サウジアラビアロイヤルカップ2026|過去10年のデータと傾向

サウジアラビアロイヤルカップ2026|過去10年のデータと傾向

サウジアラビアロイヤルカップは、東京芝1600mで行われる2歳馬によるGⅢレースです。2014年に「いちょうステークス」として始まり、翌年から今の名前で行われています。過去10年の勝ち馬からはダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモアの4頭がその後GⅠを勝っており、グランアレグリア以外の3頭は同じ年の朝日杯フューチュリティステークスを制しています。

過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭が前走新馬戦でした。残る1頭の2016年ブレスジャーニーも前走は未勝利戦の1着で、10頭とも前走を勝っています。

勝ち馬はすべて3番人気以内で、三連複の万馬券も1回だけ。人気馬が結果を出しているレースです。

サウジアラビアロイヤルカップは過去10年(2016〜2025年)すべて東京・芝1600mで行われており、開催場・距離・グレードの変更はありません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
サウジアラビアロイヤルカップ
主な施行条件
東京芝1600
1番人気の複勝率
80%(8/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走94頭

過去10年の要点

1新馬組は32頭中19頭が3着以内
9勝のほか2着7回・3着3回。前走が未勝利戦だった25頭は、3着以内が7頭です。
24コーナー後方から5勝
後方から運んだ21頭のうち8頭が3着以内に入りました。中団は26頭中5頭です。
3サンデーサイレンス系は15頭中10頭
父の父がサンデーサイレンスの馬が4勝しています。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025エコロアルバ2人気新馬 1着
2024アルテヴェローチェ2人気新馬 1着
2023ゴンバデカーブース3人気新馬 1着
2022ドルチェモア2人気新馬 1着
2021コマンドライン1人気新馬 1着
2020ステラヴェローチェ3人気新馬 1着
2019サリオス1人気新馬 1着
2018グランアレグリア1人気新馬 1着
2017ダノンプレミアム2人気新馬 1着
2016ブレスジャーニー3人気未勝利 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
新馬9-7-3-1359%
未勝利1-1-5-1828%
新潟2歳ステークス0-1-2-443%
アスター賞0-0-0-100%

前走新馬戦組が圧倒的に強く、未勝利戦組とは好走率にも大きな差があります。一方、アスター賞組は過去10年で馬券に絡んでおらず、すでに1勝クラスを経験していることが必ずしも有利にはなっていません。初戦から能力を見せていた馬を重視したいレースです。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着10-9-8-3345%
前走2〜3着0-0-0-90%
前走4〜5着0-0-1-109%
前走6〜9着0-1-1-820%
前走10着以下0-0-0-40%

3着以内の大半は前走を勝っていた馬で、前走2〜3着だった馬は3着以内に入っていません。2歳馬同士のレースですが、すでに勝ち上がっている馬を重視したいところです。

コース全体(参考)

比較用に、東京芝1600mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、10,409頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がサウジアラビアロイヤルカップとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利1203頭34%
前走0.3秒差以内で敗戦1265頭37%
前走0.4〜0.8秒差2084頭24%
前走0.9秒差以上の敗戦3498頭10%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速1010頭35%
前走 上がり2〜3位1546頭31%
前走 上がり4位以下5350頭17%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行1963頭27%
前走 好位2304頭26%
前走 中団1973頭18%
前走 後方1756頭14%

1番人気

1番人気は過去10年で8回が3着以内に入りましたが、勝ったのは3回です。単勝1倍台に支持された6回は2勝で、2022年のノッキングポイント(1.4倍)は4着、2024年のアルレッキーノ(1.5倍)は5着でした。

年1番人気単勝オッズ着順
2016クライムメジャー2.2倍3着
2017ステルヴィオ2.6倍2着
2018グランアレグリア1.3倍1着
2019サリオス1.5倍1着
2020インフィナイト2.4倍2着
2021コマンドライン2.2倍1着
2022ノッキングポイント1.4倍4着
2023ボンドガール1.4倍2着
2024アルレッキーノ1.5倍5着
2025ゾロアストロ1.9倍3着
コース全体(参考)
東京芝1600m全体の人気別
区分複勝率
1番人気742頭68%
2〜3番人気1483頭50%
4〜6番人気2223頭28%
7番人気以下5961頭6%

東京芝1600m全体の1番人気は、複勝率68%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台2-1-1-267%
2倍台1-3-2-0100%
3〜4倍台3-2-0-271%
5〜9倍台4-0-3-847%
10〜19倍台0-1-3-1225%
20〜49倍台0-2-0-1810%
50倍以上0-1-1-228%

単勝10倍以上の馬は過去10年で勝ち馬がなく、人気薄が勝ち切るケースはありません。ただし、2着・3着には穴馬も入っており、相手候補としては押さえておきたいところです。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台226頭75%
2倍台400頭70%
3〜4倍台860頭57%
5〜9倍台1352頭39%
10〜19倍台1467頭26%
20〜49倍台1913頭12%
50倍以上4191頭3%

脚質とラップ

逃げ・先行
5頭
好位
12頭
中団
5頭
後方
8頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
東京芝1600m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行2758頭31%
好位2830頭26%
中団2392頭18%
後方2429頭8%

