泉谷楓真騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

泉谷楓真騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

泉谷楓真騎手は2025年3月に見習騎手としての減量が明けました。減量明けの騎乗数はまだ少なく、判断できない区分も多くあります。JRA10場・平地の実測データを減量期間と減量明けに分け、現時点で残っている条件を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
20204923.9%12.2%48.8%9.0
20216636.9%21.4%69.6%7.5
20223893.6%18.5%32.1%8.5
20232625.0%18.7%88.2%9.4
20241811.7%11.0%63.0%9.6
20251254.8%16.8%31.5%9.7
2026454.4%6.7%20.9%9.3

※2026年は8月9日までの集計です。

泉谷楓真騎手は年によって騎乗馬の人気が変わっており、減量明けの騎乗数もまだ多くありません。年別の勝率や複勝率をそのまま比べるのではなく、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使い、減量期間と減量明けを比較します。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は見習騎手として負担重量が軽くなる期間がありました。減量のあるなしで成績をそのまま比べられないため、減量が終わった2025年3月を境に、前半(減量期間)と後半(減量明け)に分けています。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m3944.6%18.0%37.9%−1.0%
芝 1401〜1800m2852.8%14.7%69.8%−0.1%
芝 1801〜2200m2344.3%15.4%112.9%−1.1%
芝 2201m〜385.3%23.7%127.1%+1.4%
ダート 〜1400m4944.9%17.4%30.1%−0.3%
ダート 1401〜1800m5006.6%19.4%68.5%+1.1%
ダート 1801〜2200m581.7%15.5%50.0%−0.5%
ダート 2201m〜128.3%8.3%40.8%−16.6%
距離(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m336.1%6.1%38.5%−7.2%
芝 1401〜1800m238.7%8.7%78.3%−2.5%
芝 1801〜2200m2010.0%35.0%20.5%+8.7%
ダート 〜1400m280.0%10.7%0.0%−1.6%
ダート 1401〜1800m340.0%2.9%0.0%−8.3%

距離は、減量明けの騎乗数がどれも少なく、判断できる材料がいちばん少ない項目です。そのなかで減量明けに同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは 芝の1801〜2200m だけですが、減量期間は人気以下だった区分で、騎乗数も少ないため参考程度に見てください。

減量期間に人気以上だった ダートの1401〜1800m と芝の2201m以上のうち、ダートの1401〜1800mは減量明けに大きく人気以下の成績へ変わりました。芝の1400m以下はどちらの時期も同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

競馬場でみる騎乗

競馬場|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌1463.4%14.4%43.4%−4.7%
函館1306.9%20.8%95.4%−1.0%
福島1197.6%25.2%151.2%+4.8%
新潟2117.1%21.3%52.0%−1.7%
東京120.0%8.3%0.0%−10.4%
中京4165.5%17.8%76.9%+1.2%
京都2201.8%7.7%37.5%−6.4%
阪神4353.2%14.0%34.3%−1.4%
小倉3245.6%23.1%48.6%+4.7%
競馬場|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌120.0%16.7%0.0%+4.0%
福島1315.4%30.8%86.9%+12.2%
新潟110.0%9.1%0.0%−4.3%
中京260.0%7.7%0.0%−4.0%
京都220.0%4.5%0.0%−6.1%
阪神195.3%5.3%9.5%−7.3%
小倉2711.1%18.5%80.4%−2.0%

競馬場で時期をまたいで残ったのは 福島 です。減量期間・減量明けともに同人気帯の複勝率の平均を上回り、減量明けの複勝率は30.8%まで伸びましたが、減量明けの騎乗数はまだ少なく参考程度に見てください。

減量期間にもう1つ大きかった 小倉 は、減量明けに人気以下の成績へ変わりています。騎乗数のいちばん多い 阪神 と京都、中京はどちらの時期も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良6783.5%16.5%66.9%−0.3%
芝 稍重1775.6%18.1%85.9%−0.1%
芝 道悪964.2%14.6%57.1%−5.1%
ダート 良6223.9%15.1%38.8%−2.3%
ダート 稍重2005.5%18.5%42.6%+0.5%
ダート 道悪2429.9%25.6%82.1%+6.1%
馬場(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良4511.1%17.8%46.2%+0.2%
芝 稍重220.0%9.1%0.0%−4.0%
芝 道悪119.1%18.2%127.3%+4.5%
ダート 良410.0%4.9%0.0%−6.3%
ダート 稍重150.0%13.3%0.0%−2.7%

