D.レーン騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

D.レーン騎手は短期免許で来日して騎乗する騎手で、集計期間を通して上位人気の馬への騎乗が中心です。芝では距離・位置取り・クラスの複数条件で安定した成績を残しています。JRA10場・平地の実測データを前半・後半に分けて整理しました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | 125 | 30.4% | 53.6% | 130.0% | 2.8 |
| 2020 | 192 | 21.4% | 50.0% | 62.8% | 2.0 |
| 2022 | 165 | 19.4% | 45.5% | 69.9% | 3.3 |
| 2023 | 127 | 27.6% | 56.7% | 96.9% | 2.3 |
| 2024 | 24 | 8.3% | 20.8% | 24.6% | 3.8 |
| 2025 | 161 | 23.6% | 51.6% | 65.7% | 2.6 |
| 2026 | 108 | 20.4% | 54.6% | 61.8% | 2.5 |
※2026年は8月9日までの集計です。
D.レーン騎手は平均人気が2〜3番人気前後で、上位人気の馬への騎乗が中心です。もともとの複勝率が高くなりやすいため、以下では単純な好走率ではなく、同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに評価します。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 58 | 22.4% | 39.7% | 67.4% | −8.5% |
| 芝 1401〜1800m | 108 | 25.9% | 51.9% | 90.0% | +2.4% |
| 芝 1801〜2200m | 49 | 24.5% | 57.1% | 102.0% | +8.4% |
| 芝 2201m〜 | 50 | 24.0% | 56.0% | 81.0% | +6.6% |
| ダート 〜1400m | 72 | 18.1% | 38.9% | 58.5% | −10.0% |
| ダート 1401〜1800m | 78 | 24.4% | 55.1% | 71.2% | +3.9% |
| ダート 1801〜2200m | 35 | 17.1% | 45.7% | 90.3% | −4.1% |
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 56 | 30.4% | 53.6% | 97.0% | +5.6% |
| 芝 1401〜1800m | 118 | 28.8% | 57.6% | 100.7% | +6.4% |
| 芝 1801〜2200m | 52 | 17.3% | 48.1% | 47.9% | +1.6% |
| 芝 2201m〜 | 51 | 19.6% | 54.9% | 87.5% | +8.0% |
| ダート 〜1400m | 65 | 24.6% | 49.2% | 60.6% | −2.6% |
| ダート 1401〜1800m | 92 | 17.4% | 50.0% | 59.0% | 0.0% |
| ダート 1801〜2200m | 18 | 16.7% | 33.3% | 41.1% | −14.0% |
距離は芝とダートで成績がはっきり分かれます。 芝の1401m以上の3区分は、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回りました。騎乗がいちばん多い 芝の1401〜1800m は前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率は前半51.9%・後半57.6%です。 芝の1801〜2200m ・ 芝の2201m〜 も、期間によって差の大きさは動きますが、人気以上であることは変わりません。
反対にどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回ったのは ダートの1400m以下 と ダートの1801〜2200m です。後半のダートの1801〜2200mは複勝率33.3%で、距離別では同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件でした。ダートの1401〜1800mは前半同人気帯の複勝率の平均を上回ったあと、後半は同人気帯の複勝率の平均とちょうど同じ水準です。芝の1400m以下は前半同人気帯の複勝率の平均を下回りましたが、後半は同人気帯の複勝率の平均を上回っており、ここは期間で結果が分かれました。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 福島 | 27 | 14.8% | 33.3% | 37.4% | −13.8% |
| 東京 | 351 | 23.6% | 50.4% | 78.3% | −0.8% |
| 中山 | 16 | 25.0% | 43.8% | 118.8% | −8.9% |
| 中京 | 18 | 16.7% | 50.0% | 65.0% | +8.0% |
| 阪神 | 30 | 16.7% | 46.7% | 56.0% | +3.4% |
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 12 | 8.3% | 16.7% | 35.8% | −20.2% |
| 東京 | 349 | 22.6% | 52.7% | 71.7% | +0.8% |
| 中山 | 24 | 33.3% | 54.2% | 102.1% | +3.9% |
| 京都 | 39 | 28.2% | 56.4% | 103.1% | +9.9% |
| 阪神 | 21 | 23.8% | 47.6% | 99.0% | +1.9% |
