大久保龍志厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

大久保龍志厩舎の得意条件|距離・競馬場・クラス・休み明け別に実測

大久保龍志厩舎は、デビュー戦とダートの中距離を得意としている栗東の厩舎です。JRA10場・平地の実測データで条件ごとの成績を整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

出走勝率複勝率単勝回収率平均人気
201625910.4%29.7%123.3%5.8
201726710.5%31.1%50.6%5.2
20182729.9%36.0%58.3%5.2
201926110.3%30.3%97.9%5.3
202026211.5%29.4%85.1%5.9
202124110.8%30.7%69.5%6.1
202224212.8%32.2%51.4%5.7
202328210.6%26.6%48.2%5.6
202427714.4%29.6%96.8%6.0
202526014.2%33.8%103.6%5.5
202615315.0%32.7%129.5%5.9

※2026年は8月9日までの集計です。

出走馬の平均人気は5〜6番人気前後で、集計期間を通して大きくは変わっていません。勝率や複勝率だけでは、人気を考えたときにどの条件を評価すべきかまでは分からないため、以下では同人気帯の複勝率の平均との差を使い、前半と後半に分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、出走が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。

レース間隔でみる仕上げ

レース間隔|前半(2016〜2020年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走11116.2%41.4%284.8%+5.7%
連闘〜中2週28511.2%35.4%57.0%−0.3%
中3〜中8週5129.8%30.3%59.7%−2.1%
休み明け
(約2〜6か月)
3269.8%27.6%82.4%+2.2%
休み明け
(半年以上)
273.7%25.9%18.5%+2.6%
レース間隔|後半(2021〜2026年)
レース間隔出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
初出走10816.7%43.5%68.8%+6.0%
連闘〜中2週24911.2%30.9%43.5%−0.2%
中3〜中8週61114.2%31.8%80.8%−0.7%
休み明け
(約2〜6か月)
39210.7%27.6%96.3%+1.0%
休み明け
(半年以上)
549.3%24.1%72.0%−2.8%

デビュー戦は前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っており、安定して好走しています。約2〜6か月あけた出走も両期間で人気以上の成績です。

一方、中3〜8週と連闘〜中2週はどちらの期間でもわずかに人気以下です。半年以上あけた出走は前半と後半で評価が変わっています。

※レース間隔は前走からの日数です。地方交流・海外・障害も前走として数えますが、出走取消・発走除外で実際には走らなかった出走は数えていません。集計の始まりより前にデビューした馬は、それ以前の出走歴が分からないため対象外で、この101走はこの表に含みません。

休み明け初戦とその次走

休み明けとその次走|前半(2016〜2020年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
3539.3%27.5%77.5%+2.3%
その次走
(叩き2戦目)
2356.8%29.8%75.8%+0.5%
休み明けとその次走|後半(2021〜2026年)
休み明けとその次走出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
休み明け初戦
(2か月以上あき)
44610.5%27.1%93.4%+0.5%
その次走
(叩き2戦目)
28611.2%28.7%59.3%−0.3%

休み明け初戦は前半・後半とも人気以上の成績です。間隔をあけても初戦から好走しています。

その後2か月以内の次走は後半にわずかに人気以下へ変わっており、初戦ほど安定していません。

※「休み明け初戦」は前走から2か月以上あけて使ってきた出走、「その次走」はその初戦のあと2か月以内に続けて使われた出走です。それぞれを別々に集計したもので、同じ馬どうしを1対1で突き合わせた数字ではありません。※どちらにも当たらない1,456走はこの表に含みません。

距離でみる成績

距離(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m13912.2%38.1%87.8%+1.9%
芝 1401〜1800m30411.2%36.8%79.2%+4.0%
芝 1801〜2200m18710.2%31.0%115.2%+1.4%
芝 2201m〜674.5%22.4%41.0%−5.5%
ダート 〜1400m2968.4%26.7%39.0%−5.4%
ダート 1401〜1800m27312.5%29.3%94.8%+1.2%
ダート 1801〜2200m5213.5%32.7%214.8%+6.1%
距離(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
距離(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m1708.2%23.5%67.0%−3.0%
芝 1401〜1800m2979.4%28.6%56.4%−0.3%
芝 1801〜2200m1429.2%28.2%99.2%−4.2%
芝 2201m〜5012.0%30.0%116.6%+4.2%
ダート 〜1400m24413.1%30.7%77.6%+0.1%
ダート 1401〜1800m43215.5%33.8%83.6%+1.8%
ダート 1801〜2200m11120.7%36.9%109.5%+4.5%

