亀田温心騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

亀田温心騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

亀田温心騎手は2023年1月に減量が明けました。減量が明けてからは数字の中心がダートから芝へ移っており、JRA10場・平地の実測データを減量期間と減量明けに分けて整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
20193713.2%9.7%84.1%10.0
20207025.7%17.0%68.6%8.8
20216166.2%18.0%125.1%8.7
20223652.5%13.4%15.3%9.2
20232325.6%19.0%61.2%8.5
20243075.5%17.6%51.2%8.7
20252816.4%16.0%51.3%8.8
20261873.2%8.0%17.1%9.1

※2026年は8月9日までの集計です。

亀田温心騎手は人気薄の馬に乗る機会が多い騎手です。勝率や複勝率そのものでは評価しにくいため、同じ人気の馬全体との複勝率の差を使い、減量期間と減量明けに分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は見習騎手として負担重量が軽くなる期間がありました。減量のあるなしで成績をそのまま比べられないため、減量が終わった2023年1月を境に、前半(減量期間)と後半(減量明け)に分けています。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m4534.4%13.7%66.6%−0.4%
芝 1401〜1800m2352.6%13.2%31.5%+0.3%
芝 1801〜2200m2026.4%20.3%80.6%+4.3%
芝 2201m〜570.0%7.0%0.0%−7.3%
ダート 〜1400m5145.4%15.4%71.1%−1.3%
ダート 1401〜1800m5705.6%16.7%129.4%−0.1%
ダート 1801〜2200m405.0%12.5%24.8%−3.4%
ダート 2201m〜130.0%30.8%0.0%+8.1%
距離(芝ダ別)|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m2333.9%14.6%25.0%−3.2%
芝 1401〜1800m1588.9%25.3%99.4%+6.5%
芝 1801〜2200m1146.1%11.4%46.6%−6.1%
芝 2201m〜205.0%10.0%22.5%−5.0%
ダート 〜1400m1823.3%12.1%39.4%−1.6%
ダート 1401〜1800m2575.4%15.2%36.3%−3.2%
ダート 1801〜2200m119.1%18.2%61.8%−0.3%

芝1401〜1800mが一番安定しています。減量期間・減量明けとも人気以上の成績で、減量明けの複勝率は25.3%でした。

ダートは減量明けに数字を落とし、1400m以下・1401〜1800mとも人気以下の成績です。

競馬場でみる騎乗

競馬場|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌1837.7%21.9%109.5%+2.4%
函館1905.8%15.8%37.9%−5.4%
福島1876.4%23.5%69.0%+4.0%
新潟2946.5%20.4%71.4%+2.7%
東京273.7%7.4%49.6%−2.9%
中山195.3%10.5%23.2%−3.0%
中京4134.1%13.3%120.8%−1.2%
京都1853.8%9.7%25.2%−3.0%
阪神2151.9%7.0%89.7%−4.8%
小倉3714.0%14.8%76.3%+1.4%
競馬場|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌519.8%9.8%146.1%−3.7%
函館460.0%10.9%0.0%−3.2%
福島1584.4%20.3%28.4%+0.2%
新潟1768.0%14.2%73.6%−5.6%
東京137.7%7.7%36.9%−5.6%
中京2044.4%15.7%33.8%−1.7%
京都692.9%17.4%44.1%+2.2%
阪神1095.5%19.3%47.2%+4.9%
小倉1485.4%12.2%27.3%−4.7%

減量期間・減量明けとも人気以上だった競馬場は福島です。

減量明けは阪神と京都でも数字を伸ばしました。一方、減量期間に良かった新潟・札幌・小倉は明けたあとに人気以下へ変わっています。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良7193.9%14.2%56.7%+0.5%
芝 稍重1344.5%13.4%48.4%−2.8%
芝 道悪945.3%19.1%69.9%+3.9%
ダート 良7065.7%16.4%119.0%−0.4%
ダート 稍重2163.2%12.0%35.6%−2.7%
ダート 道悪2157.0%19.1%91.1%+0.6%
馬場(芝ダ別)|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良3905.9%17.2%47.9%+0.4%
芝 稍重966.2%19.8%78.6%−1.6%
芝 道悪395.1%7.7%27.2%−13.0%
ダート 良2934.1%13.3%34.4%−2.4%
ダート 稍重878.0%18.4%41.4%−0.3%
ダート 道悪722.8%11.1%48.5%−5.9%