競馬場は 東京 への偏りが大きく、前半・後半ともほぼ同じ騎乗数で、ほかの場を大きく上回ります。その東京はどちらの期間も同人気帯の複勝率の平均とほぼ同じ水準でした。両方の期間で表に出るのは東京・中山・阪神の3場です。 阪神 はどちらの期間でも上回り、 中山 は前半下回ったあと、後半は上回って単勝回収率102.1%でした。
片方の期間にしか出てこない場もあります。前半は福島が同人気帯の複勝率の平均を下回り、中京が同人気帯の複勝率の平均を上回りました。後半は 京都 が上回って単勝回収率103.1%、札幌は下回っています。東京以外はどこも母数が薄く、参考程度に見てください。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 175 | 27.4% | 53.7% | 90.9% | +5.0% |
| 芝 稍重 | 55 | 18.2% | 47.3% | 80.4% | −0.2% |
| 芝 道悪 | 35 | 20.0% | 42.9% | 67.4% | −4.4% |
| ダート 良 | 90 | 22.2% | 47.8% | 79.1% | −1.5% |
| ダート 稍重 | 38 | 21.1% | 50.0% | 56.8% | −3.6% |
| ダート 道悪 | 57 | 17.5% | 43.9% | 63.9% | −4.7% |
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 222 | 23.9% | 52.7% | 87.1% | +4.9% |
| 芝 稍重 | 39 | 33.3% | 64.1% | 105.4% | +12.2% |
| 芝 道悪 | 16 | 25.0% | 56.2% | 50.6% | +7.4% |
| ダート 良 | 82 | 19.5% | 45.1% | 58.2% | −5.2% |
| ダート 稍重 | 47 | 19.1% | 53.2% | 64.7% | −0.6% |
| ダート 道悪 | 46 | 21.7% | 47.8% | 50.0% | +0.6% |
馬場状態でどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは 芝の良 でした。前半・後半でほとんど同じ幅で同人気帯の複勝率の平均を上回り、騎乗もこの項目でいちばん多く、複勝率は前半53.7%・後半52.7%です。芝は稍重と道悪も後半は同人気帯の複勝率の平均を上回りました。 芝の稍重 は前半下回ったのに対し、後半は大きく上回り、複勝率64.1%・単勝回収率105.4%。芝の道悪も前半同人気帯の複勝率の平均を下回ったあと、後半は同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
ダートはこれと反対で、 ダートの良 と ダートの稍重 がどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。ダートの道悪だけは前半同人気帯の複勝率の平均を下回ったあと、後半は同人気帯の複勝率の平均をわずかに上回っています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 13 | 53.8% | 76.9% | 177.7% | +13.3% |
| 芝 先行 | 88 | 27.3% | 55.7% | 73.0% | −1.2% |
| 芝 差し | 106 | 21.7% | 52.8% | 95.1% | +8.0% |
| 芝 追込 | 58 | 19.0% | 34.5% | 66.7% | +3.0% |
| ダート 先行 | 81 | 32.1% | 61.7% | 110.7% | +3.4% |
| ダート 差し | 73 | 11.0% | 38.4% | 41.1% | −1.3% |
| ダート 追込 | 24 | 4.2% | 12.5% | 5.8% | −12.1% |
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 18 | 72.2% | 83.3% | 171.1% | +11.7% |
| 芝 先行 | 115 | 27.8% | 61.7% | 101.6% | +6.7% |
| 芝 差し | 101 | 22.8% | 49.5% | 80.4% | +4.2% |
| 芝 追込 | 43 | 4.7% | 34.9% | 32.1% | +5.8% |
| ダート 逃げ | 14 | 42.9% | 85.7% | 105.0% | +16.2% |
| ダート 先行 | 84 | 23.8% | 56.0% | 72.6% | −3.8% |
| ダート 差し | 64 | 14.1% | 35.9% | 39.7% | −2.4% |
| ダート 追込 | 13 | 0.0% | 15.4% | 0.0% | −7.2% |
位置取りは芝の4区分のうち 逃げ・差し・追込の3つが、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回りました。幅がとくに大きいのは 芝の逃げ で、単勝回収率は前半177.7%・後半171.1%と高水準です。ただし騎乗は少なめでした。騎乗がまとまっているのは 芝の差し で、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。芝の追込も前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回りました。芝の先行は前半同人気帯の複勝率の平均を下回ったあと、後半は同人気帯の複勝率の平均を上回りました。
