アルゼンチン共和国杯2026|過去10年のデータと傾向・勝ち馬の4つの条件

アルゼンチン共和国杯2026|過去10年のデータと傾向・勝ち馬の4つの条件

アルゼンチン共和国杯は、東京芝2500mで行われる3歳以上のGⅡハンデキャップ競走です。過去10年の勝ち馬には、後にジャパンカップを制したシュヴァルグラン(2016年)とスワーヴリチャード(2017年)がいます。

過去10年の勝ち馬10頭のうち、6頭は前走で3着以内に入っていました。前走1着だった24頭は11頭が3着以内に入った一方、前走10着以下だった41頭で3着以内に入ったのは1頭だけです。

三連複の万馬券は過去10年で5回でした。

アルゼンチン共和国杯は過去10年(2016〜2025年)すべて東京・芝2500mで行われており、開催場・距離・グレードの変更はありません。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
アルゼンチン共和国杯
主な施行条件
東京芝2500
1番人気の複勝率
70%(7/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走159頭

過去10年の要点

1六社ステークス組は9頭中6頭が3着以内
2022年のブレークアップが勝ったほか、2着2回・3着3回と相手にもよく入っています。
23・4歳で6勝
3歳は4頭の出走で2勝、4歳は34頭で4勝を挙げています。
31番人気は3勝、2着3回
1番人気が4着以下に敗れたのは、2016・2020・2022年の3回です。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ミステリーウェイ9人気丹頂ステークス 1着
2024ハヤヤッコ10人気タイランドカップ 3着
2023ゼッフィーロ1人気オールカマー(GⅡ) 3着
2022ブレークアップ6人気六社ステークス 1着
2021オーソリティ1人気天皇賞(春)(GⅠ) 10着
2020オーソリティ3人気青葉賞(GⅡ) 1着
2019ムイトオブリガード2人気目黒記念(GⅡ) 5着
2018パフォーマプロミス3人気宝塚記念(GⅠ) 9着
2017スワーヴリチャード1人気東京優駿(GⅠ) 2着
2016シュヴァルグラン2人気宝塚記念(GⅠ) 9着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
六社ステークス1-2-3-367%
宝塚記念2-0-0-433%
丹頂ステークス1-1-0-1711%
オールカマー1-0-1-1512%
目黒記念1-1-0-722%
天皇賞(春)1-1-0-250%
京都大賞典0-1-1-228%

六社ステークス組は勝った馬だけでなく、2017年のソールインパクト(2着)のように3着から好走した馬もいます。ムイトオブリガードは2018年に六社ステークス1着から臨んで2着に入り、翌2019年は目黒記念5着から臨んで勝ちました。

一方、出走が最も多い京都大賞典組は24頭で勝ち馬がなく、3着以内も2頭にとどまっています。

前走の格着別度数複勝率
前走GⅠ4-1-0-936%
前走GⅡ3-3-3-5015%
前走GⅢ0-0-2-1611%
それ以下3-6-6-5322%

前走の格で見ると、前走GⅠ組は14頭で4勝。そのうち3頭は9〜10着に負けていた馬で、2016年と2018年の勝ち馬はどちらも宝塚記念9着からの勝利でした。また、前走が重賞以外からも勝ち馬が3頭出ています。

今年の出走予定馬

※11月1日時点の特別登録馬(22頭)

前走がGⅠの出走予定馬(2頭)
前走該当馬
宝塚記念ビザンチンドリーム15着
天皇賞(春)ホーエリート14着
前走の着順着別度数複勝率
前走1着3-3-5-1346%
前走2〜3着3-3-2-1732%
前走4〜5着1-1-2-2315%
前走6〜9着2-3-2-3517%
前走10着以下1-0-0-402%

前走10着以下から3着以内に入った唯一の馬が、2021年に天皇賞(春)10着から勝ったオーソリティです。同じ大敗でも、前走GⅡで10着以下だった18頭は、いずれも4着以下に終わっています。

