スワンステークス2026|過去10年のデータと傾向

スワンステークス2026|過去10年のデータと傾向

スワンステークスは、京都芝1400mで行われる3歳以上のGⅡレースです。1958年に創設され、1984年から秋の芝1400mで行われているマイルチャンピオンシップの前哨戦で、勝ち馬には本番の優先出走権が与えられます。過去10年では、2016年のサトノアラジンが翌年の安田記念を制し、ダイアトニックは2019年と2022年の2度このレースを勝っています。

1番人気は過去10年で2勝、3着以内4回にとどまり、2022〜2025年は4年続けて4着以下でした。勝ち馬には2020年のカツジ(11番人気)や2023年のウイングレイテスト(10番人気)もいて、3着以内30頭のうち15頭は単勝10倍以上です。

三連複の万馬券は過去10年で6回でした。

スワンステークスは過去10年のうち、2021・2022年の2回が阪神・芝1400mで行われ、残る8回が京都・芝1400m(外回り)です。枠順と平均ラップは京都の8回だけで集計し、人気や前走などはすべての年を対象にしています。

施行日は2024年までが10月下旬、2025年は10月13日でした。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
スワンステークス
主な施行条件
京都芝1400
1番人気の複勝率
40%(4/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走170頭

過去10年の要点

11番人気は4年続けて4着以下
2022〜2025年の1番人気は10着・7着・13着・8着。過去10年でも3着以内は4回です。
2前走10着以下の59頭は勝ち馬なし
3着以内も4頭だけです。前走6〜9着からは3頭が巻き返して勝っています。
3逃げ・先行は45頭中7頭が3着以内
京都芝1400m全体の逃げ・先行の複勝率32%に対し、スワンステークスは16%です。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025オフトレイル5人気関屋記念(GⅢ) 2着
2024ダノンマッキンリー5人気キーンランドカップ(GⅢ) 7着
2023ウイングレイテスト10人気京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ) 2着
2022ダイアトニック4人気スプリンターズステークス(GⅠ) 4着
2021ダノンファンタジー1人気ヴィクトリアマイル(GⅠ) 7着
2020カツジ11人気夕刊フジ杯オパールステークス 9着
2019ダイアトニック1人気安土城ステークス 1着
2018ロードクエスト2人気京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ) 4着
2017サングレーザー2人気仲秋ステークス 1着
2016サトノアラジン2人気安田記念(GⅠ) 4着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
スプリンターズステークス1-1-1-1319%
安田記念1-1-1-925%
関屋記念1-1-1-350%
京成杯オータムハンデキャップ2-0-0-1214%
夕刊フジ杯オパールステークス1-1-0-625%
ヴィクトリアマイル1-1-0-250%
朱鷺ステークス0-1-1-529%
京王杯スプリングカップ0-1-1-433%

勝ち馬の前走は9つのレースに分かれ、2勝しているのは京成杯オータムハンデキャップ組だけです。前走レースで大きく抜けた組はなく、どの路線からでも勝ち馬が出ています。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-1-2-2020%
前走2〜3着2-3-2-1630%
前走4〜5着3-0-2-1723%
前走6〜9着3-3-3-3222%
前走10着以下0-3-1-557%

前走10着以下の59頭からは勝ち馬が出ていません。一方、前走6〜9着からは3頭が勝っており、2020年のカツジ(夕刊フジ杯オパールステークス9着)、2021年のダノンファンタジー(ヴィクトリアマイル7着)、2024年のダノンマッキンリー(キーンランドカップ7着)が巻き返しました。

コース全体(参考)

比較用に、京都芝1400mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、4,351頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がスワンステークスとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利536頭33%
前走0.3秒差以内で敗戦526頭38%
前走0.4〜0.8秒差1155頭22%
前走0.9秒差以上の敗戦1422頭11%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速386頭32%
前走 上がり2〜3位624頭30%
前走 上がり4位以下2571頭19%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行1085頭27%
前走 好位1060頭23%
前走 中団784頭20%
前走 後方690頭15%

1番人気

過去10年の1番人気は2勝、3着以内は4回です。2019年のダイアトニック(2.9倍)と2021年のダノンファンタジー(3.7倍)は勝ちましたが、2022年から4年続けて4着以下で、2024年のクランフォード(4.1倍)は13着でした。単勝3倍以上の1番人気が7回あり、抜けた人気馬の少ないレースです。

年1番人気単勝オッズ着順
2016フィエロ3.5倍9着
2017レッツゴードンキ3.2倍3着
2018モズアスコット1.3倍2着
2019ダイアトニック2.9倍1着
2020サウンドキアラ2.4倍10着
2021ダノンファンタジー3.7倍1着
2022ホウオウアマゾン4.5倍10着
2023アヴェラーレ3.9倍7着
2024クランフォード4.1倍13着
2025ワールズエンド4.4倍8着
コース全体(参考)
京都芝1400m全体の人気別
区分複勝率
1番人気306頭59%
2〜3番人気613頭43%
4〜6番人気918頭28%
7番人気以下2514頭9%

