チャレンジカップ2026|過去10年のデータと傾向

チャレンジカップは、阪神芝2000mで行われる3歳以上のハンデ戦のGⅢレースです。1950年に創設された歴史のある重賞で、1953年から長く「朝日チャレンジカップ」の名前で行われ、2014年に今の名前に戻りました。2012年からは11月末〜12月に組まれていましたが、2025年に再び9月へ移っています。2020年のレイパパレは翌年の大阪杯を勝ち、2023年のベラジオオペラは翌2024年から大阪杯を連覇しました。
過去10年のうち9回は11月末〜12月の開催で、9月に行われたのは2025年の1回だけです。その10年では、勝ち馬9頭が3番人気以内で、単勝1倍台に推された3頭はすべて勝っています。3歳馬の6勝もすべて11月末〜12月の開催で挙げたもので、9月開催でも同じ傾向が続くとは限りません。
三連複の万馬券は過去10年で3回でした。
チャレンジカップは2016年が阪神・芝1800m、2017〜2023年は11月末〜12月の阪神・芝2000m、2024年は阪神競馬場の改修に伴い京都・芝2000m(11月30日)で施行され、2025年の番組改編で9月の阪神・芝2000mに移りました。本記事の枠順・平均ラップは阪神・芝2000mで行われた8回で集計し、人気やステップレースなど条件に依存しない項目は10回すべてを対象にしています。なお11月末〜12月の開催だった年が9回を占めるため、前走(ステップレース)の集計は本記事では掲載していません。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- レース
- チャレンジカップ
- 主な施行条件
- 阪神芝2000
- 1番人気の複勝率
- 50%(5/10回)
- 集計
- 過去10回(2016〜2025年)
まず押さえる特徴
過去の勝ち馬とステップレース
勝ち馬10頭と、その前走です。
| 年 | 勝ち馬 | 人気 | 前走(ステップ) |
|---|---|---|---|
| 2025 | オールナット | 2人気 | 新潟大賞典(GⅢ) 6着 |
| 2024 | ラヴェル | 3人気 | エリザベス女王杯(GⅠ) 2着 |
| 2023 | ベラジオオペラ | 3人気 | 東京優駿(GⅠ) 4着 |
| 2022 | ソーヴァリアント | 1人気 | オールカマー(GⅡ) 13着 |
| 2021 | ソーヴァリアント | 1人気 | 朝日杯セントライト記念(GⅡ) 2着 |
| 2020 | レイパパレ | 1人気 | 大原ステークス 1着 |
| 2019 | ロードマイウェイ | 2人気 | ポートアイランドステークス 1着 |
| 2018 | エアウィンザー | 2人気 | カシオペアステークス 1着 |
| 2017 | サトノクロニクル | 1人気 | 菊花賞(GⅠ) 10着 |
| 2016 | マイネルハニー | 9人気 | 福島記念(GⅢ) 4着 |
前走の着順から見る傾向
前走の着順ごとの成績です。
| 前走の着順 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 前走1着 | 3-4-1-13 | 38% |
| 前走2〜3着 | 2-2-1-11 | 31% |
| 前走4〜5着 | 2-1-2-17 | 23% |
| 前走6〜9着 | 1-3-2-29 | 17% |
| 前走10着以下 | 2-0-4-31 | 16% |
前走を勝っていた馬が比較的好成績ですが、2017年のサトノクロニクルは菊花賞10着、2022年のソーヴァリアントはオールカマー13着からの勝利で、重賞で大敗していた実力馬の巻き返しもあります。一方、重賞以外で6着以下だった馬は3着以内がなく、同じ大敗でも前走の格で結果が分かれています。
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走を勝利619頭 | 36% |
| 前走0.3秒差以内で敗戦494頭 | 44% |
| 前走0.4〜0.8秒差1043頭 | 32% |
| 前走0.9秒差以上の敗戦2069頭 | 16% |
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走で上がり最速507頭 | 38% |
| 前走 上がり2〜3位885頭 | 37% |
| 前走 上がり4位以下2771頭 | 21% |
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走 逃げ・先行1081頭 | 32% |
| 前走 好位1175頭 | 30% |
| 前走 中団1003頭 | 23% |
| 前走 後方944頭 | 17% |
※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、チャレンジカップ固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。
人気の信頼度と2〜3着の荒れ方
過去10年の1番人気は4勝ですが、3着以内を外した年も5回あります。2018年のレイエンダ(2.1倍)は6着、2019年のギベオン(2.7倍)は9着でした。一方、単勝1倍台だった2020年のレイパパレと2021・2022年のソーヴァリアントは、いずれも勝ちました。
勝ち馬の平均人気は2.5番人気と上位人気が中心で、人気薄は3着に入る形が多くなっています。
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での人気別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 1番人気429頭 | 65% |
| 2〜3番人気857頭 | 54% |
| 4〜6番人気1279頭 | 29% |
| 7番人気以下2351頭 | 7% |
脚質の傾向
過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 逃げ・先行1298頭 | 40% |
| 好位1362頭 | 32% |
| 中団1165頭 | 21% |
| 後方1091頭 | 9% |
好位や中団にいた馬の好走が多く、後方からの3着以内は1頭だけです。逃げ・先行の馬は5勝と勝ち切っている一方、2着・3着は少なくなっています。
枠順の傾向
阪神芝2000mで行われた8回の、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。
| 枠 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 内枠(1-4) | 3-3-5-27 | 29% |
| 外枠(5-8) | 5-5-3-49 | 21% |
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での枠順別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 内枠(1〜4枠)2162頭 | 27% |
| 外枠(5〜8枠)2754頭 | 26% |
ペース・ラップ
阪神で行われた8回の平均ラップは、前半5Fが60.2秒、後半5Fが58.5秒。5F目から11秒台に入り、最後の1Fまで11秒台が続きます。
