セントウルステークス2026|過去10年のデータと傾向

セントウルステークス2026|過去10年のデータと傾向

セントウルステークスは、阪神芝1200mで行われる3歳以上のGⅡレースです。1987年に芝1400mの重賞として創設され、2000年に1200mへ短縮されて、秋の阪神開催の開幕週に移りました。サマースプリントシリーズの最終戦で、勝ち馬にはスプリンターズステークスへの優先出走権が与えられます。2017・2018年に連覇したファインニードルは、2018年に高松宮記念とスプリンターズステークスを制しています。

過去10年の1番人気は7勝で、2016年から2022年までは7年続けて1番人気が勝っています。勝ち馬10頭はすべて4歳か5歳で、6歳以上の67頭からは勝ち馬が出ていません。

三連複の万馬券は過去10年で2回でした。

セントウルステークスは過去10年のうち2020〜2022年と2024年の4回が中京・芝1200m、残る6回が阪神・芝1200mで施行されました。本記事の枠順・平均ラップは現行条件(阪神・芝1200m)の6回のみで集計し、人気やステップレースなど条件に依存しない項目は10回すべてを対象にしています。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
セントウルステークス
主な施行条件
阪神芝1200
1番人気の複勝率
80%(8/10回)
集計
過去10回(2016〜2025年)

まず押さえる特徴

11番人気は7勝
2016年から2022年までは7年続けて1番人気が勝っています。
2勝ち馬10頭はすべて4〜5歳
6歳以上の67頭は、1頭も勝っていません。
3後方からの3着以内は2頭
3着以内30頭のうち14頭は、4コーナーで逃げ・先行の位置にいました。

過去の勝ち馬とステップレース

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025カンチェンジュンガ8人気京王杯スプリングカップ(GⅡ) 7着
2024トウシンマカオ2人気京王杯スプリングカップ(GⅡ) 6着
2023テイエムスパーダ14人気北九州記念(GⅢ) 13着
2022メイケイエール1人気京王杯スプリングカップ(GⅡ) 1着
2021レシステンシア1人気ヴィクトリアマイル(GⅠ) 6着
2020ダノンスマッシュ1人気安田記念(GⅠ) 8着
2019タワーオブロンドン1人気キーンランドカップ(GⅢ) 2着
2018ファインニードル1人気チェアマンズスプリントプライズ(GⅠ) 4着
2017ファインニードル1人気北九州記念(GⅢ) 5着
2016ビッグアーサー1人気高松宮記念(GⅠ) 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
北九州記念2-3-2-3616%
京王杯スプリングカップ3-1-1-271%
アイビスサマーダッシュ0-2-1-1023%
安田記念1-0-1-529%
高松宮記念1-1-0-167%
チェアマンズスプリントプライズ1-1-0-0100%
CBC賞0-1-1-1611%

前走別では京王杯スプリングカップ組が7頭の出走で3勝しており、2022年以降の4回のうち3回はこの組の馬が制しました。

前走の着順から見る傾向

前走の着順ごとの成績です。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-1-4-1335%
前走2〜3着1-4-1-1529%
前走4〜5着2-1-2-2119%
前走6〜9着4-2-0-3216%
前走10着以下1-2-3-4013%

前走で負けていた馬からも勝ち馬が多く出ており、2020年のダノンスマッシュ(安田記念8着)や2021年のレシステンシア(ヴィクトリアマイル6着)のように、GⅠで敗れていた実績馬が巻き返しています。同じ前走6着以下でも、GⅢで負けていた馬の巻き返しは少なく、GⅠ組との差が出ています。

コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。

前走の着差(勝ちタイムとの差)
区分複勝率
前走を勝利411頭34%
前走0.3秒差以内で敗戦398頭36%
前走0.4〜0.8秒差792頭21%
前走0.9秒差以上の敗戦1203頭14%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速235頭34%
前走 上がり2〜3位395頭27%
前走 上がり4位以下2087頭20%
前走の脚質(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
前走 逃げ・先行922頭28%
前走 好位741頭25%
前走 中団547頭16%
前走 後方479頭14%

※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、セントウルステークス固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。

人気の信頼度と2〜3着の荒れ方

1番人気が崩れたのは、2023年のビッグシーザー(10着)と2024年のピューロマジック(13着)の2回です。

2023年には14番人気のテイエムスパーダが勝ち、ここ3年の勝ち馬は14・2・8番人気と、1番人気以外の馬が続いています。

コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での人気別の複勝率です。

人気別
区分複勝率
1番人気241頭61%
2〜3番人気484頭45%
4〜6番人気725頭29%
7番人気以下1750頭9%

脚質の傾向

過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。

逃げ・先行
14頭
好位
7頭
中団
7頭
後方
2頭
過去10回の3着以内・計30頭の脚質内訳。
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。

脚質別(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
逃げ・先行868頭42%
好位844頭24%
中団748頭14%
後方740頭8%

