馬体重プラス10kgはマイナスか|増減と馬格の成績を実測

馬体重プラス10kgはマイナスか|増減と馬格の成績を実測

掲示板に「+10」と出た瞬間、少し嫌なイメージを抱く人は多いと思います。
ところが過去10年分のデータを見てみると、10kg台増えて出てきた馬の複勝率は20.1%で、4kgから8kg減らしてきた馬の21.1%とほとんど変わりません。減った側のほうが数字を落とす場面すらあります。
この記事では、増減幅と馬体重そのものの成績を並べたうえで、「大幅な体重増は太め残り」「ダート替わりは大型馬」「夏は軽い馬が走る」という3つの定説を実測で確かめます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
期間
2016年〜2026年8月9日
馬体重
492,290走
増減
442,917走

この記事の馬体重の見方

馬体重はレース当日に計測して発表される実測値です。発走のおよそ50分前に確定し、そこで初めて分かります。
増減は前走のときに計測した馬体重との差です。デビュー戦の馬は比べられないので、増減の集計からは外れます。

※JRAの発表は2kg刻みです。この記事の区分もその刻みに合わせ、馬体重は419kg以下・420〜459kg・460〜499kg・500〜539kg・540kg以上の5つ、増減は20kg単位と10kg単位で切っています。
※期間は2016年〜2026年8月9日までで、2026年は途中までの集計です。
※取消・除外となった馬は除いています。
※出走数10以下のマスは表に載せていません。数字が無いのではなく、信用できる数になっていない、という意味です。

増減幅ごとの成績

まず増減幅だけで割ります。

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
−20kg以上減1,5123.0%8.9%46.6%10.4
−10〜−18kg減26,2575.6%17.2%68.9%8.7
−4〜−8kg減97,5807.0%21.1%72.2%7.9
増減なし〜±2kg183,5067.6%23.1%72.6%7.5
+4〜+8kg増94,6727.5%22.1%72.9%7.6
+10〜+18kg増34,9996.8%20.1%70.7%8.0
+20kg以上増4,3916.6%17.3%95.7%8.6

複勝率がいちばん高いのは、ほとんど変わらなかった馬で23.1%。ここを頂点にして、増えても減っても下がっていきます。ここまでは想像どおりです。

問題は下がり方が左右で対称ではないことです。減った側は4kgから8kg減で21.1%、10kg台減らすと17.2%、20kg以上減った馬は8.9%まで落ち込みます。
一方で増えた側は、10kg台の増加でも20.1%を保ちます。20kg以上増えてようやく17.3%です。
同じ「10kg動いた」でも、減ったほうが明確に危ない、ということになります。

芝とダートで分けて見る

複勝率(増減幅×芝ダート)

増減幅ダート
−20kg以上減(計1,512走)9.9%8.1%
−10〜−18kg減(計26,257走)17.8%16.6%
−4〜−8kg減(計97,580走)21.5%20.7%
増減なし〜±2kg(計183,506走)23.2%22.9%
+4〜+8kg増(計94,672走)22.7%21.5%
+10〜+18kg増(計34,999走)21.7%18.6%
+20kg以上増(計4,391走)19.3%15.7%

単勝回収率(増減幅×芝ダート)

増減幅ダート
−20kg以上減44.8%48.0%
−10〜−18kg減67.2%70.3%
−4〜−8kg減69.2%74.8%
増減なし〜±2kg73.2%72.1%
+4〜+8kg増73.0%72.8%
+10〜+18kg増72.8%68.8%
+20kg以上増100.1%92.0%

体重増を割り引く必要があるのは、芝よりダートでした。10kg台増えた馬の複勝率は芝で21.7%、ダートでは18.6%です。20kg以上増えた馬も同じで、芝19.3%に対しダートは15.7%でした。

そして芝で20kg以上増えた馬の単勝回収率は100.1%と3桁に乗っています。2,005走での数字です。本当かどうか、後節で確かめます。

馬格ごとの成績

次は増減ではなく、馬体重そのものです。

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
419kg以下22,6613.4%11.9%50.1%9.9
420〜459kg151,5546.0%19.4%67.4%8.3
460〜499kg231,2837.7%22.9%75.7%7.5
500〜539kg80,5478.8%24.5%78.2%7.1
540kg以上6,2458.9%22.5%83.0%7.2

500kg台前半までは、重いほど好走率が高いです。複勝率は419kg以下の11.9%から500kg台前半の24.5%まで、一段ずつ上がっていきます。

また、単勝回収率のほうは最後まで伸び続けます。いちばん小柄な帯が50.1%、540kg以上が83.0%。いちばん大きい馬は、好走率が頭打ちになっても単勝回収率は伸びます。

複勝率(馬体重×芝ダート)

