川端海翼騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

川端海翼騎手は現在も見習騎手として負担重量が軽くなる期間の途中です。ダートで前に付けたときと、騎乗の多い中京で同人気帯の複勝率の平均を上回っています。JRA10場・平地の実測データで現時点の得意条件を整理しました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
年別成績の推移
| 年 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝回収率 | 平均人気 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 98 | 1.0% | 6.1% | 8.1% | 11.9 |
| 2023 | 196 | 2.6% | 5.6% | 83.4% | 11.6 |
| 2024 | 270 | 3.7% | 14.4% | 73.4% | 10.1 |
| 2025 | 252 | 1.2% | 8.3% | 29.8% | 11.1 |
| 2026 | 147 | 2.0% | 6.8% | 263.9% | 12.0 |
※2026年は8月9日までの集計です。
川端海翼騎手は人気薄の馬に乗る機会が多く、平均人気は10番人気台が中心です。ここまでの成績はすべて減量のある状態なので、年別成績は全体像の確認にとどめ、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使って条件ごとに見ていきます。
勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率との差です。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。
※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は現在も見習騎手の減量期間中です。負担重量が軽い状態の成績しかないため、期間を分けずにまとめています。減量が明けたあとの成績はまだ分かりません。
距離でみる騎乗
| 距離(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 154 | 1.3% | 9.1% | 27.3% | 0.0% |
| 芝 1401〜1800m | 97 | 1.0% | 5.2% | 25.7% | −1.0% |
| 芝 1801〜2200m | 82 | 1.2% | 4.9% | 15.7% | −3.8% |
| 芝 2201m〜 | 16 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −4.8% |
| ダート 〜1400m | 295 | 2.7% | 11.2% | 151.8% | +0.8% |
| ダート 1401〜1800m | 278 | 2.5% | 9.0% | 87.5% | −1.8% |
| ダート 1801〜2200m | 32 | 3.1% | 9.4% | 159.7% | +0.9% |
距離はダートが同人気帯の複勝率の平均を上回る側です。 ダートの1801〜2200m と ダートの1400m以下 が対象期間全体で同人気帯の複勝率の平均を上回りました。ダートの1400m以下は最も多く乗る距離帯で、複勝率11.2%・単勝回収率151.8%です。
芝は距離が延びるほど下がり、 芝の1400m以下 はほぼ平均どおりなのに対し、 芝の1401〜1800m ・ 芝の1801〜2200m ・ 芝の2201m以上 は距離が延びるにつれて平均との差が大きくなります。ダートの1401〜1800mも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
競馬場でみる騎乗
| 競馬場 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 札幌 | 57 | 1.8% | 12.3% | 6.8% | +0.8% |
| 函館 | 60 | 1.7% | 5.0% | 146.7% | −5.3% |
| 福島 | 69 | 2.9% | 7.2% | 15.5% | −6.0% |
| 新潟 | 109 | 3.7% | 11.9% | 44.5% | −1.5% |
| 中京 | 226 | 2.2% | 10.6% | 191.4% | +1.8% |
| 京都 | 95 | 1.1% | 7.4% | 14.4% | −0.3% |
| 阪神 | 173 | 0.6% | 4.6% | 4.6% | −3.0% |
| 小倉 | 171 | 3.5% | 11.1% | 103.1% | +0.6% |
いちばん同人気帯の複勝率の平均を上回っているのは 中京 です。最も多く乗る場で、複勝率10.6%・単勝回収率191.4%でした。 札幌 も同人気帯の複勝率の平均を上回って複勝率12.3%と表のなかでいちばん高く、 小倉 も同人気帯の複勝率の平均を上回っています。
反対に同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件は 福島 です。 函館 も大きく下回りますが、単勝回収率だけは146.7%と高く出ています。 阪神 は表のなかでいちばん低い数字で、 新潟 ・ 京都 も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
馬場状態でみる騎乗
