須貝尚介厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

須貝尚介厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

須貝尚介厩舎は、札幌・函館を得意としている栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで条件ごとの成績を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
20163469.5%37.3%60.6%5.1
201734011.2%35.3%59.6%4.7
201834711.8%38.0%62.4%4.9
201933710.1%31.2%58.0%5.4
20203599.7%30.4%65.5%5.4
202129914.0%37.8%72.3%5.1
202229116.2%32.3%136.1%5.4
202329010.0%26.9%52.1%6.0
202436015.3%35.6%96.8%5.4
20253178.8%30.0%61.3%5.9
20262085.8%24.5%63.4%6.5

※2026年は8月9日までの集計です。

出走馬の平均人気は5番人気前後で、比較的高い支持を集める厩舎です。勝率や複勝率も高い水準ですが、人気を集めているぶん、その数字だけでは条件ごとの評価がしにくくなります。そこで、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走13216.7%44.7%74.1%+6.2%
連闘〜中2週50811.0%34.3%52.5%−1.4%
中3〜中8週61211.3%37.7%71.7%+2.1%
休み明け
(約2〜6か月)
3677.9%28.1%49.5%+1.3%
休み明け
(半年以上)
525.8%19.2%94.2%−5.4%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走12518.4%44.0%89.4%+2.5%
連闘〜中2週4799.4%32.8%51.6%+0.5%
中3〜中8週65213.2%33.0%89.7%+0.3%
休み明け
(約2〜6か月)
42612.9%28.6%104.0%+2.6%
休み明け
(半年以上)
643.1%12.5%9.5%−8.5%

デビュー戦は前半・後半とも人気以上の成績です。中3〜8週と約2〜6か月あけた出走も、両期間で同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

一方、半年以上あけた出走は前半・後半とも人気以下の成績で、長期休養明けでは苦戦する傾向があります。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この77走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
4197.6%27.0%55.0%+0.4%
その次走
(叩き2戦目)
3019.0%32.2%50.1%+1.9%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
49011.6%26.5%91.7%+1.1%
その次走
(叩き2戦目)
3369.5%27.7%60.5%+0.5%

休み明け初戦と、その後2か月以内の次走は、どちらも前半・後半で人気以上の成績です。

約2〜6か月の休み明けであれば、初戦から大きく評価を下げる必要はありません。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない1,948走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m30710.4%31.3%66.0%+1.6%
芝 1401〜1800m50511.9%37.8%61.5%+2.2%
芝 1801〜2200m31110.6%35.0%81.2%+1.4%
芝 2201m〜1057.6%33.3%47.3%+0.3%
ダート 〜1400m1879.6%31.0%45.1%−2.2%
ダート 1401〜1800m2729.9%32.7%56.1%−1.8%
ダート 1801〜2200m378.1%43.2%20.3%+9.1%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m3587.8%24.0%83.2%−1.3%
芝 1401〜1800m45914.8%33.8%95.8%+0.8%
芝 1801〜2200m32213.7%34.8%89.8%+1.6%
芝 2201m〜8312.0%32.5%37.6%+1.5%
ダート 〜1400m18610.8%31.2%47.7%−0.7%
ダート 1401〜1800m30811.4%33.4%82.3%+1.4%
ダート 1801〜2200m4517.8%35.6%83.8%+0.6%

芝は1401m以上の3区分で前半・後半とも人気以上の成績です。中距離から長距離まで幅広く安定しています。

ダートの1400m以下は両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っており、短距離ダートは苦手です。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌15713.4%42.7%57.5%+5.8%
函館12814.8%41.4%135.5%+4.9%
福島5610.7%26.8%67.1%−7.9%
新潟6211.3%32.3%49.7%+1.9%
東京13111.5%33.6%76.7%+1.0%
中山5614.3%44.6%98.2%+8.2%
中京20010.5%34.0%34.6%+0.7%
京都3869.3%29.8%55.9%−3.7%
阪神4129.2%35.7%55.2%+2.4%
小倉1417.1%29.1%42.4%+0.7%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌16221.6%42.0%101.6%+7.3%
函館12210.7%32.8%60.8%+2.9%
福島4615.2%19.6%130.9%−5.2%
新潟8414.3%38.1%60.2%+5.9%
東京1497.4%24.8%27.3%−2.9%
中山677.5%31.3%60.6%+1.6%
中京30514.1%37.4%143.4%+4.1%
京都2818.5%27.4%53.3%−3.1%
阪神38514.0%31.4%92.7%+0.1%
小倉1645.5%24.4%38.4%−4.9%

札幌と函館が最もはっきりした得意場で、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

新潟・中山・中京・阪神も両期間で人気以上の成績です。一方、京都と福島はどちらの期間でも人気以下の成績です。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良94711.0%35.3%69.3%+1.9%
芝 稍重20011.0%35.5%58.1%+3.4%
芝 道悪818.6%32.1%52.7%−2.4%
ダート 良2969.8%35.1%56.4%+1.3%
ダート 稍重1048.7%26.9%37.7%−7.4%
ダート 道悪1019.9%31.7%38.1%−2.3%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良97212.1%31.7%84.9%+1.1%
芝 稍重16213.0%31.5%50.3%−1.1%
芝 道悪8812.5%23.9%171.2%−1.3%
ダート 良37712.2%35.0%71.8%+1.8%
ダート 稍重9712.4%29.9%70.1%−1.0%
ダート 道悪697.2%26.1%59.9%−2.0%