馬体重ダート
419kg以下(計22,661走)13.1%8.9%
420〜459kg(計151,554走)20.7%17.6%
460〜499kg(計231,283走)23.9%22.0%
500〜539kg(計80,547走)24.9%24.3%
540kg以上(計6,245走)22.7%22.5%

単勝回収率(馬体重×芝ダート)

馬体重ダート
419kg以下53.5%41.8%
420〜459kg69.1%65.1%
460〜499kg74.8%76.5%
500〜539kg81.1%76.6%
540kg以上78.1%84.7%

小柄な馬に厳しいのはダートです。419kg以下の複勝率は芝で13.1%ありますが、ダートでは8.9%まで下がります。単勝回収率もダートで41.8%と、馬体重の表でいちばん低い数字になりました。

定説①「大幅な体重増は太め残り」

「休み明けで10kg増えているから太め残り」は本当に当てはまるのでしょうか。前走からの間隔で3つに分けて確かめます。

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
3週以内139,6647.1%22.6%69.8%7.4
4週〜10週199,9987.6%22.5%73.0%7.7
10週以上
(休み明け)
103,3706.7%19.1%74.7%8.2

複勝率(出走間隔×増減幅)

出走間隔−10kg以上減−4〜−8kg減増減なし〜±2kg+4〜+8kg増+10kg以上増
3週以内(計139,658走)19.7%21.6%23.3%22.7%19.8%
4週〜10週(計199,932走)17.8%22.0%23.9%22.6%20.0%
10週以上(休み明け)(計103,194走)12.9%17.3%20.2%20.5%19.7%

勝率(出走間隔×増減幅)

出走間隔−10kg以上減−4〜−8kg減増減なし〜±2kg+4〜+8kg増+10kg以上増
3週以内6.3%6.9%7.3%7.2%5.4%
4週〜10週6.0%7.4%8.1%7.7%6.6%
10週以上
(休み明け)
4.1%5.9%7.0%7.3%7.0%

単勝回収率(出走間隔×増減幅)

出走間隔−10kg以上減−4〜−8kg減増減なし〜±2kg+4〜+8kg増+10kg以上増
3週以内74.4%69.9%69.6%72.4%40.3%
4週〜10週71.5%75.8%74.0%69.4%70.4%
10週以上
(休み明け)
56.6%67.2%76.3%79.5%79.1%

今回の集計では、定説とは逆向きの数字が出ました。休み明けで10kg以上増えた馬の複勝率は19.7%、単勝回収率は79.1%。

一方で休み明けで10kg以上減らしてきた馬は複勝率12.9%、単勝回収率56.6%。少なくともこの集計では、休み明けに増えた馬より減らしてきた馬のほうが苦しい結果でした。

では10kg以上の増加が本当にマイナスに響くのはどこか。3週以内に使ってきた馬です。この行で10kg以上増えた馬の単勝回収率は40.3%しかありません。勝率も5.4%で、同じ間隔で体重が変わらなかった馬の7.3%を下回ります。

同じ「+10」でも、間隔の欄を見てから判断すると読み違えが減る、という傾向そのものは今回の数字にはっきり出ています。

定説②「ダート替わりは大型馬を買え」

芝で頭打ちになった馬がダートに路線を替える。このときは大型馬を狙え、というのが2つ目の定説です。前走の芝ダートと今走の組み合わせで4つに分けます。

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
芝→芝181,2808.1%24.0%73.4%7.3
芝→ダート31,9165.3%15.1%73.3%8.5
ダート→ダート198,4557.4%22.4%72.7%7.6
ダート→芝24,5232.7%9.6%62.4%10.6

芝からダートに替わった馬の複勝率は15.1%。ダートを使い続けている馬の22.4%より低い位置にあります。ところが単勝回収率は73.3%で、ダート続戦の72.7%とほぼ並びます。

芝からダートに替わった馬(馬体重別)

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
419kg以下1,8880.9%4.5%27.6%10.8
420〜459kg11,2483.7%12.1%58.7%9.1
460〜499kg14,3466.4%17.5%88.8%8.0
500〜539kg4,1567.6%19.2%76.5%7.4
540kg以上27811.9%22.3%121.5%7.5

今回の集計では、定説通りの結果でした。419kg以下の複勝率は4.5%、単勝回収率27.6%。そこから460kg台、500kg台へと上がるにつれて数字が伸び、特に460kgから499kgの帯では単勝回収率88.8%まで来ます。

境目がどこかも見えました。460kgで2つに割ると、上が単勝回収率86.6%、下が54.2%。「大型馬」と身構えるより、460kgに届いているかどうかで十分です。

ダートを使い続けている馬(馬体重別)

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
419kg以下3,8693.3%11.6%50.0%10.2
420〜459kg46,2165.9%19.4%66.2%8.3
460〜499kg100,5207.6%23.0%74.3%7.5
500〜539kg43,9638.8%25.1%77.1%7.1
540kg以上3,8879.3%23.1%84.6%7.2

