スプリンターズステークス2026|過去10年のデータと傾向

スプリンターズステークス2026|過去10年のデータと傾向

スプリンターズステークスは、中山芝1200mで行われる3歳以上のGⅠレースです。1990年にGⅠとなり、現在は春の高松宮記念と並んでスプリント王を決めるレースです。過去10年では、2016年と2017年にレッドファルクスが連覇し、2020年には安田記念を勝っていたグランアレグリアが制しています。

過去10年の勝ち馬のうち3頭は8番人気以下で、2022年のジャンダルム(8番人気)、2024年のルガル(9番人気)、2025年のウインカーネリアン(11番人気)と、ここ4年で3回あります。残る7頭の勝ち馬は3番人気以内でした。

三連複の万馬券は過去10年で6回でした。

スプリンターズステークスは過去10年(2016〜2025年)すべて中山・芝1200mで行われており、開催場・距離の変更はありません。施行時期も9月末から10月初めで変わっていません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
スプリンターズステークス
主な施行条件
中山芝1200
1番人気の複勝率
50%(5/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走159頭

過去10年の要点

1単勝10倍以上から3着以内14頭
勝ち馬3頭、2着5頭、3着6頭です。
2前走10着以下からも2勝
2022年のジャンダルムは北九州記念17着、2024年のルガルは高松宮記念10着からの勝利です。
3前走GⅡで6着以下は22頭すべて4着以下
このうち21頭はセントウルステークスからの出走です。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ウインカーネリアン11人気キーンランドカップ(GⅢ) 5着
2024ルガル9人気高松宮記念(GⅠ) 10着
2023ママコチャ3人気北九州記念(GⅢ) 2着
2022ジャンダルム8人気北九州記念(GⅢ) 17着
2021ピクシーナイト3人気セントウルステークス(GⅡ) 2着
2020グランアレグリア1人気安田記念(GⅠ) 1着
2019タワーオブロンドン2人気セントウルステークス(GⅡ) 1着
2018ファインニードル1人気セントウルステークス(GⅡ) 1着
2017レッドファルクス1人気安田記念(GⅠ) 3着
2016レッドファルクス3人気CBC賞(GⅢ) 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
セントウルステークス3-4-1-4415%
キーンランドカップ1-1-4-3515%
北九州記念2-1-1-1719%
安田記念2-0-1-443%
CBC賞1-2-0-260%
高松宮記念1-1-0-250%

前哨戦ではセントウルステークス組とキーンランドカップ組が中心ですが、過去10年の勝ち馬はこの2レースから4頭だけ。別路線からの参戦馬も十分に勝負になっています。

前走GⅠ組からも3頭の勝ち馬が出ており、そのうち2頭は安田記念からの参戦でした。前哨戦のセントウルステークスやキーンランドカップだけでなく、マイルGⅠからの距離短縮組も軽視できません。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着4-3-3-2231%
前走2〜3着3-4-1-3618%
前走4〜5着1-1-4-940%
前走6〜9着0-1-2-329%
前走10着以下2-1-0-309%

前走を勝っていた馬が比較的好成績ですが、6着以下から巻き返して勝った馬もいます。前走の着順だけで評価を決めるのは難しそうです。

コース全体(参考)

比較用に、中山芝1200mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、5,504頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がスプリンターズステークスとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利682頭35%
前走0.3秒差以内で敗戦773頭34%
前走0.4〜0.8秒差1574頭20%
前走0.9秒差以上の敗戦1905頭11%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速376頭28%
前走 上がり2〜3位742頭25%
前走 上がり4位以下3743頭19%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行1647頭28%
前走 好位1207頭24%
前走 中団918頭15%
前走 後方913頭11%

1番人気

過去10年の1番人気は3勝にとどまっています。2016年のビッグアーサーや2022年のメイケイエールは単勝3倍未満の支持を集めながら二桁着順に敗れており、人気馬でも安心はできません。

年1番人気単勝オッズ着順
2016ビッグアーサー1.8倍12着
2017レッドファルクス3.2倍1着
2018ファインニードル2.8倍1着
2019ダノンスマッシュ2.8倍3着
2020グランアレグリア2.2倍1着
2021ダノンスマッシュ2.6倍6着
2022メイケイエール2.5倍14着
2023ナムラクレア2.9倍3着
2024サトノレーヴ3.0倍7着
2025サトノレーヴ2.2倍4着
コース全体(参考)
中山芝1200m全体の人気別
区分複勝率
1番人気374頭64%
2〜3番人気751頭40%
4〜6番人気1125頭27%
7番人気以下3254頭9%

中山芝1200m全体の1番人気は、複勝率64%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台0-0-0-10%
2倍台3-0-2-456%
3〜4倍台2-1-0-443%
5〜9倍台2-4-2-850%
10〜19倍台0-2-2-3311%
20〜49倍台2-3-2-3118%
50倍以上1-0-2-486%

単勝20倍以上の人気薄が3勝しており、波乱も十分に考えられるレースです。一方、10倍台の馬は意外と苦戦しており、中途半端な人気の穴馬よりも大穴が勝ち切るケースが目立ちます。

コース全体(参考)
中山芝1200m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台58頭78%
2倍台180頭69%
3〜4倍台444頭50%
5〜9倍台838頭34%
10〜19倍台1017頭24%
20〜49倍台1190頭12%
50倍以上1777頭4%

