札幌2歳ステークス2026|過去10年のデータと傾向

札幌2歳ステークス2026|過去10年のデータと傾向

札幌2歳ステークスは、札幌芝1800mで行われる2歳馬によるGⅢレースです。1966年に「北海道3歳ステークス」として創設され、「札幌3歳ステークス」を経て、馬齢の数え方が変わった2001年から今の名前になりました。当初はダート1200mで行われ、芝1200mを経て1997年から1800mになっています。過去10年の勝ち馬では、2020年のソダシが阪神ジュベナイルフィリーズと翌年の桜花賞を、2021年のジオグリフが翌年の皐月賞を勝っています。

過去10年の勝ち馬10頭のうち9頭は、前走で新馬戦か未勝利戦を勝ったばかりの馬でした。3着以内30頭のうち28頭も前走1着です。4コーナーの位置では、3着以内の24頭が逃げ・先行か好位にいました。

三連複の万馬券は過去10年で1回だけでした。

札幌2歳ステークスは過去10年(2016〜2025年)すべて札幌・芝1800mで行われています。デビューして間もない2歳馬の重賞です。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
札幌2歳ステークス
主な施行条件
札幌芝1800
1番人気の複勝率
70%(7/10回)
集計
過去10回(2016〜2025年)

まず押さえる特徴

13着以内30頭のうち28頭が前走1着
勝ち馬も9頭が、新馬戦か未勝利戦を勝ったばかりの馬でした。
23着以内の24頭が好位より前
中団・後方の55頭からの3着以内は6頭です。札幌芝1800m全体でも後方の複勝率は6%です。
31番人気は4勝・3着以内7回
2着に単勝10倍以上の馬が入ったのは7回です。

過去の勝ち馬とステップレース

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ショウナンガルフ1人気新馬 1着
2024マジックサンズ3人気新馬 1着
2023セットアップ3人気未勝利 1着
2022ドゥーラ1人気未勝利 1着
2021ジオグリフ1人気新馬 1着
2020ソダシ2人気新馬 1着
2019ブラックホール5人気未勝利 1着
2018ニシノデイジー6人気未勝利 1着
2017ロックディスタウン1人気新馬 1着
2016トラスト5人気クローバー賞 2着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
新馬5-4-7-5124%
未勝利4-3-1-2425%
クローバー賞1-1-1-633%
コスモス賞0-2-1-1023%

新馬戦組と未勝利戦組の好走率はほぼ同じで、勝ち上がり方による差はありません。2016年のトラストは、同じ札幌のクローバー賞(2着)からの勝利でした。

前走の着順から見る傾向

前走の着順ごとの成績です。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着9-9-10-7427%
前走2〜3着1-1-0-1313%
前走4〜5着0-0-0-60%
前走6〜9着0-0-0-10%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。

前走の着差(勝ちタイムとの差)
区分複勝率
前走を勝利320頭37%
前走0.3秒差以内で敗戦240頭51%
前走0.4〜0.8秒差467頭29%
前走0.9秒差以上の敗戦934頭16%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速250頭41%
前走 上がり2〜3位387頭41%
前走 上がり4位以下1254頭20%
前走の脚質(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
前走 逃げ・先行581頭34%
前走 好位562頭29%
前走 中団448頭24%
前走 後方362頭16%

※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、札幌2歳ステークス固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。

人気の信頼度と2〜3着の荒れ方

過去10年の1番人気は4勝。2019年のゴルコンダ(1.8倍)と2023年のガイアメンテ(2.3倍)はともに6着、2016年のタガノアシュラ(2.0倍)は8着と、単勝1〜2倍台の馬も崩れています。

2018年のニシノデイジーと2019年のブラックホールは、どちらも単勝20倍台からの勝利でした。2着には単勝10倍以上の馬が7回入っており、相手には人気薄も来ています。

コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での人気別の複勝率です。

人気別
区分複勝率
1番人気221頭76%
2〜3番人気442頭52%
4〜6番人気657頭27%
7番人気以下1054頭8%

脚質の傾向

過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。

逃げ・先行
12頭
好位
12頭
中団
3頭
後方
3頭
過去10回の3着以内・計30頭の脚質内訳。

勝ち馬は、2025年のショウナンガルフ(中団)を除く9頭が好位より前で運んでいました。

コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。

脚質別(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
逃げ・先行625頭49%
好位695頭35%
中団489頭16%
後方565頭6%

