横山琉人騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

横山琉人騎手の得意・苦手条件|競馬場・距離・芝ダート別に実測

横山琉人騎手は2025年6月に見習騎手としての減量が明けました。減量明けはまだ期間が短く、減量期間の強みがそのまま残っていない条件もあります。JRA10場・平地の実測データを2つの時期に分けて整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

年別成績の推移

騎乗勝率複勝率単勝回収率平均人気
20212413.7%11.2%92.6%10.7
20225905.8%13.9%142.1%8.8
20234205.5%16.0%68.7%8.9
20243264.6%15.0%110.2%9.9
20255065.3%16.4%70.6%9.1
20263656.0%15.6%80.5%8.4

※2026年は8月9日までの集計です。

横山琉人騎手は年によって騎乗馬の人気に差があり、減量が明けたのは2025年6月です。年別の勝率や複勝率をそのまま比べるのではなく、以下では同じ人気の馬全体との複勝率の差を使い、減量期間と減量明けに分けて見ていきます。

勝率は1着率、複勝率は3着以内率です。
「人気以上に走らせているか」は、同じ条件・同じ人気の馬全体の複勝率とのです。例えば+5.0%は、複勝率そのものではなく「その平均より複勝率が5.0%高い」という意味です。プラスなら平均より上、マイナスなら下になります。同じ人気の馬が50頭に満たない条件では、人気を6つの帯(1番・2番・3番・4〜5番・6〜9番・10番人気以下)にまとめた平均と比べています。
単勝回収率は、その条件をすべて100円ずつ買った場合の回収率です。

※条件別の各表では、騎乗が10以下の区分は未記載です。
※「道悪」は重・不良を指します。
※この騎手は見習騎手として負担重量が軽くなる期間がありました。減量のあるなしで成績をそのまま比べられないため、減量が終わった2025年6月を境に、前半(減量期間)と後半(減量明け)に分けています。

距離でみる騎乗

距離(芝ダ別)|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m2634.9%12.9%84.0%−1.6%
芝 1401〜1800m2885.9%14.6%177.4%−0.3%
芝 1801〜2200m1745.2%13.2%158.8%+1.1%
芝 2201m〜454.4%11.1%24.0%−0.2%
ダート 〜1400m4616.7%18.7%118.9%+1.6%
ダート 1401〜1800m5324.7%13.0%69.3%−1.0%
ダート 1801〜2200m336.1%6.1%138.8%−3.5%
ダート 2201m〜1910.5%31.6%44.2%+7.0%
距離(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
距離(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 〜1400m1412.1%15.6%14.8%+0.4%
芝 1401〜1800m1133.5%14.2%16.5%−3.8%
芝 1801〜2200m838.4%19.3%80.5%+0.8%
芝 2201m〜250.0%12.0%0.0%−6.2%
ダート 〜1400m983.1%19.4%18.5%+0.5%
ダート 1401〜1800m1646.7%12.8%145.8%−4.0%

どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは ダートの1400m以下 と 芝の1801〜2200m です。ダートの1400m以下は複勝率がどちらの期間でも高く、単勝回収率も減量期間で高い水準でした。 芝の1400m以下 は減量期間に同人気帯の複勝率の平均を下回っていましたが、減量明けは同人気帯の複勝率の平均を上回っています。

反対に芝の2201m以上とダートの1401〜1800mは、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

競馬場でみる騎乗

競馬場|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌1515.3%14.6%118.9%−4.3%
函館1633.1%12.9%20.7%−4.6%
福島2728.1%17.3%167.9%+0.2%
新潟2967.4%18.9%115.3%+2.1%
東京3113.2%10.3%52.1%−0.5%
中山5565.4%14.4%131.6%+1.1%
中京498.2%12.2%172.9%+1.0%
競馬場|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
競馬場騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
札幌422.4%7.1%3.8%−11.9%
函館855.9%18.8%70.4%+0.7%
福島1041.0%14.4%8.3%−3.5%
新潟1285.5%18.0%44.3%−0.3%
東京452.2%13.3%16.7%+0.4%
中山1425.6%12.7%149.4%−1.6%
小倉746.8%18.9%25.5%−1.2%

どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回った場はありません。減量期間に人気以上だったのは 新潟 ・ 中山 ・中京・福島で、騎乗のいちばん多い中山は単勝回収率も高く出ました。ところが減量明けは新潟・中山・福島とも同人気帯の複勝率の平均を下回っています。

