京王杯2歳ステークス2026|過去10年のデータと傾向・勝ち馬の4つの条件

京王杯2歳ステークス2026|過去10年のデータと傾向・勝ち馬の4つの条件

京王杯2歳ステークスは、東京芝1400mで行われる2歳のGⅡレースです。暮れの朝日杯FSや阪神JFへ向かう2歳馬の前哨戦で、2025年の勝ち馬ダイヤモンドノットは朝日杯FSで2着、2023年のコラソンビートは阪神JFで3着に入りました。

過去10年の勝ち馬10頭のうち、8頭は前走で2歳重賞かオープン特別を走っていました。残る2頭は新馬戦を勝ったばかりの馬です。一方、前走で未勝利戦や1勝クラスを走っていた50頭からは、勝ち馬が出ていません。

三連複の万馬券は過去10年で6回あり、高配当になる年が多くなっています。

京王杯2歳ステークスは過去10年(2016〜2025年)すべて東京・芝1400mで行われており、開催場・距離・グレードの変更はありません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
京王杯2歳ステークス
主な施行条件
東京芝1400
1番人気の複勝率
60%(6/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走134頭

過去10年の要点

1前走から馬体重が増えていた馬が9勝
前走から4kg以上増えていた61頭のうち、17頭が3着以内に入りました。
2ルメール騎手が7回の騎乗で5勝
2016・2017・2019・2020・2025年の勝ち馬に騎乗しました。
3函館2歳ステークス組は11頭中6頭が3着以内
2勝を挙げた前走レースの中では、好走率が最も高い組です。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ダイヤモンドノット1人気もみじステークス 2着
2024パンジャタワー8人気新馬 1着
2023コラソンビート1人気ダリア賞 1着
2022オオバンブルマイ10人気新馬 1着
2021キングエルメス8人気クローバー賞 5着
2020モントライゼ2人気小倉2歳ステークス(GⅢ) 2着
2019タイセイビジョン1人気函館2歳ステークス(GⅢ) 2着
2018ファンタジスト2人気小倉2歳ステークス(GⅢ) 1着
2017タワーオブロンドン1人気ききょうステークス 1着
2016モンドキャンノ3人気函館2歳ステークス(GⅢ) 2着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
函館2歳ステークス2-2-2-555%
新馬2-1-1-1620%
小倉2歳ステークス2-1-1-931%
未勝利0-2-2-3111%
ダリア賞1-1-0-340%
クローバー賞1-0-1-0100%
カンナステークス0-1-1-625%

前走レース別では、函館2歳ステークス組が過去10年で11頭出走し、2勝・3着以内6頭と好走が目立ちます。同じ夏の2歳重賞の小倉2歳ステークス組も、13頭出走し、2勝を挙げています。

新馬組も2勝していますが、2022年は10番人気、2024年は8番人気と、どちらもデビュー戦を勝ったばかりの人気薄の馬でした。

前走の格着別度数複勝率
前走GⅢ4-5-3-2433%
オープン特別4-2-2-1831%
1勝クラス0-0-2-1313%
未勝利0-2-2-3111%
新馬2-1-1-1620%
地方0-0-0-20%

前走GⅢ組は36頭中4勝、オープン特別組は26頭中4勝です。なお、同じ前走GⅢ組でも、そこで5着以内だった25頭からは11頭が3着以内に入った一方、6着以下だった11頭は2着1回だけでした。

今年の出走予定馬

※11月1日時点の特別登録馬(10頭)

前走が重賞・オープン特別・新馬戦の出走予定馬(8頭)
前走該当馬
サウジアラビアロイヤルカップグルーヴェンス4着、ニシノトラノスケ10着
カンナステークスジオパークカツキ1着
もみじステークスロンドンガーズ1着
クローバー賞ブルージェイ1着、フレイコン2着
新馬インパルスドライブ1着、シルバーノリダー1着
前走の着順着別度数複勝率
前走1着5-7-7-6323%
前走2〜3着4-1-1-1924%
前走4〜5着1-0-2-730%
前走6〜9着0-1-0-118%
前走10着以下0-1-0-420%