ダートで目立つのは 追込 の人気以下で、複勝率も低い水準です。 ダートの差し もどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。ダートの先行は前半同人気帯の複勝率の平均を上回ったあと後半は同人気帯の複勝率の平均を下回り、ここは期間によって評価が変わっています。なおダートの逃げは後半だけ表に出て、複勝率85.7%で、同人気帯の複勝率の平均を上回りました(前半は騎乗が10以下のため表には載っていません)。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この0騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 23 | 17.4% | 47.8% | 51.3% | −5.0% |
| 芝 未勝利 | 67 | 35.8% | 55.2% | 105.2% | +0.5% |
| 芝 1勝クラス | 66 | 22.7% | 54.5% | 63.5% | +5.3% |
| 芝 2勝クラス | 40 | 25.0% | 52.5% | 78.0% | +4.1% |
| 芝 3勝クラス | 21 | 4.8% | 38.1% | 23.3% | −1.4% |
| 芝 重賞 | 40 | 22.5% | 47.5% | 151.8% | +9.2% |
| ダート 未勝利 | 69 | 23.2% | 59.4% | 61.0% | +4.0% |
| ダート 1勝クラス | 47 | 14.9% | 44.7% | 77.4% | −3.0% |
| ダート 2勝クラス | 37 | 24.3% | 43.2% | 90.0% | −2.5% |
| ダート 3勝クラス | 16 | 25.0% | 31.2% | 67.5% | −17.1% |
| ダート オープン特別・ リステッド | 11 | 9.1% | 27.3% | 41.8% | −17.0% |
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 31 | 45.2% | 71.0% | 107.7% | +16.6% |
| 芝 未勝利 | 69 | 26.1% | 68.1% | 73.3% | +10.2% |
| 芝 1勝クラス | 51 | 15.7% | 51.0% | 39.6% | +2.0% |
| 芝 2勝クラス | 42 | 28.6% | 57.1% | 74.3% | +10.3% |
| 芝 3勝クラス | 28 | 21.4% | 42.9% | 110.0% | +0.5% |
| 芝 オープン特別・ リステッド | 11 | 27.3% | 54.5% | 244.5% | +6.8% |
| 芝 重賞 | 45 | 20.0% | 31.1% | 110.0% | −3.4% |
| ダート 未勝利 | 55 | 16.4% | 52.7% | 36.7% | −3.1% |
| ダート 1勝クラス | 54 | 25.9% | 50.0% | 80.2% | +1.4% |
| ダート 2勝クラス | 29 | 24.1% | 41.4% | 67.9% | −8.6% |
| ダート 3勝クラス | 17 | 11.8% | 41.2% | 47.1% | −2.4% |
| ダート オープン特別・ リステッド | 11 | 18.2% | 45.5% | 49.1% | +8.2% |
クラスは芝の条件戦で強く出ています。どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは 芝の未勝利 ・ 芝の1勝クラス ・ 芝の2勝クラス の3つ。後半の芝の未勝利は複勝率68.1%と厚い区分になりました。 芝の新馬 は前半同人気帯の複勝率の平均を下回ったのに対し、後半は複勝率71.0%で、同人気帯の複勝率の平均を大きく上回っており、期間で成績に差があります。
反対にどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回ったのはダートの 2勝クラス と 3勝クラス です。ただし3勝クラスは騎乗が少ないため、参考程度に見てください。 芝の重賞 も期間で分かれ、前半は単勝回収率151.8%と上回りましたが、後半は複勝率が大きく落ち込みました。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 168 | 35.1% | 60.1% | 77.3% | −4.3% |
| 2番人気 | 117 | 23.9% | 53.8% | 94.6% | +2.2% |
| 3番人気 | 64 | 15.6% | 50.0% | 90.0% | +8.3% |
| 4〜5番人気 | 58 | 6.9% | 32.8% | 51.9% | +2.2% |
| 6〜9番人気 | 38 | 5.3% | 15.8% | 73.2% | −2.3% |
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 167 | 35.9% | 70.1% | 72.3% | +4.8% |
| 2番人気 | 120 | 23.3% | 54.2% | 83.7% | +2.1% |
| 3番人気 | 61 | 16.4% | 47.5% | 86.2% | +5.9% |
| 4〜5番人気 | 63 | 7.9% | 28.6% | 66.2% | −2.9% |
| 6〜9番人気 | 35 | 5.7% | 17.1% | 80.3% | −1.0% |
上位人気で比較的安定しています。2番人気・3番人気は前半・後半とも人気以上の成績で、1番人気も後半は人気以上の成績です。
6〜9番人気では両方の期間で人気以下となっており、人気を背負ったときの方が、同人気帯の複勝率の平均を上回る成績です。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 64 | 26.6% | 51.6% | 68.8% | −6.0% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 22 | 9.1% | 63.6% | 39.1% | +17.8% |
| テン乗り | 277 | 23.5% | 49.5% | 87.4% | +1.6% |
