藤原英昭厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

藤原英昭厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

藤原英昭厩舎は、芝の長距離と中京競馬場で好成績を残している栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで条件ごとの成績を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
201627914.3%34.8%80.7%4.7
201730517.7%44.3%73.3%3.8
201829219.5%47.6%89.4%3.4
201927911.8%33.0%60.0%4.6
202026614.3%32.0%125.7%4.9
202126111.5%29.9%138.2%4.9
202228214.5%37.6%90.4%4.8
202328111.7%28.1%60.8%5.4
202429212.7%33.2%65.1%5.7
202532012.5%30.0%98.4%6.0
202621214.2%34.9%135.2%5.9

※2026年は8月9日までの集計です。

出走馬の平均人気は5番人気前後で、集計期間を通して高い支持を集めています。勝率や複勝率も高い水準ですが、人気を集めているぶん、その数字だけでは条件ごとの評価がしにくいです。そこで、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走11118.9%48.6%60.2%−4.3%
連闘〜中2週26915.6%37.9%74.2%−2.0%
中3〜中8週55016.4%39.1%74.2%+1.2%
休み明け
(約2〜6か月)
35114.8%35.6%105.1%−0.6%
休み明け
(半年以上)
5516.4%38.2%245.1%+6.0%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走11922.7%40.3%84.2%−6.0%
連闘〜中2週35014.6%32.9%70.8%−1.0%
中3〜中8週62313.5%35.8%137.1%+3.5%
休み明け
(約2〜6か月)
4368.5%26.6%67.5%−1.5%
休み明け
(半年以上)
7714.3%29.9%101.8%+5.7%

半年以上あけた出走と中3〜8週で、前半・後半とも人気以上の成績です。特に長期休養明けでも成績を落としていません。

一方、デビュー戦と連闘〜中2週は両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この128走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
40615.0%36.0%124.1%+0.2%
その次走
(叩き2戦目)
28813.5%37.2%50.0%+1.0%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
5139.4%27.1%72.6%−0.6%
その次走
(叩き2戦目)
34211.7%30.7%65.8%+1.7%

休み明け初戦はおおむね人気通りで、その後2か月以内の次走は前半・後半とも人気以上の成績です。

休み明けを大きく嫌う必要はなく、1戦使った後も安定しています。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない1,520走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m23212.9%35.8%62.8%+1.4%
芝 1401〜1800m50014.8%39.2%102.9%−0.1%
芝 1801〜2200m26417.4%41.3%84.7%−0.6%
芝 2201m〜7618.4%44.7%64.2%+4.1%
ダート 〜1400m10321.4%35.9%140.2%−2.2%
ダート 1401〜1800m19815.7%35.9%62.8%−3.7%
ダート 1801〜2200m4710.6%38.3%22.1%−6.4%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m25110.4%26.3%94.5%0.0%
芝 1401〜1800m48612.6%34.4%54.8%+0.1%
芝 1801〜2200m33212.0%34.3%193.6%+2.3%
芝 2201m〜684.4%26.5%48.2%+1.0%
ダート 〜1400m15919.5%35.8%113.3%+2.1%
ダート 1401〜1800m27615.6%32.2%72.0%−2.1%
ダート 1801〜2200m688.8%22.1%27.1%−9.9%

芝の2201m以上を得意としており、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

出走が最も多い芝の1401〜1800mはほぼ人気通りです。ダートの1401〜2200mは両期間で人気以下の成績です。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌6113.1%34.4%187.4%+1.2%
函館4610.9%23.9%59.6%−4.7%
福島238.7%21.7%36.5%−12.4%
新潟10617.9%36.8%64.6%−8.6%
東京19716.2%38.6%68.6%+1.2%
中山6111.5%27.9%76.4%−2.1%
中京21720.3%46.5%73.2%+4.7%
京都28013.6%39.3%90.3%−1.6%
阪神32715.3%38.8%107.3%+0.1%
小倉10316.5%39.8%47.2%+1.6%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌879.2%24.1%169.0%−0.7%
函館6710.4%28.4%152.8%+2.7%
福島1811.1%22.2%355.6%−1.3%
新潟14716.3%34.0%62.7%+0.9%
東京1977.1%26.4%35.0%−3.0%
中山5510.9%30.9%67.3%+5.8%
中京36915.7%38.8%160.4%+2.6%
京都23213.8%32.8%66.1%+0.2%
阪神34613.3%33.5%67.3%−1.2%
小倉13010.8%24.6%68.0%−3.0%