| 馬場(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 良 | 282 | 1.1% | 5.0% | 19.5% | −3.2% |
| 芝 稍重 | 50 | 2.0% | 14.0% | 49.8% | +7.3% |
| 芝 道悪 | 17 | 0.0% | 11.8% | 0.0% | +2.4% |
| ダート 良 | 423 | 3.1% | 10.9% | 110.9% | +0.1% |
| ダート 稍重 | 108 | 1.9% | 9.3% | 102.6% | −1.5% |
| ダート 道悪 | 83 | 3.6% | 9.6% | 208.6% | −0.8% |
芝は水を含んだときに数字が上がります。 芝の稍重 が同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率14.0%と6区分でいちばん高く、 芝の道悪 も同人気帯の複勝率の平均を上回りました。反対に 芝の良 は表のなかでいちばん低い複勝率5.0%です。
ダートは3区分とも同人気帯の複勝率の平均前後に収まっています。 ダートの良 は最も多く乗る馬場状態で複勝率10.9%、 ダートの稍重 と ダートの道悪 はわずかに同人気帯の複勝率の平均を下回りますが、ダートの道悪は単勝回収率が200%を超えています。
位置取りでみる騎乗
| 位置取り(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 26 | 0.0% | 19.2% | 0.0% | −0.2% |
| 芝 先行 | 65 | 4.6% | 13.8% | 94.2% | −1.7% |
| 芝 差し | 82 | 1.2% | 7.3% | 22.8% | −0.6% |
| 芝 追込 | 160 | 0.0% | 1.2% | 0.0% | −1.5% |
| ダート 逃げ | 35 | 8.6% | 37.1% | 285.1% | +4.4% |
| ダート 先行 | 109 | 10.1% | 27.5% | 553.7% | +2.2% |
| ダート 差し | 173 | 2.3% | 8.1% | 28.6% | −1.7% |
| ダート 追込 | 297 | 0.0% | 2.4% | 0.0% | −0.3% |
ダートで前に付けたときがはっきりしています。 ダートの逃げ は複勝率37.1%、 ダートの先行 は複勝率27.5%・単勝回収率553.7%と、この2つが表のなかで飛び抜けた複勝率になっています。ほかの6区分はすべて同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
芝の先行・ダートの差し・芝の追込は同人気帯の複勝率の平均を下回り、 ダートの追込 は最も多く乗る位置取りながら同人気帯の複勝率の平均を下回ります。 芝の逃げ もわずかに同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この16騎乗は表から除外しています。
クラスでみる騎乗
| クラス(芝ダ別) | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 25 | 0.0% | 12.0% | 0.0% | +6.3% |
| 芝 未勝利 | 191 | 1.0% | 3.7% | 22.8% | −1.8% |
| 芝 1勝クラス | 116 | 0.9% | 10.3% | 20.2% | −1.4% |
| ダート 新馬 | 22 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | −6.5% |
| ダート 未勝利 | 340 | 1.5% | 6.8% | 68.6% | −2.5% |
| ダート 1勝クラス | 217 | 5.5% | 17.5% | 215.9% | +4.6% |
| ダート 2勝クラス | 32 | 3.1% | 9.4% | 159.7% | 0.0% |
騎乗のまとまった区分でいちばん同人気帯の複勝率の平均を上回っているのは ダートの1勝クラス です。複勝率17.5%・単勝回収率215.9%と、表のなかでいちばん高い複勝率でした。差だけならこれを上回る 芝の新馬 もありますが、騎乗数が少ないため参考程度に見てください。
反対に ダートの新馬 は複勝率0.0%、 ダートの未勝利 は最も多く乗る区分ながら同人気帯の複勝率の平均を下回って複勝率6.8%です。 芝の未勝利 と 芝の1勝クラス も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。未勝利のうちは数字が伸びず、1勝クラスに上がってから結果が出ています。
人気帯でみる騎乗
| 人気 | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 14 | 14.3% | 42.9% | 42.1% | −21.9% |
| 3番人気 | 21 | 9.5% | 38.1% | 49.5% | −3.6% |
| 4〜5番人気 | 64 | 7.8% | 21.9% | 96.6% | −7.6% |
| 6〜9番人気 | 187 | 3.2% | 16.0% | 79.6% | +1.5% |
| 10番人気以下 | 669 | 0.7% | 3.6% | 89.4% | −0.3% |
人気帯では明確な傾向がありません。
中位人気の一部では同人気帯の複勝率の平均を上回っていますが、騎乗の中心である10番人気以下はわずかに人気以下です。上位人気の騎乗も少なく、単独の人気帯だけを特徴として見るのは難しいデータです。
