高野友和厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

高野友和厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

高野友和厩舎は、休み明け初戦と阪神・京都で安定して好成績を残している栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで条件ごとの成績を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
20162527.1%23.0%59.8%6.4
201728710.1%29.6%64.1%6.1
201826512.5%33.2%75.8%5.2
201931212.5%34.3%67.6%5.2
202027510.5%33.1%52.4%5.7
202126913.0%32.7%96.8%4.9
202226710.5%33.0%42.7%6.0
202325714.0%35.0%85.3%5.0
202423713.5%32.5%93.8%6.2
202527810.8%31.7%68.6%5.7
202618010.0%28.3%136.5%5.8

※2026年は8月9日までの集計です。

出走馬の平均人気は5〜6番人気前後で、比較的支持を集める厩舎です。勝率や複勝率も高い水準にありますが、人気を集めているぶん、その数字だけで評価するのは難しいです。そこで、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走10710.3%37.4%33.6%−3.2%
連闘〜中2週21410.7%34.6%61.9%+0.3%
中3〜中8週6549.9%28.7%55.6%−1.0%
休み明け
(約2〜6か月)
31513.0%30.2%96.6%+1.1%
休み明け
(半年以上)
407.5%27.5%35.8%+2.7%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走11822.9%42.4%357.5%+2.6%
連闘〜中2週27011.1%31.9%50.1%−2.3%
中3〜中8週67210.4%32.6%60.9%+1.7%
休み明け
(約2〜6か月)
35912.3%29.8%65.1%+0.6%
休み明け
(半年以上)
5014.0%34.0%94.6%+6.4%

約2〜6か月あけた出走と、半年以上あけた出走は、前半・後半とも人気以上の成績です。

特に半年以上あけた出走は同人気帯の複勝率の平均を上回る幅が大きいものの、出走数は少ないため参考程度です。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この80走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
35512.4%29.9%89.8%+1.2%
その次走
(叩き2戦目)
2387.6%29.0%39.4%+0.8%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
40912.5%30.3%68.7%+1.2%
その次走
(叩き2戦目)
26810.8%27.6%59.5%−3.6%

休み明け初戦は、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。休み明けでも初戦から力を出せる厩舎です。

その後2か月以内の次走は期間によって評価が変わり、初戦ほど安定していません。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない1,609走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m27112.2%30.3%83.0%+3.6%
芝 1401〜1800m36911.7%33.6%59.4%−1.0%
芝 1801〜2200m22811.8%33.8%50.4%−1.2%
芝 2201m〜4211.9%23.8%76.7%−7.5%
ダート 〜1400m1816.1%21.0%55.3%−3.2%
ダート 1401〜1800m26210.3%34.0%68.5%+2.1%
ダート 1801〜2200m355.7%22.9%56.3%−9.5%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m2569.8%27.3%50.8%−1.9%
芝 1401〜1800m37013.5%36.8%138.8%+4.0%
芝 1801〜2200m25013.6%29.6%112.1%−3.9%
芝 2201m〜7111.3%28.2%34.5%+2.3%
ダート 〜1400m18510.8%30.8%63.8%+1.7%
ダート 1401〜1800m31311.8%33.2%54.9%+0.4%
ダート 1801〜2200m3613.9%52.8%38.3%+15.3%

距離ではダートの1401〜1800mが前半・後半とも人気以上の成績です。

芝の1801〜2200mは反対に、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。その他の距離は期間によって評価が変わっています。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌527.7%25.0%26.9%−5.1%
函館4712.8%25.5%167.7%−1.5%
福島7115.5%33.8%171.1%+2.8%
新潟9113.2%37.4%51.8%+2.1%
東京697.2%30.4%57.8%−1.8%
中山4922.4%36.7%124.3%+7.7%
中京1798.4%25.7%49.3%−5.0%
京都31610.8%34.5%61.0%+0.7%
阪神35210.8%32.4%53.9%+1.7%
小倉1657.3%23.0%34.8%−2.1%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌577.0%21.1%41.9%−3.7%
函館537.5%22.6%39.8%−8.3%
福島488.3%33.3%60.8%+1.8%
新潟968.3%20.8%107.5%−8.7%
東京10710.3%29.9%67.7%+1.5%
中山7412.2%24.3%60.4%−5.0%
中京2759.8%33.8%81.1%+3.4%
京都22117.2%38.9%183.8%+5.6%
阪神37116.4%36.1%73.6%+2.3%
小倉1867.0%31.7%29.8%−0.6%

阪神と京都が安定した得意場で、前半・後半とも人気以上の成績です。福島も両期間で同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

