京都ダート1800mの傾向|コースの特徴と狙い方

京都ダート1800mの傾向|コースの特徴と狙い方

京都ダート1800mは、前に行った馬がそのまま残りやすいコースです。
ダート1800mの中でも前に行った馬が残りやすい。
2018年から2026年までのJRA実測データで見ていきます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

コース
京都・ダート1800m
1番人気の複勝率
66.9%
三連複 万馬券率
31.1%
集計レース数
729レース

まず押さえる特徴

1逃げ・先行が止まりにくい
逃げ・先行の複勝率が、全国のダート1800〜2100m戦より高い。

脚質:位置取り別の傾向

逃げ・先行の複勝率が、全国のダート1800〜2100m戦の平均を上回ります。

前に行った馬がそのまま残りやすく、後方から届きにくいコースです。

逃げ・先行
49.7%
好位
27.7%
中団
13.7%
後方
4.3%
4角の位置取り別の複勝率(京都ダ1800・2018-2026)。
位置取り出走数京都ダ1800全JRA競馬場
同距離帯
逃げ・先行2,18149.7%47.8%
好位2,39027.7%27.6%
中団2,43813.7%12.4%
後方2,4454.3%3.9%
「全JRA競馬場 同距離帯」は、JRA全競馬場のダート1800〜2100m戦を合算した平均値です。太字は全国平均より高い位置取り。

ペース:1ハロンごとの平均ラップ

入りが速く、終いは脚が上がります。
前は最後まで楽ができず、差しに余地が生まれるコースです。

12.4
1F
11.5
2F
13.0
3F
12.9
4F
12.9
5F
12.7
6F
12.6
7F
12.6
8F
12.8
9F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ秒数(京都ダ1800・729レース)。横軸のFはハロンのことで、棒が高いほど速い(全コース共通のものさしで表示)。

枠順:馬場で有利な枠が変わる

内枠と外枠で複勝率に大きな差はなく、枠順による有利不利は小さいコースです。

馬場内枠(1-4)外枠(5-8)目立つ側
全体23.0%23.2%ほぼ互角
良馬場22.5%23.1%外がやや有利
道悪24.0%23.4%内がやや有利

開催が進むと内枠の有利が薄れる

序盤は内枠が有利ですが、終盤には内外の差が小さくなります。
後半は内枠を過信しすぎないほうが良いでしょう。

開催時期内枠の有利・不利
序盤(1〜2日目)内枠が有利
中盤(3〜6日目)内外ほぼ互角
終盤(7日目以降)内外ほぼ互角
内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の複勝率の差で見た、枠の有利不利です。脚質(前に行く/差す)の有利不利は上の「脚質」の項を見てください。

荒れ度:配当は平均どおり

三連複の平均配当は16,752円。
万馬券が出る割合は、全JRA競馬場の平均とほぼ同じです。

出走間隔:休み明けでも走れる

13週以上あけた馬は、好走率が高い傾向です。休養明けというだけで割り引く必要は小さいコースです。

前走からの間隔出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
中1〜2週3,61822.9%22.5%
3〜5週2,15325.5%24.1%
6〜12週1,57524.1%22.7%
13週以上1,06521.3%18.8%
太字は、全国のダート1800〜2100m戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

好走しやすい血統

このコースと相性の良い種牡馬です。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • ルヴァンスレーヴ 20-18-14-70 複勝率 42.6%
  • ナダル 14-9-9-44 複勝率 42.1%
  • タートルボウル 8-6-5-28 複勝率 40.4%
  • ミッキーアイル 6-4-9-29 複勝率 39.6%
  • マンハッタンカフェ 6-9-10-41 複勝率 37.9%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)は、同じ祖先が父方と母方の両方に入っている配合のことです。
たとえばエーピーインディ 3×4なら、父方をさかのぼって3代前と、母方をさかのぼって4代前に、同じエーピーインディがいます。

京都ダート1800mを走った馬について、5代前までに入っているクロスの祖先ごとに成績をまとめました。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。出走数は延べ頭数で、同じ馬の同じ祖先は1回の出走につき1回だけ数えています。世代は最も多かった配合の位置。

複勝率が高いクロス

クロス(祖先)出走数着別度数複勝率
エーピーインディ 3×44915-9-3-2255.1%
シアトルスルー 4×518526-23-13-12333.5%
ストームキャット 3×417424-17-15-11832.2%
ノーザンテースト 4×41319-12-18-9229.8%
キングマンボ 3×4546-4-6-3829.6%

いちばん高いのはエーピーインディのクロスです。この血を持つ馬は、人気が無くてもひもに入れておく価値があります。

複勝率が低いクロス

クロス(祖先)出走数着別度数複勝率
サドラーズウェルズ 4×4915-4-3-7913.2%
リボー 5×5202-1-0-1715.0%
ブラッシンググルーム 5×5582-4-3-4915.5%

サドラーズウェルズ・リボーのクロスは、このコースでは複勝率が伸びていません。出走数のわりに3着以内が少なく、人気になっているときは評価を一段下げたいところです。

出走数が数十頭にとどまる系統も含みます。頭数と合わせて見てください。

複勝率が高い騎手

このコースでの複勝率が高い騎手です。ただし顔ぶれの間に大きな開きはなく、騎手だけで取捨を決める場面は少なめです。
並び順は複勝率で、勝ち切るかどうかは別の話なので勝率も並べています。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • C.デム 18-6-5-22 複勝率 56.9%/勝率 35.3%
  • ルメール 18-14-9-34 複勝率 54.7%/勝率 24.0%
  • 川田将雅 37-32-27-91 複勝率 51.3%/勝率 19.8%
  • 横山和生 2-4-7-14 複勝率 48.1%/勝率 7.4%
  • モレイラ 4-0-2-7 複勝率 46.2%/勝率 30.8%

※ 対象となるレース・頭数が少ないため、参考程度に見てください。

人気以上に走らせる騎手

馬の人気を差し引いても、実力で上振れさせている騎手です。
人気のない馬でも複勝圏に押し上げるタイプで、人気薄の一発を狙うなら注目です。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • 横山和生 2-4-7-14 平均5.4番人気の馬で複勝率 48.1%(人気どおりなら30.5%)
  • 大野拓弥 1-0-4-9 平均7.1番人気の馬で複勝率 35.7%(人気どおりなら20.2%)
  • 津村明秀 2-2-1-9 平均6.8番人気の馬で複勝率 35.7%(人気どおりなら20.3%)
  • 丹内祐次 0-4-2-14 平均8.2番人気の馬で複勝率 30.0%(人気どおりなら17.1%)

※ 対象となるレース・頭数が少ないため、参考程度に見てください。

同コース好走歴のある馬に注目

このコースで過去に3着以内の実績がある馬は、次に走ったときの複勝率が34.4%。リピーターに注目です。

京都ダート1800mでは、同じ舞台での好走実績がそのまま次走の裏づけになります。前走の着順より、このコースでの実績を優先したいところです。

まとめ:買い方の指針

  • 逃げ・先行が残りやすい。前に行ける馬を素直に評価したいコースです。
  • 同コース好走歴だけで軸の根拠になります。コース実績のある馬を最優先で拾いたいところです。

本記事の数字は2018〜2026年のJRA京都ダート1800m・正常完走レースの実測値です(出走延べ9,454頭/729レース)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。