芝・ダートとも良馬場で前半・後半とも人気以上の成績です。

反対に芝の道悪、ダートの稍重・道悪は両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。馬場が悪化すると評価を下げたい厩舎です。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬10319.4%49.5%78.3%+9.1%
芝 未勝利3198.8%33.5%39.7%−0.2%
芝 1勝クラス28711.5%40.1%57.1%+3.1%
芝 2勝クラス19811.1%38.4%78.2%+4.7%
芝 3勝クラス8615.1%33.7%114.8%+2.2%
芝 オープン特別・
リステッド
745.4%20.3%32.3%−10.2%
芝 重賞1618.1%23.6%103.5%+0.6%
ダート 新馬296.9%27.6%59.3%−5.9%
ダート 未勝利15610.9%28.8%38.1%−2.2%
ダート 1勝クラス1329.8%38.6%56.5%+1.8%
ダート 2勝クラス886.8%35.2%31.1%−2.7%
ダート 3勝クラス3716.2%29.7%108.6%−4.3%
ダート オープン特別・
リステッド
506.0%30.0%46.0%+4.3%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬10318.4%42.7%90.7%−0.2%
芝 未勝利28812.8%32.3%105.3%+1.2%
芝 1勝クラス23514.0%33.6%124.9%+2.5%
芝 2勝クラス16513.3%38.2%52.5%+1.9%
芝 3勝クラス13410.4%26.9%65.0%−0.3%
芝 オープン特別・
リステッド
1088.3%26.9%59.4%+2.3%
芝 重賞1898.5%19.0%68.7%−4.1%
ダート 新馬2218.2%50.0%83.6%+11.9%
ダート 未勝利15413.0%31.8%79.8%−2.8%
ダート 1勝クラス15410.4%36.4%63.4%+1.8%
ダート 2勝クラス8310.8%31.3%59.0%+3.6%
ダート 3勝クラス577.0%28.1%57.0%−0.5%
ダート オープン特別・
リステッド
5315.1%32.1%64.9%+5.1%
ダート 重賞2010.0%20.0%125.0%−5.5%

芝の1勝・2勝クラスが安定した得意条件で、どちらも前半・後半で人気以上の成績です。

ダートの1勝クラスとオープン特別・リステッドも両期間で同人気帯の複勝率の平均を上回っています。一方、ダートの未勝利と3勝クラスは人気以下の成績です。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気26429.5%65.2%70.8%+0.8%
2番人気24914.5%51.0%57.9%−0.3%
3番人気24012.1%44.2%67.6%+2.4%
4〜5番人気3265.8%31.0%54.1%+1.3%
6〜9番人気4034.2%18.6%71.8%+2.1%
10番人気以下2470.8%5.7%40.9%+0.3%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気25231.0%61.9%68.3%−3.2%
2番人気22520.0%51.1%76.7%−1.1%
3番人気18515.1%47.0%92.8%+5.4%
4〜5番人気33810.4%32.2%93.3%+1.6%
6〜9番人気4355.1%15.9%91.5%+0.1%
10番人気以下3301.5%7.0%63.0%+2.1%

人気帯では、3番人気から10番人気以下まで幅広く前半・後半とも人気以上の成績です。上位人気だけに限らず、人気を落とした馬でも好走する傾向があります。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%超だったのは2条件だけでした。片方の期間だけで超えたものは追わず、この2つについて、期間を分けても残るか、高配当を除いても残るかを確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
馬場 芝 道悪169114.4%52.7%
(81出走)
171.2%
(88出走)
54.1%26.7%30.6〜255.4%
競馬場 中京505100.3%34.6%
(200出走)
143.4%
(305出走)
80.2%54.5%58.4〜158.4%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えたのは芝の道悪と中京の2条件だけでした。

ただし、どちらも前半・後半に分けると片方が100%を下回ります。芝の道悪は最高配当1件を除外するとさらに下がり、中京も後半の高い回収率に支えられています。

まとめ

  • 札幌と函館を得意としており、前半・後半とも人気以上の成績です。 一方、京都と福島は前半・後半とも人気以下の成績です。
  • デビュー戦でも安定して好走しています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • 芝の1勝・2勝クラスが得意です。 前半・後半のどちらでも人気以上に走っています。
  • 芝・ダートとも良馬場で好成績を残しています。 期間を分けて見ても好成績です。
  • 半年以上の休み明けでは人気以下の成績になる傾向があります。 前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 3番人気以下でも幅広く人気以上に走る傾向があります。 3番人気から10番人気以下まで、前半・後半とも人気以上の成績です。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、須貝尚介厩舎の延べ3,494走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。