中京が最も安定した得意場で、前半・後半とも人気以上の成績です。

その他の競馬場は期間によって評価が変わるところが多く、福島は両期間で人気以下ですが、出走数が少ないため参考程度です。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良81116.5%41.7%99.4%+2.6%
芝 稍重17210.5%32.6%38.1%−5.1%
芝 道悪8913.5%31.5%68.0%−4.6%
ダート 良20414.7%33.3%80.2%−5.7%
ダート 稍重7218.1%37.5%57.5%−5.0%
ダート 道悪7320.5%42.5%101.4%+3.9%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良91211.5%33.0%80.4%+1.9%
芝 稍重14812.2%32.4%121.2%+0.8%
芝 道悪779.1%20.8%346.2%−9.2%
ダート 良33014.5%29.1%61.8%−4.8%
ダート 稍重9617.7%40.6%127.4%+6.5%
ダート 道悪8518.8%35.3%85.5%+1.6%

芝の良馬場とダートの道悪で、前半・後半とも人気以上の成績です。

芝の道悪とダートの良馬場は両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。芝は乾いた馬場、ダートは道悪の方が得意です。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬9116.5%48.4%46.4%−6.2%
芝 未勝利20619.4%41.3%126.8%−3.1%
芝 1勝クラス23818.5%42.4%82.3%+1.4%
芝 2勝クラス15619.2%44.2%77.1%+1.8%
芝 3勝クラス14311.2%38.5%113.7%+6.4%
芝 オープン特別・
リステッド
348.8%35.3%27.1%−2.3%
芝 重賞2047.8%27.5%69.2%+2.3%
ダート 新馬2030.0%50.0%123.0%+1.0%
ダート 未勝利8723.0%46.0%139.5%+6.7%
ダート 1勝クラス10218.6%39.2%58.7%−4.1%
ダート 2勝クラス7410.8%29.7%76.1%−7.7%
ダート 3勝クラス3912.8%25.6%43.3%−8.9%
ダート オープン特別・
リステッド
160.0%18.8%0.0%−9.0%
ダート 重賞110.0%9.1%0.0%−16.0%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬9022.2%38.9%90.2%−8.2%
芝 未勝利27212.1%36.4%119.4%+2.8%
芝 1勝クラス23711.8%35.4%58.3%+0.9%
芝 2勝クラス17610.2%36.4%74.4%+3.0%
芝 3勝クラス12510.4%26.4%84.1%+0.8%
芝 オープン特別・
リステッド
7111.3%29.6%60.4%+5.9%
芝 重賞1666.0%17.5%214.6%−2.4%
ダート 新馬2924.1%44.8%65.5%−0.1%
ダート 未勝利15217.8%38.8%65.7%+1.8%
ダート 1勝クラス14317.5%34.3%94.3%−1.3%
ダート 2勝クラス8612.8%25.6%125.8%−5.9%
ダート 3勝クラス3920.5%33.3%57.7%+0.9%
ダート オープン特別・
リステッド
555.5%16.4%26.5%−4.9%