減量期間の柱は ダートの道悪 で、減量期間の全区分でいちばん高い複勝率25.6%でした。ただし減量明けは騎乗数が少なすぎて表に出ておらず、再現しているかどうかはまだ分かりません。

減量明けに人気以上なのは芝の道悪と芝の良ですが、どちらも騎乗数が少ないため参考程度に見てください。 ダートの良 はどちらの時期も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ769.2%25.0%163.3%−9.3%
芝 先行2176.0%24.9%77.8%−2.0%
芝 差し3443.8%18.6%45.7%+2.1%
芝 追込3031.3%6.3%68.1%−0.8%
ダート 逃げ7121.1%42.3%261.0%+4.8%
ダート 先行24411.9%32.0%80.4%−3.4%
ダート 差し3703.5%18.1%27.6%+3.6%
ダート 追込3790.5%4.7%10.9%−0.1%
位置取り(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 先行224.5%27.3%18.2%+4.2%
芝 差し267.7%11.5%62.7%−1.8%
芝 追込250.0%0.0%0.0%−5.0%
ダート 差し230.0%8.7%0.0%−2.3%
ダート 追込260.0%3.8%0.0%−0.1%

減量期間は前に付けたときの人気との比較で成績が良く、 ダートの逃げ が複勝率42.3%・単勝回収率261.0%でした。差す形でも数字を残しており、ダートの差し・芝の差しとも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

減量明けは芝・ダートとも逃げの数字が表に出ておらず、同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは芝の先行だけですが、こちらも騎乗数が少ないため参考程度に見てください。注意したいのは芝の逃げで、複勝率25.0%・単勝回収率163.3%と数字自体は高いものの、同人気帯の複勝率の平均との差では7項目のなかで同人気帯の複勝率の平均を最も大きく下回った条件でした。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この11騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬722.8%8.3%22.6%−1.9%
芝 未勝利3484.0%17.0%98.9%−0.1%
芝 1勝クラス3005.3%19.3%75.9%−1.3%
芝 2勝クラス1243.2%19.4%49.0%+1.4%
芝 3勝クラス500.0%12.0%0.0%−0.5%
芝 オープン特別・
リステッド
382.6%7.9%11.6%−7.7%
芝 重賞195.3%10.5%38.9%−2.3%
ダート 新馬400.0%15.0%0.0%+0.6%
ダート 未勝利4306.5%18.6%47.8%0.0%
ダート 1勝クラス3785.8%22.0%43.8%+1.7%
ダート 2勝クラス1443.5%9.0%18.9%−4.5%
ダート 3勝クラス444.5%15.9%210.0%+1.4%
ダート オープン特別・
リステッド
267.7%15.4%132.3%−0.3%
クラス(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 未勝利329.4%12.5%79.1%+1.0%
芝 1勝クラス175.9%23.5%13.5%+3.8%
ダート 未勝利350.0%2.9%0.0%−8.6%
ダート 1勝クラス140.0%21.4%0.0%+5.1%

どちらの時期でも同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは ダートの1勝クラス です。減量明けの複勝率は21.4%でした。減量期間はこのほか芝の2勝クラスとダートの3勝クラスも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

騎乗の多い区分でいちばん同人気帯の複勝率の平均を下回ったのは ダートの2勝クラス で、複勝率9.0%でした。減量明けは芝の1勝クラスと芝の未勝利が同人気帯の複勝率の平均を上回った一方、ダートの未勝利は同人気帯の複勝率の平均を大きく下回っています。

人気帯でみる騎乗

人気|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気8531.8%61.2%83.6%−3.4%
2番人気9217.4%53.3%75.0%+1.6%
3番人気11112.6%38.7%77.7%−3.1%
4〜5番人気2675.2%27.3%45.4%−2.7%
6〜9番人気5913.7%16.1%98.1%+1.3%
10番人気以下8690.5%4.5%29.7%−0.2%
人気|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
4〜5番人気119.1%54.5%66.4%+24.5%
6〜9番人気432.3%4.7%32.6%−9.1%
10番人気以下750.0%0.0%0.0%−4.5%

