レイデオロ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

レイデオロの産駒は、これから頭数が増えていく段階にあります。産駒の頭数はまだ多くありませんが、どの条件で人気以上に走り、どの条件で足りないのかは輪郭が見え始めました。距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- 対象
- JRA10場・平地(芝・ダート)
- 集計期間
- 2023〜2026年
- 産駒の出走
- 延べ1,883走(283頭)
- 初出走の年
- 2023年
- 目次
- レイデオロ産駒の現在地
- 距離でみる産駒
- コースでみる産駒
- 馬場状態でみる産駒
- 脚質でみる産駒
- クラスでみる産駒
- レイデオロと相性の良い母父・悪い母父
- レイデオロと相性が良い母父
- アグネスタキオン
- ダイワメジャー
- ハーツクライ
- マンハッタンカフェ
- レイデオロと相性が悪い母父
- ディープインパクト
- まとめ
レイデオロ産駒の現在地
初めて産駒が走ったのは2023年。まだ4年目ですが、出走は年を追って増えています。2025年には739走を数え、2026年も8月までに513走に達しました。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。
| 年 | 産駒の出走 |
|---|---|
| 2023年 | 132 |
| 2024年 | 499 |
| 2025年 | 739 |
| 2026年 | 513 |
延べ出走数。2026年は8月までの集計です。
以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。
距離でみる産駒
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 154 | 21.4% | -1.0 |
| 芝 1401〜1800m | 492 | 27.8% | +3.5 |
| 芝 1801〜2200m | 498 | 25.9% | +1.2 |
| 芝 2201m〜 | 172 | 33.7% | +3.0 |
| ダート 〜1400m | 121 | 16.5% | -1.2 |
| ダート 1401〜1800m | 387 | 26.6% | +1.6 |
| ダート 1801〜2200m | 52 | 23.1% | -2.9 |
得意は芝です。複勝率がいちばん高いのは芝の2201m以上で3割台、1401〜1800mも3割近くを保ちます。人気と比べても、この2つには上積みが残りました。苦手はダートの1400m以下で、複勝率は1割台まで落ちます。芝でも1400m以下は2割そこそこにとどまり、短いところは持ち味が出ていません。
コースでみる産駒
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 中京・芝1600m | 25 | 44.0% | +22.1 |
| 中山・芝2500m | 15 | 60.0% | +21.4 |
| 新潟・芝2200m | 12 | 50.0% | +20.7 |
| 函館・芝2000m | 19 | 42.1% | +18.6 |
| 中山・ダート1200m | 14 | 35.7% | +17.2 |
| 中京・芝1400m | 16 | 12.5% | -16.6 |
| 東京・ダート1400m | 13 | 7.7% | -12.1 |
| 中山・芝1800m | 31 | 19.4% | -9.9 |
| 中京・ダート1400m | 14 | 7.1% | -9.8 |
| 京都・芝2200m | 15 | 13.3% | -8.9 |
中山の芝2500mが60.0%、新潟の芝2200mが50.0%と、長めの芝でしっかり数字を出しています。逆に中京の芝1400mは12.5%、東京のダート1400mは7.7%と苦戦しました。短いところは現時点で分が悪く、上下の振れが大きいのはコースごとの出走がまだ20回前後しかないためです。
※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。
馬場状態でみる産駒
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 1,070 | 27.5% | +2.4 |
| 芝 稍重 | 194 | 26.8% | +1.9 |
| 芝 道悪 | 52 | 21.2% | -1.4 |
| ダート 良 | 356 | 25.3% | +1.5 |
| ダート 稍重 | 117 | 25.6% | +1.8 |
| ダート 道悪 | 94 | 16.0% | -4.9 |
芝は良でも稍重でも複勝率2割台後半を保ちます。苦手ははっきりしていて、ダートの道悪。複勝率は1割台まで落ち、人気と比べても足りません。同じダートでも良と稍重では2割台を残しているので、評価を下げるのは水が入ったときだけで足ります。
▶ ダートの道悪に強い血統は別記事で実測しています:ダートの道悪(重・不良)に強い血統|父系・種牡馬・母父・クロスを実測
脚質でみる産駒
