角田晃一厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

角田晃一厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

角田晃一厩舎は、休み明けでも成績が安定しており、ダートの中距離を中心に使っている栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで、得意な条件と苦手な条件を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
20162508.8%30.4%40.6%6.3
201729010.3%29.0%67.3%6.3
20182829.2%24.8%55.8%6.5
20192927.9%28.1%59.4%6.3
20202586.2%25.6%41.8%7.1
20212577.0%24.5%46.7%7.3
20222417.5%21.2%56.6%7.9
20232376.3%25.7%55.4%7.1
20242479.7%25.1%65.5%6.8
20252547.9%23.2%115.4%7.5
20261508.0%20.0%80.3%8.4

※2026年は8月9日までの集計です。

2016年は平均6番人気台でしたが、近年は7〜8番人気台と、以前より人気薄の馬を送り出す機会が増えています。勝率や複勝率も年によって動いているため、その数字だけで前後を比べるのは難しいです。そこで、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走973.1%26.8%16.8%−0.4%
連闘〜中2週4039.7%33.5%61.6%+3.7%
中3〜中8週5089.8%25.6%60.4%−2.4%
休み明け
(約2〜6か月)
2817.1%24.6%43.5%+1.9%
休み明け
(半年以上)
248.3%25.0%45.0%+7.4%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走1297.0%24.0%39.7%+1.9%
連闘〜中2週3929.4%27.6%63.7%+0.6%
中3〜中8週5056.7%24.0%52.0%+1.2%
休み明け
(約2〜6か月)
3027.9%19.2%104.4%+0.7%
休み明け
(半年以上)
339.1%24.2%255.2%+11.4%

約2〜6か月あけた出走でも、連闘〜中2週でも、前半・後半とも人気以上の成績です。間隔の長短による明確な弱さは出ていません。

半年以上あけた出走も数字は良いですが、出走数が少ないため参考程度です。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この84走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
3057.2%24.6%43.6%+2.5%
その次走
(叩き2戦目)
2288.8%28.9%63.5%+1.4%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
3358.1%19.7%119.2%+1.8%
その次走
(叩き2戦目)
2207.7%25.5%72.5%+3.3%

休み明け初戦は前半・後半とも人気以上の成績で、その後2か月以内の次走も同様です。休み明けを理由に大きく割り引く数字にはなっていません。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない1,670走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m29611.1%35.1%72.9%+4.4%
芝 1401〜1800m1973.6%16.8%53.2%−1.4%
芝 1801〜2200m1408.6%26.4%58.3%+0.7%
芝 2201m〜3420.6%35.3%73.2%+0.4%
ダート 〜1400m2476.9%21.1%44.9%−3.8%
ダート 1401〜1800m4158.4%29.9%44.0%+3.0%
ダート 1801〜2200m3411.8%29.4%26.5%−2.7%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m2257.6%18.2%80.0%−0.7%
芝 1401〜1800m1144.4%25.4%37.9%+5.3%
芝 1801〜2200m1064.7%21.7%31.5%+0.8%
芝 2201m〜190.0%10.5%0.0%+1.7%
ダート 〜1400m4018.2%22.4%78.2%+1.0%
ダート 1401〜1800m4549.3%28.4%77.8%+2.5%
ダート 1801〜2200m667.6%18.2%60.2%−5.5%

距離ではダートの1401〜1800mが中心です。出走がいちばん多く、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

一方、ダートの1801〜2200mは両期間で人気以下の成績です。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌628.1%30.6%24.0%−0.3%
函館6221.0%45.2%68.5%+12.1%
福島8611.6%32.6%119.1%+1.1%
新潟1009.0%35.0%58.8%+5.8%
東京5317.0%35.8%91.5%+7.9%
中山424.8%23.8%13.8%−0.8%
中京1657.3%29.1%47.6%+3.0%
京都2905.5%22.8%41.5%−1.7%
阪神3286.7%22.6%39.6%−1.6%
小倉18410.3%27.7%72.6%+0.5%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌646.2%17.2%46.4%−2.7%
函館606.7%18.3%29.2%−11.4%
福島7913.9%31.6%201.1%+6.4%
新潟987.1%30.6%53.6%+6.9%
東京482.1%16.7%19.0%−1.1%
中山2512.0%32.0%53.2%+14.4%
中京2536.7%22.9%65.8%+0.5%
京都2116.2%19.0%22.7%−2.0%
阪神3198.2%20.7%87.6%0.0%
小倉2299.2%30.1%82.1%+5.8%

競馬場では新潟が最も安定しており、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。福島と小倉も両期間で人気以上の成績です。

京都はどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良5248.6%27.3%62.2%+0.2%
芝 稍重9111.0%35.2%64.9%+9.3%
芝 道悪527.7%21.2%80.6%−3.5%
ダート 良3918.4%28.9%41.7%+1.9%
ダート 稍重1547.1%26.6%54.1%+1.8%
ダート 道悪1608.8%23.8%38.7%−3.3%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良3446.4%21.5%53.4%+2.6%
芝 稍重844.8%14.3%54.4%−5.0%
芝 道悪362.8%25.0%75.6%+2.1%
ダート 良6129.3%25.7%91.5%+1.3%
ダート 稍重1769.1%24.4%68.2%+1.9%
ダート 道悪1345.2%23.1%19.9%+0.1%