減量明けに人気以上なのは 函館 と東京で、函館は減量期間に同人気帯の複勝率の平均を大きく下回っていた場でした。落ち込みがいちばん大きいのは 札幌 で、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を大きく下回っています。

馬場状態でみる騎乗

馬場(芝ダ別)|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良5885.4%13.6%109.6%−0.2%
芝 稍重1385.8%14.5%241.0%−0.1%
芝 道悪442.3%9.1%95.2%−5.7%
ダート 良6326.0%15.5%95.2%+0.1%
ダート 稍重2254.9%15.6%65.5%−0.6%
ダート 道悪1885.9%16.0%117.9%+1.0%
馬場(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
馬場(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 良2883.8%15.6%25.0%−0.5%
芝 稍重573.5%14.0%24.7%−6.6%
芝 道悪175.9%23.5%118.2%+7.4%
ダート 良1845.4%15.8%56.2%−1.6%
ダート 稍重486.2%14.6%311.9%−2.8%
ダート 道悪395.1%12.8%29.5%−6.5%

ここも、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回った区分がありません。減量期間に人気以上だったのは ダートの道悪 と ダートの良 で、減量明けはどちらも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

減量明けで人気以上なのは 芝の道悪 だけですが、こちらは減量期間に同人気帯の複勝率の平均を大きく下回っていた区分で、騎乗数も多くありません。芝の良はほぼ同水準、芝の稍重は減量明けに同人気帯の複勝率の平均を下回る幅が広がりました。

位置取りでみる騎乗

位置取り(芝ダ別)|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ4621.7%41.3%565.7%+9.0%
芝 先行1479.5%23.1%282.9%−0.1%
芝 差し2334.7%14.2%110.6%−2.1%
芝 追込3161.3%4.1%25.1%−0.1%
ダート 逃げ5829.3%48.3%300.3%+5.6%
ダート 先行24713.0%36.0%265.5%+2.5%
ダート 差し3373.0%11.9%23.7%−0.3%
ダート 追込4030.2%1.5%15.2%−2.0%
位置取り(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
位置取り(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 逃げ190.0%26.3%0.0%−1.3%
芝 先行8211.0%31.7%67.6%+0.6%
芝 差し1103.6%16.4%37.2%−1.6%
芝 追込1370.0%3.6%0.0%−1.3%
ダート 逃げ1931.6%52.6%240.0%+8.1%
ダート 先行565.4%23.2%255.4%−9.5%
ダート 差し1053.8%11.4%42.3%−3.0%
ダート 追込912.2%6.6%34.8%+2.3%

減量が明けても残ったのが ダートの逃げ です。どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を大きく上回り、複勝率は全区分でいちばん高くなっています。 芝の先行 は減量期間に同人気帯の複勝率の平均を下回っていましたが、減量明けは同人気帯の複勝率の平均を上回りました。

反対に、減量期間に同人気帯の複勝率の平均を大きく上回っていた 芝の逃げ は減量明け同人気帯の複勝率の平均を下回り、 ダートの先行 も減量期間は同人気帯の複勝率の平均を上回っていたものの減量明けは同人気帯の複勝率の平均を大きく下回っています。ただしダートの先行の単勝回収率はどちらの期間でも高い水準です。芝の差しはどちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

※ここでの「位置取り」は、レース結果のコーナー通過順からその競走での位置取りを機械的に振り分けたものです。事前に予想された脚質ではありません。コーナーのない新潟の直線1000mには通過順が存在しないため、この42騎乗は表から除外しています。

クラスでみる騎乗

クラス(芝ダ別)|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬7810.3%19.2%487.7%+4.9%
芝 未勝利3035.6%12.2%91.2%−1.5%
芝 1勝クラス2464.9%13.4%110.4%−1.9%
芝 2勝クラス773.9%13.0%93.8%+1.8%
芝 3勝クラス273.7%11.1%68.9%−2.0%
芝 オープン特別・
リステッド
240.0%8.3%0.0%−4.3%
芝 重賞150.0%26.7%0.0%+15.2%
ダート 新馬529.6%21.2%79.0%+4.7%
ダート 未勝利5265.5%12.5%60.0%−1.8%
ダート 1勝クラス3406.2%21.8%171.8%+3.6%
ダート 2勝クラス1015.0%9.9%30.2%−1.7%
ダート 3勝クラス180.0%5.6%0.0%−8.7%
クラス(芝ダ別)|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
クラス(芝ダ別)騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
芝 新馬320.0%9.4%0.0%−3.1%
芝 未勝利1256.4%17.6%58.5%+0.7%
芝 1勝クラス1053.8%17.1%23.1%−3.5%
芝 2勝クラス434.7%18.6%20.5%+1.8%
芝 3勝クラス260.0%15.4%0.0%−0.8%
芝 オープン特別・
リステッド
200.0%10.0%0.0%+0.6%
芝 重賞110.0%0.0%0.0%−9.9%
ダート 新馬137.7%15.4%110.8%0.0%
ダート 未勝利1176.0%16.2%41.2%−3.7%
ダート 1勝クラス734.1%12.3%22.5%−2.6%
ダート 2勝クラス407.5%20.0%443.2%−0.3%
ダート 3勝クラス195.3%10.5%44.2%−5.0%

どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回ったのは 芝の2勝クラス だけです。この項目で目を引くのは、減量期間に同人気帯の複勝率の平均を大きく上回っていた区分が明けてから続いていないことです。

芝の新馬 と ダートの1勝クラス は、どちらも減量期間は同人気帯の複勝率の平均を上回っていましたが、減量明けは同人気帯の複勝率の平均を下回りました。 ダートの新馬 も減量期間に同人気帯の複勝率の平均を上回っていましたが、減量明けはちょうど同水準に戻っています。芝の1勝クラスは、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

人気帯でみる騎乗

人気|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気4833.3%50.0%92.9%−14.6%
2番人気6025.0%48.3%102.7%−3.3%
3番人気8718.4%41.4%117.2%−0.3%
4〜5番人気17410.9%32.8%98.3%+3.1%
6〜9番人気5245.2%17.7%132.8%+2.6%
10番人気以下9220.9%3.0%99.2%−1.3%
人気|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
人気騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
1番人気2429.2%66.7%58.3%+0.6%
2番人気2814.3%42.9%81.1%−10.8%
3番人気3013.3%33.3%83.0%−8.0%
4〜5番人気769.2%28.9%83.9%−2.0%
6〜9番人気1983.0%15.7%57.2%+0.9%
10番人気以下2770.4%2.5%47.7%−1.9%

人気帯は全体としてばらつきが大きく、明確な傾向はありません。

6〜9番人気は両方の時期で人気以上の成績ですが、10番人気以下は減量期間・減量明けとも人気以下です。単独の人気帯だけを特徴として見るより、参考程度にしたいデータです。

乗り替わり・テン乗りでみる騎乗

騎乗のつながり|前半(減量期間・2021年3月〜2025年6月29日)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗4636.7%19.9%93.2%+1.6%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
1827.7%17.0%123.9%+0.6%
テン乗り8473.4%10.9%46.0%−2.1%
騎乗のつながり|後半(減量明け・2025年6月30日〜2026年)
騎乗のつながり騎乗勝率複勝率単勝
回収率
人気以上に
走らせているか
継続騎乗2005.5%20.5%46.9%−1.9%
乗り替わり
(騎乗経験あり)
735.5%16.4%33.2%−0.2%
テン乗り2353.8%13.2%85.4%−0.8%

ここにも、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回った区分はありません。 継続騎乗 は複勝率が3区分でいちばん高いものの、同人気帯の複勝率の平均との差では、減量期間は同人気帯の複勝率の平均を上回り、減量明けは同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

乗り替わり(騎乗経験あり) は減量期間に同人気帯の複勝率の平均をわずかに上回り、減量明けはほぼ同水準です。 テン乗り はどちらの期間でも騎乗数がいちばん多い区分で、同人気帯の複勝率の平均を下回る幅は減量明けに縮まりました。

※デビュー戦はどの騎手にとっても初騎乗になるため、この表からは外しています。集計の始まりより前にデビューした馬も、それ以前の騎乗歴が分からないため対象外です。
※この2つに該当する448騎乗を除外しています。

単勝回収率が100%を超えた条件を確かめる

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は20ありました。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。減量期間と減量明けへの分割、高配当の除外、引き直しの3方向から、その20が崩れないかを確認します。片方の期間だけで超えた条件は追いません。

