母父ブライアンズタイムの傾向|距離・コース・馬場・脚質・クラス別に実測

ブライアンズタイムの産駒は、2019年を最後にJRAの平地から姿を消しました。それでも母の父としては、いまも毎週のように馬柱に名前が載ります。母の父にブライアンズタイムを持つ馬がどの条件で人気以上に走るのかを、距離・コース・馬場・脚質・クラスの5つの軸から実測でまとめました。
※過去のレース結果等のデータを独自の条件で集計・分析し、記事として編集しています。
出典:TARGET frontier JV
- 対象
- JRA10場・平地(芝・ダート)
- 集計期間
- 2016〜2026年
- 母の父としての出走
- 延べ9,284走(958頭)
- 産駒としての出走
- 延べ400走
- 目次
- 母の父としてのブライアンズタイムの現在地
- 距離でみる傾向
- コースでみる傾向
- 馬場状態でみる傾向
- 脚質でみる傾向
- クラスでみる傾向
- 母父ブライアンズタイムと相性の良い父・悪い父
- 母父ブライアンズタイムと相性が良い父
- カネヒキリ
- リオンディーズ
- ロードカナロア
- ヘニーヒューズ
- ディープブリランテ
- シニスターミニスター
- ヴィクトワールピサ
- 母父ブライアンズタイムと相性が悪い父
- エピファネイア
- キズナ
- ディープインパクト
- まとめ
母の父としてのブライアンズタイムの現在地
2016年の集計開始時点で、母の父としての出走はすでに産駒を大きく上回っていました。産駒は2019年の延べ14走が最後で、2020年からはゼロです。母の父としての出走も2016年の延べ1,473走から2025年は399走まで減りました。この記事が扱うのは、母の父の欄にブライアンズタイムが入っている馬です。
| 年 | 母の父として | 産駒として |
|---|---|---|
| 2016年 | 1,473 | 226 |
| 2017年 | 1,328 | 104 |
| 2018年 | 1,263 | 56 |
| 2019年 | 1,003 | 14 |
| 2020年 | 901 | 0 |
| 2021年 | 822 | 0 |
| 2022年 | 784 | 0 |
| 2023年 | 585 | 0 |
| 2024年 | 493 | 0 |
| 2025年 | 399 | 0 |
| 2026年 | 233 | 0 |
延べ出走数。2026年は8月までの集計です。
以下、複勝率=3着以内率です。「人気以上に走れているか」は、同じ人気で走った馬全体の複勝率との差です。プラスならその条件で人気以上に走れている、マイナスなら人気ほど走れていない、という意味になります。この記事の「道悪」は重・不良を指します。
出走頭数が少ない血統は成績が偏りやすいため参考値としてご覧ください。出走頭数10頭以下は未記載です。
距離でみる傾向
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 1,217 | 18.2% | -0.5 |
| 芝 1401〜1800m | 1,363 | 17.6% | -1.0 |
| 芝 1801〜2200m | 887 | 20.9% | +0.2 |
| 芝 2201m〜 | 364 | 24.2% | +0.6 |
| ダート 〜1400m | 2,408 | 20.5% | +0.4 |
| ダート 1401〜1800m | 2,621 | 22.1% | +1.1 |
| ダート 1801〜2200m | 344 | 21.5% | 0.0 |
| ダート 2201m〜 | 80 | 31.2% | +4.8 |
ダートは1401〜1800mが22.1%、1400m以下も20.5%で、砂ならどの距離帯でも2割を超えます。芝でいちばん低いのは1401〜1800mの17.6%。芝も2201m以上まで延びれば24.2%まで上がりますが、人気と比べた上積みは残りませんでした。人気をはっきり上回ったのはダートの2201m以上の31.2%だけで、それ以外の距離帯は評価を動かす軸になりません。
コースでみる傾向
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 小倉・ダート1700m | 242 | 26.4% | +6.2 |
| 阪神・ダート1200m | 202 | 27.2% | +5.2 |
| 東京・芝1800m | 114 | 19.3% | +4.2 |
| 中京・芝2000m | 97 | 19.6% | +3.9 |
| 京都・ダート1800m | 264 | 25.4% | +3.7 |
| 札幌・芝1200m | 69 | 7.2% | -11.7 |
| 新潟・ダート1200m | 180 | 11.7% | -8.0 |
| 東京・芝1400m | 142 | 12.0% | -3.4 |
| 東京・ダート1400m | 294 | 13.6% | -3.0 |
| 函館・ダート1700m | 121 | 21.5% | -2.4 |
得意は小倉のダート1700mで26.4%、阪神のダート1200mも27.2%と続きます。逆に苦戦がはっきりしているのは札幌の芝1200mで7.2%、新潟のダート1200mも11.7%です。同じ砂の1200mでも阪神と新潟で真逆に振れるので、ダートなら走るという読み方はできません。東京は芝1400mが12.0%、ダート1400mも13.6%で、短いところがそろって低く出ました。