今年の出走予定馬
前走3着以内の出走予定馬(6頭)
前走着順該当馬
前走1着ジョイボーイ(2016メモリアル キタサンブラックカップ)、ファイアンクランツ(目黒記念)、
ミラージュナイト(札幌日経賞)、メイショウゲキリン(オールカマー)、
レッドバンデ(昇仙峡ステークス)
前走2着マイネルエンペラー(京都大賞典)
コース全体(参考)

比較用に、東京芝2500mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、351頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がアルゼンチン共和国杯とは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利82頭30%
前走0.3秒差以内で敗戦41頭27%
前走0.4〜0.8秒差104頭13%
前走0.9秒差以上の敗戦123頭15%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行44頭11%
前走 好位99頭26%
前走 中団120頭22%
前走 後方85頭13%

1番人気

過去10年の1番人気は単勝2.0〜3.5倍で、1倍台まで抜けた支持を集めた馬はいませんでした。勝ったのは2017・2021・2023年の3回で、2024・2025年は2年続けて2着でした。

年1番人気単勝オッズ着順
2016モンドインテロ3.4倍4着
2017スワーヴリチャード2.0倍1着
2018ムイトオブリガード3.5倍2着
2019アフリカンゴールド2.8倍3着
2020ユーキャンスマイル2.3倍4着
2021オーソリティ3.0倍1着
2022テーオーロイヤル3.0倍6着
2023ゼッフィーロ2.4倍1着
2024クロミナンス3.4倍2着
2025スティンガーグラス3.4倍2着
コース全体(参考)
東京芝2500m全体の人気別
区分複勝率
2〜3番人気46頭43%
4〜6番人気69頭23%
7番人気以下213頭8%

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台0-0-0-00%
2倍台2-0-1-175%
3〜4倍台4-3-1-947%
5〜9倍台1-2-5-753%
10〜19倍台1-4-2-2919%
20〜49倍台2-1-1-3710%
50倍以上0-0-1-452%

勝ち馬10頭のうち6頭は単勝4倍台までの馬でしたが、2022年以降の4回のうち3回は単勝10倍以上の馬が勝っています。3着以内31頭(2023年は3着が同着)で見ても、12頭が単勝10倍以上でした。

ただ、単勝50倍以上の46頭で3着以内に入ったのは、2018年に3着だったマコトガラハッド(55.9倍)だけです。

コース全体(参考)
東京芝2500m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
3〜4倍台41頭59%
5〜9倍台45頭27%
10〜19倍台74頭23%
20〜49倍台84頭12%
50倍以上100頭2%

脚質とラップ

逃げ・先行
1頭
好位
12頭
中団
15頭
後方
3頭
3着以内31頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
東京芝2500m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行57頭11%
好位99頭30%
中団111頭25%
後方84頭7%

4コーナーで中団あたりにいた馬が過去10年で3着以内15頭と最も多く、勝ち馬は好位からの6勝が最多です。逃げ・先行は27頭中3着以内が1頭だけですが、その1頭が2025年に逃げ切ったミステリーウェイでした。後方からも2勝しており、2023年のゼッフィーロと2024年のハヤヤッコは、どちらも4コーナー15番手から差し切っています。

11.3
300m
11.6
500m
12.5
700m
12.5
900m
12.2
1100m
12.4
1300m
12.4
1500m
12.1
1700m
12.1
1900m
11.6
2100m
11.4
2300m
11.8
2500m
アルゼンチン共和国杯過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
11.3
300m
11.6
500m
12.6
700m
12.6
900m
12.2
1100m
12.3
1300m
12.3
1500m
12.1
1700m
12.0
1900m
11.5
2100m
11.4
2300m
11.8
2500m
東京芝2500m全体(23レース)の平均ラップ。

過去10年を平均すると、前半6Fは72.5秒、後半6Fは71.4秒です。最初の2Fは11秒台で入り、3F目から9F目までは12秒台が続きます。残り600mで11.6秒に上がり、最も速いのは残り400〜200mの11.4秒です。