阪神芝2000m全体(428レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.2秒、終い3ハロンは11.8秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。
阪神芝2000m全体と比べると、中盤の5〜7F目が0.3〜0.7秒速く、早めにペースが上がるのがチャレンジカップの特徴です。
年齢別の傾向
出走馬を馬齢で分けた成績です。
| 馬齢 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 3歳 | 6-0-2-9 | 47% |
| 4歳 | 4-3-2-29 | 24% |
| 5歳 | 0-4-1-25 | 17% |
| 6歳 | 0-1-3-23 | 15% |
| 7歳 | 0-2-2-13 | 24% |
| 8歳以上 | 0-0-0-4 | 0% |
勝ち馬はすべて3歳か4歳で、4歳も4勝しています。5歳以上の78頭からは勝ち馬が出ていません。
馬体重と前走からの増減
当日の馬体重
当日の馬体重別の成績です。
| 馬体重 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 439kg以下 | 1-0-0-1 | 50% |
| 440〜449kg | 0-0-0-6 | 0% |
| 450〜459kg | 1-2-1-5 | 44% |
| 460〜469kg | 1-1-4-12 | 33% |
| 470〜479kg | 2-1-2-14 | 26% |
| 480〜489kg | 0-3-1-16 | 20% |
| 490〜499kg | 0-1-1-13 | 13% |
| 500〜509kg | 3-0-1-21 | 16% |
| 510〜519kg | 1-0-0-9 | 10% |
| 520kg以上 | 1-2-0-6 | 33% |
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での馬体重別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 439kg以下682頭 | 18% |
| 440〜449kg414頭 | 28% |
| 450〜459kg576頭 | 27% |
| 460〜469kg621頭 | 25% |
| 470〜479kg678頭 | 25% |
| 480〜489kg617頭 | 28% |
| 490〜499kg469頭 | 29% |
| 500〜509kg370頭 | 31% |
| 510〜519kg236頭 | 28% |
| 520kg以上253頭 | 30% |
前走からの増減
前走からの馬体重の増減別に見た成績です。前走の馬体重が記録に無い馬は除いています。
| 前走からの増減 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 4kg以上減 | 2-1-1-19 | 17% |
| 増減3kg以内 | 6-3-6-40 | 27% |
| 4〜9kg増 | 1-5-1-26 | 21% |
| 10kg以上増 | 1-1-2-18 | 18% |
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での前走からの増減別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 4kg以上減1263頭 | 24% |
| 増減3kg以内1842頭 | 27% |
| 4〜9kg増829頭 | 29% |
| 10kg以上増304頭 | 19% |
勝ち馬10頭のうち6頭は、前走から馬体重の増減が3kg以内でした。
好走している父系(父の父=祖父)
父の父(祖父)で分けた成績です。
| 父系(父の父) | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 | 3-3-3-34 | 21% |
| Kingmambo系 | 1-4-0-3 | 62% |
| Dansili系 | 0-1-2-1 | 75% |
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。
| 区分 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ブラックタイド系 | 13-9-8-49 | 38% |
| Kingmambo系 | 28-24-16-138 | 33% |
| Dansili系 | 24-22-41-187 | 32% |
| ハーツクライ系 | 8-10-14-72 | 31% |
| シンボリクリスエス系 | 15-21-18-127 | 30% |
| サンデーサイレンス系 | 117-115-125-862 | 29% |
クロス(インブリード)でみる血統の傾向
クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。
苦戦しているクロス
| クロス(祖先) | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ニアークティック 5×5 | 5-8-4-86 | 17% |
| ターントゥ 5×5 | 5-2-8-73 | 17% |
| ロベルト 4×4 | 4-5-6-62 | 19% |
阪神芝2000mでは、ニアークティック5×5やターントゥ5×5のクロスを持つ馬が苦戦しています。
好走が多い騎手
過去10年の主な騎手の成績です。
| 騎手 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 川田将雅 | 2-3-0-4 | 56% |
| ルメール | 3-0-1-5 | 44% |
| 武豊 | 0-1-2-5 | 38% |
| M.デム | 2-0-0-3 | 40% |
| 岩田康誠 | 0-1-1-5 | 29% |
阪神芝2000m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・4,916頭)での複勝率の高い騎手です。
| 区分 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 川田将雅 | 52-35-37-70 | 64% |
| ルメール | 22-22-9-59 | 47% |
| M.デム | 26-11-8-60 | 43% |
| 岩田康誠 | 13-21-20-76 | 42% |
| 武豊 | 22-21-16-87 | 40% |
| 坂井瑠星 | 14-17-20-84 | 38% |
まとめ
- 勝ち馬9頭が3番人気以内で、単勝1倍台の3頭はすべて勝利。
- 1番人気は4勝、3着以内を外した年が5回。
- 3歳は17頭から6勝(すべて11月末〜12月の開催)。5歳以上の勝ち馬はなし。
- 4コーナー後方の29頭は3着以内1頭。
本記事の数字は過去の実測値です(チャレンジカップの過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。







