セントライト記念2026|過去10年のデータと傾向

セントライト記念は、中山芝2200m(外回り)で行われる3歳馬によるGⅡレースです。日本で最初の三冠馬セントライトの名を冠して1947年に創設された菊花賞のトライアルで、3着までに入った馬には菊花賞への優先出走権が与えられます。過去10年では、2024年のアーバンシックがここを勝って菊花賞を制し、2025年の皐月賞馬ミュージアムマイルは、ここを勝ったあと有馬記念も勝っています。
過去10年の勝ち馬のうち5頭は、前走で日本ダービー(東京優駿)を走っていた馬です。2018年のジェネラーレウーノはダービー16着、2019年のリオンリオンは15着からの勝利で、ダービーで大敗していても見限れません。一方、前走が重賞以外だった馬は3着以内が少なくなっています。
三連複の万馬券は10年で2回と少なく、配当は比較的落ち着いた年が多いレースです。
セントライト記念は過去10年(2016〜2025年)すべて中山・芝2200mで施行されています。菊花賞のトライアル競走で、上位3頭に優先出走権が与えられます。3歳限定戦のため出走馬は全頭が3歳馬です。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- レース
- セントライト記念
- 主な施行条件
- 中山芝2200
- 1番人気の複勝率
- 90%(9/10回)
- 集計
- 過去10回(2016〜2025年)
まず押さえる特徴
過去の勝ち馬とステップレース
勝ち馬10頭と、その前走です。
| 年 | 勝ち馬 | 人気 | 前走(ステップ) |
|---|---|---|---|
| 2025 | ミュージアムマイル | 1人気 | 東京優駿(GⅠ) 6着 |
| 2024 | アーバンシック | 2人気 | 東京優駿(GⅠ) 11着 |
| 2023 | レーベンスティール | 2人気 | ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 3着 |
| 2022 | ガイアフォース | 3人気 | 国東特別 1着 |
| 2021 | アサマノイタズラ | 9人気 | ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 12着 |
| 2020 | バビット | 4人気 | ラジオNIKKEI賞(GⅢ) 1着 |
| 2019 | リオンリオン | 1人気 | 東京優駿(GⅠ) 15着 |
| 2018 | ジェネラーレウーノ | 4人気 | 東京優駿(GⅠ) 16着 |
| 2017 | ミッキースワロー | 2人気 | いわき特別 3着 |
| 2016 | ディーマジェスティ | 1人気 | 東京優駿(GⅠ) 3着 |
前走のレース別の成績です。数字は左から1着・2着・3着・着外の頭数です。
| 前走レース | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 東京優駿 | 5-6-5-18 | 47% |
| ラジオNIKKEI賞 | 3-1-1-10 | 33% |
前走別では東京優駿(日本ダービー)組の3着以内16頭が抜けており、ラジオNIKKEI賞組からも3勝しています。2021年のアサマノイタズラは同レース12着、9番人気からの勝利でした。
前走の着順から見る傾向
前走の着順ごとの成績です。
| 前走の着順 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 前走1着 | 2-4-3-36 | 20% |
| 前走2〜3着 | 3-2-1-30 | 17% |
| 前走4〜5着 | 0-1-0-11 | 8% |
| 前走6〜9着 | 1-1-4-15 | 29% |
| 前走10着以下 | 4-2-2-18 | 31% |
前走10着以下の馬から4勝しており、前走の着順より、どのレースを走っていたかで結果が分かれています。前走が重賞以外だった79頭は、3着以内が8頭にとどまっています。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走を勝利294頭 | 32% |
| 前走0.3秒差以内で敗戦261頭 | 43% |
| 前走0.4〜0.8秒差588頭 | 25% |
| 前走0.9秒差以上の敗戦1275頭 | 13% |
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走で上がり最速292頭 | 41% |
| 前走 上がり2〜3位455頭 | 27% |
| 前走 上がり4位以下1623頭 | 16% |
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 前走 逃げ・先行610頭 | 26% |
| 前走 好位673頭 | 25% |
| 前走 中団600頭 | 20% |
| 前走 後方519頭 | 13% |
※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、セントライト記念固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。
人気の信頼度と2〜3着の荒れ方
過去10年の1番人気は3勝ですが、2着が6回あり、3着以内を外したのは2021年のタイトルホルダー(13着)だけです。
単勝50倍以上の48頭は3着以内がなく、人気薄の好走は少ないレースです。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での人気別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 1番人気180頭 | 67% |
| 2〜3番人気360頭 | 51% |
| 4〜6番人気537頭 | 29% |
| 7番人気以下1470頭 | 6% |
脚質の傾向
過去10年の3着以内30頭を、4コーナーの位置で分けた内訳です。
3着以内30頭のうち24頭が逃げ・先行か好位で、中団より後ろからの好走は少なくなっています。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 逃げ・先行688頭 | 39% |
| 好位681頭 | 26% |
| 中団595頭 | 12% |
| 後方583頭 | 4% |
枠順の傾向
内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。
| 枠 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 内枠(1-4) | 7-2-6-43 | 26% |
| 外枠(5-8) | 3-8-4-67 | 18% |
内枠から7勝、外枠から3勝と、勝ち馬は内枠に多く出ています。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での枠順別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 内枠(1〜4枠)1127頭 | 22% |
| 外枠(5〜8枠)1420頭 | 20% |