ダートの1801〜2200mを得意としており、前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。ダートの1401〜1800mも両期間で人気以上の成績です。

芝は前半と後半で評価が変わる距離帯が多く、ダートほど安定していません。

競馬場でみる成績

競馬場|前半(2016〜2020年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌4413.6%25.0%55.0%−4.6%
函館336.1%21.2%27.3%−3.8%
福島437.0%23.3%59.8%−6.4%
新潟619.8%37.7%59.8%+5.5%
東京7111.3%32.4%53.2%−0.8%
中山385.3%31.6%13.7%−0.6%
中京16810.7%32.7%60.3%+0.1%
京都34111.1%34.3%104.7%+2.2%
阪神37510.4%30.9%82.0%−0.3%
小倉14711.6%27.2%127.5%−0.8%
競馬場|後半(2021〜2026年)
競馬場出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌523.8%17.3%25.4%−4.0%
函館4717.0%21.3%245.7%−1.5%
福島2416.7%20.8%57.9%−5.8%
新潟744.1%28.4%64.1%+1.7%
東京937.5%24.7%43.2%−5.2%
中山5813.8%27.6%77.9%−1.7%
中京28113.5%32.7%81.9%+0.5%
京都29013.4%34.5%60.3%+2.6%
阪神36516.2%34.0%86.8%+0.4%
小倉17111.1%27.5%97.4%0.0%

京都新潟で前半・後半とも人気以上の成績です。中京も両期間で上回っていますが、平均との差は小さめです。

札幌・函館・福島・東京・中山はどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

馬場状態でみる成績

馬場(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良53811.3%36.1%85.5%+3.0%
芝 稍重1118.1%29.7%37.7%−0.4%
芝 道悪486.2%22.9%216.7%−4.4%
ダート 良34710.4%28.8%68.9%−0.6%
ダート 稍重13711.7%30.7%111.2%+1.0%
ダート 道悪14010.0%24.3%67.5%−7.1%
馬場(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
馬場(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良5348.8%27.7%72.6%−1.2%
芝 稍重807.5%21.2%24.6%−5.1%
芝 道悪4517.8%33.3%162.0%+2.0%
ダート 良53117.3%35.6%100.2%+3.2%
ダート 稍重14812.8%33.1%61.9%+0.7%
ダート 道悪11712.8%24.8%51.0%−3.2%

ダートの稍重を得意としており、前半・後半とも人気以上の成績です。

一方、ダートの道悪と芝の稍重は両期間で同人気帯の複勝率の平均を下回っています。同じダートでも、稍重と道悪では評価が変わります。

クラスでみる成績

クラス(芝ダ別)|前半(2016〜2020年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬6513.8%40.0%303.8%+5.1%
芝 未勝利17213.4%37.2%79.5%+6.5%
芝 1勝クラス2648.7%34.1%56.6%+0.8%
芝 2勝クラス808.8%35.0%60.0%−1.5%
芝 3勝クラス395.1%28.2%35.1%−7.0%
芝 オープン特別・
リステッド
1711.8%35.3%75.3%−2.4%
芝 重賞6011.7%21.7%79.3%+2.6%
ダート 新馬4619.6%43.5%257.8%+7.5%
ダート 未勝利1917.3%23.6%45.2%−3.7%
ダート 1勝クラス1809.4%25.0%68.5%−5.4%
ダート 2勝クラス9713.4%39.2%101.3%+7.8%
ダート 3勝クラス4411.4%25.0%40.7%−7.0%
ダート オープン特別・
リステッド
4712.8%23.4%54.5%−2.1%
ダート 重賞1910.5%31.6%83.2%+7.2%
クラス(芝ダ別)|後半(2021〜2026年)
クラス(芝ダ別)出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬7317.8%37.0%81.5%+0.3%
芝 未勝利1906.8%20.0%84.2%−5.8%
芝 1勝クラス13211.4%30.3%83.8%−1.0%
芝 2勝クラス7412.2%31.1%53.0%−1.9%
芝 3勝クラス885.7%28.4%34.7%+2.6%
芝 オープン特別・
リステッド
323.1%21.9%10.9%−2.4%
芝 重賞707.1%28.6%110.1%+4.3%
ダート 新馬3514.3%57.1%42.3%+18.7%
ダート 未勝利19720.8%38.6%105.2%+3.2%
ダート 1勝クラス21416.8%36.9%85.3%+3.2%
ダート 2勝クラス10717.8%27.1%105.6%−3.3%
ダート 3勝クラス11910.9%25.2%76.9%−1.0%
ダート オープン特別・
リステッド
849.5%23.8%61.9%−1.1%
ダート 重賞4010.0%32.5%55.2%+4.7%

