ダンスインザダーク産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ダンスインザダーク産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ダンスインザダークの産駒が中央で最後に走ったのは2021年2月です。いま出走してくる産駒はいません。ここにある数字は2016年以降のものなので、ザッツザプレンティやデルタブルースが菊花賞を勝った時代は含まれず、晩年に残された世代だけの記録になります。自身は菊花賞を勝った長距離型でしたが、最後の世代がどこで走ったのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から振り返ります。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2016〜2021年
産駒の出走
延べ538走(67頭)

ダンスインザダーク産駒の現在地

出走がいちばん多かったのは2016年で、延べ223走。2018年に93走まで減り、2021年の2走で途切れました。ここから増えることはありません。以下の数字は、その最後の6年ぶんをまとめたものです。

産駒の出走
2016年223
2017年172
2018年93
2019年30
2020年18
2021年2

延べ出走数。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m8226.8%+6.8
芝 1401〜1800m10617.0%+3.8
芝 1801〜2200m9213.0%-3.3
芝 2201m〜2810.7%-6.4
ダート 〜1400m8614.0%-0.2
ダート 1401〜1800m1149.6%-2.7
ダート 1801〜2200m258.0%-5.1

最後の世代が数字を残したのは芝の1400m以下でした。複勝率26.8%で、人気との比較でも上積みが残っています。1401〜1800mも17.0%。そこから先は延びるほど落ちて、芝の2201m以上は10.7%どまりです。長距離型という印象とは逆の並びになりました。ダートは1400m以下の14.0%が最も高く、それより長い距離では1割を切っています。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
京都・芝1600m1127.3%+13.1
阪神・芝1600m1225.0%+11.7
中山・芝1800m1225.0%+10.6
中山・芝2000m1225.0%+8.0
中山・ダート1200m1526.7%+5.9
中京・ダート1800m130.0%-10.3
東京・ダート2100m166.2%-9.5
中山・ダート1800m277.4%-8.1
京都・芝1200m119.1%-5.0
福島・ダート1700m137.7%-4.3

コースごとの出走は多くても27走なので、大づかみの傾向になります。数字が高かったのは芝のマイルで、京都の芝1600mが27.3%、阪神の芝1600mが25.0%でした。中山も芝1800mと芝2000mがそろって25.0%を残しています。届かなかったのは中京のダート1800mで、13走して3着以内がありません。中山のダート1800mも27走で7.4%どまりでした。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良24818.1%+1.8
芝 稍重3414.7%-2.9
芝 道悪2619.2%+2.8
ダート 良13912.9%-0.9
ダート 稍重598.5%-5.8
ダート 道悪329.4%+0.4

芝は道悪でも19.2%を残し、良の18.1%とほとんど変わりません。下がったのは稍重の14.7%で、少し湿った程度のときだけ数字を落としました。ダートは全体に低く、稍重が59走で8.5%。人気との比較でも大きく足りていません。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 逃げ1241.7%+3.0
芝 先行7328.8%+0.5
芝 差し11521.7%+5.1
芝 追込1002.0%-2.5
ダート 先行2913.8%-16.4
ダート 差し9012.2%+0.9
ダート 追込10810.2%+5.7

芝は差しが21.7%で、人気との比較でも上積みが残りました。前に付けたときの数字はさらに高く、先行が28.8%です。ただし芝の追込まで下げると2.0%で、後方から一気に届いた例はほとんどありません。ダートは先行が13.8%と低く、人気を大きく裏切りました。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 新馬147.1%-2.5
芝 未勝利6615.2%+0.2
芝 1勝クラス6814.7%-3.8
芝 2勝クラス4233.3%+12.2
芝 3勝クラス2133.3%+9.0
芝 オープン特別・リステッド3823.7%+1.3
芝 重賞596.8%-1.8
ダート 未勝利927.6%-5.4
ダート 1勝クラス5819.0%+4.2
ダート 2勝クラス6711.9%-2.1

クラスが上がってから数字が出ました。芝は新馬の7.1%、1勝クラスの14.7%と低いところから、2勝クラスで33.3%まで跳ね上がります。3勝クラスも同じ33.3%でした。壁になったのは重賞で、芝は59走して6.8%どまり。オープン特別・リステッドの23.7%までは通用していました。ダートは未勝利戦が7.6%で、砂の下級条件では苦戦しています。

まとめ

  • 産駒の最後の出走は2021年。中央で走る産駒はもういません。
  • 芝の1400m以下が複勝率26.8%。長距離型という印象とは逆に、短いほど数字が高い世代でした。
  • 芝の2勝クラスで33.3%。下級条件では走らず、クラスが上がってから伸びました。
  • 芝の差しが21.7%で人気以上。追込まで下げると2.0%です。
  • ダートは1400m以下の14.0%が最も高く、それより長い距離では1割を切りました。
  • 芝の重賞は59走で6.8%。壁は重賞の一段にありました。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016〜2021年、ダンスインザダーク産駒の出走延べ538走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。