フォーウィールドライブ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

フォーウィールドライブ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

フォーウィールドライブの産駒が中央で走り始めたのは2024年です。産駒数も増え、1400m以下という主戦場と、上のクラスでの伸び悩みが見えてきました。どの条件で人気以上に走り、どこで足りないのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2024〜2026年
産駒の出走
延べ618走(88頭)
初出走の年
2024年

フォーウィールドライブ産駒の現在地

初めて産駒が走ったのは2024年。2025年には310走を数え、2026年も8月までに190走に達しました。出走はダートの短距離が中心で、芝でも使われるのは1400m以下です。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。

産駒の出走
2024年118
2025年310
2026年190

延べ出走数。2026年は8月までの集計です。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m12527.2%+5.4
芝 1401〜1800m5322.6%+0.3
ダート 〜1400m36227.3%+2.7
ダート 1401〜1800m7015.7%-1.5

得意は芝の1400m以下です。複勝率27.2%で、人気との比較でも上積みが残りました。ダートも1400m以下なら27.3%を残しており、短いところなら芝でも砂でも走ります。落ちるのはダートの1401〜1800mで15.7%。距離が延びた砂は分が悪くなります。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
中京・ダート1400m1942.1%+16.5
福島・芝1200m2330.4%+10.5
小倉・ダート1000m1735.3%+10.4
東京・ダート1300m1353.8%+9.3
中山・ダート1200m7530.7%+4.2
阪神・ダート1200m2917.2%-8.9
京都・ダート1400m2412.5%-7.0
小倉・芝1200m1618.8%-5.1
東京・ダート1400m4015.0%-3.2
新潟・ダート1200m3026.7%-1.0

中山のダート1200mが30.7%で、出走も75回といちばん多い条件です。新潟のダート1200mも26.7%と続きます。同じ1200mでも阪神は17.2%で、コースによる振れは小さくありません。東京のダート1400mも15.0%どまりでした。芝では福島の1200mが30.4%で、短距離なら芝でも数字が出ています。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良15027.3%+5.5
芝 稍重2420.8%-3.4
芝 道悪1118.2%-1.1
ダート 良29225.7%+2.6
ダート 稍重8619.8%-4.0
ダート 道悪5532.7%+7.3

芝は良で27.3%、人気との比較でも上積みが残りました。ダートの稍重は19.8%まで下がり、人気に届いていません。ところが重・不良まで渋ると32.7%まで跳ね上がります。良の25.7%を上回っており、砂は少し湿ったときだけ数字を落とす形です。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 逃げ2352.2%+16.6
芝 先行7328.8%-0.8
芝 差し3716.2%+0.5
芝 追込355.7%-3.5
ダート 逃げ4740.4%-2.0
ダート 先行15440.9%+0.2
ダート 差し13414.9%-1.7
ダート 追込988.2%+2.9

砂は先行が40.9%で、前で運べたときの安定感があります。ハナまで行っても40.4%で、逃げと先行に差はありません。差しに回ると14.9%、追込では8.2%まで落ちます。芝はハナに立てれば52.2%まで跳ねますが、走ったのはまだ23回。芝の追込は5.7%で、こちらも後ろからでは苦戦しています。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 新馬2920.7%+7.3
芝 未勝利9429.8%+5.4
芝 1勝クラス3321.2%-2.0
ダート 新馬5014.0%-3.9
ダート 未勝利28330.0%+4.6
ダート 1勝クラス8714.9%-7.4

数字がそろうのは未勝利戦です。ダートの未勝利が30.0%。芝の未勝利も29.8%で、人気との比較で上積みが残りました。ところがダートの1勝クラスは14.9%まで下がります。芝の1勝クラスも21.2%で、どちらも人気を下回りました。ダートの新馬は14.0%で、こちらも人気に届いていません。

まとめ

  • 産駒が走り始めたのは2024年。出走は1400m以下の短距離に集中しています。
  • 得意は芝の1400m以下。複勝率27.2%で、人気との比較でも上積みが残ります。
  • ダートの稍重は19.8%。少し湿ったときだけ数字を落とします。
  • 前で運べたときが強い。ダートの先行は40.9%です。
  • 未勝利戦が主戦場。ダートの1勝クラスでは14.9%まで下がります。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2024〜2026年、フォーウィールドライブ産駒の出走延べ618走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。