森田誠也騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

森田誠也騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

森田誠也騎手は現在も見習騎手として負担重量が軽くなる期間の途中です。ダートの1勝クラスや、ダートで前に付けた場合に人気以上の成績を残しています。JRA10場・平地の実測データで、現時点の得意条件と苦手条件を整理しました。ここに出てくる成績は、すべて減量がある状態のものです。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
20252302.6%12.6%24.6%10.1
20262482.8%10.1%15.5%10.7

※2026年は8月9日までの集計です。

森田誠也騎手は平均人気が10番人気台で、人気薄の馬に乗る機会が多い騎手です。勝率や複勝率そのものでは評価しにくいため、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m765.3%11.8%44.1%−2.2%
芝 1401〜1800m651.5%4.6%14.8%−3.7%
芝 1801〜2200m520.0%11.5%0.0%+1.5%
芝 2201m〜110.0%9.1%0.0%+1.3%
ダート 〜1400m1474.1%13.6%24.3%+0.4%
ダート 1401〜1800m1121.8%12.5%14.5%+1.0%
ダート 1801〜2200m110.0%9.1%0.0%+0.5%

距離別は7区分のうち5つが人気以上の成績ですが、差はどれも小さめです。 ダートは3区分とも同人気帯の複勝率の平均を上回っており、なかでも騎乗のいちばん多いダートの1400m以下が安定しています。反対に芝の短い距離は同人気帯の複勝率の平均を下回り、同じ短い距離でもダートと芝で成績が異なっています。芝の2201m以上も人気以上の成績ですが、騎乗数が少なく参考程度に見てください。

競馬場でみる騎乗

競馬場|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌482.1%18.8%11.0%+3.7%
函館333.0%9.1%77.0%−4.0%
福島130.0%0.0%0.0%−13.6%
新潟306.7%16.7%77.7%+4.7%
中京533.8%11.3%8.3%−0.2%
京都1180.8%7.6%9.2%−2.4%
阪神1182.5%10.2%10.1%+0.1%
小倉644.7%15.6%21.6%+0.1%

競馬場で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回っているのは 新潟 です。複勝率そのものがいちばん高いのは 札幌 で、こちらも人気以上の成績でした。阪神と小倉はどちらも同人気帯の複勝率の平均をわずかに上回る程度です。人気以下の成績がいちばん大きいのは 福島 ですが、騎乗数が少なく判断できる数ではありません。数のある区分では 京都 と函館が同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良1502.0%8.0%20.1%−2.1%
芝 稍重375.4%13.5%34.9%−0.6%
芝 道悪170.0%11.8%0.0%−0.4%
ダート 良1673.6%12.6%21.4%+0.9%
ダート 稍重673.0%16.4%24.2%+4.0%
ダート 道悪400.0%7.5%0.0%−7.8%

馬場状態で人気以上なのは ダートの良 と 稍重 の2区分だけです。ただし同じダートでも道悪までは続かず、人気以下の成績へ変わっています。芝は3区分とも人気以下の成績でした。芝の稍重は複勝率自体は低くありませんが、同人気帯の複勝率の平均には届いていません。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ1729.4%47.1%253.5%+14.0%
芝 先行390.0%5.1%0.0%−10.4%
芝 差し620.0%8.1%0.0%−2.3%
芝 追込830.0%4.8%0.0%+0.6%
ダート 逃げ205.0%45.0%18.0%+10.3%
ダート 先行5012.0%36.0%90.8%+4.0%
ダート 差し690.0%4.3%0.0%−4.7%
ダート 追込1350.7%3.7%2.1%+0.4%