新馬戦が大きな強みです。芝・ダートとも前半・後半で人気以上の成績を残しており、特にダートで安定しています。

芝・ダートの重賞も両期間で同人気帯の複勝率の平均を上回っています。一方、ダートの3勝クラスや芝の2勝クラスでは人気以下の成績です。

人気帯でみる成績

人気|前半(2016〜2020年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気18128.7%65.7%72.3%+1.4%
2番人気16118.6%59.6%75.5%+8.3%
3番人気14713.6%40.8%82.2%−0.9%
4〜5番人気2717.0%25.1%72.2%−4.6%
6〜9番人気3533.1%15.6%54.7%−0.5%
10番人気以下2083.4%7.7%158.7%+2.3%
人気|後半(2021〜2026年)
人気出走勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気21740.1%68.7%90.2%+3.6%
2番人気17421.8%55.2%87.1%+2.9%
3番人気15014.0%42.0%84.7%+0.4%
4〜5番人気2457.8%27.8%64.2%−2.6%
6〜9番人気3914.9%15.3%103.0%−0.3%
10番人気以下2781.1%4.0%46.4%−0.9%

人気帯では、1番人気・2番人気の上位人気で前半・後半とも同人気帯の複勝率の平均を上回っています。人気を背負った馬でも比較的好走する傾向があります。

中位人気以下では成績がそろわず、人気帯全体に共通する傾向ではありません。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間では単勝回収率100%超の条件がいくつもありました。片方の期間だけで超えた条件は追わず、全期間で超えた条件について、期間を分けても残るか、高配当を除いても残るかの2点を確かめます。

条件出走単勝回収率2016〜2020年2021〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
馬場 芝 道悪93190.2%216.7%
(48出走)
162.0%
(45出走)
107.7%21.9%39.2〜411.5%
クラス 芝 新馬138186.2%303.8%
(65出走)
81.5%
(73出走)
130.8%50.8%68.1〜345.9%
レース間隔 初出走219178.3%284.8%
(111出走)
68.8%
(108出走)
143.4%72.9%87.7〜291.8%
クラス ダート 新馬81164.7%257.8%
(46出走)
42.3%
(35出走)
104.9%33.8%48.8〜327.7%
競馬場 函館80155.6%27.3%
(33出走)
245.7%
(47出走)
95.9%17.5%33.9〜323.3%
距離 ダート 1801〜2200m163143.1%214.8%
(52出走)
109.5%
(111出走)
112.7%58.0%69.2〜239.4%
競馬場 小倉318111.3%127.5%
(147出走)
97.4%
(171出走)
95.4%59.0%62.7〜170.2%
距離 芝 1801〜2200m329108.3%115.2%
(187出走)
99.2%
(142出走)
84.9%46.9%52.5〜181.3%
クラス ダート 2勝クラス204103.6%101.3%
(97出走)
105.6%
(107出走)
79.2%45.2%49.4〜175.9%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の出走をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

ダートの1801〜2200mは前半・後半とも単勝回収率100%を超え、最高配当1件を除外しても112.7%を維持しました。ただし、高配当上位5件を除外すると58.0%まで下がります。

芝の道悪も前半・後半とも100%を超えましたが、高配当上位5件を除くと21.9%です。ダートの2勝クラスも両期間で100%を超えたものの、最高配当1件を除外すると79.2%まで下がりました。

まとめ

  • デビュー戦で安定して好走しています。 前半・後半とも人気以上の成績です。
  • ダートの1401〜2200mを得意としています。 集計期間を分けても人気以上の成績でした。
  • 京都と新潟で前半・後半とも人気以上の成績です。
  • ダートの稍重でも安定しています。 期間を分けて見ても好成績です。
  • 新馬戦は芝・ダートとも人気以上の成績です。 一方、ダートの3勝クラスや芝の2勝クラスでは人気以下の成績です。
  • 上位人気でも人気以上に走る傾向があります。 前半・後半のどちらでも人気以上に走っています。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016年〜2026年8月9日、大久保龍志厩舎の延べ2,776走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。