芝の1勝・2勝・3勝クラスが安定した得意条件で、いずれも前半・後半で人気以上の成績です。

一方、芝の新馬は複勝率そのものは高いものの、同人気帯の複勝率の平均を両期間で下回っています。ダートも1勝・2勝クラスでは人気以下の成績です。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気34833.9%61.8%75.9%−2.5%
2番人気25819.0%52.3%74.9%+1.0%
3番人気16614.5%35.5%80.9%−6.2%
4〜5番人気2356.8%34.5%51.4%+4.8%
6〜9番人気2634.2%17.1%99.8%+0.4%
10番人気以下1512.6%8.6%156.6%+2.8%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気26035.0%65.0%79.0%−0.1%
2番人気20721.7%49.8%85.5%−2.5%
3番人気17012.4%35.9%66.6%−5.8%
4〜5番人気31710.4%31.9%95.5%+1.2%
6〜9番人気4223.8%17.1%79.6%+0.9%
10番人気以下2721.8%8.8%163.3%+3.8%

人気帯では、4〜5番人気から10番人気以下まで幅広く前半・後半とも人気以上の成績です。上位人気よりも、中位人気から人気薄で好走する傾向があります。

1〜3番人気では安定して人気以上とは言えません。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%超だったのは13条件です。片方の期間だけで超えたものは追わず、この13について、期間を分けても残るか、高配当を除いても残るかを確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
馬場 芝 道悪166197.0%68.0%
(89出走)
346.2%
(77出走)
60.5%30.7%35.7〜492.3%
競馬場 福島41176.6%36.5%
(23出走)
355.6%
(18出走)
27.0%0.0%5.6〜495.4%
競馬場 札幌148176.6%187.4%
(61出走)
169.0%
(87出走)
104.1%32.9%51.6〜361.8%
レース間隔 休み明け(半年以上)132161.5%245.1%
(55出走)
101.8%
(77出走)
106.9%50.6%59.8〜308.3%
人気 10番人気以下423160.9%156.6%
(151出走)
163.3%
(272出走)
107.4%25.7%41.8〜317.4%
距離 芝 1801〜2200m596145.4%84.7%
(264出走)
193.6%
(332出走)
107.4%67.0%72.3〜247.5%
クラス 芝 重賞370134.4%69.2%
(204出走)
214.6%
(166出走)
73.2%46.1%48.2〜282.1%
競馬場 中京586128.1%73.2%
(217出走)
160.4%
(369出走)
89.5%72.7%72.2〜221.3%
距離 ダート 〜1400m262123.9%140.2%
(103出走)
113.3%
(159出走)
100.8%69.0%71.7〜191.5%
クラス 芝 未勝利478122.6%126.8%
(206出走)
119.4%
(272出走)
93.1%47.8%55.8〜213.3%
競馬場 函館113114.9%59.6%
(46出走)
152.8%
(67出走)
55.0%25.3%29.7〜254.3%
レース間隔 中3〜中8週1,173107.6%74.2%
(550出走)
137.1%
(623出走)
88.3%67.7%69.2〜159.9%
クラス ダート 2勝クラス160102.8%76.1%
(74出走)
125.8%
(86出走)
64.7%29.2%35.1〜202.7%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

前半・後半とも単勝回収率100%を超え、最高配当1件を除いても100%を維持したのは、ダートの1400m以下・10番人気以下・札幌でした。

ただし、高配当上位5件を除くとすべて100%を下回ります。ダートの1400m以下は69.0%、10番人気以下は25.7%、札幌は32.9%まで下がり、ぶれ幅の下限も100%に届きません。

まとめ

  • 芝の1勝クラスから3勝クラスまでを得意としています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • 芝の2201m以上と中京で前半・後半とも人気以上の成績です。 出走が最も多い芝の1401〜1800mはほぼ人気通りです。
  • 芝の良馬場とダートの道悪でも安定しています。 前半・後半のどちらでも人気以上に走っています。
  • デビュー戦は複勝率そのものは高くても、人気を考えると評価を下げたい条件です。 前半・後半とも人気以下の成績です。
  • 4〜5番人気から人気薄まで、幅広い人気帯で人気以上に走る傾向があります。 集計期間を分けても人気以上の成績でした。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、藤原英昭厩舎の延べ3,069走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。