| 脚質 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 78 | 42.3% | +1.4 |
| 芝 先行 | 375 | 41.9% | +5.5 |
| 芝 差し | 440 | 27.3% | +2.0 |
| 芝 追込 | 420 | 11.0% | +1.2 |
| ダート 逃げ | 42 | 42.9% | -1.1 |
| ダート 先行 | 167 | 43.1% | -0.1 |
| ダート 差し | 191 | 20.9% | +3.6 |
| ダート 追込 | 167 | 3.0% | -2.4 |
人気との比較でいちばん強く出たのは芝の先行です。芝は差しに回っても水準以上で、位置取りを選ばずに走れています。反対にダートの追込は苦しく、複勝率は1割に届きません。砂で後ろからの競馬になった産駒は、評価を下げます。
クラスでみる産駒
| クラス | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 207 | 20.8% | -2.6 |
| 芝 未勝利 | 592 | 23.1% | +3.0 |
| 芝 1勝クラス | 289 | 32.2% | +2.9 |
| 芝 2勝クラス | 90 | 44.4% | +7.3 |
| 芝 3勝クラス | 44 | 38.6% | +4.1 |
| 芝 オープン特別・リステッド | 22 | 36.4% | +2.1 |
| 芝 重賞 | 72 | 26.4% | +3.7 |
| ダート 新馬 | 25 | 28.0% | +1.7 |
| ダート 未勝利 | 343 | 19.0% | -0.6 |
| ダート 1勝クラス | 132 | 25.8% | +0.1 |
| ダート 2勝クラス | 53 | 43.4% | +10.3 |
クラスは上に行くほど数字が上がります。芝は2勝クラスで複勝率4割台、3勝クラスやオープン特別・リステッドでも3割台後半。人気と比べても、未勝利・1勝クラス・重賞で上積みが出ました。手薄なのはダートで、未勝利は2割を切ります。ダートは3勝クラス以上にまだ出走がなく、上のクラスでの評価はこれからです。
レイデオロと相性の良い母父・悪い母父
同じ母の父を持つ馬を、父がレイデオロかどうかで分けて突き合わせました。母父をそろえることで母父による差は抑えていますが、父そのものが入れ替わる比較でもあるため、配合だけの効果を示すものではありません。産駒がまだ少ないため、取り上げられる母の父は限られます。
レイデオロと相性が良い母父
アグネスタキオン
(父:レイデオロ × 母父:アグネスタキオン)
母父がアグネスタキオンの馬で比較すると、父がレイデオロの馬は複勝率39.5%。父がレイデオロでない馬の20.7%を大きく上回っています。
ダートの1401〜1800mと芝の良馬場では人気以上に走れています。また、芝の1401〜1800mは同じ人気帯の平均複勝率を14.0%上回っており、人気以上の好走が特に目立ちます。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 1401〜1800m | 16 | 37.5% | +14.0 |
| 芝 1801〜2200m | 11 | 27.3% | +11.0 |
| ダート 1401〜1800m | 33 | 42.4% | +5.0 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 30 | 30.0% | +7.9 |
| ダート 良 | 28 | 42.9% | +6.6 |
ダイワメジャー
(父:レイデオロ × 母父:ダイワメジャー)
母父がダイワメジャーの馬で比較すると、父がレイデオロの馬は複勝率37.1%。父がレイデオロでない馬の21.3%を大きく上回っています。
特に芝とダートの良馬場では好成績です。また、芝の1801〜2200mは同じ人気帯の平均複勝率を14.2%上回っており、人気以上の好走が特に目立ちます。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 13 | 23.1% | -13.7 |
| 芝 1401〜1800m | 15 | 46.7% | +15.1 |
| 芝 1801〜2200m | 20 | 45.0% | +14.2 |
| 芝 2201m〜 | 17 | 35.3% | +4.2 |
| ダート 〜1400m | 16 | 43.8% | +15.0 |
| ダート 1401〜1800m | 14 | 28.6% | +11.5 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 53 | 41.5% | +7.2 |
| ダート 良 | 22 | 31.8% | +7.9 |
ハーツクライ
(父:レイデオロ × 母父:ハーツクライ)
母父がハーツクライの馬で比較すると、父がレイデオロの馬は複勝率25.2%。父がレイデオロでない馬の20.8%を上回っています。
特に芝とダートの良馬場では好成績です。また、芝の2201m以上は同じ人気帯の平均複勝率を11.3%上回っており、人気以上の好走が特に目立ちます。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 1401〜1800m | 35 | 22.9% | +2.5 |
