函館ダート2400mの傾向|コースの特徴と狙い方

函館ダート2400mの傾向|コースの特徴と狙い方

函館ダート2400mは、前に行った馬がそのまま残りやすいコースです。
ダート2400mの中でも前に行った馬が残りやすい。
2018年から2026年までのJRA実測データで見ていきます。

※ このコースは施行されたレース自体が少ないため、この記事の数字はいずれも参考程度に見てください。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

コース
函館・ダート2400m
1番人気の複勝率
68.4%
三連複 万馬券率
26.3%
集計レース数
19レース

まず押さえる3つの特徴

1逃げ・先行が止まりにくい
逃げ・先行の複勝率が、全国のダート2400〜2500m戦より高い。
2堅く決まりやすい
サンプルは少なめですが、三連複で万馬券が出る割合が、全JRA競馬場の平均より低い。
3枠は外が有利
外枠のほうが複勝率が高い傾向。

脚質:位置取り別の傾向

逃げ・先行の複勝率が、全国のダート2400〜2500m戦の平均を上回ります。

前に行った馬がそのまま残りやすく、後方から届きにくいコースです。

逃げ・先行
73.3%
好位
34.7%
中団
9.4%
後方
3.8%
4角の位置取り別の複勝率(函館ダ2400・2018-2026)。
位置取り出走数函館ダ2400全JRA競馬場
同距離帯
逃げ・先行4573.3%55.1%
好位4934.7%31.7%
中団539.4%10.7%
後方533.8%3.0%
「全JRA競馬場 同距離帯」は、JRA全競馬場のダート2400〜2500m戦を合算した平均値です。太字は全国平均より高い位置取り。

ペース:1ハロンごとの平均ラップ

序盤と終いの速度差が小さく、流れが大きく偏りにくいコースです。

13.2
1F
11.8
2F
12.9
3F
13.0
4F
12.8
5F
13.3
6F
13.4
7F
12.9
8F
12.5
9F
12.8
10F
12.8
11F
13.1
12F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ秒数(函館ダ2400・19レース)。横軸のFはハロンのことで、棒が高いほど速い(全コース共通のものさしで表示)。

枠順:外が有利(馬場を問わず)

内枠(1〜4枠)より外枠(5〜8枠)のほうが有利です。
良馬場でも道悪でも外が上で、馬場状態が変わっても傾向は大きく変わりません。

馬場内枠(1-4)外枠(5-8)目立つ側
全体26.3%29.8%外が有利
良馬場25.0%29.3%外が有利
道悪28.1%30.6%外が有利

開催が進んでも傾向は大きく変わらない

序盤から終盤まで内外の差は小さいままです。
時期による狙いの変更は不要です。

開催時期内枠の有利・不利
序盤(1〜2日目)出走数が少なく判断しにくい
中盤(3〜6日目)出走数が少なく判断しにくい
終盤(7日目以降)出走数が少なく判断しにくい
内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の複勝率の差で見た、枠の有利不利です。脚質(前に行く/差す)の有利不利は上の「脚質」の項を見てください。

荒れ度:堅く決まりやすいコース

三連複の平均配当は10,172円。
サンプルが少なく参考値ですが、万馬券が出る割合は全JRA競馬場の平均より低いです。

人気どころが順当に決まりやすく、手広く流すよりも上位人気を軸に絞るのが向いています。

人気:1番人気は信頼できる

1番人気の複勝率が、全国のダート2400〜2500m戦の平均を上回ります。1番人気が飛ぶ前提で組む必要はありません。軸は1番人気で固定してよいコースです。

中位人気(4〜6番人気)は、平均より複勝率が低くなっています。ひもも上位人気で固めるほうが向いています。

人気出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
1番人気1968.4%57.9%
2〜3番人気3852.6%45.4%
4〜6番人気5719.3%26.5%
7〜9番人気5420.4%17.5%
10番人気以下326.2%6.2%
太字は、全国のダート2400〜2500m戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

距離ローテ:距離を延ばしてきた馬が走る

前走より距離を延ばしてきた馬が、はっきり良い成績を残しています。距離が延びること自体をプラスに取れるコースです。

前走からの距離変更出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
200m以内の短縮1921.1%23.1%
同じ距離2343.5%26.8%
200m超の延長15227.6%22.7%
太字は、全国のダート2400〜2500m戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。
前走は同じ期間のJRAでの前の出走。地方・海外からの出走は集計に入りません。

出走間隔:休み明けでも走れる

休み明けが利くコースです。ローテより馬の格を優先して見たいところです。

前走からの間隔出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
中1〜2週9621.9%21.0%
3〜5週3743.2%26.6%
6〜12週4628.3%25.8%
13週以上2030.0%19.7%
太字は、全国のダート2400〜2500m戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

馬体重:大型馬が走るコース

馬格がそのまま結果に出ています。520kgを超える馬は、人気が無くても押さえておきたいところです。

馬体重出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
439kg以下80.0%15.4%
440〜479kg7930.4%23.7%
480〜519kg9229.3%25.3%
520kg以上2128.6%22.5%
太字は、全国のダート2400〜2500m戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)は、同じ祖先が父方と母方の両方に入っている配合のことです。
たとえばヘイルトゥリーズン 5×5なら、父方をさかのぼって5代前と、母方をさかのぼって5代前に、同じヘイルトゥリーズンがいます。

函館ダート2400mを走った馬について、5代前までに入っているクロスの祖先ごとに成績をまとめました。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。出走数は延べ頭数で、同じ馬の同じ祖先は1回の出走につき1回だけ数えています。世代は最も多かった配合の位置。

複勝率が低いクロス

クロス(祖先)出走数着別度数複勝率
ヘイルトゥリーズン 5×5262-1-1-2215.4%
ノーザンダンサー 5×5543-3-4-4418.5%

ヘイルトゥリーズン・ノーザンダンサーのクロスは、このコースでは複勝率が伸びていません。出走数のわりに3着以内が少なく、人気になっているときは評価を一段下げたいところです。

出走数が数十頭にとどまる系統も含みます。頭数と合わせて見てください。

複勝率が高い騎手

このコースでの複勝率が高い騎手です。
並び順は複勝率で、勝ち切るかどうかは別の話なので勝率も並べています。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • 丹内祐次 3-5-0-8 複勝率 50.0%/勝率 18.8%
  • 横山武史 1-2-0-5 複勝率 37.5%/勝率 12.5%
  • 佐々木大 1-1-1-6 複勝率 33.3%/勝率 11.1%
  • 吉田隼人 0-2-1-7 複勝率 30.0%/勝率 0.0%

人気以上に走らせる騎手

馬の人気を差し引いても、実力で上振れさせている騎手です。
人気のない馬でも複勝圏に押し上げるタイプで、人気薄の一発を狙うなら注目です。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • 丹内祐次 3-5-0-8 平均4.9番人気の馬で複勝率 50.0%(人気どおりなら30.7%)

同コース好走歴はどこまで効くか

このコースで過去に3着以内の実績がある馬は、次に走ったときの複勝率が33.3%。

軸の根拠にするには一歩足りません。相手選びで迷ったときの後押しとして使いたいコースです。

まとめ:買い方の指針

  • 逃げ・先行が残りやすい。前に行ける馬を素直に評価したいコースです。
  • 枠は外が有利です。外枠の馬を一段高く見たいところです。
  • 堅く決まりやすいコースです。上位人気を軸に絞れます。

本記事の数字は2018〜2026年のJRA函館ダート2400m・正常完走レースの実測値です(出走延べ200頭/19レース)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。