モーニン産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

モーニンの産駒が中央で走り始めたのは2023年です。産駒数も増え、ダートの短いところで前に行けたときの強さが見えてきました。どの条件で人気以上に走り、どこで足りないのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- 対象
- JRA10場・平地(芝・ダート)
- 集計期間
- 2023〜2026年
- 産駒の出走
- 延べ627走(87頭)
- 初出走の年
- 2023年
モーニン産駒の現在地
初めて産駒が走ったのは2023年。2025年には255走を数え、2026年も8月までに154走に達しました。出走はほぼダートに集中しており、芝を使う産駒はごくわずかです。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。
| 年 | 産駒の出走 |
|---|---|
| 2023年 | 57 |
| 2024年 | 161 |
| 2025年 | 255 |
| 2026年 | 154 |
延べ出走数。2026年は8月までの集計です。
以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。
距離でみる産駒
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 18 | 0.0% | -12.8 |
| 芝 1401〜1800m | 20 | 10.0% | -2.1 |
| ダート 〜1400m | 331 | 23.9% | +2.1 |
| ダート 1401〜1800m | 221 | 21.7% | -0.4 |
| ダート 1801〜2200m | 26 | 30.8% | +15.5 |
得意はダートの1400m以下です。複勝率23.9%で、人気との比較でも上積みが残りました。1401〜1800mも21.7%あり、砂なら距離を延ばしても大きくは落ちません。芝は1400m以下が18回走って3着以内なし、1401〜1800mも10.0%どまりです。芝を使われた産駒は、いまのところ形になっていません。
コースでみる産駒
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 東京・ダート2100m | 17 | 41.2% | +22.4 |
| 福島・ダート1150m | 22 | 40.9% | +16.4 |
| 中京・ダート1400m | 20 | 40.0% | +16.2 |
| 京都・ダート1400m | 36 | 36.1% | +14.0 |
| 小倉・ダート1700m | 20 | 40.0% | +10.9 |
| 中京・ダート1200m | 15 | 13.3% | -14.4 |
| 中京・ダート1800m | 14 | 7.1% | -10.2 |
| 東京・ダート1300m | 15 | 6.7% | -9.8 |
| 新潟・ダート1800m | 12 | 16.7% | -8.6 |
| 中山・ダート1200m | 69 | 14.5% | -6.6 |
京都のダート1400mは36回走って36.1%と、まとまった出走のなかで数字を残しました。中京のダート1400mも40.0%と続きます。反対に中山のダート1200mは69回走って14.5%どまりで、出走がいちばん多いコースが伸びていません。東京のダート1300mも6.7%と苦戦しました。
※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。
馬場状態でみる産駒
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 33 | 6.1% | -4.1 |
| ダート 良 | 395 | 23.8% | +1.7 |
| ダート 稍重 | 108 | 21.3% | +0.5 |
| ダート 道悪 | 81 | 23.5% | +1.5 |
ダートは馬場を選びません。良で23.8%を残し、稍重でも重・不良でも2割台を保ちました。雨の予報が出ても、評価はそのままで構いません。芝は良でも6.1%どまりで、こちらは条件が整っても数字が伸びていません。
▶ ダートの道悪に強い血統は別記事で実測しています:ダートの道悪(重・不良)に強い血統|父系・種牡馬・母父・クロスを実測
脚質でみる産駒
| 脚質 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 追込 | 21 | 0.0% | -4.2 |
| ダート 逃げ | 63 | 49.2% | +5.0 |
| ダート 先行 | 169 | 38.5% | -0.9 |
| ダート 差し | 186 | 14.5% | -0.6 |
| ダート 追込 | 166 | 7.8% | +2.2 |
ダートの逃げが49.2%で、ハナを切れたときはほぼ半数が馬券に絡んでいます。先行でも38.5%を保ちますが、差しに回ると14.5%まで落ちました。追込は7.8%で、後ろからでは届いていません。前に行けるかどうかが、そのまま結果に直結しています。
クラスでみる産駒
| クラス | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 18 | 11.1% | -2.6 |
| 芝 未勝利 | 14 | 0.0% | -7.8 |
| ダート 新馬 | 52 | 21.2% | +2.1 |
| ダート 未勝利 | 285 | 22.1% | +1.0 |
| ダート 1勝クラス | 150 | 24.0% | +0.5 |
| ダート 2勝クラス | 63 | 30.2% | +6.4 |
| ダート 3勝クラス | 22 | 22.7% | -0.5 |
新馬戦より、未勝利・1勝クラスで数字が上がっています。新馬の21.2%に対し、未勝利では22.1%、1勝クラスでは24.0%です。いちばん高いのはダートの2勝クラスで30.2%。3勝クラスは22.7%ですが、走ったのはまだ22回です。
まとめ
- 産駒が走り始めたのは2023年。出走はほぼダートに集中しています。
- 得意はダートの1400m以下。複勝率23.9%で、人気との比較でも上積みが残ります。
- ダートの逃げが49.2%。前に行けるかどうかがそのまま結果に出ます。
- 砂は馬場を選ばない。良でも重・不良でも2割台を保ちました。
- 新馬より上のクラスで上昇。ダートの2勝クラスは30.2%です。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2023〜2026年、モーニン産駒の出走延べ627走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