札幌芝1800mは前で運べる馬が大きく有利なコースで、このレースも同じ傾向です。

枠順の傾向

内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)5-2-4-3723%
外枠(5-8)5-8-6-5725%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での枠順別の複勝率です。

枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1019頭30%
外枠(5〜8枠)1355頭26%

ペース・ラップ

平均ラップは2F目を除いて12秒台が続き、最後の1Fは12.5秒です。

12.5
1F
11.8
2F
12.2
3F
12.4
4F
12.3
5F
12.2
6F
12.1
7F
12.1
8F
12.5
9F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(札幌芝1800・10レース)。棒が高いほど速い。
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(220レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.3秒、終い3ハロンは11.9秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。

12.6
1F
11.9
2F
12.4
3F
12.4
4F
12.4
5F
12.2
6F
12.0
7F
11.8
8F
12.0
9F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(札幌芝1800m全体・220レース)。棒が高いほど速い。

札幌芝1800m全体と比べると後半3Fが0.9秒遅く、最後まで脚を使い続ける持久力が問われる流れです。

馬体重と前走からの増減

当日の馬体重

当日の馬体重ごとの成績です。

馬体重着別度数複勝率
439kg以下1-1-0-1313%
440〜449kg0-2-1-925%
450〜459kg1-0-0-185%
460〜469kg1-2-2-1229%
470〜479kg4-3-3-1148%
480〜489kg0-1-0-109%
490〜499kg2-0-2-1029%
500〜509kg1-0-0-614%
510〜519kg0-0-2-250%
520kg以上0-1-0-325%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での馬体重別の複勝率です。

馬体重別
区分複勝率
439kg以下397頭26%
440〜449kg245頭28%
450〜459kg342頭28%
460〜469kg328頭30%
470〜479kg354頭28%
480〜489kg252頭28%
490〜499kg199頭30%
500〜509kg128頭24%
510〜519kg73頭30%
520kg以上56頭32%

前走からの増減

前走からの馬体重の増減別に見た成績です。

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減1-1-3-2616%
増減3kg以内9-3-4-4228%
4kg以上増0-6-3-2626%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での前走からの増減別の複勝率です。

前走からの増減別
区分複勝率
4kg以上減577頭28%
増減3kg以内793頭24%
4kg以上増589頭29%

前走から4kg以上馬体重を増やしていた35頭のうち9頭が3着以内に入っており、馬体増が割引材料にはなっていません。

好走している父系(父の父=祖父)

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
ディープインパクト系1-3-4-1142%
ステイゴールド系2-2-0-1029%
Dansili系2-1-0-633%
キングカメハメハ系1-1-1-1121%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。

父系(父の父)別
区分着別度数複勝率
キングカメハメハ系34-22-21-15333%
Kingmambo系12-6-4-4732%
ハーツクライ系5-10-3-4131%
Dansili系17-14-11-9730%
シンボリクリスエス系6-7-6-4629%
サンデーサイレンス系35-47-36-29029%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。

好走が目立つクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
サンデーサイレンス 3×437-35-48-22035%
ノーザンテースト 5×56-8-6-4133%

苦戦しているクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
レイズアネイティヴ 5×515-6-9-14317%
ターントゥ 5×54-2-2-3220%
ミスタープロスペクター 4×435-25-23-27523%
ヘイルトゥリーズン 5×534-28-39-32324%

札幌芝1800mでは、サンデーサイレンス3×4のクロスを持つ馬が出走数も多く好成績です。反対に、レイズアネイティヴ5×5は苦戦しています。

好走が多い騎手

過去10年の主な騎手の成績です。

騎手着別度数複勝率
武豊0-2-1-443%
ルメール2-0-0-625%
吉田隼人1-1-0-167%
斎藤新1-1-0-167%
池添謙一1-0-1-433%
横山武史1-1-0-529%
コース全体(参考)

札幌芝1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,374頭)での複勝率の高い騎手です。

騎手別
区分着別度数複勝率
ルメール24-27-12-3962%
横山武史30-17-8-6546%
吉田隼人13-7-8-4339%
武豊9-14-10-5239%
池添謙一14-3-12-5435%
藤岡佑介7-8-12-5135%

まとめ

  • 3着以内30頭のうち28頭が前走1着。勝ち馬9頭は新馬戦・未勝利戦の勝ち上がり。
  • 3着以内の24頭は4コーナーで好位より前。
  • 1番人気の勝利は4回。2着には単勝10倍以上の馬が7回。
  • 三連複の万馬券は1回。

本記事の数字は過去の実測値です(札幌2歳ステークスの過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。