逃げ・先行の馬が中心で、後方からの好走はほとんどありません。

枠順の傾向

阪神芝1200mで行われた6回の、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)2-3-1-3216%
外枠(5-8)4-3-5-3625%

阪神で行われた6回では、外枠から4頭の勝ち馬が出ています。

コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での枠順別の複勝率です。

枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1438頭25%
外枠(5〜8枠)1762頭21%

ペース・ラップ

前半3Fは33.3秒と速く、2F目に10.5秒まで上がります。最後の1Fは12.0秒かかっています。

12.0
1F
10.5
2F
10.8
3F
11.0
4F
11.3
5F
12.0
6F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(阪神芝1200・6レース)。棒が高いほど速い。
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(242レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり11.5秒、終い3ハロンは11.6秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。

12.3
1F
10.9
2F
11.3
3F
11.3
4F
11.4
5F
12.0
6F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(阪神芝1200m全体・242レース)。棒が高いほど速い。

阪神芝1200m全体より前半3Fが1.2秒速い流れですが、それでも逃げ・先行の馬が残っており、速いペースを前で受けても止まらないスピードが求められます。

年齢別の傾向

出走馬を馬齢で分けた成績です。

馬齢着別度数複勝率
3歳0-3-1-1225%
4歳5-1-1-2224%
5歳5-2-3-2926%
6歳0-3-4-3218%
7歳0-1-1-1910%
8歳以上0-0-0-70%

3歳は勝ち星こそありませんが、2着3回・3着1回と上位に来ています。

馬体重と前走からの増減

当日の馬体重

当日の馬体重別の成績です。

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-1-1-433%
440〜449kg0-0-0-80%
450〜459kg0-0-0-70%
460〜469kg1-2-3-1430%
470〜479kg3-1-1-1822%
480〜489kg1-1-2-2017%
490〜499kg2-3-2-2224%
500〜509kg1-0-0-137%
510〜519kg1-0-1-722%
520kg以上1-2-0-827%
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での馬体重別の複勝率です。

馬体重別
区分複勝率
439kg以下639頭20%
440〜449kg319頭24%
450〜459kg367頭23%
460〜469kg445頭23%
470〜479kg417頭22%
480〜489kg352頭23%
490〜499kg285頭25%
500〜509kg164頭22%
510〜519kg109頭30%
520kg以上103頭24%

前走からの増減

前走からの馬体重の増減別に見た成績です。

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減3-0-4-3318%
増減3kg以内1-4-2-4713%
4kg以上増6-6-4-4128%
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での前走からの増減別の複勝率です。

前走からの増減別
区分複勝率
4kg以上減764頭21%
増減3kg以内1174頭23%
4kg以上増860頭22%

前走から4kg以上馬体重を増やしていた馬が6勝しており、馬体増からの好走が目立ちます。

好走している父系(父の父=祖父)

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サクラバクシンオー系2-1-1-450%
キングカメハメハ系1-2-1-1521%
サンデーサイレンス系1-0-2-2511%
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。

父系(父の父)別
区分着別度数複勝率
エンドスウィープ系13-7-6-5432%
キングカメハメハ系36-35-31-24929%
サクラバクシンオー系11-11-8-7828%
サンデーサイレンス系35-46-48-40924%
ディープインパクト系20-20-26-21523%
Fuji Kiseki系6-10-10-10420%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。

好走が目立つクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ニアークティック 5×59-11-8-6430%
ターントゥ 5×55-3-5-3328%
サドラーズウェルズ 4×44-1-7-3128%
ニジンスキー 5×58-5-3-4327%

苦戦しているクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
リファール 4×43-0-7-7811%
ヌレイエフ 5×43-5-6-6418%

阪神芝1200mではニアークティック5×5のクロスを持つ馬が好成績。一方、リファール4×4は苦戦しています。

好走が多い騎手

過去10年の主な騎手の成績です。

騎手着別度数複勝率
浜中俊0-1-2-350%
ルメール2-0-0-167%
川田将雅2-0-0-340%
M.デム1-1-0-250%
横山典弘0-1-1-0100%
岩田望来0-1-1-340%
コース全体(参考)

阪神芝1200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・3,200頭)での複勝率の高い騎手です。

騎手別
区分着別度数複勝率
武豊16-12-13-5045%
川田将雅7-14-8-4141%
岩田康誠8-8-8-4038%
岩田望来11-7-13-5237%
坂井瑠星11-5-7-4434%
浜中俊4-6-8-4031%

まとめ

  • 1番人気が7勝(2016〜2022年は7年連続)。
  • 勝ち馬10頭はすべて4歳か5歳。
  • 京王杯スプリングカップ組は7頭から3勝。
  • 3着以内30頭のうち14頭が逃げ・先行。後方からは38頭中2頭。

本記事の数字は過去の実測値です(セントウルステークスの過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。