※東京芝2500mは重賞以外ではほとんど使われず、コース全体の23レースのうち21レースはこのレースと目黒記念です。そのため、コース全体の平均ラップも形はほとんど変わりません。

前走の上がり

前走の上がり3ハロンの順位で分けた成績です。

前走の上がり3ハロン順位着別度数複勝率
1位1-2-3-1726%
2位2-1-2-1525%
3位3-3-2-850%
4位以下4-4-4-8812%

勝ち馬10頭のうち6頭は、前走で上がり3位以内の脚を使っていました。上がり4位以下だった馬は100頭と出走の多くを占めますが、3着以内は12頭です。

コース全体(参考)
東京芝2500m全体の前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速57頭25%
前走 上がり2〜3位86頭29%
前走 上がり4位以下204頭15%
今年の出走予定馬
前走で上がり3位以内だった出走予定馬(6頭)
馬名前走レース名前走の上がり順位
ディマイザキッドオクトーバーステークス1位
レッドバンデ昇仙峡ステークス1位
ドゥラドーレス新潟大賞典2位
メイショウゲキリンオールカマー2位
マイネルエンペラー京都大賞典3位
ミラージュナイト札幌日経賞3位

枠順

枠着別度数複勝率
1枠0-1-2-1319%
2枠2-2-1-1328%
3枠0-1-2-1517%
4枠1-1-0-1711%
5枠3-0-3-1430%
6枠2-1-0-1715%
7枠1-1-2-2017%
8枠1-3-1-1921%

内枠(1〜4枠)は3-5-5-58で複勝率18%、外枠(5〜8枠)は7-5-6-70で複勝率20%と、内枠と外枠の成績に大きな差はありません。

コース全体(参考)
東京芝2500m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)159頭23%
外枠(5〜8枠)192頭18%

年齢

馬齢着別度数複勝率
3歳2-0-1-175%
4歳4-4-5-2138%
5歳1-3-4-4415%
6歳1-1-1-348%
7歳1-2-0-1517%
8歳以上1-0-0-137%

5歳以上の出走が多いですが、121頭中4勝、3着以内は15頭にとどまっています。ただ、2024年は8歳、2025年は7歳の馬が勝っており、高齢馬の勝利が2年続いています。

今年の出走予定馬
4歳以下の出走予定馬(7頭)
年齢馬名
4歳キングスコール、ジーティーダーリン、
ジョイボーイ、ファイアンクランツ、
ミクニインスパイア、ミラージュナイト、
レッドバンデ

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-0-1-233%
440〜449kg0-0-0-130%
450〜459kg1-0-1-918%
460〜469kg0-1-2-1319%
470〜479kg2-4-3-2130%
480〜489kg2-4-1-1828%
490〜499kg0-1-2-1914%
500〜509kg3-0-0-2013%
510〜519kg2-0-1-827%
520kg以上0-0-0-50%

勝ち馬10頭のうち9頭は470kg以上で、500kg以上の馬が5勝しています。3着以内の数では470〜489kgが最も多く、複勝率29%です。

コース全体(参考)
東京芝2500m全体の馬体重別
区分複勝率
460〜469kg49頭20%
470〜479kg56頭27%
480〜489kg61頭21%
490〜499kg50頭16%
500〜509kg44頭11%

東京芝2500m全体でも、470〜479kgの複勝率が27%と最も高くなっています。

今年の出走予定馬

過去の成績は当日の馬体重で集計していますが、以下の集計は前走時の馬体重を参考にしています。

前走出走時の馬体重が470kg以上の出走予定馬(19頭)
前走馬体重馬名
470〜479kgファイアンクランツ
480〜489kgジョイボーイ、ファミリータイム、
ホーエリート、マイネルエンペラー
490〜499kgキングズパレス、ボーンディスウェイ、
ミラージュナイト、レッドバンデ
500〜509kgウエストナウ、キングスコール、
ドゥラドーレス、ミクニインスパイア、
ミステリーウェイ
510〜519kgジーティーダーリン
520kg以上グランヴィノス、ショウナンラプンタ、
ホールネス、メイショウゲキリン

