鷲頭虎太騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

鷲頭虎太騎手は2022年から騎乗し、現在も見習騎手の減量期間中です。馬場状態では6区分中5区分で人気以上に走らせており、ダートで逃げたときの数字も目立ちます。JRA10場・平地の実測データで現時点の得意条件を整理しました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 188 | 3.7% | 11.7% | 30.4% | 9.9 |
| 2023 | 279 | 3.9% | 14.0% | 25.6% | 10.1 |
| 2024 | 182 | 0.5% | 11.0% | 2.4% | 10.8 |
| 2025 | 249 | 3.6% | 16.1% | 40.8% | 9.9 |
| 2026 | 105 | 2.9% | 10.5% | 33.9% | 10.0 |
※2026年は8月9日までの集計です。
鷲頭虎太騎手は人気薄への騎乗が多く、まだ騎乗歴も長くありません。勝率や複勝率そのものだけでは評価しにくいため、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 211 | 4.7% | 13.3% | 34.5% | +1.2% |
| 芝 1401〜1800m | 130 | 3.1% | 10.8% | 11.6% | 0.0% |
| 芝 1801〜2200m | 87 | 1.1% | 10.3% | 10.0% | −3.6% |
| 芝 2201m〜 | 19 | 0.0% | 5.3% | 0.0% | −3.7% |
| ダート 〜1400m | 261 | 3.8% | 15.7% | 37.6% | +2.9% |
| ダート 1401〜1800m | 266 | 2.3% | 13.9% | 28.3% | +1.6% |
| ダート 1801〜2200m | 21 | 0.0% | 9.5% | 0.0% | −4.5% |
ダート1800m以下が安定しています。1400m以下・1401〜1800mとも人気以上の成績で、騎乗の半分近くを占めています。
芝1400m以下も人気以上の成績です。一方、芝1801〜2200mでは数字を落としています。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 172 | 2.9% | 15.1% | 14.7% | −1.0% |
| 函館 | 137 | 10.2% | 22.6% | 83.7% | +5.5% |
| 福島 | 106 | 1.9% | 11.3% | 17.5% | −0.6% |
| 新潟 | 77 | 0.0% | 10.4% | 0.0% | +0.2% |
| 中京 | 157 | 2.5% | 12.1% | 33.8% | +1.0% |
| 京都 | 81 | 1.2% | 9.9% | 6.4% | +1.5% |
| 阪神 | 120 | 0.8% | 7.5% | 16.8% | −0.8% |
| 小倉 | 151 | 2.6% | 11.9% | 21.8% | −0.8% |
函館が一番はっきりした強みです。複勝率22.6%で、競馬場別では頭ひとつ抜けています。
同じ北海道でも札幌はわずかに人気以下です。ほかの競馬場はおおむね平均に近い成績です。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 304 | 3.0% | 10.2% | 20.7% | −1.5% |
| 芝 稍重 | 96 | 3.1% | 13.5% | 16.1% | +0.3% |
| 芝 道悪 | 47 | 6.4% | 17.0% | 38.7% | +6.1% |
| ダート 良 | 355 | 4.2% | 14.9% | 47.1% | +1.6% |
| ダート 稍重 | 99 | 0.0% | 12.1% | 0.0% | +1.0% |
| ダート 道悪 | 102 | 1.0% | 14.7% | 6.1% | +3.2% |
馬場状態ごとの成績は幅広く安定しています。6区分のうち5区分で同人気帯の複勝率の平均を上回りました。
特に芝・ダートとも道悪で数字が出ています。唯一の人気以下の成績は芝の良です。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 22 | 18.2% | 36.4% | 183.2% | +2.3% |
| 芝 先行 | 87 | 8.0% | 21.8% | 39.3% | −2.7% |
| 芝 差し | 119 | 3.4% | 14.3% | 18.7% | +2.1% |
| 芝 追込 | 210 | 0.0% | 2.9% | 0.0% | −0.5% |
| ダート 逃げ | 42 | 16.7% | 47.6% | 131.7% | +13.3% |
| ダート 先行 | 119 | 5.0% | 29.4% | 49.5% | +1.7% |
| ダート 差し | 123 | 1.6% | 13.8% | 21.3% | +3.0% |
| ダート 追込 | 272 | 0.4% | 2.9% | 12.1% | −0.4% |
ダートで逃げたときが最大の強みです。7項目を通して最も大きく人気以上に走らせています。
