毎日王冠2026|過去10年のデータと傾向

毎日王冠2026|過去10年のデータと傾向

毎日王冠は、東京芝1800mで行われる3歳以上のGⅡレースです。1950年に創設された歴史のある重賞で、1980年代からは天皇賞(秋)の前哨戦として秋の東京で行われており、勝ち馬には本番の優先出走権が与えられます。過去10年ではサリオスが2020年と2022年に2度勝っているほか、10年のうち5回はすでにGⅠを勝っていた馬が制しています。

1番人気が過去10年で7勝し、3着以内を外したのは2017年の1回だけです。前走でも結果を出していた馬が強く、前走GⅠで5着以内だった21頭からは5頭が勝ち、13頭が3着以内に入っています。

三連複の万馬券は過去10年で1回でした。

毎日王冠は過去10年(2016〜2025年)すべて東京・芝1800mで行われ、開催場・距離・グレードの変更はありません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
毎日王冠
主な施行条件
東京芝1800
1番人気の複勝率
90%(9/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走118頭

過去10年の要点

11番人気は過去10年で7勝
3着以内を外したのは2017年のソウルスターリング(8着)だけです。
2前走GⅠで5着以内なら21頭中13頭が3着以内
前走10着以下の29頭は、2着が1回あっただけです。
33歳馬は17頭の出走で5勝
東京優駿組の3勝は、いずれもダービーから直行した3歳馬です。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025レーベンスティール5人気しらさぎステークス(GⅢ) 7着
2024シックスペンス1人気東京優駿(GⅠ) 9着
2023エルトンバローズ4人気ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 1着
2022サリオス1人気安田記念(GⅠ) 3着
2021シュネルマイスター1人気安田記念(GⅠ) 3着
2020サリオス1人気東京優駿(GⅠ) 2着
2019ダノンキングリー1人気東京優駿(GⅠ) 2着
2018アエロリット1人気安田記念(GⅠ) 2着
2017リアルスティール3人気中山記念(GⅡ) 8着
2016ルージュバック1人気エプソムカップ(GⅢ) 1着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
安田記念3-4-3-1050%
東京優駿3-1-1-456%
エプソムカップ1-2-1-640%
宝塚記念0-1-1-722%

前走では安田記念組が3勝と好成績です。東京優駿(日本ダービー)組は出走が少ないものの3勝しており、2019年のダノンキングリーと2020年のサリオスはダービー2着からの参戦でした。春のGⅠで上位を争った馬が、そのまま秋の初戦でも結果を残しています。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-5-1-1436%
前走2〜3着5-1-5-955%
前走4〜5着0-1-2-1319%
前走6〜9着3-2-2-2423%
前走10着以下0-1-0-283%

前走2〜3着だった馬は好走率が高く、反対に前走10着以下の29頭は2着1回だけです。前走の着順がそのまま結果につながりやすく、大敗からの巻き返しはほとんどありません。

コース全体(参考)

比較用に、東京芝1800mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、7,989頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成が毎日王冠とは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利933頭39%
前走0.3秒差以内で敗戦883頭42%
前走0.4〜0.8秒差1668頭26%
前走0.9秒差以上の敗戦2875頭11%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速805頭40%
前走 上がり2〜3位1272頭33%
前走 上がり4位以下4212頭17%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行1495頭28%
前走 好位1793頭28%
前走 中団1587頭21%
前走 後方1476頭15%

1番人気

過去10年の1番人気は7勝、3着以内は9回です。2020年のサリオス(1.3倍)や2019年のダノンキングリー(1.6倍)は圧倒的な支持に応えて勝ち、2023年のソングライン(2.0倍)も2着を確保しました。崩れたのは2017年のソウルスターリング(2.0倍、8着)だけです。

年1番人気単勝オッズ着順
2016ルージュバック3.3倍1着
2017ソウルスターリング2.0倍8着
2018アエロリット2.3倍1着
2019ダノンキングリー1.6倍1着
2020サリオス1.3倍1着
2021シュネルマイスター2.6倍1着
2022サリオス3.0倍1着
2023ソングライン2.0倍2着
2024シックスペンス3.5倍1着
2025サトノシャイニング2.4倍3着
コース全体(参考)
東京芝1800m全体の人気別
区分複勝率
1番人気609頭71%
2〜3番人気1216頭52%
4〜6番人気1823頭27%
7番人気以下4341頭6%

東京芝1800m全体の1番人気は、複勝率71%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台2-0-0-0100%
2倍台2-2-2-186%
3〜4倍台3-3-0-460%
5〜9倍台2-4-5-1346%
10〜19倍台1-1-2-833%
20〜49倍台0-0-0-310%
50倍以上0-0-1-313%

勝ち馬10頭のうち9頭は単勝10倍未満で、10倍以上の勝利は2023年のエルトンバローズ(17.5倍)だけです。単勝20倍以上の馬は、2016年のヒストリカル(3着)を除いて3着以内に入っていません。

コース全体(参考)
東京芝1800m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台209頭80%
2倍台338頭71%
3〜4倍台692頭56%
5〜9倍台1122頭43%
10〜19倍台1107頭23%
20〜49倍台1516頭13%
50倍以上3005頭3%