ダートは良馬場・稍重のどちらでも、前半・後半とも人気以上の成績です。馬場が悪化したときは期間によって評価が変わり、一貫した傾向は出ていません。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬611.6%34.4%3.8%+4.0%
芝 未勝利1937.8%23.3%55.4%+2.9%
芝 1勝クラス1889.6%31.9%49.4%−1.7%
芝 2勝クラス6918.8%37.7%125.9%−0.1%
芝 3勝クラス547.4%24.1%92.6%−0.3%
芝 オープン特別・
リステッド
329.4%25.0%84.7%+5.8%
芝 重賞707.1%18.6%87.0%+1.6%
ダート 新馬365.6%13.9%38.9%−8.3%
ダート 未勝利2739.5%29.3%54.2%+3.3%
ダート 1勝クラス2737.7%27.1%39.9%−0.1%
ダート 2勝クラス6011.7%28.3%54.5%−3.6%
ダート 3勝クラス395.1%30.8%12.6%+4.3%
ダート オープン特別・
リステッド
230.0%17.4%0.0%−3.0%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬724.2%23.6%35.8%+2.3%
芝 未勝利1656.1%21.2%39.5%+1.2%
芝 1勝クラス1127.1%26.8%70.2%+4.8%
芝 2勝クラス336.1%24.2%19.1%+1.6%
芝 3勝クラス362.8%5.6%56.1%−6.0%
芝 オープン特別・
リステッド
205.0%5.0%139.0%−11.0%
芝 重賞267.7%7.7%125.8%−2.3%
ダート 新馬5710.5%24.6%44.6%+1.8%
ダート 未勝利3799.0%22.2%58.8%−0.5%
ダート 1勝クラス2629.2%31.7%70.6%+3.4%
ダート 2勝クラス1347.5%20.9%90.8%0.0%
ダート 3勝クラス585.2%24.1%187.8%+3.8%
ダート オープン特別・
リステッド
2114.3%33.3%204.3%+10.5%
ダート 重賞110.0%9.1%0.0%−3.2%

芝の新馬と未勝利は、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

ダートの3勝クラスも両期間で人気以上の成績ですが、出走数はそれほど多くないため、芝の下級条件ほど強くは評価しません。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気14532.4%62.1%79.7%−2.3%
2番人気14518.6%59.3%75.5%+8.0%
3番人気11914.3%49.6%85.3%+7.9%
4〜5番人気2464.5%26.4%40.8%−2.9%
6〜9番人気3693.5%16.5%68.3%+1.0%
10番人気以下3480.6%4.9%16.2%−0.2%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気8933.7%69.7%92.7%+4.6%
2番人気11018.2%51.8%71.5%−0.4%
3番人気11213.4%37.5%78.7%−4.1%
4〜5番人気20711.1%36.7%107.1%+6.6%
6〜9番人気4233.8%17.0%83.2%+1.8%
10番人気以下4450.7%3.8%31.5%−0.8%

人気帯による明確な傾向はありません。一部の人気帯で人気以上の成績になる時期はありますが、上位人気・中位人気・人気薄というまとまりでは傾向がそろっていません。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間では単勝回収率100%超が4条件ありました。前後半の片方だけで超えた条件は追わず、全期間で超えた条件について、前後半に分けても残るか、高配当を除いても残るかの2点を確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
レース間隔 休み明け(半年以上)57166.7%45.0%
(24出走)
255.2%
(33出走)
91.2%0.0%18.9〜375.8%
競馬場 福島165158.4%119.1%
(86出走)
201.1%
(79出走)
108.4%49.0%61.5〜292.1%
クラス ダート 3勝クラス97117.3%12.6%
(39出走)
187.8%
(58出走)
31.5%0.0%5.1〜316.4%
クラス 芝 オープン特別・リステッド52105.6%84.7%
(32出走)
139.0%
(20出走)
53.1%0.0%16.2〜242.3%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えた4条件のなかでは、福島が最も安定していました。前半・後半とも100%を超え、最高配当1件を除外しても108.4%ですが、高配当上位5件を除外すると49.0%まで下がります。

最も回収率が高い半年以上の休み明けは、前半45.0%・後半255.2%と期間による差が大きく、57走と出走数も多くありません。

まとめ

  • 休み明けでも成績を落としていません。 初戦・その次走とも人気以上の成績です。
  • 距離ではダートの1401〜1800mが中心で、前半・後半とも人気以上の成績です。 出走数がいちばん多い区分で、ダートの1801〜2200mは反対に両期間とも人気以下の成績です。
  • 新潟が最も安定した得意場です。 福島と小倉でも人気以上の成績です。
  • ダートは良馬場・稍重で安定しています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • 芝の新馬・未勝利で人気以上の成績を残しています。 集計期間を分けても人気以上の成績でした。
  • 人気帯による明確な傾向はありません。 一部の人気帯で人気以上の成績になる時期はありますが、上位人気・中位人気・人気薄というまとまりでは傾向がそろっていません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、角田晃一厩舎の延べ2,758走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。