レパードステークスの傾向|過去10年データとステップレース分析

レパードステークスの傾向|過去10年データとステップレース分析

レパードステークス(新潟・ダート1800m/GⅢ)の過去10年の傾向を、実測データで振り返ります。
3歳限定のダート重賞で、三連複が万馬券になった年が10回中8回あります。
ステップレース(前走)や人気の信頼度、脚質・血統まで順に見ていきます。

過去10年(2016〜2025年)はすべて新潟・ダート1800mで施行されており、開催場・距離の変更はありません。2024年から発走が11レースから7レースへ繰り上がりましたが、レース条件そのものは変わっていません。3歳限定戦のため、レース名の付かない条件戦(1勝クラス・2勝クラス)から直行してくる馬が過去10年で41頭おり、出走馬のおよそ3割を占めます。本記事ではそうした前走をクラス名で表記しています。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

レース
レパードステークス
主な施行条件
新潟ダ1800
1番人気の複勝率
60%(6/10回)
集計
過去10回(2016〜2025年)

まず押さえる特徴

11番人気は複勝どまり
複勝圏までは来ますが勝ち切りは五分で、過信しすぎないほうがよいレースです。
22〜3着に人気薄が入りやすい
軸は堅くても2〜3着に人気薄が飛び込み、三連複が高配当になりやすいレースです。
3ステップが明確
前走ジャパンDダービー組は13頭中6頭が3着以内。複勝率は46%です。

過去の勝ち馬とステップレース

各年の勝ち馬と、その前走(ステップレース)です。どこを使ってきた馬が勝っているかが分かります。

勝ち馬人気前走(ステップ)
2025ドンインザムード5人気2勝クラス 6着
2024ミッキーファイト1人気ユニコーンステークス(GⅢ) 3着
2023ライオットガール5人気マレーシアカップ 4着
2022カフジオクタゴン7人気鷹取特別 1着
2021メイショウムラクモ1人気いわき特別 1着
2020ケンシンコウ7人気ユニコーンステークス(GⅢ) 3着
2019ハヤヤッコ10人気青竜ステークス 8着
2018グリム5人気ユニコーンステークス(GⅢ) 9着
2017ローズプリンスダム11人気ジャパンDダービー(GⅠ) 8着
2016グレンツェント2人気ユニコーンステークス(GⅢ) 3着

過去10年で3着以内が多かった前走レースです。数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

前走レース着別度数複勝率
ジャパンDダービー1-3-2-746%
ユニコーンステークス4-0-1-1426%
1勝クラス0-3-2-3014%
2勝クラス1-1-1-350%

前走の着順から見る傾向

出走馬を前走の着順で分け、本レースでの成績を見たものです。前走好走組が中心か、大敗からの巻き返しがあるかが分かります。

前走の着順着別度数複勝率
前走1着2-4-3-5714%
前走2〜3着3-3-1-1630%
前走4〜5着1-2-4-1335%
前走6〜9着4-0-1-1723%
前走10着以下0-0-0-140%

前走で大きく負けた馬の巻き返しも目立ちます。前走着順だけで嫌うのは危険です。

コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での「前走(ステップ)の質」別の複勝率です。

前走の着差(勝ちタイムとの差)
区分複勝率
前走を勝利771頭27%
前走0.3秒差以内で敗戦650頭47%
前走0.4〜0.8秒差1542頭34%
前走0.9秒差以上の敗戦6890頭17%

僅差で負けていた馬ほど、次にこのコースで巻き返しやすい傾向です。

前走の上がり3ハロン順位
区分複勝率
前走で上がり最速765頭35%
前走 上がり2〜3位1652頭35%
前走 上がり4位以下7052頭18%

前走でメンバー上位の脚を使えていた馬が、このコースでも好走しやすい傾向です。

前走の脚質(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
前走 逃げ・先行2504頭32%
前走 好位2731頭27%
前走 中団2423頭18%
前走 後方2111頭11%

照合コース全体では前走好走組が優勢。ただしレパードステークスは前走大敗からの巻き返しも目立つので、前走が悪くても地力上位なら軽視しないのが無難です。

※コース全体・全クラス混在の集計です。能力上位の馬ほど前走も好内容になりやすい点を含むため、レパードステークス固有の傾向ではなく馬を絞り込む際の参考としてご覧ください。

