清水久詞厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

清水久詞厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

清水久詞厩舎は、中山競馬場で好成績を残している栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで条件ごとの成績を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
20163108.4%21.3%47.6%6.7
20173089.4%26.9%85.1%6.5
20183316.3%23.9%44.0%6.8
20193508.9%24.3%78.7%6.6
20204108.3%25.9%64.1%7.1
20214418.8%27.2%78.8%6.2
20224939.9%27.4%93.5%6.3
20234617.8%22.6%57.8%6.7
20244287.0%23.8%58.6%6.7
20254386.6%23.3%69.9%7.1
20262576.2%22.6%66.3%7.5

※2026年は8月9日までの集計です。

出走馬の平均人気は6〜7番人気前後で、近年は年間400走を超える規模で管理馬を送り出しています。人気の幅も広いため、勝率や複勝率だけで条件ごとの評価を決めるのは難しいです。そこで、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走15610.9%27.6%77.9%−4.0%
連闘〜中2週6019.0%23.0%64.4%−3.2%
中3〜中8週5548.7%29.8%75.6%+4.2%
休み明け
(約2〜6か月)
2926.2%18.8%46.0%−2.8%
休み明け
(半年以上)
427.1%23.8%59.8%+3.2%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走16210.5%32.1%57.5%−3.7%
連闘〜中2週9777.4%23.0%66.7%−2.3%
中3〜中8週8268.5%25.3%65.6%−0.5%
休み明け
(約2〜6か月)
4388.7%26.3%114.2%+4.6%
休み明け
(半年以上)
561.8%19.6%10.9%+0.6%

デビュー戦と連闘〜中2週は、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

半年以上あけた出走は両期間で人気以上ですが、出走数が少ないため参考程度です。その他の間隔は期間によって評価が変わっています。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この123走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
3346.3%19.5%47.7%−2.1%
その次走
(叩き2戦目)
2428.7%24.0%75.7%−0.3%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
4947.9%25.5%102.4%+4.1%
その次走
(叩き2戦目)
3876.5%21.7%53.0%−3.0%

休み明け初戦は期間によって評価が変わりますが、その後2か月以内の次走は前半・後半とも人気以下の成績です。

1戦使った次走で成績が良くなる傾向はありません。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない2,770走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m4568.6%25.7%69.0%+0.5%
芝 1401〜1800m3847.8%25.3%79.7%+1.9%
芝 1801〜2200m2299.2%24.0%66.2%−1.6%
芝 2201m〜7118.3%33.8%98.2%+7.1%
ダート 〜1400m2535.9%21.7%33.4%−5.2%
ダート 1401〜1800m2907.2%22.8%49.3%−2.1%
ダート 1801〜2200m234.3%17.4%21.7%−4.6%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m5889.2%29.3%87.1%+2.9%
芝 1401〜1800m6187.1%23.6%78.4%−0.5%
芝 1801〜2200m3877.0%21.2%57.3%−3.2%
芝 2201m〜7010.0%24.3%79.7%+0.4%
ダート 〜1400m4026.7%22.1%71.1%−1.9%
ダート 1401〜1800m3808.4%26.1%51.5%+0.1%
ダート 1801〜2200m719.9%21.1%37.0%−2.7%

芝の1400m以下と2201m以上は、前半・後半とも人気以上の成績です。

一方、芝の1801〜2200mとダートの1400m以下・1801〜2200mは両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌254.0%28.0%9.6%−5.4%
函館6116.4%37.7%65.9%+4.8%
福島596.8%22.0%32.2%−3.9%
新潟917.7%20.9%73.7%−3.9%
東京16211.1%30.2%63.3%+1.9%
中山9716.5%29.9%245.4%+0.5%
中京1844.3%20.1%27.1%−3.8%
京都3928.2%25.0%51.0%+1.4%
阪神4547.0%24.4%50.1%+1.2%
小倉1847.1%17.9%79.9%−6.9%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌879.2%28.7%55.3%+2.6%
函館8811.4%29.5%183.4%+2.7%
福島708.6%25.7%47.6%−1.2%
新潟1578.3%22.3%111.7%−5.1%
東京2138.0%23.9%94.5%−2.5%
中山1779.0%31.6%101.7%+6.0%
中京4228.8%25.8%81.9%+1.3%
京都4065.7%19.5%66.4%−1.8%
阪神5887.8%24.1%43.8%−1.1%
小倉3107.4%25.8%42.0%−0.2%

中山函館が安定した得意場で、前半・後半とも人気以上の成績です。

福島・新潟・小倉はどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。特に新潟は近年も苦戦しています。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良8628.8%26.1%70.1%+1.1%
芝 稍重18111.0%26.0%102.5%+0.4%
芝 道悪977.2%21.6%53.4%−1.5%
ダート 良3405.3%20.3%43.9%−5.0%
ダート 稍重1219.9%25.6%33.1%−1.7%
ダート 道悪1087.4%24.1%57.9%−0.6%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良1,3017.8%24.8%78.6%−0.4%
芝 稍重2538.3%24.9%78.5%−0.8%
芝 道悪1098.3%29.4%48.2%+4.9%
ダート 良5578.1%24.1%63.8%−0.9%
ダート 稍重1565.8%23.7%63.2%+1.4%
ダート 道悪1429.2%23.2%52.3%−3.6%