前走1着からこのレースに出走した馬は82頭で5勝。前走2〜3着から出走の25頭も4勝しています。また、2021年のキングエルメスは、クローバー賞5着からの勝利でした。

今年の出走予定馬
前走1〜3着の出走予定馬(8頭)
前走着順該当馬
前走1着アテナブレイブ(未勝利)、インパルスドライブ(新馬)、
シルバーノリダー(新馬)、ジオパークカツキ(カンナステークス)、
ノーセット(未勝利)、ブルージェイ(クローバー賞)、
ロンドンガーズ(もみじステークス)
前走2着フレイコン(クローバー賞)
コース全体(参考)

比較用に、東京芝1400mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、8,792頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成が京王杯2歳ステークスとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利892頭32%
前走0.3秒差以内で敗戦1031頭35%
前走0.4〜0.8秒差2129頭23%
前走0.9秒差以上の敗戦3211頭11%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行1270頭28%
前走 好位2079頭26%
前走 中団2252頭19%
前走 後方1557頭12%

1番人気

1番人気は過去10年で4勝、3着以内は6回です。単勝1倍台の3頭は2勝・2着1回と崩れていませんが、2020年のリフレイム(2.4倍)は5着、2022年のロンドンプラン(2.7倍)は14着に敗れています。

年1番人気単勝オッズ着順
2016レーヌミノル2.0倍2着
2017タワーオブロンドン1.8倍1着
2018アウィルアウェイ1.7倍2着
2019タイセイビジョン2.1倍1着
2020リフレイム2.4倍5着
2021コラリン3.4倍4着
2022ロンドンプラン2.7倍14着
2023コラソンビート3.2倍1着
2024ヒシアマン2.6倍4着
2025ダイヤモンドノット1.8倍1着
コース全体(参考)
東京芝1400m全体の人気別
区分複勝率
1番人気590頭64%
2〜3番人気1179頭47%
4〜6番人気1772頭26%
7番人気以下5251頭7%

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台2-1-0-0100%
2倍台1-1-0-340%
3〜4倍台3-0-0-633%
5〜9倍台1-3-5-1243%
10〜19倍台1-3-2-1825%
20〜49倍台1-0-2-2312%
50倍以上1-2-1-429%

単勝10倍以上の馬は、3着以内30頭のうち13頭を占めています。単勝50倍以上の46頭からも1勝・2着2回・3着1回があります。東京芝1400m全体の50倍以上の複勝率3%を大きく上回ります。

直近だと2020年には9番人気のロードマックス(57.5倍)が2着、2025年には12番人気のトワニ(67.4倍)が3着に入りました。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台130頭82%
2倍台304頭66%
3〜4倍台673頭52%
5〜9倍台1259頭36%
10〜19倍台1344頭26%
20〜49倍台1679頭13%
50倍以上3403頭3%

脚質とラップ

逃げ・先行
10頭
好位
8頭
中団
10頭
後方
2頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
東京芝1400m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行1355頭32%
好位2515頭27%
中団2770頭18%
後方2152頭7%

3着以内30頭の4コーナーの位置は、逃げ・先行と中団が10頭ずつです。勝ち馬は中団からが5頭と最も多い一方、後方から3着以内に入ったのは32頭中2頭だけで、東京芝1400m全体の傾向と同じく後ろからの競馬は苦戦しています。

勝ち馬10頭のうち9頭は、前走で4コーナーを中団より前の位置で回っていました。前走で後方にいた15頭は、1勝・2着1回にとどまっています。

12.5
1F
11.1
2F
11.8
3F
12.0
4F
11.4
5F
11.3
6F
11.6
7F
京王杯2歳ステークス過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.5
1F
11.2
2F
11.7
3F
11.9
4F
11.4
5F
11.4
6F
11.8
7F
東京芝1400m全体(590レース)の平均ラップ。

過去10年の平均ラップは、2F目に11.1秒まで上がった後、4F目に12.0秒と一度緩み、5F目からもう一度11秒台前半に上がります。東京芝1400m全体の平均ラップとほぼ同じ形ですが、最後の1Fは11.6秒と、コース全体(11.8秒)ほど時計がかかっていません。

