石神深道騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

石神深道騎手は現在も見習騎手として負担重量が軽くなる期間の途中です。ダートで前に付けたときや継続騎乗で、同人気帯の複勝率の平均を上回っています。JRA10場・平地の実測データで現時点の得意条件を整理しました。ここに出てくる成績は、すべて減量がある状態のものです。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 240 | 1.7% | 6.2% | 22.9% | 11.3 |
| 2025 | 459 | 3.9% | 14.8% | 60.8% | 9.3 |
| 2026 | 285 | 3.9% | 17.5% | 34.2% | 8.8 |
※2026年は8月9日までの集計です。
石神深道騎手は平均人気が9〜10番人気前後で、人気薄の馬に乗る機会が多い騎手です。年別の勝率や複勝率を深く読みすぎず、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 187 | 4.3% | 12.8% | 40.1% | −3.1% |
| 芝 1401〜1800m | 162 | 3.7% | 15.4% | 90.4% | +2.7% |
| 芝 1801〜2200m | 120 | 0.8% | 15.8% | 2.3% | −1.3% |
| 芝 2201m〜 | 25 | 4.0% | 8.0% | 228.4% | −7.5% |
| ダート 〜1400m | 238 | 3.8% | 12.6% | 28.6% | −1.7% |
| ダート 1401〜1800m | 238 | 3.4% | 13.9% | 34.6% | +1.1% |
| ダート 1801〜2200m | 11 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −8.9% |
距離は1401〜1800mが芝・ダートとも同人気帯の複勝率の平均を上回り、そこから離れるほど落ちていきます。 芝の1401〜1800m (162騎乗)は複勝率15.4%・単勝回収率90.4%、 ダートの1401〜1800m (238騎乗)も複勝率13.9%でした。短いほうは 芝の1400m以下 (187騎乗)・ ダートの1400m以下 (238騎乗)とも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
長いほうはさらに落ち、 芝の2201m以上 (25騎乗)・ ダートの1801〜2200m (11騎乗)とも同人気帯の複勝率の平均を大きく下回りました。 芝の1801〜2200m (120騎乗)は複勝率15.8%と数字自体は高いものの、平均と比べると人気以下の成績でした。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島 | 218 | 3.7% | 17.4% | 47.8% | +0.7% |
| 新潟 | 258 | 3.9% | 14.0% | 64.3% | −3.9% |
| 東京 | 110 | 0.9% | 6.4% | 7.3% | −2.0% |
| 中山 | 213 | 2.8% | 11.7% | 44.3% | +0.5% |
| 中京 | 94 | 3.2% | 11.7% | 14.7% | −0.1% |
| 小倉 | 89 | 5.6% | 18.0% | 51.1% | +2.5% |
競馬場は、いちばん多く乗る場といちばん数字の出る場が別になっています。同人気帯の複勝率の平均を上回っているのは 小倉 (89騎乗、複勝率18.0%)、 福島 (218騎乗)、 中山 (213騎乗)で、小倉の複勝率は表のなかでいちばん高い数字でした。一方でいちばん多く乗る 新潟 (258騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を下回り、複勝率14.0%と同人気帯の複勝率の平均に届きません。表で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件もこの新潟です。 東京 (110騎乗)も同人気帯の複勝率の平均を下回って複勝率6.4%と表のなかでいちばん低く、 中京 も同人気帯の複勝率の平均をわずかに下回りました。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 403 | 2.7% | 13.9% | 52.6% | −1.4% |
| 芝 稍重 | 79 | 6.3% | 16.5% | 88.0% | +0.9% |
| 芝 道悪 | 12 | 0.0% | 8.3% | 0.0% | −1.2% |
| ダート 良 | 333 | 2.1% | 10.5% | 14.6% | −2.5% |
| ダート 稍重 | 104 | 7.7% | 22.1% | 72.0% | +6.7% |
| ダート 道悪 | 53 | 3.8% | 9.4% | 50.8% | −3.2% |
