイズが17着からの参戦で、春のグランプリで負けていた馬も巻き返しています。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着1-2-3-1529%
前走2〜3着4-1-0-1624%
前走4〜5着2-1-3-1726%
前走6〜9着2-6-2-2429%
前走10着以下1-0-2-378%

前走10着以下からの好走は少ないものの、GⅠ組には大敗から巻き返した馬もいます。前走6〜9着からも2頭が勝っており、特にGⅠ組は着順だけで評価を下げない方がよさそうです。

コース全体(参考)

比較用に、京都芝2400mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、1,524頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成が京都大賞典とは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利191頭42%
前走0.3秒差以内で敗戦204頭46%
前走0.4〜0.8秒差391頭29%
前走0.9秒差以上の敗戦694頭16%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速184頭43%
前走 上がり2〜3位317頭39%
前走 上がり4位以下969頭20%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行364頭30%
前走 好位395頭34%
前走 中団369頭24%
前走 後方350頭18%

1番人気

過去10年の1番人気は1勝、3着以内は6回です。勝ったのは2016年のキタサンブラック(1.8倍)だけで、2019年のグローリーヴェイズ(2.0倍)は6着、2024年のブローザホーン(2.6倍)は11着に敗れています。2着は3回あるものの、2017年以降は9年続けて1番人気が勝てていません。

年1番人気単勝オッズ着順
2016キタサンブラック1.8倍1着
2017シュヴァルグラン2.2倍3着
2018シュヴァルグラン2.2倍4着
2019グローリーヴェイズ2.0倍6着
2020キセキ3.5倍2着
2021アリストテレス3.6倍2着
2022ボッケリーニ3.2倍2着
2023ディープボンド4.0倍3着
2024ブローザホーン2.6倍11着
2025アドマイヤテラ3.1倍4着
コース全体(参考)
京都芝2400m全体の人気別
区分複勝率
1番人気135頭76%
2〜3番人気271頭55%
4〜6番人気404頭23%
7番人気以下714頭9%

京都芝2400m全体の1番人気は、複勝率76%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台1-0-0-0100%
2倍台1-0-1-433%
3〜4倍台0-3-2-456%
5〜9倍台4-3-3-1540%
10〜19倍台1-4-2-1927%
20〜49倍台2-0-0-267%
50倍以上1-0-2-417%

勝ち馬の平均は5.0番人気で、単勝20倍以上の馬が3勝しています。2019年のドレッドノータス(11番人気)、2021年のマカヒキ(9番人気)、2024年のシュヴァリエローズ(8番人気)と、人気薄の勝利も珍しくないレースです。

コース全体(参考)
京都芝2400m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台41頭83%
2倍台81頭74%
3〜4倍台157頭65%
5〜9倍台277頭38%
10〜19倍台258頭19%
20〜49倍台299頭12%
50倍以上411頭5%

脚質とラップ

逃げ・先行
8頭
好位
14頭
中団
6頭
後方
2頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
京都芝2400m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行400頭36%
好位427頭35%
中団335頭23%
後方362頭11%

3着以内30頭のうち22頭は、4コーナーで逃げ・先行か好位にいました。後方から届いたのは2頭だけで、前で運べる馬が中心のレースです。

12.8
1F
11.1
2F
11.7
3F
12.4
4F
12.5
5F
12.2
6F
12.4
7F
12.6
8F
11.9
9F
11.6
10F
11.5
11F
11.8
12F
京都大賞典京都芝2400で行われた8回の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.7
1F
11.4
2F
11.7
3F
12.8
4F
12.8
5F
12.6
6F
12.7
7F
12.7
8F
12.1
9F
11.9
10F
11.6
11F
12.0
12F
京都芝2400m全体(136レース)の平均ラップ。

京都で行われた8回は、4〜8F目を12秒台で進み、残り800mから11秒台のラップが4F続きます。前半・後半とも京都芝2400m全体より1秒以上速く、ゴールまで長く脚を使う力が問われる流れです。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)6-5-5-3233%
外枠(5-8)2-3-3-5513%
コース全体(参考)
京都芝2400m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)655頭28%
外枠(5〜8枠)869頭26%