ダートを使い続けている馬でも同じです。419kg以下の単勝回収率50.0%から540kg以上の84.6%まで、やはり右肩上がりです。

4つの替わり方×460kgの線

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
芝→芝
(459kg以下)
76,7426.6%21.1%67.4%7.9
芝→芝
(460kg以上)
104,5389.2%26.1%77.8%6.8
芝→ダート
(459kg以下)
13,1363.3%11.0%54.2%9.3
芝→ダート
(460kg以上)
18,7806.7%17.9%86.6%7.9
ダート→ダート
(459kg以下)
50,0855.7%18.8%65.0%8.4
ダート→ダート
(460kg以上)
148,3708.0%23.6%75.4%7.4
ダート→芝
(459kg以下)
9,9712.1%7.8%49.4%11.4
ダート→芝
(460kg以上)
14,5523.2%10.9%71.4%10.1

460kgで分けると、その差がはっきりします。
芝からダートに替わった馬の体重が460kgを超えているかどうかで、単勝回収率は54.2%と86.6%、32.4%の開きがあります。

※前走は地方交流競走を含めて数えています。デビュー戦の馬には前走がないので、この節の集計には入りません。

定説③「夏は軽い馬が走る」

3つ目です。夏は小柄な馬が走り、大型馬は夏を苦手にする。この記事でいう夏は6月・7月・8月の3か月を指します。

なお、この節ではそもそも体重が軽い2歳戦を除きました。

複勝率(馬体重×季節・3歳以上)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下(計16,104走)14.6%9.8%
420〜459kg(計117,525走)20.9%18.3%
460〜499kg(計196,278走)22.1%22.3%
500〜539kg(計72,720走)22.5%24.4%
540kg以上(計5,760走)20.6%22.6%

単勝回収率(馬体重×季節・3歳以上)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下62.6%42.7%
420〜459kg77.5%62.5%
460〜499kg74.2%76.1%
500〜539kg68.7%80.4%
540kg以上64.6%89.6%

今回の集計では、定説通りの結果になりました。419kg以下の複勝率は夏14.6%、それ以外の月9.8%。420kgから459kgも夏20.9%、それ以外の月18.3%です。
一方で460kg以上の3つの体重帯は、いずれも夏のほうが低い数字でした。軽い側が走るという体重の境目は460kgです。

馬体重2区分×季節(3歳以上)

区分出走数勝率複勝率単勝回収率平均人気
459kg以下
(6〜8月)
38,0886.4%20.1%75.7%8.3
459kg以下
(その他の月)
95,5415.2%17.2%60.1%8.7
460kg以上
(6〜8月)
66,1217.6%22.2%72.7%7.4
460kg以上
(その他の月)
208,6377.9%22.9%77.6%7.5

460kgで分けると、459kg以下は夏75.7%、それ以外の月60.1%。460kg以上は夏72.7%、それ以外の月77.6%です。夏は、軽い側のほうが単勝回収率が高くなります。それ以外の月は逆で、重い方が走ります。

単勝回収率(馬体重×季節・芝)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下(計10,682走)59.7%48.5%
420〜459kg(計64,285走)75.0%64.3%
460〜499kg(計86,304走)72.0%77.1%
500〜539kg(計24,454走)75.0%83.0%
540kg以上(計1,391走)69.6%86.3%

単勝回収率(馬体重×季節・ダート)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下(計5,422走)69.4%32.2%
420〜459kg(計53,240走)81.1%60.4%
460〜499kg(計109,974走)76.1%75.4%
500〜539kg(計48,266走)64.9%79.1%
540kg以上(計4,369走)62.6%90.5%

差が大きいのはダートでした。419kg以下はダートで夏69.4%、それ以外の月32.2%。芝は夏59.7%、それ以外の月48.5%です。軽い馬は夏のダートで走る、という結論になります。

複勝率(月×馬体重2区分・3歳以上)

459kg以下460kg以上
1月16.3%23.0%
2月16.0%23.7%
3月16.2%24.0%
4月17.1%23.1%
5月17.4%23.3%
6月19.4%22.3%
7月21.1%22.3%
8月19.9%22.0%
9月19.7%21.7%
10月20.3%22.7%
11月19.4%21.2%
12月18.3%21.1%

単勝回収率(月×馬体重2区分・3歳以上)

459kg以下460kg以上
1月58.0%79.5%
2月60.4%76.5%
3月52.1%83.2%
4月60.5%79.6%
5月58.6%77.4%
6月75.0%74.2%
7月74.8%72.3%
8月77.4%71.3%
9月70.7%78.8%
10月76.3%68.6%
11月64.3%72.3%
12月55.8%75.9%