馬場状態では、前半・後半を通して安定した得意条件はありません。

ダートの良馬場と道悪は両期間で人気以下の成績です。芝は期間によって評価が変わっています。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬1239.8%26.0%85.1%−4.5%
芝 未勝利3906.9%23.3%61.6%+0.2%
芝 1勝クラス25110.0%25.1%76.4%+0.9%
芝 2勝クラス14811.5%33.1%72.4%+2.8%
芝 3勝クラス1016.9%23.8%45.1%−1.6%
芝 オープン特別・
リステッド
397.7%28.2%147.7%+6.7%
芝 重賞8813.6%26.1%107.8%+6.2%
ダート 新馬3315.2%33.3%51.2%−2.4%
ダート 未勝利2395.9%19.2%55.0%−3.6%
ダート 1勝クラス1557.1%23.2%37.3%−3.9%
ダート 2勝クラス746.8%28.4%43.1%−1.9%
ダート 3勝クラス287.1%14.3%24.3%−10.2%
ダート オープン特別・
リステッド
283.6%17.9%25.0%−0.3%
ダート 重賞120.0%25.0%0.0%+4.7%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬1339.0%32.3%55.3%−3.0%
芝 未勝利5159.3%23.5%99.2%−0.8%
芝 1勝クラス4336.2%22.4%37.9%−3.2%
芝 2勝クラス22210.8%34.2%77.9%+5.7%
芝 3勝クラス1608.8%31.9%172.6%+8.6%
芝 オープン特別・
リステッド
1031.9%18.4%29.0%−4.1%
芝 重賞975.2%10.3%48.2%−4.8%
ダート 新馬2917.2%31.0%67.2%−8.0%
ダート 未勝利3478.1%24.2%42.0%−1.7%
ダート 1勝クラス2407.5%24.6%47.0%−0.4%
ダート 2勝クラス1297.8%22.5%114.2%−2.8%
ダート 3勝クラス578.8%21.1%143.5%+0.8%
ダート オープン特別・
リステッド
480.0%20.8%0.0%+4.7%

芝の2勝クラスが最もはっきりした得意条件で、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

一方、芝・ダートの新馬、ダートの未勝利から2勝クラスまでは両期間で人気以下の成績です。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気14734.0%71.4%86.9%+7.1%
2番人気15422.1%50.0%90.2%−1.3%
3番人気13813.0%40.6%71.8%−1.1%
4〜5番人気3234.6%25.7%56.6%−3.5%
6〜9番人気5194.0%16.2%81.1%+0.5%
10番人気以下4280.7%3.3%29.1%−1.5%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気19932.7%64.8%81.4%−0.3%
2番人気21019.5%50.5%87.0%−1.8%
3番人気21912.8%42.0%66.8%+0.4%
4〜5番人気4675.8%26.1%54.9%−4.4%
6〜9番人気8224.0%16.8%90.5%+1.3%
10番人気以下6010.8%5.7%51.7%+0.8%

人気帯による明確な傾向はありません。中位人気の一部では前半・後半とも人気以下ですが、人気薄側まで同じ傾向が続くわけではありません。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%超だったのは5条件でした。片方の期間だけで超えたものは追わず、この5つについて、前後半に分けても残るか、高配当を除いても残るかを確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
競馬場 中山274152.6%245.4%
(97出走)
101.7%
(177出走)
132.6%73.8%81.4〜235.7%
競馬場 函館149135.3%65.9%
(61出走)
183.4%
(88出走)
72.0%34.9%42.4〜289.4%
クラス 芝 3勝クラス261123.3%45.1%
(101出走)
172.6%
(160出走)
87.2%43.7%50.8〜223.0%
クラス ダート 重賞17122.4%0.0%
(12出走)
416.0%
(5出走)
0.0%0.0%0.0〜367.1%
クラス ダート 3勝クラス85104.2%24.3%
(28出走)
143.5%
(57出走)
65.6%6.9%16.4〜218.9%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えた5条件のなかでは、中山が前半・後半とも100%を超え、最高配当1件を除外しても132.6%を維持しました。

ただし、高配当上位5件を除外すると73.8%まで下がり、ぶれ幅の下限も100%を下回ります。その他の条件も、期間分割か高配当除外で100%を維持できませんでした。

まとめ

  • 芝の2勝クラスが最もはっきりした得意条件です。 一方、芝・ダートの新馬、ダートの未勝利から2勝クラスまでは前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 中山と函館で前半・後半とも人気以上の成績です。
  • 芝の1400m以下と2201m以上でも安定しています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • デビュー戦は前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 休み明け後の次走で成績が上がる傾向はありません。 前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 人気帯による明確な傾向はありません。 中位人気の一部は前半・後半とも人気以下ですが、人気薄側まで同じ傾向は続いていません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、清水久詞厩舎の延べ4,227走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。