ペース・ラップ
平均ラップは中盤に12秒台が続いたあと、7F目から少しずつ速くなり、残り600mは11秒台で流れます。
中山芝2200m全体(180レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.2秒、終い3ハロンは11.9秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。
馬体重と前走からの増減
当日の馬体重
当日の馬体重別の成績です。
| 馬体重 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 439kg以下 | 0-0-0-6 | 0% |
| 440〜449kg | 0-0-0-6 | 0% |
| 450〜459kg | 0-0-0-11 | 0% |
| 460〜469kg | 1-2-1-13 | 24% |
| 470〜479kg | 2-1-1-22 | 15% |
| 480〜489kg | 2-3-2-16 | 30% |
| 490〜499kg | 2-0-5-12 | 37% |
| 500〜509kg | 2-1-1-13 | 24% |
| 510〜519kg | 1-2-0-5 | 38% |
| 520kg以上 | 0-1-0-6 | 14% |
当日の馬体重では、460kg未満の23頭が1頭も3着以内に入っていません。3着以内30頭のうち22頭は480kg以上の馬でした。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での馬体重別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 439kg以下303頭 | 14% |
| 440〜449kg200頭 | 20% |
| 450〜459kg264頭 | 23% |
| 460〜469kg306頭 | 21% |
| 470〜479kg341頭 | 24% |
| 480〜489kg350頭 | 22% |
| 490〜499kg284頭 | 23% |
| 500〜509kg215頭 | 24% |
| 510〜519kg125頭 | 19% |
| 520kg以上159頭 | 22% |
中山芝2200m全体では体重による差は小さく、セントライト記念で目立つ傾向です。
前走からの増減
前走からの馬体重の増減別に見た成績です。
| 前走からの増減 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 4kg以上減 | 2-0-1-21 | 12% |
| 増減3kg以内 | 2-7-2-54 | 17% |
| 4〜9kg増 | 5-2-5-21 | 36% |
| 10kg以上増 | 1-1-2-14 | 22% |
前走から4〜9kg増えていた馬が5勝しており、馬体増からの好走が目立ちます。
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での前走からの増減別の複勝率です。
| 区分 | 複勝率 |
|---|---|
| 4kg以上減661頭 | 20% |
| 増減3kg以内1072頭 | 22% |
| 4〜9kg増526頭 | 21% |
| 10kg以上増253頭 | 19% |
好走している父系(父の父=祖父)
父の父(祖父)で分けた成績です。
| 父系(父の父) | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| サンデーサイレンス系 | 1-5-4-23 | 30% |
| ディープインパクト系 | 2-1-2-9 | 36% |
| キングカメハメハ系 | 2-0-1-14 | 18% |
| ブラックタイド系 | 1-2-0-1 | 75% |
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。
| 区分 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| シンボリクリスエス系 | 8-3-6-46 | 27% |
| サンデーサイレンス系 | 48-54-54-452 | 26% |
| ディープインパクト系 | 22-25-24-207 | 26% |
| キングカメハメハ系 | 26-22-19-200 | 25% |
| スクリーンヒーロー系 | 6-3-5-42 | 25% |
| ステイゴールド系 | 19-29-16-202 | 24% |
クロス(インブリード)でみる血統の傾向
クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。
好走が目立つクロス
| クロス(祖先) | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ターントゥ 5×5 | 5-6-8-36 | 35% |
| リファール 5×5 | 10-12-11-90 | 27% |
苦戦しているクロス
| クロス(祖先) | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ニアークティック 5×5 | 0-3-3-36 | 14% |
クロスでは、ターントゥ5×5を持つ馬が中山芝2200mで好成績を残しています。反対にニアークティック5×5は苦戦しています。
好走が多い騎手
過去10年の主な騎手の成績です。
| 騎手 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ルメール | 1-2-2-4 | 56% |
| 田辺裕信 | 2-1-1-5 | 44% |
| 戸崎圭太 | 1-3-0-4 | 50% |
| 横山典弘 | 2-1-0-2 | 60% |
| 川田将雅 | 0-1-1-1 | 67% |
| 岩田康誠 | 0-0-2-2 | 50% |
中山芝2200m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・2,547頭)での複勝率の高い騎手です。
| 区分 | 着別度数 | 複勝率 |
|---|---|---|
| ルメール | 16-15-8-28 | 58% |
| 戸崎圭太 | 16-20-13-58 | 46% |
| 津村明秀 | 7-15-8-57 | 34% |
| 横山武史 | 10-9-5-50 | 32% |
| 石橋脩 | 10-6-7-48 | 32% |
| 田辺裕信 | 14-11-7-67 | 32% |
田辺裕信騎手は、騎乗馬の平均が7.6番人気ながら2勝しています。
まとめ
- 東京優駿(日本ダービー)組から5勝、3着以内16頭。
- 前走10着以下からも4勝。前走が重賞以外の79頭は3着以内8頭。
- 1番人気は3勝・2着6回。3着以内を外したのは1回。
- 3着以内30頭のうち24頭が4コーナーで好位より前。
- 当日460kg未満の23頭は3着以内なし。
本記事の数字は過去の実測値です(セントライト記念の過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。







