長浜鴻緒騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

長浜鴻緒騎手は2024年にデビューし、現在も見習騎手として負担重量が軽くなる期間の途中です。前に付けたときに人気との比較で好成績で、JRA10場・平地の実測データで現時点の得意条件を整理しました。ここに出てくる成績は、すべて減量がある状態のものです。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 455 | 4.2% | 14.9% | 84.6% | 9.0 |
| 2025 | 477 | 4.6% | 15.9% | 69.4% | 9.1 |
| 2026 | 413 | 2.9% | 12.8% | 49.3% | 9.7 |
※2026年は8月9日までの集計です。
長浜鴻緒騎手は平均人気が9番人気台で大きく変わっておらず、年別の勝率や複勝率は全体像の確認にとどめ、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとの得意・苦手を見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 151 | 3.3% | 17.2% | 41.7% | +2.8% |
| 芝 1401〜1800m | 218 | 1.8% | 13.3% | 7.0% | +1.5% |
| 芝 1801〜2200m | 118 | 2.5% | 8.5% | 50.0% | −4.1% |
| 芝 2201m〜 | 31 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −9.4% |
| ダート 〜1400m | 375 | 5.1% | 16.0% | 45.7% | −1.5% |
| ダート 1401〜1800m | 399 | 4.8% | 16.8% | 138.9% | +2.5% |
| ダート 1801〜2200m | 36 | 2.8% | 8.3% | 5.6% | −6.8% |
| ダート 2201m〜 | 17 | 11.8% | 11.8% | 321.8% | −2.4% |
距離別で人気以上の成績が出ているのは 芝の1400m以下 や 芝の1401〜1800m、 ダートの1401〜1800m で、なかでもダートの1401〜1800mは単勝回収率も高く、いちばん多く乗っている距離でもあります。
反対に距離が延びるほど数字は落ち、芝もダートも1801m以上はどちらも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。ダートの1400m以下も同人気帯の複勝率の平均をやや下回っています。いまのところ人気との比較で好成績となっているのは1800mまでの距離です。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 107 | 5.6% | 15.9% | 78.9% | −2.5% |
| 函館 | 171 | 4.7% | 18.7% | 34.0% | +1.5% |
| 福島 | 72 | 1.4% | 15.3% | 5.3% | −1.6% |
| 新潟 | 124 | 4.0% | 17.7% | 32.6% | −1.0% |
| 東京 | 354 | 3.1% | 12.1% | 71.8% | +1.3% |
| 中山 | 480 | 4.2% | 14.2% | 90.5% | +0.5% |
| 中京 | 26 | 3.8% | 7.7% | 19.2% | −11.6% |
競馬場では 函館 の複勝率がいちばん高く、同人気帯の複勝率の平均も上回りました。よく乗る関東の 中山 と 東京 もどちらも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
反対に 札幌 は同人気帯の複勝率の平均を下回り、同じ北海道でも函館とは成績に差が出ました。福島・新潟・中京も同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 428 | 2.1% | 13.1% | 26.3% | +0.7% |
| 芝 稍重 | 65 | 1.5% | 10.8% | 4.2% | −4.7% |
| 芝 道悪 | 25 | 8.0% | 8.0% | 87.6% | −3.3% |
| ダート 良 | 530 | 3.8% | 15.3% | 56.0% | −0.4% |
| ダート 稍重 | 191 | 7.3% | 16.8% | 182.0% | +0.4% |
| ダート 道悪 | 106 | 6.6% | 17.9% | 130.2% | +2.7% |
水を含んだダートで、同人気帯の複勝率の平均を上回っています。 ダートの道悪 と ダートの稍重 はどちらも同人気帯の複勝率の平均を上回り、単勝回収率も高い数字です。もっとも多く乗るダートの良はわずかに同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
芝はこれと反対で、良はわずかに同人気帯の複勝率の平均を上回るものの、稍重と道悪は同人気帯の複勝率の平均を下回っています。同じ雨でも、芝とダートで結果が逆になっています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 26 | 3.8% | 26.9% | 24.6% | −4.7% |
| 芝 先行 | 114 | 7.0% | 28.9% | 93.4% | +5.7% |
| 芝 差し | 144 | 2.1% | 10.4% | 16.9% | −2.1% |
| 芝 追込 | 222 | 0.0% | 3.6% | 0.0% | −0.7% |
| ダート 逃げ | 45 | 15.6% | 40.0% | 587.8% | +4.2% |
| ダート 先行 | 180 | 15.0% | 38.9% | 171.0% | +6.2% |
| ダート 差し | 249 | 1.2% | 13.7% | 20.7% | +0.3% |
| ダート 追込 | 353 | 1.1% | 2.8% | 44.8% | −1.4% |
前に付けたときの数字が高く出ています。 ダートの先行 ・ 芝の先行 ・ ダートの逃げ がそろって同人気帯の複勝率の平均を上回り、この7項目のなかでも同人気帯の複勝率の平均を上回る幅が大きい3区分です。
反対に追込は芝・ダートとも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。芝の逃げも同人気帯の複勝率の平均を下回っていますが、騎乗は多くありません。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この12騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 46 | 0.0% | 10.9% | 0.0% | +2.2% |
| 芝 未勝利 | 253 | 3.2% | 13.4% | 37.5% | +1.1% |
| 芝 1勝クラス | 149 | 1.3% | 13.4% | 10.1% | −1.3% |
| 芝 2勝クラス | 51 | 3.9% | 11.8% | 53.5% | −0.9% |
| 芝 3勝クラス | 14 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −8.7% |
| ダート 新馬 | 40 | 0.0% | 7.5% | 0.0% | −6.6% |