一方、札幌・函館・小倉はどちらの期間でも人気以下の成績です。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良70212.3%32.8%67.8%+0.5%
芝 稍重13013.1%32.3%56.4%+1.1%
芝 道悪786.4%26.9%53.3%−3.7%
ダート 良2787.9%29.9%54.2%+0.5%
ダート 稍重11711.1%31.6%87.9%+3.4%
ダート 道悪865.8%18.6%52.9%−10.0%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良74412.9%31.9%108.9%−0.3%
芝 稍重1407.9%27.9%49.4%−0.1%
芝 道悪6315.9%38.1%110.2%+6.7%
ダート 良36112.7%34.6%62.6%+2.1%
ダート 稍重948.5%29.8%40.3%+1.2%
ダート 道悪869.3%33.7%46.3%+2.1%

ダートは良馬場と稍重のどちらでも前半・後半とも人気以上の成績です。

芝は馬場状態によって評価が変わり、一貫した得意条件はありません。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬8912.4%39.3%40.4%−2.6%
芝 未勝利26013.1%33.1%79.8%+1.6%
芝 1勝クラス23510.6%31.1%56.7%0.0%
芝 2勝クラス13710.9%30.7%48.2%−1.8%
芝 3勝クラス5514.5%36.4%59.1%+0.6%
芝 オープン特別・
リステッド
3613.9%33.3%104.7%+2.0%
芝 重賞9810.2%25.5%79.8%+0.5%
ダート 新馬180.0%27.8%0.0%−9.3%
ダート 未勝利15514.2%31.0%110.6%+0.6%
ダート 1勝クラス1967.1%33.2%39.3%−0.7%
ダート 2勝クラス705.7%20.0%72.4%+1.4%
ダート 3勝クラス310.0%12.9%0.0%−1.1%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬10024.0%45.0%415.2%+3.9%
芝 未勝利20712.6%30.9%85.5%−0.8%
芝 1勝クラス2248.9%28.1%36.7%−4.1%
芝 2勝クラス7416.2%40.5%96.8%+2.6%
芝 3勝クラス1077.5%21.5%50.3%−2.9%
芝 オープン特別・
リステッド
5014.0%40.0%74.4%+6.1%
芝 重賞18510.8%29.7%60.4%+4.4%
ダート 新馬1816.7%27.8%36.7%−8.3%
ダート 未勝利16315.3%42.9%56.7%+5.6%
ダート 1勝クラス1969.7%31.6%61.9%+1.1%
ダート 2勝クラス889.1%26.1%45.5%+1.2%
ダート 3勝クラス4015.0%47.5%89.8%+10.1%
ダート オープン特別・
リステッド
303.3%10.0%24.7%−13.8%

芝のオープン特別・リステッドと重賞は、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

ダートでは未勝利と2勝クラスが安定して好成績です。一方、ダートの新馬は出走数が少ないうえ、両期間で人気以下の成績です。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気20729.5%63.8%71.4%−0.6%
2番人気17218.0%52.3%72.6%+1.0%
3番人気15413.6%40.3%83.1%−1.5%
4〜5番人気2488.9%31.5%79.7%+1.3%
6〜9番人気3523.7%14.8%83.0%−0.9%
10番人気以下2580.0%5.8%0.0%+0.9%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気21830.3%61.5%74.9%−3.6%
2番人気20221.8%59.4%92.6%+7.2%
3番人気17714.1%40.1%80.5%−1.5%
4〜5番人気25210.7%31.7%96.7%+1.0%
6〜9番人気3673.8%15.0%60.8%−0.8%
10番人気以下2721.1%8.1%107.4%+3.3%

人気帯による明確な傾向はありません。上位人気でも1番人気と2番人気で成績がそろわず、中位人気や人気薄も一方向の傾向にはなっていません。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えたのは4条件でした。前後半の片方だけで超えた条件は追わず、この4条件が期間を分けても残るか、高配当を除いても残るかを確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
クラス 芝 新馬189238.7%40.4%
(89出走)
415.2%
(100出走)
149.3%85.4%94.0〜462.3%
レース間隔 初出走225203.5%33.6%
(107出走)
357.5%
(118出走)
128.2%74.4%81.2〜390.4%
競馬場 福島119126.6%171.1%
(71出走)
60.8%
(48出走)
82.5%37.6%47.0〜246.1%
競馬場 京都537111.5%61.0%
(316出走)
183.8%
(221出走)
79.9%64.2%62.2〜191.0%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えた4条件は、いずれも前半・後半の両方で100%を超えることはできませんでした。

芝の新馬は後半415.2%と高い一方、前半は40.4%です。初出走も後半357.5%に対して前半33.6%で、どちらも期間による偏りが大きくなっています。

まとめ

  • 休み明け初戦でも安定して人気以上の成績です。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • 阪神と京都を得意としており、福島でも前半・後半とも好成績です。 出走数が最も多い阪神は、後半の複勝率が36.1%まで上がりました。
  • ダートの1401〜1800mで安定しています。 前半・後半のどちらでも人気以上に走っています。
  • 芝ではオープン特別・リステッドと重賞で人気以上の成績です。 期間を分けて見ても好成績です。
  • 札幌・函館・小倉では前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 人気帯による明確な傾向はありません。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、高野友和厩舎の延べ2,879走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。