人気帯は減量期間と減量明けで評価が変わっており、一貫した傾向がありません。

減量明けは騎乗数自体が少ない区分も多く、単独の人気帯で出た人気以上の成績は参考程度です。現時点では人気帯より、ダート1勝クラスなど時期をまたいで残った条件を重く見たいデータです。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|前半(減量期間・2020年3月〜2025年2月28日)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗5966.5%23.8%57.6%+0.4%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
2303.9%19.1%66.1%+3.5%
テン乗り8604.1%14.3%45.8%−1.8%
騎乗のつながり|後半(減量明け・2025年3月1日〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗464.3%13.0%8.9%−5.1%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
160.0%6.2%0.0%−6.4%
テン乗り506.0%14.0%50.6%+3.0%

減量期間は 乗り替わり(騎乗経験あり) がいちばん良く、複勝率19.1%でした。 継続騎乗 も同人気帯の複勝率の平均を上回り、複勝率23.8%と3区分でいちばん高い水準です。テン乗りは同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

減量明けはこの並びが入れ替わり、テン乗りが同人気帯の複勝率の平均を上回る一方、継続騎乗と乗り替わり(騎乗経験あり)は同人気帯の複勝率の平均を下回っています。ただしどの区分も騎乗数が少ないため、入れ替わったと言い切れる材料はありません。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する359騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は7つです。1頭の大穴で押し上がった数字では再現性がないため、減量期間と減量明けへの分割、高配当の除外、引き直しの3方向で確かめました。

条件騎乗単勝回収率2020年〜2025年2月28日2025年3月1日〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
位置取り ダート 逃げ77240.6%261.0%
(71騎乗)
0.0%
(6騎乗)
128.0%53.2%66.6〜514.2%
クラス ダート 3勝クラス45205.3%210.0%
(44騎乗)
0.0%
(1騎乗)
10.0%0.0%0.0〜606.2%
位置取り 芝 逃げ81171.1%163.3%
(76騎乗)
290.0%
(5騎乗)
81.1%27.9%39.5〜390.0%
競馬場 福島132144.8%151.2%
(119騎乗)
86.9%
(13騎乗)
65.3%16.1%25.6〜340.6%
距離 芝 2201m〜40120.8%127.1%
(38騎乗)
0.0%
(2騎乗)
6.2%0.0%0.0〜356.2%
クラス ダート オープン特別・リステッド30114.7%132.3%
(26騎乗)
0.0%
(4騎乗)
19.7%0.0%0.0〜325.0%
距離 芝 1801〜2200m254105.6%112.9%
(234騎乗)
20.5%
(20騎乗)
76.9%18.2%30.9〜201.2%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は7つです。1頭の大穴で押し上がった数字では再現性がないため、減量期間と減量明けへの分割、高配当の除外、引き直しの3方向で確かめました。

7条件のうち5つは減量明けの騎乗数がごくわずかしかありません。いちばん落ち方が小さいのは ダートの逃げ ですが、高配当上位5件を除外すると53.2%まで下がり、減量明けもまだ判断できる材料がありません。位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。

福島 は減量期間・減量明けで数字が大きく分かれ、最高配当1件を除外すると65.3%になります。騎乗数がいちばん多い 芝の1801〜2200m も減量期間と減量明けで大きな差が出ています。

まとめ

  • 減量明けにも残ったのは福島です。 減量期間・減量明けとも同人気帯の複勝率の平均を上回り、減量明けの複勝率は30.8%まで伸びました。
  • ダートの1勝クラスもどちらの時期でも得意です。 反対にダートの2勝クラスは減量期間に同人気帯の複勝率の平均を下回り、複勝率9.0%でした。
  • 減量期間の柱はダートの道悪です。 複勝率25.6%と減量期間の全区分でいちばん高い数字でした。 減量明けは騎乗数が少なく、再現の確認はこれからです。
  • ダートで前に付けたときの回収率が高いです。 ダートの逃げは複勝率42.3%・単勝回収率261.0%でした。 ダートの差しも減量期間の数字がそろっています。
  • 小倉は減量期間によく乗って複勝率23.1%でした。 減量明けは人気以下に転じ、騎乗数のいちばん多い阪神と京都はどちらの時期も同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2020年〜2026年8月9日、泉谷楓真騎手の延べ2,157騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。