遠藤汰月騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

遠藤汰月騎手は2025年から騎乗し、現在も見習騎手の減量期間中です。現時点では人気以上に走らせている条件が少なく、芝1801〜2200mとダート新馬が数少ない人気以上の成績です。JRA10場・平地の実測データで整理しました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 310 | 1.6% | 5.5% | 8.8% | 11.4 |
| 2026 | 247 | 0.4% | 5.3% | 20.3% | 11.4 |
※2026年は8月9日までの集計です。
遠藤汰月騎手はまだ騎乗歴が短く、年別成績だけで得意・苦手を判断できる段階ではありません。以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使い、騎乗数も確認しながら条件ごとに見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 91 | 3.3% | 6.6% | 10.9% | −4.9% |
| 芝 1401〜1800m | 94 | 0.0% | 1.1% | 0.0% | −5.9% |
| 芝 1801〜2200m | 49 | 0.0% | 12.2% | 0.0% | +3.1% |
| ダート 〜1400m | 159 | 0.6% | 4.4% | 3.1% | −4.4% |
| ダート 1401〜1800m | 145 | 1.4% | 6.9% | 43.2% | −2.4% |
距離で人気以上なのは芝1801〜2200mです。49騎乗で、距離別では最も高い複勝率でした。
一方、その手前の芝1401〜1800mでは大きく数字を落としています。騎乗の多いダート1800m以下も人気以下です。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 20 | 0.0% | 5.0% | 0.0% | −3.1% |
| 函館 | 47 | 0.0% | 2.1% | 0.0% | −7.8% |
| 福島 | 82 | 4.9% | 11.0% | 29.9% | −0.4% |
| 新潟 | 80 | 1.2% | 6.2% | 3.5% | −4.6% |
| 東京 | 155 | 0.0% | 1.3% | 0.0% | −4.4% |
| 中山 | 171 | 0.6% | 7.0% | 29.3% | −2.1% |
競馬場は表に出た6場すべてで同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
その中では福島が最も平均に近く、複勝率も一番高い数字でした。東京は騎乗数が多いものの勝ち星がありません。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 197 | 1.5% | 6.1% | 5.0% | −3.2% |
| 芝 稍重 | 33 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −6.3% |
| 芝 道悪 | 13 | 0.0% | 7.7% | 0.0% | −3.6% |
| ダート 良 | 198 | 1.5% | 6.6% | 34.1% | −2.6% |
| ダート 稍重 | 65 | 0.0% | 4.6% | 0.0% | −4.6% |
| ダート 道悪 | 51 | 0.0% | 2.0% | 0.0% | −6.0% |
馬場状態も6区分すべて人気以下です。
良馬場の方がまだ平均に近く、芝稍重では大きく数字を落としています。芝・ダートとも馬場が渋ると成績が悪くなっています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 15 | 0.0% | 6.7% | 0.0% | −7.5% |
| 芝 先行 | 40 | 0.0% | 2.5% | 0.0% | −10.9% |
| 芝 差し | 67 | 4.5% | 13.4% | 14.8% | −0.9% |
| 芝 追込 | 113 | 0.0% | 1.8% | 0.0% | −0.6% |
| ダート 逃げ | 18 | 5.6% | 22.2% | 278.3% | −8.1% |
| ダート 先行 | 67 | 3.0% | 11.9% | 26.0% | −9.4% |
| ダート 差し | 82 | 0.0% | 6.1% | 0.0% | −2.5% |
| ダート 追込 | 147 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −2.1% |
位置取りも表に出た区分はすべて人気以下です。
特に前に付けたときの人気以下の成績が大きく、芝の先行が7項目を通して最大の人気以下の成績でした。芝で後ろから運んだときの差し・追込の方が平均には近い成績です。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この8騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 24 | 4.2% | 8.3% | 13.7% | −0.8% |
| 芝 未勝利 | 140 | 0.0% | 5.0% | 0.0% | −2.3% |
| 芝 1勝クラス | 69 | 2.9% | 5.8% | 9.6% | −4.7% |
| ダート 新馬 | 20 | 5.0% | 10.0% | 250.5% | +3.6% |
| ダート 未勝利 | 187 | 0.5% | 3.7% | 2.6% | −4.4% |
| ダート 1勝クラス | 90 | 1.1% | 8.9% | 13.9% | −1.8% |
| ダート 2勝クラス | 17 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −6.5% |
クラスで人気以上なのはダート新馬です。20騎乗で単勝回収率250.5%でした。
それ以外は人気以下で、騎乗の中心であるダート未勝利も平均に届いていません。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 3番人気 | 13 | 0.0% | 30.8% | 0.0% | −10.9% |
| 4〜5番人気 | 29 | 3.4% | 17.2% | 16.9% | −11.4% |
| 6〜9番人気 | 107 | 1.9% | 10.3% | 58.5% | −4.3% |
| 10番人気以下 | 397 | 0.0% | 1.0% | 0.0% | −2.7% |
人気帯は表に出たすべての区分で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
上位人気は騎乗数が少なく、騎乗の7割を占める10番人気以下でも勝ち星がありません。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 158 | 0.0% | 7.0% | 0.0% | −4.9% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 37 | 0.0% | 2.7% | 0.0% | −4.8% |
| テン乗り | 257 | 1.2% | 4.7% | 8.2% | −3.5% |
継続騎乗・乗り替わり・テン乗りの3区分すべてで人気以下です。
継続騎乗は複勝率そのものは最も高いものの、人気との比較では平均に届いていません。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する105騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間で単勝回収率100%を超えたのは2条件です。ただし大穴1頭で押し上がった数字に再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅を並べました。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り ダート 逃げ | 18 | 278.3% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜835.0% |
| クラス ダート 新馬 | 20 | 250.5% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜751.5% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
ダートの逃げとダート新馬は単勝回収率100%を超えていますが、どちらも最高配当1件を除外すると0.0%になります。
1回の高配当だけで作られた数字で、逃げは発馬後の展開で決まる位置取りのため、事前には分からない参考情報です。
まとめ
- 現時点で人気以上の条件はかなり限られています。 人気以上の成績なのは芝1801〜2200mとダート新馬で、競馬場・馬場状態・位置取り・人気帯は表に出た区分がすべて人気以下でした。
- 距離では芝1801〜2200mが人気以上の成績です。 49騎乗で、距離別では最も高い複勝率でした。
- クラスではダート新馬で数字が出ています。 20騎乗で単勝回収率250.5%ですが、騎乗の中心であるダート未勝利は平均に届いていません。
- 競馬場・馬場状態・位置取りでは安定した得意条件がなく、人気帯にも明確な傾向がありません。
- すべて減量期間中、かつデビューから2年分のデータです。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2025年〜2026年8月9日、遠藤汰月騎手の延べ557騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