馬場で人気以上なのは稍重の2区分だけです。 ダートの稍重 (104騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率22.1%と6区分でいちばん高い複勝率でした。 芝の稍重 (79騎乗)も同人気帯の複勝率の平均を上回っています。ただし同じダートでも稍重から先はつながっておらず、 ダートの道悪 (53騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を下回りました。良馬場は騎乗の中心でありながら伸びず、 ダートの良 (333騎乗)・ 芝の良 (403騎乗、いちばん多い区分)とも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 35 | 5.7% | 28.6% | 128.0% | −1.6% |
| 芝 先行 | 104 | 4.8% | 19.2% | 23.8% | −6.0% |
| 芝 差し | 172 | 4.1% | 12.8% | 116.9% | −0.6% |
| 芝 追込 | 155 | 0.0% | 5.8% | 0.0% | +0.2% |
| ダート 逃げ | 19 | 5.3% | 31.6% | 16.8% | −0.2% |
| ダート 先行 | 100 | 10.0% | 35.0% | 78.1% | +1.8% |
| ダート 差し | 164 | 2.4% | 9.1% | 21.2% | −1.7% |
| ダート 追込 | 207 | 1.0% | 3.4% | 16.6% | +0.1% |
位置取りは、冒頭で触れたとおり先行で芝とダートが分かれます。 ダートの先行 (100騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率35.0%と表のなかでいちばん高い複勝率です。反対に 芝の先行 (104騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を下回り、複勝率19.2%と、この項目で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件でした。 芝の追込 ・ ダートの追込 も同人気帯の複勝率の平均をわずかに上回っていますが、複勝率は低い水準にとどまります。
芝の逃げ (35騎乗)は複勝率が高く出ているように見えて、平均と比べると人気以下の成績でした。 ダートの差し (164騎乗)・ 芝の差し (172騎乗)も下回りましたが、芝の差しの単勝回収率だけは100%を超えています。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この28騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 66 | 4.5% | 12.1% | 119.8% | +2.6% |
| 芝 未勝利 | 259 | 4.2% | 17.0% | 53.5% | +0.5% |
| 芝 1勝クラス | 154 | 1.3% | 11.7% | 41.4% | −3.8% |
| ダート 新馬 | 25 | 0.0% | 4.0% | 0.0% | −7.5% |
| ダート 未勝利 | 275 | 4.7% | 14.5% | 41.1% | +2.1% |
| ダート 1勝クラス | 174 | 1.7% | 12.1% | 6.3% | −3.1% |
| ダート 2勝クラス | 15 | 6.7% | 6.7% | 176.0% | −1.6% |
クラスは下のクラスで人気以上の成績が残りました。 芝の未勝利 (259騎乗)は複勝率17.0%と表のなかでいちばん高い数字、 ダートの未勝利 (275騎乗)も複勝率14.5%で、同人気帯の複勝率の平均を上回っています。 芝の新馬 (66騎乗)も上回り、単勝回収率119.8%でした。ここでも新馬は芝とダートで割れており、 ダートの新馬 (25騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を下回って複勝率4.0%です。1勝クラスは芝(154騎乗)・ダート(174騎乗)ともに同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 22 | 31.8% | 59.1% | 80.0% | −5.7% |
| 2番人気 | 33 | 18.2% | 45.5% | 80.6% | −6.4% |
| 3番人気 | 39 | 17.9% | 46.2% | 113.6% | +4.5% |
| 4〜5番人気 | 108 | 3.7% | 25.0% | 27.9% | −5.0% |
| 6〜9番人気 | 274 | 2.9% | 16.4% | 93.5% | +1.6% |
| 10番人気以下 | 508 | 0.2% | 3.0% | 11.2% | −1.1% |
人気帯では明確な傾向がありません。
中位人気の一部では同人気帯の複勝率の平均を上回っていますが、騎乗の中心である10番人気以下は人気以下です。単独の人気帯だけを特徴として扱えるほどのまとまりはありません。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 279 | 6.8% | 20.1% | 85.8% | +0.5% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 94 | 1.1% | 12.8% | 4.3% | −1.1% |