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 53 | 17.0% | 56.6% | 32.6% | −0.3% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 46 | 21.7% | 50.0% | 112.4% | +5.6% |
| テン乗り | 270 | 21.5% | 51.1% | 74.7% | +3.6% |
騎乗のつながりは、テン乗りと継続騎乗で結果が逆を向きました。 テン乗り はどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回り、騎乗もこの項目でいちばん多い区分です。複勝率は前半49.5%・後半51.1%で、初めて乗る馬でも人気との比較で成績を落としていません。過去に騎乗した馬に戻ったときも前半・後半とも上回り、後半は単勝回収率112.4%でした。
一方の 継続騎乗 はどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。複勝率は高い水準ですが、同人気帯の複勝率の平均には届いていません。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する170騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間で単勝回収率100%を超えたのは6条件でした。100%超でも大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はないため、前半と後半への分割、高配当の除外、引き直しの3つで崩れないかを確認します。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 2019年〜2022年11月18日 | 2022年11月19日〜2026年 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り 芝 逃げ | 31 | 173.9% | 177.7% (13騎乗) | 171.1% (18騎乗) | 162.3% | 118.5% | 117.4〜232.9% |
| クラス 芝 オープン特別・リステッド | 19 | 172.1% | 72.5% (8騎乗) | 244.5% (11騎乗) | 76.7% | 0.0% | 23.7〜397.4% |
| クラス 芝 重賞 | 85 | 129.6% | 151.8% (40騎乗) | 110.0% (45騎乗) | 112.4% | 74.6% | 73.3〜194.1% |
| 競馬場 中山 | 40 | 108.7% | 118.8% (16騎乗) | 102.1% (24騎乗) | 91.0% | 45.4% | 51.5〜175.2% |
| 位置取り ダート 逃げ | 21 | 108.6% | 115.7% (7騎乗) | 105.0% (14騎乗) | 90.5% | 35.0% | 48.1〜178.6% |
| 競馬場 京都 | 39 | 103.1% | – (0騎乗) | 103.1% (39騎乗) | 79.7% | 38.8% | 46.2〜175.1% |
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
全期間で単勝回収率100%を超えたのは6条件でした。100%超でも大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はないため、前半と後半への分割、高配当の除外、引き直しの3つで崩れないかを確認します。
確認をすべて通したのは 芝の逃げ だけですが、位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。数字だけを見れば前半177.7%・後半171.1%とどちらの期間でも100%を超え、最高配当1件を除外しても162.3%、高配当上位5件を除外しても118.5%を保っていますが、騎乗は31回と多くありません。
残る5つは、期間の分割・高配当の除外・引き直しのどれかで100%を下回りました。 芝の重賞 は母数がありますが、後半は前半より落ち、高配当上位5件を除くと崩れます。 中山 は前半・後半とも100%を超えたものの、最高配当1件を除いた時点で下回りました。 ダートの逃げ も1件の除外で下がります。 京都 は前半に騎乗がなく、後半だけでできた数字です。芝のオープン特別・リステッドは前半・後半で結果が大きく偏っていて、高配当上位5件を除くと0.0%になります。
まとめ
- 芝で逃げたときの単勝回収率が高い水準です。 前半177.7%・後半171.1%で、高配当上位5件を除いても118.5%を保った唯一の条件でした。 (位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前には分からない参考情報です)
- テン乗りはどちらの期間でも人気以上、継続騎乗はどちらの期間でも人気以下。 テン乗りの複勝率は前半49.5%・後半51.1%で、初めて乗る馬でも人気との比較で成績を落としていません。
- 芝の良馬場がいちばん厚い区分です。 前半・後半ともほぼ同じ幅で同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率は前半53.7%・後半52.7%。 ダートは良も稍重も、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
- 人気を背負ったときの方が、同人気帯の複勝率の平均を上回る成績です。 2番人気・3番人気は前半・後半とも人気以上で、1番人気も後半は人気以上です。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2019年〜2026年8月9日、D.レーン騎手の延べ902騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







