ミスターメロディ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ミスターメロディ産駒の得意・苦手条件|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ミスターメロディの産駒が中央で走り始めたのは2024年です。産駒数も増え、芝もダートも1400m以下という主戦場と、位置取りがそのまま結果に出る性格が見えてきました。どの条件で人気以上に走り、どこで足りないのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめます。

※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV

対象
JRA10場・平地(芝・ダート)
集計期間
2024〜2026年
産駒の出走
延べ587走(94頭)
初出走の年
2024年

ミスターメロディ産駒の現在地

初めて産駒が走ったのは2024年。2025年には289走を数え、2026年も8月までに198走に達しました。出走は芝とダートに分かれていますが、どちらも1400m以下に集まっています。これから頭数が増えていく血なので、ここに挙げる傾向も変わる可能性があります。

産駒の出走
2024年100
2025年289
2026年198

延べ出走数。2026年は8月までの集計です。

以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。

距離でみる産駒

距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m21022.4%+2.8
芝 1401〜1800m7619.7%+1.4
ダート 〜1400m20020.5%+0.6
ダート 1401〜1800m8416.7%-2.2

得意は芝の1400m以下です。複勝率22.4%で、人気との比較でも上積みが残りました。ダートも1400m以下なら20.5%あり、短ければ芝でも砂でもこなします。距離が延びると数字は落ち、ダートの1401〜1800mは16.7%どまりです。芝の1401〜1800mも19.7%で、1400mを境に一段下がる形が両方に出ています。

コースでみる産駒

コース出走複勝率人気以上に
走れているか
中京・芝1200m1250.0%+31.3
京都・芝1400m1741.2%+16.6
中京・芝1400m1428.6%+11.4
京都・芝1200m1526.7%+8.0
福島・ダート1150m1729.4%+6.8
新潟・ダート1200m2010.0%-17.5
京都・芝1600m128.3%-11.9
中京・ダート1400m119.1%-9.1
京都・ダート1400m140.0%-8.5
東京・芝1400m1711.8%-5.9

芝の短距離で数字が出ています。中京の芝1200mが50.0%、京都の芝1400mも41.2%です。ダートでは福島の1150mが29.4%を残しました。反対に新潟のダート1200mは10.0%どまりで、京都のダート1400mは14回走って3着以内がありません。コースごとの出走は多くても20回程度なので、いまは大まかな傾向として押さえる段階です。

※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。

馬場状態でみる産駒

馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良24520.8%+1.8
芝 稍重3420.6%-0.1
芝 道悪1625.0%+5.1
ダート 良18118.2%-0.7
ダート 稍重7017.1%-6.6
ダート 道悪4126.8%+9.7

芝は良で20.8%、稍重でも20.6%と変わりません。ダートの稍重は17.1%まで下がり、人気にも届いていません。ところが重・不良まで渋ると26.8%に上がり、良の18.2%を大きく上回りました。砂で嫌うのは、少し湿った程度のときです。

脚質でみる産駒

脚質出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 逃げ3148.4%+11.4
芝 先行7525.3%-1.3
芝 差し9525.3%+5.5
芝 追込873.4%-3.3
ダート 逃げ2445.8%+1.9
ダート 先行7640.8%+4.7
ダート 差し10411.5%-2.9
ダート 追込882.3%-3.1

位置取りがそのまま結果に出ます。ダートの先行が40.8%で、人気との比較でも上積みが残りました。ハナを切れば45.8%まで上がります。落ちるのは後ろからで、追込は芝で3.4%、ダートでは2.3%。芝も砂も、後方に置かれた産駒はほとんど馬券に絡んでいません。

クラスでみる産駒

クラス出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 新馬5518.2%-3.2
芝 未勝利15121.2%+3.3
芝 1勝クラス4119.5%+1.1
芝 2勝クラス1520.0%-1.1
芝 重賞229.1%-6.9
ダート 新馬2416.7%+1.8
ダート 未勝利18320.2%+0.5
ダート 1勝クラス7417.6%-2.4

芝の未勝利が21.2%で、人気との比較で上積みが残った数少ない区分です。1勝クラスは19.5%、2勝クラスも20.0%で、条件が上がっても数字はほとんど動きません。落ちるのは芝の重賞で9.1%。相手が強くなる場面では、これまで足りていません。

ミスターメロディと相性の悪い母父

同じ母の父を持つ馬を、父がミスターメロディかどうかで分けて突き合わせました。母父をそろえることで母父による差は抑えていますが、父そのものが入れ替わる比較でもあるため、配合だけの効果を示すものではありません。産駒がまだ少ないため、取り上げられる母の父は限られます。

ディープインパクト

(父:ミスターメロディ × 母父:ディープインパクト)

母父がディープインパクトの馬で比較すると、父がミスターメロディの馬は複勝率15.0%。父がミスターメロディでない馬の25.0%を大きく下回っています。
ダートの良馬場では好成績ですが、それ以外は特定の条件に偏らず、全体的にほかの父との組み合わせの方が成績が良いです。また、芝の1400m以下は同じ人気帯の平均複勝率を7.0%下回っており、過信は禁物です。

距離(芝ダ別)
距離出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 〜1400m3020.0%-7.0
ダート 〜1400m1910.5%-1.1
馬場(芝ダ別)
馬場出走複勝率人気以上に
走れているか
芝 良2817.9%-7.9
ダート 良1915.8%+3.3

まとめ

  • 産駒が走り始めたのは2024年。芝もダートも、出走は1400m以下に集まっています。
  • 得意は芝の1400m以下。複勝率22.4%で、人気との比較でも上積みが残ります。
  • 後方からは届かない。追込は芝で3.4%、ダートでは2.3%です。
  • ダートの稍重は17.1%。少し湿った砂だけは嫌います。
  • 芝の重賞は9.1%。相手が強くなる場面では足りていません。
  • 逆に、相性が悪かった母の父は以下の1頭。
    • ディープインパクト:特定の条件に偏らず、全体的にほかの父との組み合わせの方が成績が良いです。

本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2024〜2026年、ミスターメロディ産駒の出走延べ587走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。