オールカマー2026|過去10年のデータと傾向

オールカマー2026|過去10年のデータと傾向

オールカマーは、中山芝2200mで行われる3歳以上のGⅡレースです。1955年に創設され、その名のとおり、かつては地方馬などにも広く門戸を開いていた重賞で、現在は勝ち馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられます。過去10年では、2018年のレイデオロがここを勝って天皇賞(秋)を制し、2022年のジェラルディーナと2025年のレガレイラは、同じ年のエリザベス女王杯を勝ちました。

過去10年の勝ち馬はすべて5番人気以内で、そのうち5頭は牝馬です。牝馬は20頭の出走で5勝しており、2017年のルージュバックから2022年のジェラルディーナまでの6年間で4勝、2025年もレガレイラが勝っています。年齢では4歳馬が26頭から6勝と、勝ち馬の半数以上を占めます。

三連複の万馬券は過去10年で2回でした。

オールカマーは過去10年(2016〜2025年)すべて中山・芝2200mで行われています。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
オールカマー
主な施行条件
中山芝2200
1番人気の複勝率
60%(6/10回)
集計
過去10年(2016〜2025年)・出走130頭

過去10年の要点

1勝ち馬の半数が牝馬
20頭の出走から5勝。2021・2022年は、横山武史騎手の牝馬が2年続けての勝利でした。
24歳馬が26頭から6勝
3着以内も12頭で、勝ち馬はすべて4歳と5歳です。7歳以上の26頭は3着以内が1頭でした。
3単勝20倍以上の71頭は勝ち馬なし
勝ち馬の単勝オッズは最も高くて19.5倍。人気薄は2着・3着までです。

前走

勝ち馬10頭と、その前走です。

年勝ち馬人気前走(ステップ)
2025レガレイラ1人気宝塚記念(GⅠ) 11着
2024レーベンスティール1人気エプソムカップ(GⅢ) 1着
2023ローシャムパーク4人気函館記念(GⅢ) 1着
2022ジェラルディーナ5人気小倉記念(GⅢ) 3着
2021ウインマリリン2人気天皇賞(春)(GⅠ) 5着
2020センテリュオ5人気マーメイドステークス(GⅢ) 2着
2019スティッフェリオ4人気宝塚記念(GⅠ) 7着
2018レイデオロ1人気ドバイシーマクラシック(GⅠ) 4着
2017ルージュバック5人気ヴィクトリアマイル(GⅠ) 10着
2016ゴールドアクター1人気天皇賞(春)(GⅠ) 12着

前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。

前走レース着別度数複勝率
宝塚記念2-1-2-936%
目黒記念0-0-3-350%
天皇賞(春)2-0-0-722%
函館記念1-0-1-625%
七夕賞0-2-0-918%
札幌記念0-2-0-918%
クイーンエリザベス2世カップ0-1-1-167%

勝ち馬の前走は宝塚記念と天皇賞(春)が2頭ずつで、ほかの6頭はすべて別のレースからでした。前走レースで大きく抜けた組はありません。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-3-1-1135%
前走2〜3着2-2-3-1729%
前走4〜5着2-1-3-1825%
前走6〜9着1-4-2-1828%
前走10着以下3-0-1-3610%

前走10着以下から3着以内に入った4頭のうち、3頭は勝ち馬でした。2016年のゴールドアクター(天皇賞(春)12着)、2017年のルージュバック(ヴィクトリアマイル10着)、2025年のレガレイラ(宝塚記念11着)と、いずれもGⅠで大敗していた馬の巻き返しです。

一方、前走GⅡ組は2着・3着には来ていますが、勝ち馬は出ていません。

コース全体(参考)

比較用に、中山芝2200mの全レース(2016〜2026年、新馬〜GⅠ、2,563頭)の成績を各節に載せています。頭数やクラスの構成がオールカマーとは違うため、あくまで参考程度にしてください。

