新潟芝1000mの傾向|コースの特徴と狙い方

新潟芝1000mの傾向|コースの特徴と狙い方

新潟芝1000mのコース傾向を、数字で見ていきます。
配当が跳ねやすい、荒れやすいコースです。
2018年から2026年までのJRA実測データで見ていきます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

コース
新潟・芝1000m
1番人気の複勝率
60.6%
三連複 万馬券率
48.0%
集計レース数
198レース

まず押さえる特徴

1荒れやすい
三連複で万馬券が出る割合が、全JRA競馬場の平均より高い。
2枠は外が有利
外枠のほうが複勝率が高い傾向。

ペース:1ハロンごとの平均ラップ

序盤と終いの速度差が小さく、流れが大きく偏りにくいコースです。

11.9
1F
10.3
2F
10.6
3F
10.9
4F
11.7
5F
1ハロン(200m)ごとの平均ラップ秒数(新潟芝1000・197レース)。横軸のFはハロンのことで、棒が高いほど速い(全コース共通のものさしで表示)。

枠順:外が有利(馬場を問わず)

内枠(1〜4枠)より外枠(5〜8枠)のほうが有利です。
良馬場でも道悪でも外が上で、馬場状態が変わっても傾向は大きく変わりません。

馬場内枠(1-4)外枠(5-8)目立つ側
全体10.3%24.9%外が有利
良馬場10.9%24.3%外が有利
道悪8.5%26.5%外が有利

開催が進んでも傾向は大きく変わらない

序盤から終盤まで外枠有利が続きます。
時期を問わず、外枠の馬を見直す価値があります。

開催時期内枠の有利・不利
序盤(1〜2日目)外枠が有利
中盤(3〜6日目)外枠が有利
終盤(7日目以降)外枠が有利
内枠(1〜4枠)と外枠(5〜8枠)の複勝率の差で見た、枠の有利不利です。脚質(前に行く/差す)の有利不利は上の「脚質」の項を見てください。

荒れ度:万馬券が出やすいコース

三連複の平均配当は29,256円。
万馬券が出る割合は、全JRA競馬場の平均より高いです。

前が崩れて差しが届く場面も多く、人気薄をひもに一頭足すだけで三連複の配当が跳ねやすい舞台です。

出走間隔:休み明けは割引が必要

13週以上あけた馬は、好走率が低いです。一度使われた馬を上に取りたいコースです。

前走からの間隔出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
中1〜2週70624.4%23.0%
3〜5週67818.9%21.9%
6〜12週1,23417.6%18.8%
13週以上63412.0%15.4%
太字は、全国の芝1200m以下戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

馬体重:大型馬が走るコース

520kg以上の馬は、複勝率が高くなっています。パワーで押せる馬格が武器になるコースです。

馬体重出走数このコース全JRA競馬場
同距離帯
439kg以下77213.5%16.3%
440〜479kg1,54319.1%21.7%
480〜519kg86819.8%22.8%
520kg以上8427.4%24.9%
太字は、全国の芝1200m以下戦より複勝率が高い区分です。出走数が少ない区分は表から外しています。

好走しやすい血統

このコースで産駒がよく走っている種牡馬です。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • ロードカナロア 16-12-19-103 複勝率 31.3%
  • ビッグアーサー 6-5-1-28 複勝率 30.0%
  • アドマイヤムーン 3-9-6-48 複勝率 27.3%
  • ディープブリランテ 2-1-6-25 複勝率 26.5%
  • ショウナンカンプ 5-2-5-35 複勝率 25.5%

クロス(インブリード)でみる血統の傾向

クロス(インブリード)は、同じ祖先が父方と母方の両方に入っている配合のことです。
たとえばシャーペンアップ 4×4なら、父方をさかのぼって4代前と、母方をさかのぼって4代前に、同じシャーペンアップがいます。

新潟芝1000mを走った馬について、5代前までに入っているクロスの祖先ごとに成績をまとめました。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。出走数は延べ頭数で、同じ馬の同じ祖先は1回の出走につき1回だけ数えています。世代は最も多かった配合の位置。

複勝率が高いクロス

クロス(祖先)出走数着別度数複勝率
シャーペンアップ 4×4343-4-3-2429.4%
ニアークティック 5×58210-8-5-5928.0%
ブラッシンググルーム 4×5200-3-2-1525.0%
ノーザンテースト 4×4707-5-5-5324.3%
ヌレイエフ 5×4684-4-7-5322.1%

いちばん高いのはシャーペンアップのクロスです。出走数は多くありませんが、無視できない大きさです。

複勝率が低いクロス

クロス(祖先)出走数着別度数複勝率
ダマスカス 4×4381-1-1-357.9%
ストームバード 4×5460-4-1-4110.9%
ロベルト 4×5272-1-0-2411.1%

ダマスカス・ストームバードのクロスは、このコースでは複勝率が伸びていません。出走数のわりに3着以内が少なく、人気になっているときは評価を一段下げたいところです。

出走数が数十頭にとどまる系統も含みます。頭数と合わせて見てください。

複勝率が高い騎手

このコースでの複勝率が高い騎手です。ただし顔ぶれの間に大きな開きはなく、騎手だけで取捨を決める場面は少なめです。
並び順は複勝率で、勝ち切るかどうかは別の話なので勝率も並べています。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • 鮫島克駿 6-7-4-18 複勝率 48.6%/勝率 17.1%
  • 的場勇人 2-1-1-7 複勝率 36.4%/勝率 18.2%
  • 三浦皇成 2-6-6-26 複勝率 35.0%/勝率 5.0%
  • 津村明秀 9-11-8-54 複勝率 34.1%/勝率 11.0%
  • 田辺裕信 4-0-0-8 複勝率 33.3%/勝率 33.3%

※ 対象となるレース・頭数が少ないため、参考程度に見てください。

人気以上に走らせる騎手

馬の人気を差し引いても、実力で上振れさせている騎手です。
人気のない馬でも複勝圏に押し上げるタイプで、人気薄の一発を狙うなら注目です。

数字は着別度数(1着-2着-3着-着外)。

  • 鮫島克駿 6-7-4-18 平均7.0番人気の馬で複勝率 48.6%(人気どおりなら27.7%)
  • 的場勇人 2-1-1-7 平均9.3番人気の馬で複勝率 36.4%(人気どおりなら18.9%)
  • 大野拓弥 4-1-2-19 平均9.0番人気の馬で複勝率 26.9%(人気どおりなら17.2%)
  • 松岡正海 0-2-2-13 平均10.1番人気の馬で複勝率 23.5%(人気どおりなら13.9%)

※ 対象となるレース・頭数が少ないため、参考程度に見てください。

同コース好走歴はどこまで効くか

このコースで過去に3着以内の実績がある馬は、次に走ったときの複勝率が22.0%。

決め手にするほどではなく、評価が並ぶ2頭ならコース実績のあるほうを取る、くらいの使い方がちょうどよいコースです。

まとめ:買い方の指針

  • 枠は外が有利です。外枠の馬を一段高く見たいところです。
  • 荒れやすいコースです。三連複は手広く取りたいところです。

本記事の数字は2018〜2026年のJRA新潟芝1000m・正常完走レースの実測値です(出走延べ3,267頭/198レース)。AI予想とは独立した過去傾向の分析であり、的中を保証するものではありません。