| テン乗り | 400 | 1.8% | 10.5% | 18.8% | −2.1% |
継続騎乗 (279騎乗)だけが同人気帯の複勝率の平均を上回りました。複勝率20.1%と、3区分でいちばん高い数字です。 乗り替わり(騎乗経験あり) (94騎乗)は同人気帯の複勝率の平均を下回って複勝率12.8%、 テン乗り は400騎乗と全体の4割を占めながら同人気帯の複勝率の平均を下回り、複勝率10.5%でした。続けて乗っている馬での成績がはっきり高く、初めて乗る馬では数字が落ちています。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する211騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間で単勝回収率100%を超えたのは6条件です。高い回収率が大穴1頭で作られていないかを見るため、高配当を除いたときの回収率と、引き直したときのぶれ幅を並べました。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 距離 芝 2201m〜 | 25 | 228.4% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜685.2% |
| クラス ダート 2勝クラス | 15 | 176.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜528.0% |
| 位置取り 芝 逃げ | 35 | 128.0% | 18.2% | 0.0% | 0.0〜366.3% |
| クラス 芝 新馬 | 66 | 119.8% | 14.8% | 0.0% | 0.0〜344.4% |
| 位置取り 芝 差し | 172 | 116.9% | 77.0% | 4.5% | 16.9〜243.4% |
| 人気 3番人気 | 39 | 113.6% | 79.2% | 25.3% | 37.2〜213.3% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
全期間で単勝回収率100%を超えたのは6条件です。高い回収率が大穴1頭で作られていないかを見るため、高配当を除いたときの回収率と、引き直したときのぶれ幅を並べました。
母数のいちばん大きい 芝の差し (172騎乗・116.9%)は、最高配当1件を除外すると77.0%、高配当上位5件を除外すると4.5%になります。 3番人気 (39騎乗・113.6%)は最高配当1件を除外すると79.2%でした。落ち方がいちばん小さいのはこの3番人気で、高配当上位5件を除外しても25.3%残ります。 芝の2201m以上 (228.4%)と ダートの2勝クラス (176.0%)は、どちらも最高配当1件を除外すると0.0%になります。25騎乗と15騎乗で、1回の高配当だけで作られた数字でした。 芝の逃げ の128.0%と 芝の新馬 の119.8%も、同じ除外で18.2%・14.8%まで落ちます。位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。
まとめ
- 馬場で人気以上なのは稍重の2区分だけ。 ダートの稍重は104騎乗で複勝率22.1%、芝の稍重も複勝率16.5%で同人気帯の複勝率の平均を上回りました。 同じダートでも道悪は同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
- 先行も新馬も、芝とダートで成績が異なります。 先行はダートが複勝率35.0%で、同人気帯の複勝率の平均を上回る一方、芝は複勝率19.2%で、同人気帯の複勝率の平均を下回りました。 新馬は芝が同人気帯の複勝率の平均を上回り、ダートは同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
- 下のクラスで数字が残ります。 芝の未勝利は複勝率17.0%で、同人気帯の複勝率の平均を上回り、ダートの未勝利も複勝率14.5%で、同人気帯の複勝率の平均を上回りました。 1勝クラスは芝・ダートとも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
- 競馬場は小倉と福島。 小倉は複勝率18.0%、福島は218騎乗で複勝率17.4%で、同人気帯の複勝率の平均を上回りました。 いちばん多く乗る新潟は同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
- ここまでの数字はすべて減量つきのもの。 減量が明けたあとに同じ傾向が続くかは、まだ確かめられません。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2024年〜2026年8月9日、石神深道騎手の延べ984騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







