クリソベリル産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

クリソベリル産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

クリソベリルの産駒は、2025年に走り始めたばかりです。数字はこれから動く段階ですが、現時点でどの条件に向いていそうなのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測で整理しました。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2025〜2026年
産駒の出走
延べ412走(83頭)
初出走の年
2025年

クリソベリル産駒の現在地

初めて産駒が走ったのは2025年で、ここまでの出走は延べ412走。2026年に入って288走まで増えました。走った舞台はほとんどがダートで、芝を使われた産駒はごくわずかです。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。

産駒の出走
2025年124
2026年288

延べ出走数。2026年は8月までの集計です。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
ダート 〜1400m9318.3%+1.3
ダート 1401〜1800m26729.2%+2.2
ダート 1801〜2200m3528.6%+1.5

現時点で得意と見えるのはダートの1401〜1800mで、複勝率は29.2%。最も多く使われている距離帯で、同じ人気帯の馬と比べても上積みが残りました。1801〜2200mでも28.6%とほぼ同じ水準を保っています。数字が落ちるのはダートの1400m以下の18.3%で、速い流れを追いかける形になると分が悪く、ある程度の距離があったほうが持ち味の出る産駒です。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
新潟・ダート1800m1752.9%+13.9
京都・ダート1200m1526.7%+9.0
福島・ダート1700m1233.3%+8.9
中山・ダート1800m5339.6%+8.8
東京・ダート2100m1233.3%+2.8
阪神・ダート1400m214.8%-12.1
京都・ダート1900m1513.3%-10.4
京都・ダート1400m128.3%-8.2
阪神・ダート1800m4914.3%-7.7
中京・ダート1800m1520.0%-2.3

最上位は新潟のダート1800mの52.9%で、中山のダート1800mも39.6%と続きます。同じ距離でも阪神のダート1800mは14.3%と正反対で、コースによる当たり外れが現時点でははっきり出ています。最も苦しいのは阪神のダート1400mの4.8%。いまのところ阪神のダートとは手が合っていません。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良1216.7%+4.5
ダート 良26328.1%+2.6
ダート 稍重8718.4%-3.8
ダート 道悪4835.4%+11.2

ダートの良馬場は28.1%で、同じ人気帯の馬と比べても上回っています。数字が跳ねるのはダートの道悪で35.4%。水を含んだ砂をまったく苦にしていません。ダートの稍重では18.4%と人気ほど走れていませんが、ここはサンプルが少ない影響もありそうです。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
ダート 逃げ2560.0%+10.5
ダート 先行11048.2%+3.6
ダート 差し14223.2%+4.8
ダート 追込1215.0%-1.3

前で運べたときの数字が高く、ダートの逃げは60.0%。先行でも48.2%と続き、位置を取れるかどうかがそのまま出ています。ダートの差しも同じ人気帯の馬を上回っています。前が有利に見えて、中団からでも取りこぼしが少ないということです。一方でダートの追込は5.0%。後方からの脚質は苦戦しています。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
ダート 新馬6722.4%+1.8
ダート 未勝利26327.8%+3.3
ダート 1勝クラス5927.1%-2.4

ダートの未勝利が27.8%と高く、同じ人気帯の馬と比べても上回りました。新馬の22.4%から未勝利で数字を上げており、一戦使った上積みが出るタイプに見えます。1勝クラスでも27.1%を保っていて、条件が上がっても水準は動いていません。その上のクラスは、産駒がそろうのを待ちたいところです。

まとめ

  • 産駒が走り始めたのは2025年。舞台はほぼダート一本で、2026年に入って出走が一気に増えました。
  • 現時点の狙いはダートの1401〜1800m。複勝率29.2%で、同じ人気帯の馬と比べても上回っています。
  • コースは中山のダート1800mが39.6%。同じ距離でも阪神のダート1800mは14.3%と正反対でした。
  • 馬場はダートの道悪が35.4%。水を含んだ砂を苦にしていません。
  • 位置取りは前が有利ですが、ダートの差しでも人気以上。追込の5.0%だけは苦戦しています。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2025〜2026年、クリソベリル産駒の出走延べ412走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。