和田陽希騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

和田陽希騎手は2025年から騎乗し、現在も見習騎手の減量期間中です。ダートで前に付けたときの数字が目立ち、逃げでは複勝率52.6%、先行では41.7%でした。JRA10場・平地の実測データで現時点の得意条件を整理しました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025 | 327 | 3.4% | 11.6% | 106.2% | 9.8 |
| 2026 | 263 | 2.3% | 12.9% | 27.7% | 10.0 |
※2026年は8月9日までの集計です。
和田陽希騎手はまだ騎乗歴が短く、年別成績は少ないレース数でも動きやすくなっています。以下では勝率や複勝率そのものだけでなく、同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 105 | 4.8% | 9.5% | 155.8% | −4.9% |
| 芝 1401〜1800m | 86 | 0.0% | 7.0% | 0.0% | −2.1% |
| 芝 1801〜2200m | 59 | 3.4% | 8.5% | 270.7% | +1.3% |
| 芝 2201m〜 | 16 | 0.0% | 18.8% | 0.0% | +10.1% |
| ダート 〜1400m | 144 | 5.6% | 20.1% | 44.6% | +2.6% |
| ダート 1401〜1800m | 171 | 0.6% | 9.9% | 5.7% | −2.4% |
騎乗数がまとまった中ではダート1400m以下が一番良く、人気以上の成績です。
芝2201m以上も同人気帯の複勝率の平均を大きく上回る成績ですが、騎乗数が少ないため参考程度です。騎乗の多いダート1401〜1800mは同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 99 | 4.0% | 14.1% | 142.6% | 0.0% |
| 函館 | 88 | 1.1% | 12.5% | 2.0% | −2.2% |
| 福島 | 44 | 4.5% | 11.4% | 28.9% | −3.2% |
| 新潟 | 64 | 1.6% | 18.8% | 37.2% | −1.2% |
| 中京 | 51 | 3.9% | 15.7% | 49.8% | +2.5% |
| 京都 | 77 | 2.6% | 10.4% | 189.6% | −0.3% |
| 阪神 | 118 | 2.5% | 7.6% | 10.8% | −0.8% |
| 小倉 | 49 | 4.1% | 10.2% | 114.9% | −4.2% |
競馬場では中京が人気以上の成績です。札幌はほぼ人気通りでした。
ほかの競馬場は人気以下の成績ですが、同人気帯の複勝率の平均を下回る幅は大きくありません。現時点では競馬場による得意・苦手は強く出ていません。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 202 | 2.0% | 8.4% | 76.8% | −1.8% |
| 芝 稍重 | 54 | 3.7% | 11.1% | 295.7% | −0.8% |
| ダート 良 | 214 | 3.7% | 12.1% | 32.9% | −0.7% |
| ダート 稍重 | 64 | 3.1% | 18.8% | 41.2% | +2.9% |
| ダート 道悪 | 46 | 0.0% | 21.7% | 0.0% | −0.8% |
馬場状態ごとの成績は大きく変わりません。
ダートの稍重だけがわずかに人気以上の成績で、ほかの区分も極端な人気以下の成績ではありません。複勝率そのものはダートの方が芝より高くなっています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 25 | 16.0% | 28.0% | 633.2% | −0.7% |
| 芝 先行 | 44 | 2.3% | 15.9% | 246.1% | −1.9% |
| 芝 差し | 93 | 1.1% | 6.5% | 5.7% | −4.1% |
| 芝 追込 | 99 | 1.0% | 3.0% | 51.9% | −0.5% |
| ダート 逃げ | 19 | 26.3% | 52.6% | 144.2% | +11.7% |
| ダート 先行 | 72 | 5.6% | 41.7% | 82.8% | +6.5% |
| ダート 差し | 85 | 1.2% | 5.9% | 11.4% | −4.3% |
| ダート 追込 | 148 | 0.0% | 2.0% | 0.0% | −1.8% |
ダートで前に付けたときが一番の強みです。逃げは複勝率52.6%、先行は41.7%で、どちらも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
反対に差しでは芝・ダートとも数字を落としています。芝は逃げ・先行でもほぼ人気通りで、ダートほど強みが出ていません。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この5騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 18 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −5.8% |
| 芝 未勝利 | 145 | 1.4% | 9.0% | 169.6% | +0.6% |
| 芝 1勝クラス | 84 | 3.6% | 7.1% | 80.0% | −7.3% |