459kg以下の単勝回収率が70%を超えるのは6月から10月の5か月だけ。頂点は8月の77.4%です。11月には64.3%へ落ちます。

※2026年は8月上旬までの集計です。そのため9月から12月の欄は2016年から2025年までの10年分、1月から7月の欄は11年分を数えています。8月の欄には2026年の上旬までが入っています。

開催場を分けて確かめる

夏は開催場そのものが入れ替わります。札幌・函館・福島・新潟・小倉での開催が増え、洋芝や滞在競馬といった条件も加わります。軽い馬が有利なのではなく、夏のこの5場が軽い馬向きなだけではないか、ということも検証してみます。

単勝回収率(馬体重×季節・札幌・函館・福島・新潟・小倉)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下(計7,121走)68.0%45.2%
420〜459kg(計45,651走)77.5%70.1%
460〜499kg(計61,961走)74.8%81.6%
500〜539kg(計18,449走)65.7%78.2%
540kg以上(計1,201走)50.8%86.3%

単勝回収率(馬体重×季節・東京・中山・中京・京都・阪神)

馬体重6〜8月その他の月
419kg以下(計8,983走)47.4%41.6%
420〜459kg(計71,874走)77.7%59.7%
460〜499kg(計134,317走)72.9%74.7%
500〜539kg(計54,271走)73.6%80.8%
540kg以上(計4,559走)83.5%90.0%

結論は変わりませんでした。420kgから459kgの馬は、札幌・函館・福島・新潟・小倉で夏77.5%・それ以外の月70.1%。東京・中山・中京・京都・阪神では夏77.7%・それ以外の月59.7%です。どちらの側でも夏が上でした。

重い馬も同じで、460kg以上はどちらの開催でも夏のほうが低い数字です。開催場を分けても、同じ向きの差が残りました。

※2歳を含めて数えても向きは同じです。419kg以下の複勝率は夏15.8%、それ以外の月10.1%でした。
※この節の表はいずれも3歳以上の408,387走を分けたもので、各表のマスを足すと同じ走数になります。生まれた年が確認できない958走は、年齢で絞るこの節の集計から外れています。

回収率が100%を超えたマスを確かめる

ここまでの表で、単勝回収率が100%を超えたマスは3つです。順に、どこまで安定した数字かを確認します。まず期間を前半と後半に割って、どちらでも100%を超えるか。次に、最高配当1件を除外しても残るか。最後に、同じ出走データから重複を許して引き直す計算を2万回くり返し、回収率がどのあたりに収まりうるかの幅を出します。この幅が100%をまたぐなら、100%超と言い切ることはできません。

100%を超えたマス出走数単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当1件を除外高配当上位5件を除外ぶれ幅
芝の増減+20kg以上増2,005100.1%121.0%78.9%94.2%77.7%73.6〜130.1%
芝→ダートの540kg以上278121.5%82.6%151.0%84.4%52.2%55.6〜217.9%
ダート→芝の540kg以上243113.3%77.0%141.8%82.9%28.9%41.4〜204.9%

どの条件も、片方の期間が押し上げた形になります。高配当の影響が大きく、安定して100%を超える条件はありませんでした。

※「ぶれ幅」は、同じ出走データから重複を許して引き直す計算を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。ブートストラップによる95%区間です。
※出走数10以下のマスは表に載せていません。数字が無いのではなく、信用できる数になっていない、という意味です。

まとめ

  • プラス10kgは減点材料にならない:10kg台増えた馬の複勝率20.1%は、4kgから8kg減らしてきた馬の21.1%とほぼ同じです。
  • 危ないのは減っている側:10kg台減らした馬は17.2%、20kg以上なら8.9%まで落ちます。
  • 休み明けで減っている馬は数字が低い:複勝率12.9%で、休み明けで体重が減っている馬は避けたいデータです。
  • 馬格は500kg台前半までは大きいほうがいい:複勝率は419kg以下の11.9%から500kg台前半の24.5%まで、一段ずつ上がります。
  • ダート替わりの目安は460kg:460kg以上の馬がダート替わりした場合の単勝回収率86.6%に対し、459kg以下は54.2%です。
  • 夏は軽い馬:3歳以上の459kg以下は、6月から8月の単勝回収率が75.7%。それ以外の月は60.1%でした。460kg以上は逆に、夏は複勝率が下がります。

馬体重は当日にならないと分かりません。そのぶん、前日に組んだ買い目を当日どう手直しするかという場面で使える情報です。数字上で得た結論は「増えた馬を嫌わない」「減った馬を疑う」「ダート替わりでは460kg以上かどうか」「夏は軽い馬を見直す」の4点でした。
いずれも単勝をベタ買いして儲かる水準ではありませんが、買うかどうか迷った1頭を後押しする材料としても、評価を一段下げる材料としても、十分に使えます。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、馬体重492,290走・増減442,917走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。