前走の着差
区分複勝率
前走を勝利318頭32%
前走0.3秒差以内で敗戦288頭42%
前走0.4〜0.8秒差647頭25%
前走0.9秒差以上の敗戦1181頭11%
前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速296頭41%
前走 上がり2〜3位464頭27%
前走 上がり4位以下1638頭16%
前走の4コーナーの位置
区分複勝率
前走 逃げ・先行621頭26%
前走 好位680頭25%
前走 中団607頭20%
前走 後方520頭12%

1番人気

過去10年の1番人気は4勝、3着以内は6回です。2024年のレーベンスティール(1.5倍)、2025年のレガレイラ(3.3倍)と近2年は続けて勝っていますが、2021年のレイパパレ(2.1倍)は4着、2022年のデアリングタクト(2.0倍)は6着でした。

年1番人気単勝オッズ着順
2016ゴールドアクター2.0倍1着
2017ステファノス3.8倍2着
2018レイデオロ2.0倍1着
2019レイデオロ2.2倍4着
2020ミッキースワロー2.9倍5着
2021レイパパレ2.1倍4着
2022デアリングタクト2.0倍6着
2023タイトルホルダー2.5倍2着
2024レーベンスティール1.5倍1着
2025レガレイラ3.3倍1着
コース全体(参考)
中山芝2200m全体の人気別
区分複勝率
1番人気181頭66%
2〜3番人気362頭51%
4〜6番人気540頭29%
7番人気以下1480頭6%

単勝オッズ別の成績

単勝オッズ着別度数複勝率
1倍台1-0-0-0100%
2倍台2-1-0-538%
3〜4倍台2-4-2-467%
5〜9倍台3-2-3-1142%
10〜19倍台2-1-2-1426%
20〜49倍台0-2-2-2215%
50倍以上0-0-1-442%

勝ち馬の単勝オッズは最も高くて19.5倍で、20倍以上の馬は勝てていません。ただ、2024年は10番人気のアウスヴァールが2着、12番人気のリカンカブールが3着に入り、三連複が万馬券になりました。

コース全体(参考)
中山芝2200m全体の単勝オッズ別
区分複勝率
1倍台37頭76%
2倍台114頭69%
3〜4倍台211頭55%
5〜9倍台381頭41%
10〜19倍台368頭24%
20〜49倍台457頭10%
50倍以上995頭3%

脚質とラップ

逃げ・先行
12頭
好位
9頭
中団
7頭
後方
2頭
3着以内30頭の4コーナーの位置。
コース全体(参考)
中山芝2200m全体の脚質別
区分複勝率
逃げ・先行692頭39%
好位687頭26%
中団599頭12%
後方585頭4%

3着以内30頭のうち12頭が逃げ・先行で、前で運んだ馬が中心です。後方から届いたのは2頭だけでした。

12.6
1F
11.2
2F
12.6
3F
12.4
4F
12.5
5F
12.3
6F
11.9
7F
11.8
8F
11.6
9F
11.4
10F
12.0
11F
オールカマー過去10年の平均ラップ。棒が高いほど速い区間です。
コース全体(参考)
12.6
1F
11.4
2F
12.6
3F
12.6
4F
12.7
5F
12.5
6F
12.2
7F
12.1
8F
11.9
9F
11.7
10F
12.1
11F
中山芝2200m全体(181レース)の平均ラップ。

過去10年の平均ラップは、残り1000mから11秒台に上がり、そのまま速いラップが続きます。前半は中山芝2200m全体とほぼ同じ時計ですが、後半5Fはオールカマーの方が1.3秒速く、後半の持続力が問われるレースです。

枠順

枠着別度数複勝率
内枠(1-4)6-8-3-3831%
外枠(5-8)4-2-7-6217%
コース全体(参考)
中山芝2200m全体の枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)1135頭22%
外枠(5〜8枠)1428頭20%