乗り替わり・テン乗りでみる騎乗
| 騎乗のつながり | 騎乗 | 勝率 | 複勝率 | 単勝 回収率 | 人気以上に 走らせているか |
|---|---|---|---|---|---|
| 継続騎乗 | 225 | 3.6% | 10.7% | 70.9% | −2.4% |
| 乗り替わり (騎乗経験あり) | 55 | 1.8% | 7.3% | 92.9% | −3.0% |
| テン乗り | 489 | 2.5% | 9.0% | 126.5% | +0.3% |
テン乗り だけが同人気帯の複勝率の平均を上回りました。全体の半分を占め、複勝率9.0%・単勝回収率126.5%と、初めて乗る馬で数字を落としていません。 継続騎乗 は複勝率10.7%と3区分でいちばん高いものの、同人気帯の複勝率の平均には届いていません。 乗り替わり(騎乗経験あり) も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。続けて乗るほど数字が上がる形にはなっていません。
※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する194騎乗を除外しています。
単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる
全期間で単勝回収率100%を超えた条件は13あります。回収率が1頭の大穴で押し上がっていないかを見るため、高配当を除いたときの回収率と、引き直したときのぶれ幅を並べます。
| 条件 | 騎乗 | 単勝回収率 | 最高配当 1件を除外 | 高配当上位 5件を除外 | ぶれ幅(95%) |
|---|---|---|---|---|---|
| 位置取り ダート 先行 | 109 | 553.7% | 316.2% | 57.2% | 124.3〜1179.5% |
| 位置取り ダート 逃げ | 35 | 285.1% | 34.7% | 0.0% | 0.0〜810.6% |
| クラス ダート 1勝クラス | 217 | 215.9% | 95.6% | 15.4% | 32.8〜511.6% |
| 馬場 ダート 道悪 | 83 | 208.6% | 103.8% | 0.0% | 0.0〜499.3% |
| 競馬場 中京 | 226 | 191.4% | 75.8% | 0.0% | 13.2〜476.5% |
| 距離 ダート 1801〜2200m | 32 | 159.7% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜479.1% |
| クラス ダート 2勝クラス | 32 | 159.7% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜479.1% |
| 距離 ダート 〜1400m | 295 | 151.8% | 63.2% | 8.8% | 18.5〜369.1% |
| 競馬場 函館 | 60 | 146.7% | 0.0% | 0.0% | 0.0〜440.0% |
| 騎乗のつながり テン乗り | 489 | 126.5% | 73.1% | 20.1% | 31.2〜265.1% |
| 馬場 ダート 良 | 423 | 110.9% | 49.0% | 12.1% | 18.3〜264.6% |
| 競馬場 小倉 | 171 | 103.1% | 51.0% | 2.1% | 16.6〜235.1% |
| 馬場 ダート 稍重 | 108 | 102.6% | 3.3% | 0.0% | 0.0〜304.5% |
※この記事は集計期間を前半・後半に分けていないため、期間を二分した再現性の確認は行っていません。
「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。
全期間で単勝回収率100%を超えた条件は13あります。回収率が1頭の大穴で押し上がっていないかを見るため、高配当を除いたときの回収率と、引き直したときのぶれ幅を並べます。
いちばん残ったのは ダートの先行 で、最高配当1件を除外しても316.2%を保ちましたが、高配当上位5件を除外すると57.2%まで落ちます。上位5件が回収率の大半を作っている形で、そもそも先行という位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。
ダートの1勝クラス は最高配当1件を除外すると95.6%まで下がり、 ダートの道悪 も高配当上位5件を除外すると0.0%になります。 ダートの1801〜2200m ・ ダートの2勝クラス ・ 函館 の3つは、最高配当1件を除外しただけで0.0%でした。
まとめ
- ダートで前に付けたときが強いです。 ダートの先行は複勝率27.5%・単勝回収率553.7%、ダートの逃げも複勝率37.1%でした。
- ダートの1勝クラスがいちばん高い複勝率です。 複勝率17.5%・単勝回収率215.9%です。
- 芝は稍重で数字が上がります。 複勝率14.0%です。 反対に芝の良は複勝率5.0%でした。
- 競馬場は中京が得意です。 複勝率10.6%・単勝回収率191.4%です。 福島は同人気帯の複勝率の平均を下回りました。
- ここまでの数字はすべて減量つきのものです。 減量が明けたあとに同じ傾向が続くかは、まだ確かめられません。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2022年〜2026年8月9日、川端海翼騎手の延べ963騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