7項目を通して同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回った条件は 芝の逃げ で、勝率・複勝率・単勝回収率のどの数字も抜けていますが、騎乗数は少なく参考程度に見てください。 ダートの逃げ と 先行 も人気以上の成績でした。ところが 芝の先行 は人気以下の成績へ変わり、同じ芝でも逃げ切ったときと先行したときで成績に大きな差が出ています。ダートの差しと芝の差しも同人気帯の複勝率の平均を下回り、追込は芝・ダートともわずかに人気以上の成績でした。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この3騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 未勝利1181.7%9.3%5.6%+1.0%
芝 1勝クラス595.1%11.9%61.9%−4.5%
芝 2勝クラス140.0%7.1%0.0%−3.7%
ダート 未勝利1582.5%8.2%18.7%−2.0%
ダート 1勝クラス863.5%22.1%13.3%+5.5%
ダート 2勝クラス224.5%13.6%49.5%+3.7%

クラス別で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回っているのは ダートの1勝クラス で、複勝率22.1%は表のなかでいちばん高い数字です。ダートの2勝クラスと芝の未勝利も人気以上の成績でした。反対に 芝の1勝クラス と2勝クラスは人気以下で、1勝クラスは芝とダートで結果が分かれました。騎乗の中心であるダートの未勝利も人気以下の成績です。

人気帯でみる騎乗

人気|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気1346.2%61.5%131.5%−3.2%
3番人気128.3%33.3%44.2%−8.3%
4〜5番人気3315.2%39.4%143.0%+10.0%
6〜9番人気1190.8%14.3%21.3%+0.1%
10番人気以下2920.0%3.1%0.0%−1.0%

人気帯全体では、はっきりした傾向はありません。

中位人気では比較的、同人気帯の複勝率の平均を上回る区分もありますが、騎乗の中心である10番人気以下は同人気帯の複勝率の平均を下回っています。単独の人気帯だけを特徴として見るより、参考程度にしたいデータです。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|全期間(減量期間中・2025年〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗1185.1%16.1%36.4%−1.5%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
244.2%16.7%15.0%+4.1%
テン乗り2531.6%10.3%17.2%+0.6%

3区分で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回った条件は 乗り替わり(騎乗経験あり) です。 テン乗りもわずかに同人気帯の複勝率の平均を上回り、こちらは全体の半分以上を占める区分でした。反対に 継続騎乗は同人気帯の複勝率の平均を下回り、複勝率自体は高いものの同人気帯の複勝率の平均には届いていません。初めて乗る馬でも人気との比較で成績を落としていない点が、この項目の特徴です。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する83騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えたのは3条件です。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅をあわせて並べます。

条件騎乗単勝回収率最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
位置取り 芝 逃げ17253.5%110.6%0.0%28.2〜597.6%
人気 4〜5番人気33143.0%104.7%0.0%37.0〜273.6%
人気 1番人気13131.5%112.5%18.8%50.8〜214.6%

※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えたのは3条件です。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。そこでこの表には、最高配当1件を除いたときの回収率、高配当上位5件を除いたときの回収率、引き直したときのぶれ幅をあわせて並べます。

3条件とも最高配当1件を除外した段階では100%を保ちましたが、高配当上位5件を除外すると 芝の逃げ と 4〜5番人気 は0.0%、 1番人気 も大きく下がります。ぶれ幅の下限もそろって100%を下回りました。騎乗数もいずれも少なめです。なお芝の逃げは、発馬後の展開で決まる位置取りのため、事前の買い条件にはできません。

まとめ

  • 芝の逃げが7項目で同人気帯の複勝率の平均を最も大きく上回った条件です。 複勝率47.1%で、ダートの逃げも複勝率45.0%と人気以上の成績でした。
  • 同じ芝でも逃げと先行で成績に大きな差があります。 先行は複勝率5.1%にとどまりました。
  • ダートの1勝クラスが表でいちばん高い複勝率です。 複勝率は22.1%でした。
  • ここまでの数字はすべて減量つきのものです。 減量が明けたあとに同じ傾向が続くかは、まだ確かめられません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2025年〜2026年8月9日、森田誠也騎手の延べ478騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。