過去10年では内枠の方が好走しています。中山芝2200m全体では内外の差がほとんどなく、オールカマーで目立つ傾向です。

年齢

馬齢着別度数複勝率
4歳6-3-3-1446%
5歳4-3-5-3526%
6歳0-4-1-2616%
7歳0-0-1-147%
8歳以上0-0-0-110%

勝ち馬は4歳と5歳だけで、特に4歳馬が6勝しています。7歳以上で3着以内に入ったのは1頭だけです。

馬体重

当日の馬体重

馬体重着別度数複勝率
439kg以下0-0-0-20%
440〜449kg1-0-0-712%
450〜459kg1-0-0-910%
460〜469kg1-0-2-827%
470〜479kg3-5-3-1150%
480〜489kg2-2-2-1825%
490〜499kg2-1-2-2020%
500〜509kg0-1-0-156%
510〜519kg0-1-0-420%
520kg以上0-0-1-614%

当日の馬体重では470kg台の馬の好走が目立ち、22頭中11頭が3着以内に入っています。

コース全体(参考)
中山芝2200m全体の馬体重別
区分複勝率
439kg以下303頭14%
440〜449kg200頭20%
450〜459kg264頭23%
460〜469kg307頭21%
470〜479kg347頭24%
480〜489kg351頭22%
490〜499kg287頭23%
500〜509kg219頭24%
510〜519kg125頭19%
520kg以上160頭22%

前走からの増減

前走からの増減着別度数複勝率
10kg以上減0-2-1-1023%
4〜9kg減2-0-2-2514%
増減3kg以内3-6-5-3628%
4〜9kg増3-1-1-1426%
10kg以上増1-1-1-1517%
コース全体(参考)
中山芝2200m全体の増減別
区分複勝率
10kg以上減122頭16%
4〜9kg減539頭21%
増減3kg以内1078頭22%
4〜9kg増535頭21%
10kg以上増254頭19%

血統

父の父(祖父)で分けた成績です。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系3-4-7-4125%
キングカメハメハ系0-3-1-1029%
ディープインパクト系1-1-1-925%

父系はサンデーサイレンス系が出走の4割以上を占めて3勝していますが、ほかの父系と比べても好走率に大きな違いはありません。

コース全体(参考)
中山芝2200m全体の父系
区分着別度数複勝率
シンボリクリスエス系8-4-6-4628%
サンデーサイレンス系48-54-54-45326%
ディープインパクト系22-25-25-21525%
スクリーンヒーロー系6-3-5-4225%
キングカメハメハ系26-22-19-20425%
ステイゴールド系19-29-16-20724%

クロス

クロスは中山芝2200m全体の集計です。

好走が目立つクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ターントゥ 5×55-6-8-3635%
リファール 5×511-12-11-9227%
苦戦しているクロス
クロス(祖先)着別度数複勝率
ニアークティック 5×50-3-3-3614%

中山芝2200mでは、ターントゥ5×5を持つ馬が好成績です。出走の多いリファール5×5も、コース全体の平均を上回っています。

騎手

騎手着別度数複勝率
戸崎圭太2-1-2-456%
ルメール3-1-0-0100%
横山武史2-0-0-250%
津村明秀0-1-1-340%
田辺裕信0-1-1-529%

騎手ではルメール騎手が4回騎乗して3勝・2着1回と、すべて2着以内です。横山武史騎手は2021年のウインマリリン、2022年のジェラルディーナと、2年続けて牝馬で勝っています。

コース全体(参考)
中山芝2200m全体の騎手
区分着別度数複勝率
ルメール16-15-8-2858%
戸崎圭太16-20-13-5846%
津村明秀7-15-9-5735%
横山武史10-9-5-5132%
田辺裕信14-11-7-6832%
石橋脩10-6-7-4932%

まとめ

  • 勝ち馬10頭はすべて5番人気以内で、うち5頭が牝馬。
  • 4歳馬は26頭中12頭が3着以内で6勝。7歳以上の26頭は3着以内1頭。
  • 前走GⅡ組の28頭からは勝ち馬が出ていない。
  • 当日の馬体重470kg台の22頭は、半数の11頭が3着以内。

数字は過去10年の結果を集計したもので、今年の予想とは別物です。AI予想とも別に作っています。