小崎綾也騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

小崎綾也騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

小崎綾也騎手は、見習騎手の減量が明けた2018年7月以降の騎乗だけを対象にしています。近年はダートの馬場状態ごとの成績が大きく良くなっており、JRA10場・平地の実測データを前半・後半に分けて整理しました。なお、負担重量が軽かった2016年1月〜2018年7月の846騎乗は集計から除いています。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
20181591.3%11.3%10.1%9.1
20192903.1%11.0%19.7%9.7
20202272.2%15.9%40.7%10.1
20212692.6%15.2%48.3%9.6
20221603.1%15.0%41.2%9.8
20231941.5%8.8%20.6%10.5
20242763.6%12.3%33.0%10.8
20253464.6%16.2%100.9%9.5
20262735.1%16.5%64.2%9.1

※2026年は8月9日までの集計です。

小崎綾也騎手は人気薄の馬に乗る機会が多く、勝率や複勝率そのものだけでは得意条件を判断しにくい騎手です。以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手には見習騎手として負担重量が軽くなる期間がありました。負担重量の条件が違うため、減量期間(2016年1月〜2018年7月)の846騎乗は集計から除いています。この記事の数字は、すべて減量が明けたあとのものです。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|前半(2018年〜2022年7月30日)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m1952.6%13.8%27.8%+1.9%
芝 1401〜1800m1592.5%13.8%13.3%+0.6%
芝 1801〜2200m1115.4%18.0%111.0%+4.6%
芝 2201m〜254.0%16.0%64.8%+4.0%
ダート 〜1400m2941.4%10.2%6.2%−3.4%
ダート 1401〜1800m2612.7%16.1%29.8%+0.3%
ダート 1801〜2200m362.8%11.1%140.6%−3.8%
距離(芝ダ別)|後半(2022年7月31日〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m1984.5%13.6%57.4%−0.1%
芝 1401〜1800m1545.2%12.3%192.8%+0.4%
芝 1801〜2200m1343.7%12.7%40.3%−0.8%
芝 2201m〜220.0%0.0%0.0%−11.2%
ダート 〜1400m2563.1%12.1%37.5%−0.4%
ダート 1401〜1800m3004.3%19.0%31.6%+4.9%
ダート 1801〜2200m400.0%5.0%0.0%−5.5%

得意距離は芝・ダートとも1401〜1800mです。どちらも前半・後半で人気以上の成績でした。

一方、ダート1400m以下と1801〜2200mは両方の期間で人気以下です。芝の中長距離は前半と後半で評価が変わっています。

競馬場でみる騎乗

競馬場|前半(2018年〜2022年7月30日)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌691.4%13.0%15.8%−4.8%
函館1216.7%33.3%511.7%+17.7%
福島476.4%10.6%123.0%−5.2%
新潟741.4%16.2%15.3%−0.4%
東京150.0%6.7%0.0%−3.4%
中京2652.6%15.8%21.5%+0.4%
京都1200.8%10.0%42.2%−1.0%
阪神2981.7%11.4%6.7%−1.4%
小倉1864.3%16.7%49.7%+4.1%
競馬場|後半(2022年7月31日〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
函館110.0%0.0%0.0%−11.2%
福島1013.0%15.8%84.3%+3.5%
新潟1118.1%22.5%80.7%+3.1%
東京6810.3%26.5%102.1%+9.4%
中山378.1%16.2%74.9%+0.4%
中京2123.8%15.1%79.5%+1.3%
京都2070.5%6.3%1.6%−4.0%
阪神2191.8%10.5%6.8%−1.7%
小倉1405.7%14.3%140.6%+2.5%