今年の出走予定馬
前走で4コーナーを中団より前で回った出走予定馬(9頭)
馬名前走レース名4角通過順位
アテナブレイブ未勝利1番手(14頭立て)
インパルスドライブ新馬3番手(10頭立て)
グルーヴェンスサウジアラビアロイヤルカップ1番手(11頭立て)
シルバーノリダー新馬1番手(16頭立て)
ジオパークカツキカンナステークス2番手(9頭立て)
ノーセット未勝利1番手(12頭立て)
フレイコンクローバー賞4番手(14頭立て)
ブルージェイクローバー賞4番手(14頭立て)
ロンドンガーズもみじステークス1番手(7頭立て)

前走の上がり

前走の上がり3ハロンの順位で分けた成績です。

前走の上がり3ハロン順位着別度数複勝率
1位4-3-2-2824%
2位3-2-4-3023%
3位2-2-0-1127%
4位以下1-3-4-3320%

勝ち馬10頭のうち9頭は、前走で上がり3位以内でした。残る1頭の2018年のファンタジストも、前走の小倉2歳ステークスでは4コーナーを2番手で回っています。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速672頭31%
前走 上がり2〜3位1163頭29%
前走 上がり4位以下5321頭18%

東京芝1400m全体では前走の上がりが速い馬ほど好走率が高くなりますが、このレースでは前走上がり4位以下からも8頭が3着以内に入っており、前走の上がり順位の影響はコース全体ほど大きくありません。

今年の出走予定馬
前走で上がり3位以内か、4コーナー4番手以内だった出走予定馬(9頭)
馬名前走レース名上がり順位4コーナー
アテナブレイブ未勝利1位1番手(14頭立て)
ノーセット未勝利1位1番手(12頭立て)
ジオパークカツキカンナステークス2位2番手(9頭立て)
インパルスドライブ新馬2位3番手(10頭立て)
フレイコンクローバー賞3位4番手(14頭立て)
ブルージェイクローバー賞3位4番手(14頭立て)
シルバーノリダー新馬5位1番手(16頭立て)
ロンドンガーズもみじステークス5位1番手(7頭立て)
グルーヴェンスサウジアラビアロイヤルカップ9位1番手(11頭立て)

枠順

枠着別度数複勝率
1枠2-0-0-1115%
2枠0-1-0-128%
3枠2-0-2-1127%
4枠1-1-0-1412%
5枠3-2-1-1135%
6枠1-3-2-1233%
7枠0-2-3-1624%
8枠1-1-2-1719%

内枠(1〜4枠)は5-2-2-48で複勝率16%、外枠(5〜8枠)は5-8-8-56で複勝率27%と、3着以内の数は外枠の方が多くなっています。一方で勝ち星は内外とも5勝ずつです。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)3906頭20%
外枠(5〜8枠)4886頭20%

東京芝1400m全体の複勝率は、内枠・外枠とも20%です。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下1-0-3-1620%
440〜449kg1-2-0-1220%
450〜459kg0-2-2-1225%
460〜469kg2-2-0-1719%
470〜479kg2-2-2-1332%
480〜489kg1-0-2-1517%
490〜499kg2-1-1-640%
500〜509kg0-0-0-70%
510〜519kg1-0-0-325%
520kg以上0-1-0-325%
コース全体(参考)
東京芝1400m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下2151頭15%
440〜449kg969頭19%
450〜459kg1108頭20%
460〜469kg1163頭22%
470〜479kg1042頭24%
480〜489kg826頭22%
490〜499kg578頭23%
500〜509kg453頭25%
510〜519kg267頭25%
520kg以上235頭26%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
4kg以上減1-3-3-2721%
増減3kg以内0-3-3-3315%
4〜9kg増5-1-4-2926%
10kg以上増4-3-0-1532%

勝ち馬10頭のうち9頭は、前走から4kg以上馬体重を増やしていました。一方増減3kg以内だった39頭からは勝ち馬が出ていません。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の増減別
区分複勝率
4kg以上減1962頭18%
増減3kg以内3090頭22%
4〜9kg増1664頭20%
10kg以上増611頭18%

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
キングカメハメハ系2-1-3-843%
サンデーサイレンス系1-2-2-838%
フジキセキ系1-2-0-633%
ディープインパクト系0-2-1-1517%