芝の良馬場は減量期間・減量明けとも人気以上の成績です。

一方、芝・ダートの道悪は減量明けに数字を落としました。ダートの良・稍重も両方の時期で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ7817.9%32.1%177.7%+1.0%
芝 先行2077.7%25.1%122.6%+1.4%
芝 差し2812.5%16.0%43.7%+1.6%
芝 追込3610.3%3.6%4.7%−1.3%
ダート 逃げ10121.8%41.6%377.9%+1.7%
ダート 先行21811.0%35.3%115.6%+2.3%
ダート 差し3843.6%13.5%117.5%−0.3%
ダート 追込4340.5%2.8%6.3%−1.5%
位置取り(芝ダ別)|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ2520.0%40.0%264.0%+6.4%
芝 先行1118.1%23.4%53.6%−5.5%
芝 差し1956.2%18.5%42.9%−0.3%
芝 追込1761.7%8.5%29.5%+2.5%
ダート 逃げ267.7%15.4%42.7%−17.3%
ダート 先行10715.0%32.7%119.0%−2.3%
ダート 差し1791.7%12.3%18.7%+0.1%
ダート 追込1400.0%1.4%0.0%−3.0%

芝で逃げたときは減量期間・減量明けとも人気以上の成績です。複勝率は32.1%から40.0%へ上がり、単勝回収率も両方の時期で100%を超えました。

ただし減量明けの騎乗数はまだ少ないため参考程度です。ダートの逃げは減量期間の好成績を減量明けには再現していません。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この38騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬701.4%11.4%4.0%−2.1%
芝 未勝利3952.8%12.2%50.9%−0.7%
芝 1勝クラス3016.0%18.3%53.1%+2.5%
芝 2勝クラス905.6%14.4%89.1%+0.6%
芝 3勝クラス472.1%14.9%4.7%+1.8%
芝 オープン特別・
リステッド
287.1%21.4%312.1%+6.4%
芝 重賞166.2%6.2%30.6%−12.7%
ダート 新馬4012.5%25.0%289.0%+8.4%
ダート 未勝利4884.1%13.1%95.7%−2.3%
ダート 1勝クラス4397.3%20.5%79.2%+0.7%
ダート 2勝クラス1283.1%10.9%132.7%−1.4%
ダート 3勝クラス254.0%20.0%49.6%+8.4%
ダート オープン特別・
リステッド
140.0%0.0%0.0%−14.5%
クラス(芝ダ別)|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬3112.9%38.7%186.1%+14.2%
芝 未勝利1596.3%15.1%50.6%−1.4%
芝 1勝クラス1855.4%18.9%29.6%−1.4%
芝 2勝クラス636.3%15.9%54.1%−1.8%
芝 3勝クラス362.8%11.1%13.6%−3.7%
芝 オープン特別・
リステッド
336.1%12.1%124.5%−6.4%
芝 重賞180.0%0.0%0.0%−5.1%
ダート 新馬1315.4%23.1%88.5%−3.9%
ダート 未勝利1525.3%14.5%51.3%−0.8%
ダート 1勝クラス1795.6%16.2%43.3%−2.1%
ダート 2勝クラス611.6%11.5%7.9%−4.0%
ダート 3勝クラス270.0%7.4%0.0%−9.9%
ダート オープン特別・
リステッド
170.0%0.0%0.0%−7.8%

クラス別では、両方の時期で安定して人気以上だった条件がありません。

減量明けに数字が出たのは芝の新馬で、複勝率38.7%・単勝回収率186.1%でした。一方、減量期間に良かったダート新馬や芝の上級条件は減量明けに数字を落としています。

