土田真翔騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

土田真翔騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

土田真翔騎手は現在も見習騎手として負担重量が軽くなる期間の途中です。騎乗の大半が人気薄で、現時点では人気以上に走らせている条件がかなり限られています。JRA10場・平地の実測データで整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
2022840.0%2.4%0.0%11.9
20231060.9%2.8%28.6%12.6
2024680.0%1.5%0.0%13.0
2025420.0%0.0%0.0%13.2
2026100.0%0.0%0.0%14.3

※2026年は8月9日までの集計です。

土田真翔騎手は平均人気が12〜14番人気前後で、かなりの人気薄に乗る機会が多い騎手です。勝率や複勝率そのものでは条件ごとの評価がしにくいため、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m480.0%2.1%0.0%−2.4%
芝 1401〜1800m360.0%0.0%0.0%−6.5%
芝 1801〜2200m160.0%0.0%0.0%−6.9%
ダート 〜1400m1031.0%3.9%29.4%−2.2%
ダート 1401〜1800m1010.0%1.0%0.0%−5.0%

距離は5区分とも人気以下の成績です。差がいちばん小さいのは ダートの1400m以下 で、距離別ではいちばん高い複勝率でした。 芝の1400m以下 も差は小さめです。

反対に大きいのは 芝の1801〜2200m と 芝の1401〜1800m で、どちらも複勝率0.0%でした。短い距離のほうが差は小さく収まっています。

競馬場でみる騎乗

競馬場|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌280.0%7.1%0.0%−1.1%
函館190.0%0.0%0.0%−8.2%
福島432.3%4.7%70.5%−0.9%
新潟570.0%0.0%0.0%−6.2%
東京350.0%0.0%0.0%−3.4%
中山870.0%0.0%0.0%−5.6%
中京170.0%5.9%0.0%−2.9%
小倉200.0%0.0%0.0%−5.6%

競馬場も8場とも人気以下の成績でした。差が小さいのは 福島札幌 で、札幌は競馬場別ではいちばん高い複勝率です。 中京 も差は小さめでした。

反対にいちばん大きいのは 函館 で、複勝率は0.0%です。いちばん多く乗る 中山 も同人気帯の複勝率の平均を大きく下回り、こちらも複勝率0.0%でした。新潟・小倉・東京もいずれも人気以下の成績です。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良780.0%1.3%0.0%−4.5%
芝 稍重180.0%0.0%0.0%−4.8%
ダート 良1370.0%2.2%0.0%−3.6%
ダート 稍重432.3%2.3%70.5%−4.8%
ダート 道悪280.0%3.6%0.0%−1.6%

馬場状態も5区分とも人気以下の成績です。差がいちばん小さいのは ダートの道悪 でした。騎乗の中心である ダートの良 も同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

反対にいちばん大きいのは 芝の稍重 と ダートの稍重 で、芝の稍重は複勝率0.0%でした。芝の良も人気以下の成績でした。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 先行140.0%7.1%0.0%−5.5%
芝 差し310.0%0.0%0.0%−4.1%
芝 追込540.0%0.0%0.0%−2.6%
ダート 先行205.0%15.0%151.5%−7.6%
ダート 差し710.0%2.8%0.0%−2.7%
ダート 追込1140.0%0.0%0.0%−1.8%

位置取りは6区分とも同人気帯の複勝率の平均を下回り、しかも複勝率のいちばん高い区分が同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件になっています。 ダートの先行 は数字そのものは表のなかで最も高いのに、同じように前へ付けた馬全体と比べると同人気帯の複勝率の平均を大きく下回りました。 芝の先行 も同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

差が小さいのは後ろから運んだときで、 ダートの追込 と 芝の追込 です。ただしどちらも複勝率は0.0%ですから、差が小さいのは着に絡んだからではありません。 芝の差し と ダートの差し も人気以下の成績でした。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この3騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬150.0%0.0%0.0%−4.9%
芝 未勝利660.0%1.5%0.0%−3.1%
芝 1勝クラス190.0%0.0%0.0%−6.3%
ダート 未勝利1220.0%0.0%0.0%−4.2%
ダート 1勝クラス631.6%6.3%48.1%−2.2%
ダート 2勝クラス140.0%7.1%0.0%+2.1%

クラス別で同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは ダートの2勝クラス だけで、クラス別ではいちばん高い数字でした。 ダートの1勝クラス も差は小さめです。

反対に同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件は 芝の1勝クラス で、複勝率は0.0%でした。 芝の新馬 も複勝率0.0%で人気以下の成績です。騎乗の中心である ダートの未勝利 と 芝の未勝利 も人気以下の成績でした。ダートの勝ち上がったあとのクラスに、わずかながら人気以上の成績が残っています。

人気帯でみる騎乗

人気|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
6〜9番人気432.3%4.7%70.5%−9.2%
10番人気以下2570.0%1.2%0.0%−2.2%

人気帯では、表に出た6〜9番人気・10番人気以下のどちらも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

騎乗の大半を10番人気以下が占めるため、現時点では人気薄に一貫した好走傾向があるとは評価できません。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|全期間(減量期間中・2022年〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗861.2%2.3%35.2%−4.3%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
140.0%14.3%0.0%+6.5%
テン乗り1400.0%1.4%0.0%−4.3%

乗り替わり(騎乗経験あり)だけが同人気帯の複勝率の平均を上回り、3区分でいちばん高い数字です。ただし騎乗数は少なく、傾向と呼べる数ではありません。

継続騎乗 と テン乗り はどちらも人気以下の成績でした。テン乗りは3区分でいちばん多く乗っています。初めて乗る馬でも続けて乗る馬でも、同人気帯の複勝率の平均には届いていません。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する70騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%超は1条件でした。大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅も並べます。

条件騎乗単勝回収率最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
位置取り ダート 先行20151.5%0.0%0.0%0.0〜454.5%

※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%超は1条件でした。大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅も並べます。

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は ダートの先行 だけでしたが、最高配当1件を除外すると0.0%、ぶれ幅の下限も0.0%で、1回の高配当だけで作られた数字でした。先行は発馬後の展開で決まる位置取りのため、事前の買い条件にはできません。

まとめ

  • 同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは2区分だけです。 乗り替わり(騎乗経験あり)の複勝率は14.3%、ダートの2勝クラスは7.1%でしたが、どちらも騎乗数は多くありません。
  • ダートの短いところがいちばん近い数字です。 1400m以下の複勝率は3.9%でした。
  • 競馬場では福島と札幌が近い数字です。 札幌の複勝率は7.1%で、8場とも人気以下の成績でした。
  • すべて減量期間中の数字です。 区分ごとの騎乗数も小さく、減量が明けたあとに同じ形が続くかは確かめられません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2022年〜2026年8月9日、土田真翔騎手の延べ310騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。