ロジャーバローズ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ロジャーバローズ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ロジャーバローズの産駒が中央で走り始めたのは2023年です。産駒数も増え、芝で数字を残す一方、砂では足りないという輪郭が見えてきました。どの条件で人気以上に走り、どこで足りないのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2023〜2026年
産駒の出走
延べ688走(102頭)
初出走の年
2023年

ロジャーバローズ産駒の現在地

初めて産駒が走ったのは2023年。2025年には271走を数え、2026年も8月までに160走に達しました。出走は芝とダートに分かれていますが、成績が伴っているのは芝のほうです。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。

産駒の出走
2023年52
2024年205
2025年271
2026年160

延べ出走数。2026年は8月までの集計です。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m11627.6%+1.0
芝 1401〜1800m15621.2%-1.8
芝 1801〜2200m7424.3%+2.5
芝 2201m〜175.9%-13.4
ダート 〜1400m11914.3%-4.2
ダート 1401〜1800m17213.4%-4.3
ダート 1801〜2200m2825.0%+6.8

はっきりしているのはダートの苦戦です。1400m以下は14.3%にとどまり、人気にも届いていません。1401〜1800mも13.4%で、砂は距離を替えても数字が動きませんでした。芝は1400m以下の27.6%がいちばん高く、1801〜2200mでも24.3%を残しています。ただし芝の2201m以上は5.9%まで落ち、長い距離はまだ形になっていません。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
京都・芝1600m1741.2%+16.7
東京・芝1600m2437.5%+14.1
京都・ダート1900m1526.7%+7.6
中山・芝2000m1323.1%+6.3
中京・ダート1400m1330.8%+5.5
中山・芝1600m2313.0%-14.0
新潟・ダート1200m147.1%-10.9
阪神・ダート1800m205.0%-9.8
中山・芝1800m1127.3%-9.6
新潟・ダート1800m1711.8%-8.4

数字が出ているのは芝のマイルです。京都の芝1600mは41.2%。東京の芝1600mも37.5%で、同じ距離がそろって高く出ました。反対に中山の芝1600mは13.0%で、同じマイルでもコースが替わると数字が変わります。砂では阪神のダート1800mが20回走って3着以内1回と、大きく崩れています。コースごとの出走は多くても20回台なので、いまは大まかな傾向として押さえる段階です。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良29822.5%-1.1
芝 稍重4628.3%+2.7
芝 道悪1921.1%-3.6
ダート 良20913.9%-4.3
ダート 稍重6011.7%-3.8
ダート 道悪5623.2%+2.6

芝は良で22.5%。稍重でも28.3%と落ちず、雨は問題になりません。ダートの良は13.9%で、人気にも届いていません。砂で数字が変わるのは重・不良まで渋ったときだけで、23.2%まで上がります。稍重の11.7%は良と変わらないので、少し湿った程度では評価は動きません。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 逃げ3342.4%+7.3
芝 先行12933.3%-2.0
芝 差し7919.0%-0.8
芝 追込1157.0%-3.9
ダート 逃げ2119.0%-18.5
ダート 先行8928.1%-8.1
ダート 差し10813.9%-0.7
ダート 追込1074.7%+0.9

芝は前で運べたときが強く、先行が33.3%です。ハナに立てれば42.4%まで上がりますが、走ったのはまだ33回。芝の追込は7.0%まで落ち、後方からでは苦戦しています。ダートは先行の28.1%が最も高いものの、人気ほどは走れていません。砂の追込は4.7%で、前に行けなかった産駒は評価を下げます。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 新馬5626.8%+7.7
芝 未勝利18320.2%-0.1
芝 1勝クラス5228.8%+2.1
芝 2勝クラス2927.6%-16.8
芝 3勝クラス1216.7%-9.4
芝 オープン特別・リステッド1338.5%+2.9
芝 重賞1811.1%-8.7
ダート 新馬2920.7%+2.6
ダート 未勝利21415.9%-2.8
ダート 1勝クラス7512.0%-4.9

芝はデビュー戦から動けます。新馬が26.8%。未勝利戦の20.2%より高い数字です。1勝クラスも28.8%あります。ダートの下級条件は苦しく、未勝利が15.9%で人気にも届きません。ダートの1勝クラスは12.0%とさらに落ちます。

まとめ

  • 産駒が走り始めたのは2023年。出走は芝とダートに分かれていますが、数字が付いてきているのは芝です。
  • 苦手はダート。1400m以下で14.3%にとどまり、人気にも届いていません。
  • 芝は1400m以下の27.6%が最も高い。2201m以上だけは5.9%と落ちます。
  • ダートで見直すのは重・不良のとき。23.2%まで上がりますが、稍重では動きません。
  • 芝の新馬戦は26.8%。デビュー戦から動ける血です。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2023〜2026年、ロジャーバローズ産駒の出走延べ688走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。