人気の信頼度と2〜3着の荒れ方

1番人気は過去10回で2勝
複勝率は平均的ですが、勝率はかなり低いので、相手は広めに取りたいレースです。

勝ち馬の平均人気は5.4番人気。
2〜3着馬の平均人気は6.4番人気で、
三連複の平均配当は36,039円、万馬券率は80%です。

コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での人気別の複勝率です。

人気別
区分複勝率
1番人気755頭66%
2〜3番人気1508頭47%
4〜6番人気2269頭26%
7番人気以下5805頭8%

照合1番人気の信頼度はコース全体と同水準です。ただし勝率はかなり低いので、過信しないほうがよいでしょう。

脚質の傾向

3着以内馬の4コーナー通過位置の内訳です。前と後ろ、どちらが有利かの目安になります。

逃げ・先行
16頭
好位
11頭
中団
3頭
後方
0頭
過去10回の3着以内・計30頭の脚質内訳。

過去10回で4コーナー最後方寄りから馬券圏に入った馬は1頭もいません。差し・追い込み一手の馬には厳しいレースです。

コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での脚質別(4コーナーの位置取り)の複勝率です。

脚質別(4コーナーの位置取り)
区分複勝率
逃げ・先行2504頭49%
好位2840頭26%
中団2546頭10%
後方2447頭3%

照合レパードステークス(この10回)もコース全体も前・好位が優勢で一致。やはり前に行ける馬が残りやすく、先行力を素直に重視できます。

枠順の傾向

新潟ダ1800で行われた10回の、内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の成績です。

着別度数複勝率
内枠(1-4)7-5-4-5224%
外枠(5-8)3-5-6-6518%

やや内枠が有利な傾向です。

コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での枠順別の複勝率です。

枠順別
区分複勝率
内枠(1〜4枠)4546頭21%
外枠(5〜8枠)5791頭23%

照合レパードステークスは内枠寄り、コース全体は枠の差なし寄りと差があります。枠は決め打ちせず、当日の馬場状態も見て判断したいところです。

ペース・ラップ

新潟ダ1800の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり11.9秒、終い3ハロンは12.6秒。
入りが速く終いが掛かりやすい流れで、前に行った馬も最後は苦しくなります。

中盤でいったん息が入るぶん、前で流れに乗った馬がそのまま押し切りやすい形です。

12.5
1F
11.0
2F
12.2
3F
12.8
4F
12.5
5F
12.5
6F
12.9
7F
12.3
8F
12.5
9F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟ダ1800・10レース)。棒が高いほど速い。
コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(758レース)の平均ラップです。序盤3ハロンは1ハロンあたり12.2秒、終い3ハロンは12.9秒。重賞だけの上のラップと見比べると、このコースの標準的な流れが分かります。

12.7
1F
11.3
2F
12.7
3F
13.2
4F
12.7
5F
12.5
6F
12.9
7F
12.6
8F
13.0
9F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ(新潟ダート1800m全体・758レース)。棒が高いほど速い。

照合レパードステークスの過去10年とコース全体はラップの形がよく似ています(重賞のほうが全体に速い流れですが、緩急のつき方は同じ)。今年もこの流れになりやすく、上の脚質傾向がそのまま生きるはずです。

好走している父系(父の父=祖父)

過去10年の3着以内を、父の父(祖父にあたるグランドサイアー)でまとめた着別度数です。父単位より母数が確保でき、父系としての得意・不得意が見えます。

父系(父の父)着別度数複勝率
サンデーサイレンス系3-2-1-1332%
Pulpit系1-1-1-350%
コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での複勝率の高い父系(父の父)です。

父系(父の父)別
区分着別度数複勝率
スクリーンヒーロー系12-8-5-4934%
Devil His Due系14-10-11-7532%
グラスワンダー系7-10-13-7229%
Kingmambo系27-15-25-17428%
Kris S.系15-9-13-9827%
Hennessy系17-27-9-15326%

照合レパードステークスで目立つサンデーサイレンス系は、コース全体の上位には入っていません。少ないサンプルでの傾向の可能性があり、血統だけで買うのは避けたいところです。

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)とは、同じ祖先が父方・母方の両方に入る配合のこと。たとえば「ニジンスキー 5×5」なら、父方の5代前と母方の5代前の両方にニジンスキーがいます。コース全体の過去データで、クロス別の着別度数を見ます(世代は最も多い配合を表示)。

好走が目立つクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ブラッシンググルーム 5×57-4-6-4030%
シアトルスルー 4×513-17-12-10129%
ストームキャット 3×44-4-13-5627%

苦戦しているクロス

クロス(祖先)着別度数複勝率
ニジンスキー 5×58-8-7-13015%
ネイティブダンサー 5×52-1-4-3517%
トニービン 3×45-3-3-5317%
ファピアノ 5×42-6-5-6018%

とくにニジンスキー(5×5)・ネイティブダンサー(5×5)・トニービン(3×4)のクロスは複勝率が伸びていません。この血が濃い馬は、人気でも過信しすぎないほうが無難です。

父系では、頭数の多いKing’s Best系が複勝率18%どまり。出走数が多いわりに勝ち切れておらず、軸としては割り引きたい系統です。

好走が多い騎手

過去10年の成績が良い騎手です。

騎手着別度数複勝率
戸崎圭太2-1-1-357%
田辺裕信1-0-1-250%
内田博幸1-1-0-340%
和田竜二0-2-0-167%
コース全体(参考)

新潟ダート1800m全体(重賞〜条件戦をすべて含む、2016〜2026年・10,337頭)での複勝率の高い騎手です。

騎手別
区分着別度数複勝率
戸崎圭太29-18-22-8445%
坂井瑠星8-8-11-4040%
M.デム12-11-10-5139%
北村友一12-11-4-4339%
鮫島克駿17-18-16-8438%
吉田隼人18-25-14-9637%

照合レパードステークスで好走の戸崎圭太は、コース全体でも複勝率上位。このコースを得意にしている点は心強い材料です。

まとめ:狙い方の指針

  • 1番人気は複勝までなら信頼、過信しすぎない
  • 2〜3着が荒れる傾向。軸は固く、相手は人気薄まで手広く広げたい。
  • 買い方は複勝・ワイドで軸を固く、三連複は相手を広げて高配当を狙う形が向く。
  • 二桁人気の激走が過去9頭。伏兵を1頭、相手に足す価値があります。
  • ステップは前走ジャパンDダービー組が好成績。ここを叩いてきた馬を重視。
  • 前・好位が有利。先行力のある馬を上に取る。

本記事の数字は過去の実測値です(レパードステークスの過去10回)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。