人気帯でみる騎乗

人気|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気4930.6%57.1%88.2%−7.3%
2番人気7817.9%48.7%74.6%−2.9%
3番人気11618.1%47.4%106.7%+5.7%
4〜5番人気2327.8%28.9%72.8%−0.7%
6〜9番人気5933.9%15.0%85.4%−0.3%
10番人気以下1,0161.0%4.3%73.8%−0.2%
人気|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気2825.0%60.7%80.0%−4.7%
2番人気5026.0%50.0%108.8%−2.3%
3番人気5317.0%35.8%91.7%−5.7%
4〜5番人気1256.4%25.6%57.9%−4.5%
6〜9番人気3034.6%14.2%72.9%−1.2%
10番人気以下4180.2%3.8%6.3%−0.3%

人気帯も両方の時期で安定した人気以上の成績はありません。

減量期間に良かった3番人気は減量明けに人気以下の成績へ変わりました。騎乗の中心は10番人気以下です。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|前半(減量期間・2019年3月〜2023年1月29日)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗5337.3%20.1%73.5%−1.0%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
2143.7%17.3%47.9%+0.4%
テン乗り9784.3%13.4%97.6%+0.2%
騎乗のつながり|後半(減量明け・2023年1月30日〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗2596.2%18.9%52.3%−1.7%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
1636.1%14.7%27.7%−3.4%
テン乗り3904.9%14.1%46.2%−1.3%

騎乗のつながりでも、減量期間・減量明けとも人気以上だった区分はありません。

継続騎乗は複勝率そのものが最も高いものの、人気との比較では両方の時期で平均に届いていません。テン乗りも減量明けは人気以下の成績へ変わりました。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する524騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は8つです。1頭の大穴で押し上がった数字では再現性がないため、減量期間と減量明けへの分割、高配当の除外、引き直しの3方向で確かめました。

条件騎乗単勝回収率2019年〜2023年1月29日2023年1月30日〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
位置取り ダート 逃げ127309.3%377.9%
(101騎乗)
42.7%
(26騎乗)
227.1%89.5%121.7〜555.7%
クラス ダート 新馬53239.8%289.0%
(40騎乗)
88.5%
(13騎乗)
103.1%18.3%43.4〜562.5%
クラス 芝 オープン特別・リステッド61210.7%312.1%
(28騎乗)
124.5%
(33騎乗)
75.8%0.0%7.2〜548.9%
位置取り 芝 逃げ103198.6%177.7%
(78騎乗)
264.0%
(25騎乗)
169.9%83.0%99.1〜318.2%
競馬場 札幌234117.5%109.5%
(183騎乗)
146.1%
(51騎乗)
100.7%53.6%58.9〜186.2%
位置取り ダート 先行325116.7%115.6%
(218騎乗)
119.0%
(107騎乗)
101.4%71.7%72.1〜171.1%
人気 3番人気169102.0%106.7%
(116騎乗)
91.7%
(53騎乗)
97.0%81.3%69.2〜138.3%
距離 ダート 1401〜1800m827100.4%129.4%
(570騎乗)
36.3%
(257騎乗)
69.6%38.2%43.9〜182.2%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

減量期間・減量明けの両方で回収率100%を超えた条件はいくつかありますが、高配当を除外するとすべて100%を下回ります。

最も数字が残った芝の逃げも、高配当上位5件を除外すると83.0%、ぶれ幅の下限は99.1%でした。位置取りは事前には確定しません。

まとめ

  • 減量明けに残った一番の強みは芝1401〜1800mです。 減量期間・減量明けとも人気以上の成績で、減量明けの複勝率は25.3%でした。
  • 競馬場では福島が両方の時期で人気以上の成績です。 一方、減量期間に良かった新潟・札幌・小倉は明けたあとに人気以下へ変わっています。
  • 芝の良馬場も安定しています。 一方、芝・ダートの道悪は減量明けに数字を落としました。
  • 減量明けはダート全体で数字を落としています。
  • 芝で逃げたときは好成績ですが、減量明けの騎乗数はまだ多くありません。 複勝率は32.1%から40.0%へ上がった一方、ダートの逃げは減量期間の好成績を再現していません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2019年〜2026年8月9日、亀田温心騎手の延べ3,061騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。