| 芝 2勝クラス | 14 | 7.1% | 21.4% | 37.9% | +6.8% |
| ダート 新馬 | 12 | 0.0% | 8.3% | 0.0% | +3.0% |
| ダート 未勝利 | 170 | 2.4% | 12.4% | 23.1% | +1.1% |
| ダート 1勝クラス | 120 | 3.3% | 18.3% | 33.7% | −1.0% |
| ダート 2勝クラス | 19 | 10.5% | 10.5% | 90.0% | −4.6% |
騎乗数がまとまった未勝利戦は、芝・ダートともほぼ人気通りです。
同人気帯の複勝率の平均を大きく上回る成績の区分もありますが、騎乗数が少ないため参考程度です。芝1勝クラスは騎乗数がある中で大きく数字を落としています。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 15 | 20.0% | 60.0% | 42.7% | −4.7% |
| 2番人気 | 17 | 11.8% | 41.2% | 63.5% | −10.6% |
| 3番人気 | 16 | 31.2% | 68.8% | 213.1% | +27.1% |
| 4〜5番人気 | 40 | 2.5% | 30.0% | 24.2% | +0.9% |
| 6〜9番人気 | 177 | 1.7% | 9.0% | 34.9% | −6.1% |
| 10番人気以下 | 325 | 0.9% | 5.2% | 91.5% | +1.1% |
人気帯では明確な傾向がありません。
単独で同人気帯の複勝率の平均を大きく上回る成績の区分はありますが騎乗数が少なく、特徴としては扱いにくい数字です。騎乗数の多い6〜9番人気では同人気帯の複勝率の平均を下回っています。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 131 | 4.6% | 16.8% | 31.1% | −0.2% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 33 | 3.0% | 15.2% | 14.8% | −1.3% |
| テン乗り | 293 | 1.4% | 7.8% | 61.1% | −2.8% |
継続騎乗が3区分の中では最も安定しています。
テン乗りは全体の半分を占めますが、同人気帯の複勝率の平均をやや下回っています。初めて乗る馬より、一度乗ったことのある馬の方が数字は良くなっています。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する133騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間では単勝回収率100%超が11条件ありました。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅を並べます。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り 芝 逃げ | 25 | 633.2% | 86.3% | 0.0% | 19.6〜1777.6% |
| 馬場 芝 稍重 | 54 | 295.7% | 97.0% | 0.0% | 0.0〜792.0% |
| 距離 芝 1801〜2200m | 59 | 270.7% | 88.6% | 0.0% | 0.0〜724.9% |
| 位置取り 芝 先行 | 44 | 246.1% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜738.4% |
| 人気 3番人気 | 16 | 213.1% | 171.3% | 0.0% | 63.7〜380.7% |
| 競馬場 京都 | 77 | 189.6% | 11.1% | 0.0% | 0.0〜557.9% |
| クラス 芝 未勝利 | 145 | 169.6% | 75.2% | 0.0% | 0.0〜434.1% |
| 距離 芝 〜1400m | 105 | 155.8% | 25.0% | 0.0% | 8.0〜431.9% |
| 位置取り ダート 逃げ | 19 | 144.2% | 68.3% | 0.0% | 21.1〜327.4% |
| 競馬場 札幌 | 99 | 142.6% | 33.6% | 0.0% | 8.2〜384.8% |
| 競馬場 小倉 | 49 | 114.9% | 10.2% | 0.0% | 0.0〜334.7% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
単勝回収率100%超の条件は複数ありますが、最高配当1件を除外するとほとんどが大きく数字を落としました。
高配当上位5件を除外するとすべて0.0%になっており、現時点では少数の高配当に強く左右されています。
まとめ
- ダートで前に付けたときが一番の強みです。 逃げは複勝率52.6%、先行は41.7%で、どちらも人気以上の成績です。
- 距離ではダート1400m以下で数字が出ています。 騎乗数がまとまった中ではダート1400m以下が一番良く、人気以上の成績です。
- 競馬場・馬場状態には大きな得意差がありません。
- 人気帯には明確な傾向がありません。
- ここまでの数字はすべて減量のある状態での成績です。 単勝回収率が100%を超えた条件も、高配当上位5件を除外するとすべて0.0%になりました。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2025年〜2026年8月9日、和田陽希騎手の延べ590騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







