ベンバトル産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ベンバトル産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ベンバトルの産駒は、2025年に走り始めたばかりです。数字はこれから動く段階ですが、距離が変わったときにどう振れるのかは、すでにはっきり出ています。距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測で整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2025〜2026年
産駒の出走
延べ310走(69頭)
初出走の年
2025年

ベンバトル産駒の現在地

初めて産駒が走ったのは2025年で、ここまでの出走は延べ310走。2026年に入って192走まで増えました。使われているのは芝が中心で、ダートに回った産駒も一定数います。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。

産駒の出走
2025年118
2026年192

延べ出走数。2026年は8月までの集計です。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m8217.1%-4.4
芝 1401〜1800m8920.2%+0.5
芝 1801〜2200m7027.1%+8.0
ダート 〜1400m2927.6%+4.4
ダート 1401〜1800m3528.6%+3.7

距離が延びるほど数字が上がるのが、現時点でいちばんはっきりした形です。最も高いのは芝の1801〜2200mで27.1%。マイル前後では20.2%にとどまり、芝の1400m以下まで下がると17.1%です。ダートでも1401〜1800mで28.6%を残しており、芝でしか走れないというタイプでもありません。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
東京・芝2000m1233.3%+10.2
中山・ダート1800m1225.0%+6.9
東京・芝1400m1118.2%+5.4
中山・芝1600m1421.4%+5.0
東京・芝1800m1315.4%+3.7
東京・芝1600m175.9%-8.6
小倉・芝1200m1118.2%-5.7
福島・芝1200m1315.4%-2.3

最も高いのは東京の芝2000mで33.3%。ところが同じ東京でも芝1600mは5.9%と沈んでおり、場所そのものより距離で線が引かれています。芝1200mは小倉でも福島でも数字が伸びず、短いところの苦しさはコース別でも変わりません。2000m前後を使ってきたときに、現時点では見直したい産駒です。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良20421.1%+1.0
芝 稍重3221.9%+1.7
ダート 良5022.0%-3.2

馬場状態による偏りは、ほとんどありません。芝は良で21.1%、稍重でも21.9%と動かず、乾いたダートも22.0%とほぼ同じ水準です。人気と比べても大きく上下する区分はなく、雨で評価を動かす必要はありません。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 逃げ2250.0%+3.6
芝 先行8825.0%-4.6
芝 差し7020.0%+2.7
芝 追込606.7%+0.7
ダート 先行1833.3%-13.8
ダート 差し1735.3%+21.7
ダート 追込244.2%-3.7

芝で逃げたときの50.0%が目を引きます。一列下がった芝の先行は25.0%で、人気ほど走れていません。人気を集めやすい位置取りですが、そのまま信頼するのは危ないところです。芝の差しは20.0%と数字こそ地味ですが、同じ人気帯の馬は上回りました。芝の追込は6.7%で、後方からの脚質は苦戦しています。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 新馬4719.1%+1.2
芝 未勝利15122.5%+3.1
芝 1勝クラス2429.2%-1.6
芝 重賞150.0%-12.3
ダート 未勝利5228.8%+6.2

芝の未勝利が22.5%で、同じ人気帯の馬と比べても上回りました。新馬の19.1%より、未勝利のほうが数字は上です。ダートの未勝利も28.8%と高く、砂に回った産駒も結果を出しています。一方で芝の重賞は15走して3着以内がありません。いまは条件戦で数を稼ぐ段階です。

まとめ

  • 産駒が走り始めたのは2025年。芝を中心に使われ、2026年に入って出走が増えました。
  • 距離は延びるほど良く、芝の1801〜2200mで27.1%。1400m以下は17.1%どまりです。
  • コースは東京の芝2000mが33.3%。同じ東京でも芝1600mは5.9%でした。
  • クラスは芝の未勝利が22.5%で人気以上。ダートの未勝利も28.8%と高い数字です。
  • 位置取りは前が有利で、芝の逃げは50.0%。一方、馬場状態による偏りは出ませんでした。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2025〜2026年、ベンバトル産駒の出走延べ310走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。