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
10kg以上減0-0-1-156%
4〜9kg減0-2-5-2721%
増減3kg以内5-5-3-5120%
4kg以上増5-3-2-3522%

前走から馬体重を4kg以上減らしていた50頭から勝ち馬は出ていません。3着以内も8頭にとどまり、10kg以上減らしていた16頭は3着が1頭だけでした。勝ち馬10頭は、増減3kg以内が5頭、4kg以上増が5頭です。

コース全体(参考)
東京芝2500m全体の増減別
区分複勝率
4〜9kg減84頭17%
増減3kg以内145頭20%
4kg以上増93頭25%

東京芝2500m全体でも、前走から4〜9kg減らした馬の複勝率17%に対して4kg以上増えた馬は25%と、減らした馬の方が低くなっています。

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系4-3-5-5817%
キングカメハメハ系1-2-1-1225%
Kingmambo系1-0-2-1023%
グラスワンダー系0-2-1-350%
ディープインパクト系0-1-2-350%

出走が最も多いサンデーサイレンス系は70頭で4勝、3着以内は12頭にとどまります。キングカメハメハ系とKingmambo系は合わせて29頭で2勝、3着以内7頭(複勝率24%)です。勝ち馬10頭のうち7頭は、父系をさかのぼるとサンデーサイレンスに行き着きます。

騎手

騎手着別度数複勝率
戸崎圭太0-4-2-275%
ルメール2-1-1-267%
M.デム1-1-1-260%
岩田望来0-0-2-167%
大野拓弥0-0-2-250%
石川裕紀0-0-2-433%

戸崎圭太騎手は過去10年で8回騎乗して勝ち星はありませんが、2着4回・3着2回と6回が3着以内です。ルメール騎手は6回の騎乗で2勝です。

今年の出走予定馬
騎乗予定(11月2日時点)
  • 戸崎圭太騎手:ホーエリート(天皇賞(春)14着)
  • ルメール騎手:ドゥラドーレス(新潟大賞典4着)

まとめ

  • 前走1着の24頭から3着以内11頭。前走10着以下で3着以内に入ったのは41頭中1頭。
  • 六社ステークス組は9頭中6頭が3着以内。京都大賞典組は24頭で勝ち馬なし。
  • 前走GⅠ組は14頭で4勝。うち3頭は前走9〜10着から。
  • 前走の上がり3位以内から6勝。
  • 3・4歳の38頭から6勝。
  • 1番人気は3勝、2着3回。

アルゼンチン共和国杯2026の勝ち馬の条件

条件1 前走が3着以内か、前走がGⅠ

  • 前走が3着以内か、前走がGⅠ:9-7-7-38(勝率15%、複勝率38%)
  • 前走がGⅠ以外で4着以下:1-3-4-90(勝率1%、複勝率8%)

条件2 前走が上がり3位以内

  • 前走が上がり3位以内:6-6-7-40(勝率10%、複勝率32%)
  • 前走が上がり4位以下:4-4-4-88(勝率4%、複勝率12%)

条件3 前走出走時の馬体重が470kg以上

  • 前走出走時の馬体重が470kg以上:8-8-7-92(勝率7%、複勝率20%)
  • 前走出走時の馬体重が469kg以下:2-2-4-36(勝率5%、複勝率18%)

条件4 4歳以下

  • 4歳以下:6-4-6-22(勝率16%、複勝率42%)
  • 5歳以上:4-6-5-106(勝率3%、複勝率12%)

今年の出走予定馬

区分馬
すべて満たすミラージュナイト、レッドバンデ
1つ外れる
(前走上がり4位以下)
ジョイボーイ、ファイアンクランツ
1つ外れる
(5歳以上)
マイネルエンペラー、メイショウゲキリン

11月1日時点の登録馬に、過去10年の勝ち馬に多く見られた特徴を当てはめたものです。AIによる勝率予測とは異なる方法で整理しています。