キングカメハメハ系は出走14頭中3着以内6頭。勝った2頭は2018年のファンタジストと2021年のキングエルメスで、どちらも父はロードカナロアです。一方、ディープインパクト系は表の中で最も多い18頭が出走し、勝ち星はありません。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の父系
区分着別度数複勝率
ロードカナロア系9-6-5-4232%
シンボリクリスエス系21-31-20-19427%
キングカメハメハ系79-74-55-57926%
Monsun系5-7-7-5326%
スクリーンヒーロー系13-15-19-13326%
Galileo系5-10-4-5426%

クロス

クロスは東京芝1400m全体の集計です。頭数の多いクロスの中では、ヌレイエフ5×4を持つ馬が253頭と多く、複勝率は26%です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
シャーペンアップ 5×45-6-4-3033%
ストームキャット 3×514-9-9-6732%
ヌレイエフ 5×417-20-30-18626%
ダンジグ 4×523-22-25-20625%
今年の出走予定馬
好走が目立つクロスを持つ出走予定馬(0頭)

今年の出走予定馬に該当馬はいません。

苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
シアトルスルー 5×50-0-2-425%
インリアリティ 5×53-2-0-489%
リボー 5×53-0-3-3614%
ニジンスキー 5×56-13-6-14115%

騎手

騎手着別度数複勝率
ルメール5-0-0-271%
戸崎圭太0-4-0-450%
横山武史2-0-0-340%
武豊1-0-1-0100%
柴田善臣0-0-2-0100%
浜中俊0-2-0-167%

ルメール騎手は過去10年で7回騎乗し、5勝を挙げています。勝った5頭のうち3頭は1番人気でした。戸崎圭太騎手は8回の騎乗で勝ち星こそないものの、2着が4回あります。

コース全体(参考)
東京芝1400m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール86-50-37-12358%
川田将雅8-10-8-2848%
戸崎圭太56-62-44-20344%
レーン20-10-8-4944%
岩田望来5-11-7-3341%
M.デム20-19-23-9440%
今年の出走予定馬
騎乗予定(11月2日時点)
  • ルメール騎手:ブルージェイ(クローバー賞1着)

まとめ

  • 勝ち馬10頭は、前走が2歳重賞・オープン特別・新馬戦のいずれか。
  • 函館2歳ステークス組は11頭中6頭が3着以内。
  • 勝ち馬の9頭は前走で上がり3位以内。
  • 前走から4kg以上馬体重が増えていた馬が9勝。
  • 1番人気は過去10年で4勝、3着以内6回。
  • ルメール騎手は7回の騎乗で5勝。

京王杯2歳ステークス2026の勝ち馬の条件

条件1 前走が重賞・オープン特別・新馬戦

  • 前走が重賞・オープン特別・新馬戦:10-8-6-58(勝率12%、複勝率29%)
  • 前走が未勝利戦・1勝クラス・地方:0-2-4-46(勝率0%、複勝率12%)

条件2 前走が上がり3位以内か、4コーナー4番手以内

  • 前走が上がり3位以内か、4コーナー4番手以内:10-9-10-91(勝率8%、複勝率24%)
  • 前走が上がり4位以下で、4コーナー5番手以下:0-1-0-13(勝率0%、複勝率7%)

条件3 前走が1〜3着

  • 前走が1〜3着:9-8-8-82(勝率8%、複勝率23%)
  • 前走が4着以下:1-2-2-22(勝率4%、複勝率19%)

条件4 前走で4コーナーを中団より前で回った

  • 前走で4コーナーを中団より前で回った:9-9-10-91(勝率8%、複勝率24%)
  • 前走で4コーナーを後方で回った:1-1-0-13(勝率7%、複勝率13%)

今年の出走予定馬

区分馬
すべて満たすインパルスドライブ、シルバーノリダー、
ジオパークカツキ、フレイコン、
ブルージェイ、ロンドンガーズ
1つ外れる
(前走の格)
アテナブレイブ、ノーセット
1つ外れる
(前走4着以下)
グルーヴェンス

11月1日時点の登録馬に、過去10年の勝ち馬に多く見られた特徴を当てはめたものです。AIによる勝率予測とは異なる方法で整理しています。