条件騎乗単勝回収率2021年〜2025年6月29日2025年6月30日〜2026年最高配当
1件を除外
高配当上位
5件を除外
ぶれ幅(95%)
位置取り 芝 逃げ65400.3%565.7%
(46騎乗)
0.0%
(19騎乗)
131.1%43.3%60.3〜1001.5%
クラス 芝 新馬110345.8%487.7%
(78騎乗)
0.0%
(32騎乗)
187.2%16.4%53.5〜773.6%
位置取り ダート 逃げ77285.5%300.3%
(58騎乗)
240.0%
(19騎乗)
206.1%108.2%123.5〜505.1%
位置取り ダート 先行303263.6%265.5%
(247騎乗)
255.4%
(56騎乗)
181.0%85.6%105.8〜485.9%
位置取り 芝 先行229205.8%282.9%
(147騎乗)
67.6%
(82騎乗)
146.7%52.9%70.7〜387.7%
馬場 芝 稍重195177.8%241.0%
(138騎乗)
24.7%
(57騎乗)
87.8%12.2%21.9〜414.2%
競馬場 中京57158.6%172.9%
(49騎乗)
71.2%
(8騎乗)
95.9%0.0%18.8〜339.5%
距離 ダート 1801〜2200m36148.1%138.8%
(33騎乗)
250.0%
(3騎乗)
74.3%0.0%0.0〜351.1%
クラス ダート 2勝クラス141147.4%30.2%
(101騎乗)
443.2%
(40騎乗)
54.0%10.1%19.1〜371.6%
クラス ダート 1勝クラス413145.4%171.8%
(340騎乗)
22.5%
(73騎乗)
84.5%36.9%48.0〜297.5%
競馬場 中山698135.2%131.6%
(556騎乗)
149.4%
(142騎乗)
99.2%40.4%53.0〜243.4%
距離 芝 1801〜2200m257133.5%158.8%
(174騎乗)
80.5%
(83騎乗)
80.6%36.3%44.4〜266.1%
距離 芝 1401〜1800m401132.0%177.4%
(288騎乗)
16.5%
(113騎乗)
88.3%34.6%43.8〜256.4%
競馬場 福島376123.8%167.9%
(272騎乗)
8.3%
(104騎乗)
95.4%45.2%55.5〜209.9%
人気 6〜9番人気722112.1%132.8%
(524騎乗)
57.2%
(198騎乗)
103.5%76.6%70.7〜157.7%
馬場 ダート 稍重273108.8%65.5%
(225騎乗)
311.9%
(48騎乗)
60.6%10.8%19.5〜241.8%
人気 3番人気117108.5%117.2%
(87騎乗)
83.0%
(30騎乗)
100.8%75.7%65.9〜155.0%
馬場 ダート 道悪227102.7%117.9%
(188騎乗)
29.5%
(39騎乗)
76.1%21.8%33.7〜195.4%
馬場 芝 道悪61101.6%95.2%
(44騎乗)
118.2%
(17騎乗)
33.5%0.0%0.0〜272.0%
距離 ダート 〜1400m559101.3%118.9%
(461騎乗)
18.5%
(98騎乗)
56.3%32.2%35.5〜210.6%

「ぶれ幅(95%)」は、同じ条件の騎乗をくじ引きのように引き直す作業を2万回くり返し、出てきた回収率の真ん中95%が収まった範囲です。下限が100%を下回る場合は、同じデータから引き直しても100%未満になるケースが含まれるため、安定した100%超とは扱いません。

全期間で単勝回収率100%を超えた条件は20ありました。100%超でも、大穴1頭で押し上がった数字なら再現性はありません。減量期間と減量明けへの分割、高配当の除外、引き直しの3方向から、その20が崩れないかを確認します。片方の期間だけで超えた条件は追いません。

確認をすべて通したのは ダートの逃げ だけですが、位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前の買い条件にはできません。 ダートの先行 もどちらの期間でも100%を超えたものの、高配当上位5件を除外すると85.6%まで下がります。騎乗数の多い 中山 はどちらの期間でも100%を超えましたが、最高配当1件を除外すると99.2%でした。レース前に選べる条件では 6〜9番人気 の落ち方がいちばん小さく、最高配当1件を除外しても103.5%でしたが、減量明けは57.2%まで下がっています。

まとめ

  • 減量が明けても残ったのはダートの逃げです。 複勝率は減量期間48.3%・減量明け52.6%で全区分の最高でした(位置取りは発馬後の展開で決まるため、事前には分からない参考情報です)。
  • 競馬場・馬場状態・乗り替わりの3項目には、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を上回った区分が1つもありません。 落ち込みがいちばん大きい札幌は、どちらの期間でも同人気帯の複勝率の平均を大きく下回りました。
  • 減量期間に大きかった芝の数字は続いていません。 芝の逃げと芝の新馬は、どちらも減量期間は同人気帯の複勝率の平均を上回っていましたが、減量明けは同人気帯の複勝率の平均を下回りました。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2021年〜2026年8月9日、横山琉人騎手の延べ2,448騎乗)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。