| ダート 未勝利 | 398 | 4.8% | 14.8% | 109.8% | −0.9% |
| ダート 1勝クラス | 283 | 6.4% | 20.5% | 99.6% | +2.9% |
| ダート 2勝クラス | 91 | 4.4% | 13.2% | 69.5% | +0.4% |
| ダート 3勝クラス | 14 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −4.4% |
クラス別では ダートの1勝クラス の複勝率がいちばん高く、同人気帯の複勝率の平均も上回りました。芝の未勝利・芝の新馬・ダートの2勝クラスも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
反対に、いちばん多く乗っている ダートの未勝利 はわずかに同人気帯の複勝率の平均を下回りました。ダートの新馬と芝の3勝クラスも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。同じ新馬・未勝利でも、芝とダートで成績に差が出ました。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 23 | 60.9% | 78.3% | 147.0% | +13.5% |
| 2番人気 | 48 | 10.4% | 43.8% | 44.4% | −8.1% |
| 3番人気 | 48 | 4.2% | 43.8% | 17.3% | +2.1% |
| 4〜5番人気 | 141 | 8.5% | 34.0% | 92.3% | +4.4% |
| 6〜9番人気 | 436 | 3.4% | 14.7% | 73.4% | −0.4% |
| 10番人気以下 | 649 | 0.8% | 3.9% | 62.5% | −0.6% |
上位人気では比較的良い人気との比較で好成績ですが、騎乗数はまだ多くありません。
騎乗の中心である6〜9番人気と10番人気以下はほぼ人気通りからやや下の成績です。現時点では、人気帯より前に付けたときの数字の方がはっきりした特徴です。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 276 | 7.6% | 22.1% | 116.4% | +0.3% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 140 | 3.6% | 12.9% | 64.0% | −2.3% |
| テン乗り | 680 | 3.2% | 13.2% | 70.4% | +0.8% |
テン乗り はいちばん多く乗る区分ながら同人気帯の複勝率の平均を上回りました。 継続騎乗 も同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率はこの項目でいちばん高い区分です。反対に 乗り替わり(騎乗経験あり) は同人気帯の複勝率の平均を下回りました。初めて乗る馬でも人気との比較で成績を落としていないのが、この項目の特徴です。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する249騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間で単勝回収率100%を超えたのは9条件です。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。回収率のぶれを見るために、ここでは最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅を並べます。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り ダート 逃げ | 45 | 587.8% | 184.3% | 10.8% | 51.8〜1512.0% |
| 距離 ダート 2201m〜 | 17 | 321.8% | 163.1% | 0.0% | 0.0〜811.8% |
| 馬場 ダート 稍重 | 191 | 182.0% | 86.4% | 27.7% | 42.3〜409.3% |
| 位置取り ダート 先行 | 180 | 171.0% | 137.7% | 76.1% | 86.2〜276.5% |
| 人気 1番人気 | 23 | 147.0% | 137.3% | 103.9% | 95.7〜197.4% |
| 距離 ダート 1401〜1800m | 399 | 138.9% | 93.2% | 36.5% | 46.6〜267.6% |
| 馬場 ダート 道悪 | 106 | 130.2% | 73.0% | 7.1% | 16.8〜284.6% |
| 騎乗のつながり 継続騎乗 | 276 | 116.4% | 50.2% | 23.0% | 27.5〜278.0% |
| クラス ダート 未勝利 | 398 | 109.8% | 63.9% | 17.3% | 27.0〜232.5% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
全期間で単勝回収率100%を超えたのは9条件です。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。回収率のぶれを見るために、ここでは最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅を並べます。
いちばん惜しいのは 1番人気 で、最高配当1件はもちろん高配当上位5件を除いても100%を超えて残りましたが、ぶれ幅の下限がわずかに100%を割り込みました。騎乗がまだ少ない点も踏まえて見る必要があります。 ダートの先行 は最高配当1件を除いても100%を超えましたが、高配当上位5件を除くと大きく下がります。 ダートの逃げ の高い回収率も、最高配当1件を除くと大幅に下がり、上位5件を除くとほぼ残りませんでした。位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。なおこれらの数字も、すべて減量のある状態のものです。
まとめ
- 前に付けたときの数字がいちばん高くなっています。 ダートの先行は複勝率38.9%、芝の先行は28.9%で、ともに同人気帯の複勝率の平均を上回りました。
- 距離ではダートの1401〜1800m、クラスではダートの1勝クラスが同人気帯の複勝率の平均を上回っています。 ダートの1勝クラスは複勝率20.5%で、表のなかでいちばん高い数字でした。
- 同じ雨でも芝とダートで結果が逆です。 ダートの稍重・道悪はどちらも同人気帯の複勝率の平均を上回る一方、芝の稍重・道悪は同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
- 競馬場は函館と、よく乗る東京・中山が同人気帯の複勝率の平均を上回っています。 函館の複勝率は18.7%で、表のなかでいちばん高い数字です。 同じ北海道でも札幌は同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
- テン乗りでも数字を落としていません。 いちばん多く乗る区分ながら同人気帯の複勝率の平均を上回っています。 ただしこの記事の数字は、すべて減量のある状態のものです。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2024年〜2026年8月9日、長浜鴻緒騎手の延べ1,345騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