東京芝1600mは前に行く馬が有利なコースですが、サウジアラビアロイヤルカップでは後方からの追い込みがよく決まっています。過去10年の勝ち馬のうち5頭が後方からの競馬で、末脚を生かせる馬にも注目です。

12.4
1F
11.2
2F
11.8
3F
12.1
4F
12.2
5F
11.6
6F
11.3
7F
11.8
8F
サウジアラビアロイヤルカップ過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.6
1F
11.3
2F
11.8
3F
12.1
4F
12.2
5F
11.5
6F
11.4
7F
11.7
8F
東京芝1600m全体(743レース)の平均ラップ。

過去10年の平均ラップは、前半4Fが47.5秒、後半4Fが46.9秒。4〜5F目に12秒台まで緩み、残り3Fから11秒台に上がっています。

東京芝1600m全体でも後半の方が速くなる傾向があり、サウジアラビアロイヤルカップも同じようなラップを刻んでいます。前半よりも後半が速い流れで、道中で脚をため、最後の直線でしっかり加速できる馬が結果を残しやすいレースです。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)5-4-5-3032%
外枠(5-8)5-6-5-3432%

過去10年では内枠と外枠の成績にほとんど差はありません。少頭数になりやすいレースでもあり、枠順はそこまで気にしなくてもよさそうです。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)4587頭21%
外枠(5〜8枠)5822頭22%

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-0-0-110%
440〜449kg1-4-0-1229%
450〜459kg1-3-3-750%
460〜469kg1-1-0-625%
470〜479kg3-0-3-1627%
480〜489kg1-2-1-450%
490〜499kg0-0-2-250%
500〜509kg1-0-0-325%
510〜519kg0-0-1-150%
520kg以上2-0-0-250%

当日の馬体重では450kg台の馬が好成績です。一方、440kg未満の小柄な馬は苦戦しています。2歳馬のレースなので軽量馬はまだ体が出来上がっていないと捉えられそうです。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下2289頭15%
440〜449kg1158頭19%
450〜459kg1305頭21%
460〜469kg1287頭24%
470〜479kg1321頭24%
480〜489kg1070頭26%
490〜499kg806頭27%
500〜509kg533頭26%
510〜519kg306頭26%
520kg以上334頭21%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減1-2-6-1439%
増減3kg以内1-6-2-2924%
4kg以上増8-2-2-2136%

過去10年の勝ち馬のうち8頭は、前走から4kg以上馬体重を増やしていました。2歳馬は成長期でもあり、馬体増はむしろプラスに捉えられるケースもありそうです。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の増減別
区分複勝率
4kg以上減2129頭20%
増減3kg以内3502頭22%
4kg以上増2495頭22%

血統

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系4-3-3-567%
スクリーンヒーロー系1-2-2-550%
キングカメハメハ系1-3-1-742%
ディープインパクト系0-1-2-633%

サンデーサイレンス系が4勝と好成績。東京芝1600m全体と比べても好走率が高く、このレースでは注目したい父系です。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の父系
区分着別度数複勝率
ブラックタイド系15-10-8-6334%
フレンチデピュティ系10-13-4-5234%
スクリーンヒーロー系25-30-27-17832%
シンボリクリスエス系40-27-38-23431%
Gio Ponti系8-8-6-5031%
ロードカナロア系9-7-5-5428%

クロス

クロスは東京芝1600m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ストームキャット 3×411-9-8-7128%
ファピアノ 5×53-7-1-2928%
シャーペンアップ 5×53-5-5-3726%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ニジンスキー 5×58-2-12-12715%
シアトルスルー 5×55-1-7-7115%
ノーザンテースト 4×416-19-12-25616%
ブラッシンググルーム 5×53-2-4-4417%

東京芝1600mではストームキャット3×4の好走率が高い一方、ニジンスキー5×5は苦戦しています。ストームキャット3×4は出走馬も比較的多く、血統面で注目しておきたいクロスです。

騎手

騎手着別度数複勝率
ルメール2-2-2-367%
戸崎圭太0-0-4-450%
川田将雅1-1-0-0100%

騎手ではルメール騎手が9回の騎乗で2勝を含む6回の3着以内。ただ、騎乗馬の平均は1.3番人気と人気馬が中心です。一方、戸崎圭太騎手は勝ち星こそありませんが、3着が4回あり、馬券の相手として結果を残しています。

コース全体(参考)
東京芝1600m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール138-81-58-17062%
レーン25-15-12-5051%
川田将雅28-17-15-6947%
戸崎圭太65-59-54-27439%
荻野極8-5-6-3535%
田辺裕信37-38-45-23834%

まとめ

  • 勝ち馬10頭はすべて3番人気以内・前走1着で、うち9頭が新馬勝ちからの参戦。
  • 新馬組の3着以内は32頭中19頭。アスター賞組の10頭は3着以内なし。
  • 4コーナー後方の21頭から5勝、3着以内8頭。
  • サンデーサイレンス系は15頭から4勝、3着以内10頭。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。