脚質とラップ

逃げ・先行
8頭
好位
10頭
中団
5頭
後方
7頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
東京芝1800m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行2114頭31%
好位2146頭29%
中団1871頭20%
後方1858頭9%

東京芝1800m全体では4コーナー後方の馬が苦戦していますが、毎日王冠では後方からも3頭が勝っています。2016年のルージュバック、2019年のダノンキングリー、2021年のシュネルマイスターは、いずれも後方から差し切りました。

12.7
1F
11.0
2F
11.5
3F
12.0
4F
11.8
5F
11.8
6F
11.3
7F
11.3
8F
11.6
9F
毎日王冠過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.9
1F
11.5
2F
12.0
3F
12.3
4F
12.3
5F
12.3
6F
11.5
7F
11.3
8F
11.7
9F
東京芝1800m全体(609レース)の平均ラップ。

過去10年の平均ラップは、前半3Fが35.2秒と東京芝1800m全体より1.2秒速い流れです。中盤もほとんど緩まないまま、最後の3Fはコース全体並みの時計でまとめており、スピードを持続する力が問われます。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)2-3-6-3325%
外枠(5-8)8-7-4-5526%

枠順による大きな差はありません。

コース全体(参考)
東京芝1800m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)3516頭23%
外枠(5〜8枠)4473頭23%

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳5-1-1-1041%
4歳2-3-5-2231%
5歳3-4-3-2727%
6歳0-2-0-1512%
7歳0-0-1-109%
8歳以上0-0-0-40%

3歳馬は17頭の出走から5頭が勝っています。2019年のダノンキングリーから2021年のシュネルマイスターまで3年続けて3歳馬が勝ち、2023・2024年も3歳馬が勝ちました。一方、6歳以上からは勝ち馬が出ていません。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
440〜449kg0-0-0-30%
450〜459kg2-1-1-357%
460〜469kg0-1-0-118%
470〜479kg0-1-4-1426%
480〜489kg2-0-0-1711%
490〜499kg0-3-1-1620%
500〜509kg4-2-2-1338%
510〜519kg0-1-0-712%
520kg以上2-1-2-456%
コース全体(参考)
東京芝1800m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下1475頭16%
440〜449kg819頭19%
450〜459kg926頭24%
460〜469kg1090頭23%
470〜479kg1045頭24%
480〜489kg942頭27%
490〜499kg689頭25%
500〜509kg449頭30%
510〜519kg291頭30%
520kg以上263頭26%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減0-2-2-2912%
増減3kg以内3-3-3-3520%
4kg以上増7-5-5-2244%

前走から4kg以上馬体重を増やしていた馬が7勝しています。東京芝1800m全体では増減による差がほとんどなく、毎日王冠で目立つ傾向です。7勝のうち4勝は夏を越した3歳馬で、2024年のシックスペンスは14kg増での勝利でした。

コース全体(参考)
東京芝1800m全体の増減別
区分複勝率
4kg以上減1674頭21%
増減3kg以内2733頭24%
4kg以上増2031頭24%

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系5-3-4-3724%
ディープインパクト系3-1-2-555%

父系ではサンデーサイレンス系の出走が最も多く、5勝しています。出走は少ないものの、ディープインパクト系も3勝を挙げました。

コース全体(参考)
東京芝1800m全体の父系
区分着別度数複勝率
スクリーンヒーロー系20-16-13-8537%
ロードカナロア系7-6-5-3335%
ブラックタイド系16-7-8-6333%
オペラハウス系3-8-5-3830%
キングカメハメハ系92-84-91-64629%
Monsun系8-9-5-5628%

クロス

クロスは東京芝1800m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
トニービン 4×36-3-5-3330%
ヌレイエフ 5×420-14-22-14428%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ダンジグ 5×513-5-8-13216%
ターントゥ 5×55-7-7-9017%
シアトルスルー 5×55-2-3-4618%
ロベルト 4×47-6-9-9818%

東京芝1800mでは、トニービン4×3やヌレイエフ5×4を持つ馬が好成績です。反対に、ダンジグ5×5を持つ馬は好走率で見劣ります。

騎手

騎手着別度数複勝率
ルメール3-2-1-275%
戸崎圭太2-1-1-544%
川田将雅0-2-1-350%
津村明秀1-1-0-167%
西村淳也1-0-1-167%
岩田康誠0-2-0-250%

騎手ではルメール騎手が3勝。騎乗馬の平均は2.5番人気と人気馬に乗る機会が多く、その期待どおりに結果を残しています。戸崎圭太騎手も、2016年のルージュバックと2019年のダノンキングリーで2勝を挙げました。

コース全体(参考)
東京芝1800m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール94-72-51-11965%
レーン28-13-10-3261%
川田将雅14-20-13-4253%
戸崎圭太72-56-46-18848%
M.デム28-18-16-10338%
松山弘平10-9-11-5934%

まとめ

  • 1番人気は7勝で、3着以内を外したのは1回だけ。三連複の万馬券も1回。
  • 前走GⅠで5着以内だった21頭は5勝・3着以内13頭。前走10着以下の29頭は、3着以内が1頭だけ。
  • 前走から4kg以上の馬体増だった39頭が7勝。
  • 4コーナー後方の29頭から3勝。コース全体の後方の複勝率は9%と低い。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。