| 芝 1801〜2200m | 35 | 22.9% | +1.3 |
| 芝 2201m〜 | 12 | 50.0% | +11.3 |
| ダート 〜1400m | 11 | 9.1% | -4.8 |
| ダート 1401〜1800m | 36 | 27.8% | +5.7 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 68 | 26.5% | +5.2 |
| 芝 稍重 | 14 | 28.6% | -3.8 |
| ダート 良 | 39 | 25.6% | +2.0 |
マンハッタンカフェ
(父:レイデオロ × 母父:マンハッタンカフェ)
母父がマンハッタンカフェの馬で比較すると、父がレイデオロの馬は複勝率31.4%。父がレイデオロでない馬の22.2%を大きく上回っています。
芝の良馬場、特に芝の2201m以上では好成績です。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 1401〜1800m | 32 | 28.1% | -3.0 |
| 芝 1801〜2200m | 29 | 27.6% | +1.0 |
| 芝 2201m〜 | 20 | 65.0% | +25.7 |
| ダート 1401〜1800m | 14 | 14.3% | -8.6 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 70 | 35.7% | +3.6 |
| ダート 良 | 11 | 18.2% | +0.9 |
レイデオロと相性が悪い母父
ディープインパクト
(父:レイデオロ × 母父:ディープインパクト)
母父がディープインパクトの馬で比較すると、父がレイデオロの馬は複勝率20.6%。父がレイデオロでない馬の25.1%を下回っています。
ダートの1401〜1800mや、京都・芝2000mでは好成績ですが、それ以外は特定の条件に偏らず、全体的にほかの父との組み合わせの方が成績が良いです。特に芝の1801〜2200mでは成績が悪いので割引が必要です。また、小倉・芝2000mは複勝率12.5%と苦戦しています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 20 | 20.0% | -8.5 |
| 芝 1401〜1800m | 97 | 25.8% | +0.6 |
| 芝 1801〜2200m | 120 | 18.3% | -4.2 |
| 芝 2201m〜 | 31 | 12.9% | -6.3 |
| ダート 〜1400m | 15 | 13.3% | +0.4 |
| ダート 1401〜1800m | 58 | 25.9% | +2.7 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 226 | 20.4% | -2.6 |
| 芝 稍重 | 36 | 22.2% | -4.7 |
| ダート 良 | 50 | 20.0% | -0.8 |
| ダート 稍重 | 19 | 31.6% | +10.3 |
| ダート 道悪 | 12 | 8.3% | -8.4 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 京都・芝2000m | 20 | 30.0% | +6.5 |
| 東京・芝1800m | 13 | 30.8% | +2.4 |
| 小倉・芝2000m | 16 | 12.5% | -10.9 |
| 阪神・芝2000m | 14 | 14.3% | -8.7 |
| 中山・芝2000m | 15 | 13.3% | -5.5 |
| 京都・芝1600m | 15 | 6.7% | -4.2 |
まとめ
- 産駒はまだ増えている途中です。初出走は2023年で、ここに挙げた傾向も今後変わる可能性があります。
- 得意は芝。とくに1401〜1800mと2201m以上は、人気を考えても上積みが残ります。
- 苦手はダート。1400m以下の複勝率は1割台で、道悪になるとさらに落ちます。
- 芝は前に付けられたときがいちばん強い。砂で後ろからになった産駒は評価を下げます。
- クラスが上がるほど数字が上がるタイプ。芝は未勝利から重賞まで、人気以上に走れています。
- 相性の良さが目立った母の父は以下の3頭。
- アグネスタキオン:ダートの1401〜1800mと芝の良馬場では人気以上に走れています。
- ダイワメジャー:特に芝とダートの良馬場では好成績です。
- ハーツクライ:特に芝とダートの良馬場では好成績です。
- 逆に、相性が悪かった母の父は以下の1頭。
- ディープインパクト:芝の1801〜2200mでは成績が悪いので割引が必要です。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2023〜2026年、レイデオロ産駒の出走延べ1,883走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