京都芝1400m全体の1番人気は、複勝率59%です。

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台0-1-0-0100%
2倍台1-0-1-167%
3〜4倍台2-1-1-931%
5〜9倍台4-2-2-1732%
10〜19倍台1-2-2-2219%
20〜49倍台1-4-3-3320%
50倍以上1-0-1-583%

勝ち馬10頭のうち3頭は単勝10倍以上で、2020年のカツジは143.7倍での勝利でした。二桁人気の馬が3着以内に入った年も6回あり、人気薄の好走が目立つレースです。

コース全体(参考)
京都芝1400m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台52頭67%
2倍台143頭70%
3〜4倍台380頭47%
5〜9倍台699頭34%
10〜19倍台736頭26%
20〜49倍台899頭14%
50倍以上1442頭4%

脚質とラップ

逃げ・先行
7頭
好位
11頭
中団
8頭
後方
4頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
京都芝1400m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行1151頭32%
好位1157頭26%
中団1025頭18%
後方1018頭7%

京都芝1400m全体では前に行く馬が有利ですが、スワンステークスでは逃げ・先行の好走率が低く、勝ち馬10頭のうち7頭は4コーナー9番手以下からの差し切りでした。2020年のカツジや2023年のウイングレイテストのように前で粘り込んだ勝ち馬もいますが、中心は差し馬です。

12.2
1F
10.8
2F
11.4
3F
11.5
4F
11.5
5F
11.4
6F
11.9
7F
スワンステークス京都芝1400で行われた8回の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.4
1F
11.1
2F
11.7
3F
11.7
4F
11.7
5F
11.5
6F
11.8
7F
京都芝1400m全体(307レース)の平均ラップ。

京都で行われた8回は、前半3Fが平均34.4秒と、京都芝1400m全体より0.8秒速い流れです。2F目に10.8秒まで上がった後も11秒台半ばのラップが続き、最後の1Fは11.9秒まで落ちています。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)4-4-5-4722%
外枠(5-8)4-4-3-6315%
コース全体(参考)
京都芝1400m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1887頭22%
外枠(5〜8枠)2464頭20%

京都で行われた8回の勝ち馬は、内枠・外枠から4頭ずつです。

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳2-1-2-1624%
4歳2-3-1-3216%
5歳4-4-3-4022%
6歳1-2-3-2420%
7歳1-0-0-244%
8歳以上0-0-1-420%

5歳馬が4勝で最多ですが、3歳馬も2017年のサングレーザー、2024年のダノンマッキンリーが古馬を破っています。2022年には7歳のダイアトニックが2度目の勝利を挙げました。

馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-1-0-325%
440〜449kg0-1-0-712%
450〜459kg1-3-0-1225%
460〜469kg2-1-2-1624%
470〜479kg4-0-0-2215%
480〜489kg0-0-3-1517%
490〜499kg0-3-2-2318%
500〜509kg2-0-2-1620%
510〜519kg0-0-1-137%
520kg以上1-1-0-1313%
コース全体(参考)
京都芝1400m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下973頭16%
440〜449kg481頭23%
450〜459kg536頭23%
460〜469kg582頭22%
470〜479kg513頭21%
480〜489kg406頭21%
490〜499kg344頭24%
500〜509kg245頭22%
510〜519kg133頭26%
520kg以上138頭27%

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系5-3-2-3821%
キングカメハメハ系2-1-1-2116%
ディープインパクト系0-2-1-1023%

父系ではサンデーサイレンス系が5勝で最多ですが、父系による好走率の差は大きくありません。

コース全体(参考)
京都芝1400m全体の父系
区分着別度数複勝率
スクリーンヒーロー系9-7-5-5926%
サンデーサイレンス系72-75-70-63226%
キングカメハメハ系40-31-46-35425%
ディープインパクト系45-43-35-39624%
Kingmambo系8-8-3-6922%

クロス

クロスは京都芝1400m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ニジンスキー 5×511-9-9-6431%
ストームバード 4×510-5-3-4230%
サドラーズウェルズ 4×42-6-7-3530%
ストームキャット 3×47-7-4-4927%
ダンジグ 5×415-8-11-9826%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ニアークティック 5×55-7-2-7116%

京都芝1400mではニジンスキー5×5を持つ馬が好成績です。一方、ニアークティック5×5は複勝率16%にとどまっています。

騎手

騎手着別度数複勝率
岩田康誠2-1-3-275%
川田将雅2-0-1-350%
菅原明良1-2-0-0100%
武豊0-1-1-433%

騎手では岩田康誠騎手が2勝・3着以内6回。2020年は11番人気のカツジで、4コーナー先頭から押し切っています。菅原明良騎手も3回の騎乗ですべて2着以内に入りました。

コース全体(参考)
京都芝1400m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール17-15-6-3155%
川田将雅19-18-13-6842%
武豊15-15-10-7335%
岩田望来13-4-15-6134%
松山弘平18-19-17-11532%
M.デム11-9-8-6231%

まとめ

  • 1番人気は2勝・3着以内4回で、2022年から4年続けて4着以下。
  • 三連複の万馬券は6回。単勝10倍以上の馬が3勝。
  • 前走10着以下の59頭は勝ち馬なし。前走6〜9着からは3勝。
  • 逃げ・先行の45頭は3着以内7頭で、複勝率はコース全体の半分ほど。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。