得意な競馬場は小倉中京です。前半・後半とも人気以上の成績で、中京は騎乗数も最も多くなっています。

反対に京都と阪神は両方の期間で同人気帯の複勝率の平均を下回りました。福島と新潟は後半に人気以上の成績へ変わっています。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|前半(2018年〜2022年7月30日)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良3734.0%14.7%49.3%+2.4%
芝 稍重730.0%11.0%0.0%−2.1%
芝 道悪442.3%22.7%70.5%+8.1%
ダート 良3583.1%15.4%40.2%−0.2%
ダート 稍重1160.0%7.8%0.0%−6.0%
ダート 道悪1220.8%10.7%2.0%−2.7%
馬場(芝ダ別)|後半(2022年7月31日〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良3815.0%12.3%91.8%−0.6%
芝 稍重933.2%14.0%123.7%−0.6%
芝 道悪340.0%8.8%0.0%−2.8%
ダート 良3733.8%15.0%28.4%+2.0%
ダート 稍重1462.7%14.4%49.9%+1.1%
ダート 道悪813.7%16.0%14.6%+2.3%

ダートは後半に大きく良くなりました。良・稍重道悪の3区分すべてが、前半の人気以下の成績から後半は人気以上の成績に変わっています。

芝は反対に数字を落とし、良と道悪は前半の人気以上の成績から後半人気以下の成績へ変わりました。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|前半(2018年〜2022年7月30日)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ414.9%26.8%84.9%+2.2%
芝 先行1284.7%22.7%67.5%+3.5%
芝 差し1523.3%13.8%21.8%+1.1%
芝 追込1621.9%6.8%37.4%+1.5%
ダート 逃げ427.1%33.3%151.7%−3.6%
ダート 先行1293.1%22.5%15.3%−6.8%
ダート 差し1942.6%13.9%32.5%+0.9%
ダート 追込2310.0%3.0%0.0%−0.6%
位置取り(芝ダ別)|後半(2022年7月31日〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ3611.1%25.0%83.9%−4.1%
芝 先行1387.2%20.3%164.7%+0.9%
芝 差し1533.3%9.2%115.8%−2.3%
芝 追込1681.8%4.8%17.8%−0.9%
ダート 逃げ3917.9%41.0%261.8%+4.8%
ダート 先行1306.9%31.5%41.0%+1.2%
ダート 差し2012.0%13.9%15.7%+3.4%
ダート 追込2300.4%2.2%1.7%−0.7%

芝の先行とダートの差しは前半・後半とも人気以上の成績です。

近年はダートの逃げ・先行も大きく数字を伸ばしています。一方、芝の逃げと差しは後半に人気以下の成績へ変わりました。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この20騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|前半(2018年〜2022年7月30日)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬440.0%15.9%0.0%+3.3%
芝 未勝利1693.6%14.2%70.5%+2.4%
芝 1勝クラス1465.5%19.2%57.9%+4.2%
芝 2勝クラス520.0%13.5%0.0%+2.5%
芝 3勝クラス310.0%3.2%0.0%−7.9%
芝 オープン特別・
リステッド
283.6%10.7%21.4%−0.8%
芝 重賞205.0%15.0%26.0%+1.9%
ダート 新馬210.0%19.0%0.0%+4.8%
ダート 未勝利2721.5%11.8%24.3%−4.1%
ダート 1勝クラス1742.3%12.6%7.0%−2.6%
ダート 2勝クラス923.3%15.2%69.2%+2.5%
ダート 3勝クラス220.0%9.1%0.0%0.0%
クラス(芝ダ別)|後半(2022年7月31日〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬372.7%13.5%56.8%+2.7%
芝 未勝利1872.7%9.1%30.3%−2.0%
芝 1勝クラス1185.9%14.4%143.6%+0.2%
芝 2勝クラス735.5%15.1%53.2%+0.5%
芝 3勝クラス437.0%11.6%367.2%−4.8%
芝 オープン特別・
リステッド
267.7%23.1%79.6%+3.6%
芝 重賞240.0%8.3%0.0%+1.1%
ダート 新馬280.0%10.7%0.0%−3.3%
ダート 未勝利2752.5%12.7%13.4%+1.5%
ダート 1勝クラス1333.8%17.3%15.7%+0.8%
ダート 2勝クラス775.2%18.2%94.0%+4.4%
ダート 3勝クラス466.5%13.0%102.2%+1.7%
ダート オープン特別・
リステッド
375.4%24.3%36.5%+8.6%