京都で行われた8回では、勝ち馬8頭のうち6頭が内枠でした。外枠は63頭が出走して3着以内8頭にとどまり、京都芝2400m全体では内外の差がほとんどないことを考えると、このレースでは内枠の好走が目立ちます。

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳0-0-0-10%
4歳2-3-2-2423%
5歳3-3-4-3025%
6歳2-2-2-2619%
7歳2-2-2-1726%
8歳以上1-0-0-118%

勝ち馬は4歳から8歳まで幅広く、2017年は7歳牝馬のスマートレイアー、2021年は8歳のマカヒキが勝利しています。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-0-0-30%
440〜449kg0-0-0-50%
450〜459kg2-0-0-820%
460〜469kg2-0-1-1418%
470〜479kg2-3-3-2326%
480〜489kg0-2-3-1426%
490〜499kg0-2-1-1517%
500〜509kg1-1-2-1127%
510〜519kg2-1-0-730%
520kg以上1-1-0-918%
コース全体(参考)
京都芝2400m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下152頭17%
440〜449kg89頭28%
450〜459kg146頭24%
460〜469kg159頭30%
470〜479kg215頭29%
480〜489kg191頭25%
490〜499kg175頭25%
500〜509kg151頭28%
510〜519kg99頭36%
520kg以上147頭31%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減3-0-0-2810%
増減3kg以内3-5-7-3729%
4〜9kg増3-4-3-2926%
10kg以上増1-1-0-1412%

前走から4kg以上馬体重を減らしていた31頭は、3着以内が3頭だけでした。ただし、その3頭はいずれも勝ち馬で、2019年のドレッドノータスは12kg減での勝利です。

コース全体(参考)
京都芝2400m全体の増減別
区分複勝率
4kg以上減316頭23%
増減3kg以内666頭29%
4〜9kg増380頭27%
10kg以上増154頭27%

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系8-0-2-4219%
キングカメハメハ系0-3-2-936%
Kingmambo系0-2-1-730%
ステイゴールド系0-0-3-1220%

父系ではサンデーサイレンス系が8勝と圧倒的です。一方、2着はなく、3着も2回だけと、勝ち馬の多さが目立つ結果になっています。

コース全体(参考)
京都芝2400m全体の父系
区分着別度数複勝率
Dansili系7-11-7-4934%
ディープインパクト系19-16-19-11632%
サンデーサイレンス系52-38-40-33328%
ステイゴールド系9-10-18-9528%
Kingmambo系9-5-7-5528%

クロス

クロスは京都芝2400m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
リファール 5×56-6-8-4232%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
レイズアネイティヴ 5×53-6-7-7817%
ミスタープロスペクター 4×512-16-10-14221%
サンデーサイレンス 3×39-12-12-12121%

京都芝2400mではリファール5×5を持つ馬が好成績です。一方、サンデーサイレンス3×3は出走数が多いものの、好走率では見劣ります。

騎手

騎手着別度数複勝率
浜中俊1-3-1-362%
池添謙一1-2-0-730%
武豊2-0-0-0100%
川田将雅2-0-0-529%
岩田康誠0-2-0-340%
M.デム0-1-1-433%

騎手では浜中俊騎手が1勝・2着3回で、2025年はディープモンスター(5番人気)で勝っています。武豊騎手は2016年のキタサンブラックと2017年のスマートレイアーの2回の騎乗で、どちらも勝利に導きました。

コース全体(参考)
京都芝2400m全体の騎手
区分着別度数複勝率
川田将雅16-6-10-2358%
松山弘平7-7-8-4433%
和田竜二7-7-6-4531%

まとめ

  • 京都の8回は内枠から6勝。外枠の63頭は3着以内が8頭だけ。
  • 宝塚記念組は29頭中12頭が3着以内で3勝。
  • 前走10着以下の40頭は、3着以内が3頭にとどまる。
  • 1番人気は1勝、単勝20倍以上から3勝。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。