ダートの先行・差し、芝の差し・逃げも人気以上の成績です。位置取り全体で幅広く数字が出ています。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この9騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 29 | 3.4% | 17.2% | 56.9% | +7.0% |
| 芝 未勝利 | 224 | 4.0% | 10.7% | 24.8% | +0.2% |
| 芝 1勝クラス | 159 | 3.1% | 13.2% | 15.5% | −1.0% |
| 芝 2勝クラス | 29 | 0.0% | 6.9% | 0.0% | −2.9% |
| ダート 新馬 | 13 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −9.6% |
| ダート 未勝利 | 268 | 1.5% | 11.9% | 17.0% | +1.2% |
| ダート 1勝クラス | 220 | 5.0% | 18.6% | 55.7% | +4.2% |
| ダート 2勝クラス | 53 | 1.9% | 13.2% | 9.8% | −0.3% |
ダート1勝クラスが騎乗数のある中で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回る成績です。ダート未勝利も人気以上の成績です。
芝新馬は同人気帯の複勝率の平均を大きく上回る成績ですが騎乗数が少ないため参考程度です。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 14 | 50.0% | 71.4% | 141.4% | +6.7% |
| 2番人気 | 23 | 17.4% | 60.9% | 73.9% | +9.0% |
| 3番人気 | 36 | 11.1% | 41.7% | 70.6% | 0.0% |
| 4〜5番人気 | 86 | 10.5% | 33.7% | 95.1% | +4.0% |
| 6〜9番人気 | 264 | 2.7% | 16.7% | 47.7% | +2.3% |
| 10番人気以下 | 580 | 0.0% | 3.4% | 0.0% | −0.7% |
上位から中位人気で幅広く数字が出ています。1番人気・2番人気に加え、4〜5番人気・6〜9番人気でも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
一方、騎乗の中心である10番人気以下はわずかに人気以下です。人気を背負ったときの方が成績は良くなっています。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 242 | 4.5% | 18.6% | 27.6% | −0.8% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 93 | 3.2% | 12.9% | 43.4% | +0.3% |
| テン乗り | 484 | 2.9% | 12.6% | 28.3% | +2.9% |
テン乗りで人気以上の成績です。騎乗の半分近くを占めますが、初めて乗る馬でも数字を落としていません。
継続騎乗は複勝率そのものは最も高い一方、人気との比較ではわずかに人気以下の成績です。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する184騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
単勝回収率が100%を超えたのは3条件でした。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。回収率のぶれを見るために、高配当を除いたときの回収率と、引き直したときのぶれ幅をあわせて並べます。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り 芝 逃げ | 22 | 183.2% | 113.3% | 0.0% | 15.9〜390.0% |
| 人気 1番人気 | 14 | 141.4% | 125.4% | 52.2% | 67.1〜217.9% |
| 位置取り ダート 逃げ | 42 | 131.7% | 95.4% | 13.2% | 38.6〜251.2% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
1番人気は最高配当1件を除外しても125.4%を維持しましたが、高配当上位5件を除外すると52.2%まで下がりました。
芝・ダートの逃げも最高配当1件を除外すると大きく数字を落とし、位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前には分からない参考情報です。
まとめ
- 馬場状態ごとの成績が幅広く安定しています。 特に芝・ダートとも道悪で数字が出ています。
- ダートで逃げたときが最大の強みです。 7項目を通して最も大きく人気以上に走らせています。
- 距離ではダート1800m以下で数字が出ています。 1400m以下・1401〜1800mとも人気以上の成績で、騎乗の半分近くを占めています。
- 競馬場では函館が好成績です。
- 人気薄より、上位から中位人気を任されたときの方が数字が出ています。 一方、騎乗の中心である10番人気以下はわずかに人気以下です。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2022年〜2026年8月9日、鷲頭虎太騎手の延べ1,003騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