脚質とラップ

逃げ・先行
15頭
好位
8頭
中団
5頭
後方
2頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
中山芝1200m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行1532頭38%
好位1451頭23%
中団1294頭11%
後方1227頭5%

中山芝1200mは前に行く馬が有利なコースで、スプリンターズステークスでも逃げ・先行馬が好走しています。後方からの追い込みは苦戦しており、ある程度の位置を取れる馬が狙いやすそうです。

11.8
1F
10.4
2F
10.9
3F
11.2
4F
11.3
5F
12.0
6F
スプリンターズステークス過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.0
1F
10.7
2F
11.2
3F
11.5
4F
11.5
5F
11.9
6F
中山芝1200m全体(376レース)の平均ラップ。

前半3Fは平均33.1秒と速く、特に2F目は10秒台前半までペースが上がります。その反動もあって最後の1Fは12.0秒まで落ちており、序盤から厳しい流れになりやすいレースです。単純なスピードだけでなく、速いペースを走り切る力も求められそうです。

コース全体と同じく前半の方が速くなる流れですが、スプリンターズステークスはさらにペースが速く、特に前半3Fはコース全体を0.8秒上回る速さです。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)6-5-9-6025%
外枠(5-8)4-5-1-6913%

過去10年では内枠から20頭、外枠から10頭が馬券に絡んでおり、内枠の方が好成績です。コース全体でも内枠がやや優勢ですが、スプリンターズステークスではその差がさらに大きくなっています。

コース全体(参考)
中山芝1200m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)2593頭22%
外枠(5〜8枠)2911頭19%

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳1-2-1-1521%
4歳4-4-4-2632%
5歳2-4-1-3716%
6歳1-0-3-2812%
7歳1-0-1-1711%
8歳以上1-0-0-614%

年齢別では4歳馬が4勝と好成績ですが、7歳以上からも2頭の勝ち馬が出ています。スプリント戦だけに若い馬が有利という印象もありますが、ベテラン勢も結果を残しており、年齢だけで軽視するのは危険です。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-1-0-325%
440〜449kg0-0-1-811%
450〜459kg0-0-1-712%
460〜469kg0-1-2-1220%
470〜479kg3-2-4-2229%
480〜489kg0-1-0-147%
490〜499kg1-2-1-2017%
500〜509kg2-2-1-1921%
510〜519kg2-0-0-820%
520kg以上2-1-0-1616%
コース全体(参考)
中山芝1200m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下1215頭16%
440〜449kg579頭19%
450〜459kg600頭18%
460〜469kg686頭23%
470〜479kg640頭22%
480〜489kg550頭23%
490〜499kg512頭25%
500〜509kg324頭19%
510〜519kg201頭23%
520kg以上197頭26%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
10kg以上減0-0-1-137%
4〜9kg減0-2-3-3214%
増減3kg以内8-7-5-5427%
4kg以上増2-1-1-2912%

過去10年の勝ち馬のうち8頭は、前走からの馬体重増減が3kg以内でした。大きな増減がない馬が中心ですが、中山芝1200m全体では馬体重の増減による好走率の差はほとんどありません。

コース全体(参考)
中山芝1200m全体の増減別
区分複勝率
10kg以上減260頭20%
4〜9kg減957頭21%
増減3kg以内2093頭21%
4kg以上増1705頭20%

血統

父系(父の父)着別度数複勝率
エンドスウィープ系3-0-2-742%
サンデーサイレンス系1-2-2-1723%
キングカメハメハ系1-1-1-1715%
ディープインパクト系0-0-3-1220%

父系ではエンドスウィープ系が12頭から3勝と好成績。出走頭数ではサンデーサイレンス系(22頭で1勝)が多いものの、勝ち馬の数ではエンドスウィープ系が上回っています。

コース全体(参考)
中山芝1200m全体の父系
区分着別度数複勝率
Cape Cross系5-9-5-3734%
スクリーンヒーロー系7-7-4-4131%
Dubawi系10-7-5-5329%
グラスワンダー系8-4-6-4429%
エンドスウィープ系19-25-17-17026%
Forestry系2-6-6-4225%

クロス

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
サドラーズウェルズ 4×46-6-8-5128%
シャーペンアップ 5×53-8-2-4025%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ニアークティック 5×57-2-5-10712%

中山芝1200mではサドラーズウェルズ4×4のクロスを持つ馬が好成績。一方、ニアークティック5×5は苦戦しています。ただし、これはコース全体の集計なので、個々の馬の適性と合わせて見たいところです。

騎手

騎手着別度数複勝率
ルメール2-1-1-267%
川田将雅2-1-1-450%
松山弘平0-2-1-350%
M.デム2-0-0-167%
武豊0-1-1-529%

騎手では川田将雅騎手とルメール騎手がともに2勝。川田騎手は8回の騎乗で4回、ルメール騎手は6回の騎乗で4回が3着以内に入っています。どちらも複勝率が高く、スプリンターズステークスで好成績を残している騎手です。

コース全体(参考)
中山芝1200m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール22-10-10-4051%
横山武史22-17-19-8441%
M.デム17-2-5-3640%
戸崎圭太27-24-19-13334%
田辺裕信16-17-18-10632%
石橋脩13-7-15-8828%

まとめ

  • 三連複の万馬券は6回。勝ち馬のうち3頭は8番人気以下。
  • 3着以内30頭のうち14頭が単勝10倍以上。
  • 前走GⅡで6着以下の22頭は3着以内なし。
  • 前走10着以下からも2勝。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。