前半・後半とも人気以上の成績だったのは、ダートの2勝クラス、芝の1勝・2勝クラス、芝の新馬・重賞です。

特にダート2勝クラスは騎乗数も比較的そろっています。芝の3勝クラスは両方の期間で人気以下でした。

人気帯でみる騎乗

人気|前半(2018年〜2022年7月30日)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気2334.8%69.6%97.4%+5.2%
2番人気3321.2%78.8%80.6%+27.2%
3番人気446.8%40.9%43.6%−0.8%
4〜5番人気1072.8%24.3%36.4%−5.1%
6〜9番人気2921.0%15.1%22.5%+0.2%
10番人気以下5870.7%3.4%32.1%−0.9%
人気|後半(2022年7月31日〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気2339.1%73.9%105.7%+8.6%
2番人気2619.2%50.0%81.2%−2.1%
3番人気3823.7%50.0%128.9%+8.3%
4〜5番人気994.0%31.3%47.8%+1.0%
6〜9番人気2983.7%15.8%67.6%+0.6%
10番人気以下6240.8%4.2%50.0%+0.1%

6〜9番人気は前半・後半とも人気以上の成績です。1番人気も人気以上の成績ですが、騎乗数が少ないため参考程度です。

近年は3番人気と4〜5番人気でも数字を伸ばしています。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|前半(2018年〜2022年7月30日)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗2934.1%19.5%27.6%−0.3%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
1332.3%11.3%6.7%−2.6%
テン乗り3551.1%8.7%40.6%−1.3%
騎乗のつながり|後半(2022年7月31日〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗2626.9%20.2%47.4%+1.9%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
1383.6%18.8%24.8%+6.3%
テン乗り4432.9%9.5%82.3%−1.1%

過去に騎乗した馬への乗り替わりが後半に大きく改善しました。継続騎乗も後半は人気以上の成績です。

一方、テン乗りは前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する570騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は6つあります。100%超でも大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はないため、前後半への分割、高配当の除外、引き直しの3方向から崩れないかを確かめました。

条件騎乗単勝回収率2018年〜2022年7月30日2022年7月31日〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
競馬場 函館23267.0%511.7%
(12騎乗)
0.0%
(11騎乗)
23.6%0.0%0.0〜778.3%
クラス 芝 3勝クラス74213.4%0.0%
(31騎乗)
367.2%
(43騎乗)
80.0%0.0%0.0〜539.2%
位置取り ダート 逃げ81204.7%151.7%
(42騎乗)
261.8%
(39騎乗)
130.2%27.5%40.2〜430.1%
位置取り 芝 先行266117.9%67.5%
(128騎乗)
164.7%
(138騎乗)
80.8%34.5%44.1〜218.7%
距離 芝 1401〜1800m313101.6%13.3%
(159騎乗)
192.8%
(154騎乗)
68.9%14.0%23.8〜207.4%
人気 1番人気46101.5%97.4%
(23騎乗)
105.7%
(23騎乗)
94.4%69.0%62.8〜143.7%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

前半・後半の両方で回収率100%を超えたのはダートの逃げですが、高配当上位5件を除外すると27.5%まで下がりました。

1番人気は比較的数字が崩れにくいものの、前半の回収率が100%に届いていません。

まとめ

  • 芝・ダートとも1401〜1800mが得意です。 どちらも前半・後半で人気以上の成績でした。
  • 小倉と中京で前半・後半とも人気以上に走らせています。 反対に京都と阪神は前半・後半とも人気以下の成績でした。
  • ダートは良・稍重・道悪すべて後半に人気以上の成績へ変わりました。 芝は反対で、良と道悪は前半の人気以上の成績から後半は人気以下の成績へ変わっています。
  • 芝の先行とダートの差しが安定しています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • テン乗りでは前半・後半とも人気以下の成績です。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2018年〜2026年8月9日、小崎綾也騎手の延べ2,194騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。