※コース別は出走が散らばるため、出走の少ないコースほど数字の振れが大きくなります。出走の列とあわせて見てください。
馬場状態でみる傾向
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 2,963 | 18.6% | -1.0 |
| 芝 稍重 | 589 | 21.7% | +1.8 |
| 芝 道悪 | 279 | 20.4% | +1.2 |
| ダート 良 | 3,383 | 21.2% | +0.5 |
| ダート 稍重 | 1,150 | 22.6% | +1.4 |
| ダート 道悪 | 920 | 21.0% | +1.0 |
ダートは稍重の22.6%がいちばん高く、湿っても数字が落ちません。芝は良が18.6%で、こちらは人気にわずかに届きませんでした。ただし大きく振れる区分はなく、雨で評価を動かす必要はありません。
▶ ダートの道悪に強い血統は別記事で実測しています:ダートの道悪(重・不良)に強い血統|父系・種牡馬・母父・クロスを実測
脚質でみる傾向
| 脚質 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 逃げ | 207 | 28.0% | -4.7 |
| 芝 先行 | 958 | 30.7% | -0.3 |
| 芝 差し | 1,197 | 21.1% | +1.6 |
| 芝 追込 | 1,392 | 8.6% | +0.5 |
| ダート 逃げ | 291 | 41.9% | +1.3 |
| ダート 先行 | 1,470 | 39.7% | +0.4 |
| ダート 差し | 1,857 | 18.1% | +1.7 |
| ダート 追込 | 1,835 | 7.0% | +1.8 |
目立つのは苦手のほうで、芝の逃げが28.0%。数字だけなら高いのですが、同じ人気帯の馬を大きく下回りました。向いているのは後ろから運ぶ形で、芝の差しは21.1%、ダートの差しも18.1%と、どちらも人気を上回っています。前に行けたことを加点の材料にしないほうがよい血です。
クラスでみる傾向
| クラス | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 新馬 | 383 | 16.4% | -3.0 |
| 芝 未勝利 | 1,141 | 18.1% | +0.1 |
| 芝 1勝クラス | 1,037 | 20.8% | +1.0 |
| 芝 2勝クラス | 562 | 19.8% | -1.6 |
| 芝 3勝クラス | 319 | 15.4% | -3.1 |
| 芝 オープン特別・リステッド | 168 | 22.6% | -0.9 |
| 芝 重賞 | 221 | 23.1% | +1.6 |
| ダート 新馬 | 237 | 19.4% | -0.1 |
| ダート 未勝利 | 1,946 | 22.1% | +0.8 |
| ダート 1勝クラス | 1,879 | 22.4% | +0.7 |
| ダート 2勝クラス | 775 | 20.4% | +1.2 |
| ダート 3勝クラス | 326 | 15.6% | -0.8 |
| ダート オープン特別・リステッド | 199 | 21.6% | +0.7 |
| ダート 重賞 | 91 | 23.1% | +0.2 |
苦戦しているのは芝の新馬で16.4%、芝の3勝クラスも15.4%です。どちらも同じ人気帯の馬に届いていません。ダートは未勝利の22.1%から1勝クラスの22.4%まで、どのクラスも人気どおりに走ります。人気を上回るクラスは見当たりませんが、ダートなら減点も要りません。
母父ブライアンズタイムと相性の良い父・悪い父
ここからは父ごとの相性です。母の父にブライアンズタイムを持つ馬を父で割り、全体成績や人気との比較、条件別の成績から傾向が見えた父だけを取り上げました。
同じ父の産駒を、母の父がこの馬かどうかで分けて比べています。父を固定しているため、種牡馬そのものの違いは入りません。ただし母そのものや牝系まで同じではないため、配合だけの効果を示すものではありません。
母父ブライアンズタイムと相性が良い父
カネヒキリ
(父:カネヒキリ × 母父:ブライアンズタイム)
父がカネヒキリの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率29.5%。母父がブライアンズタイムでない馬の19.1%を大きく上回っています。
特にダートの1401〜1800mでは好成績です。また、東京・ダート1600mは複勝率37.5%とよく走っています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 〜1400m | 15 | 6.7% | -7.5 |
| ダート 1401〜1800m | 90 | 32.2% | +7.8 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 良 | 69 | 33.3% | +10.2 |
| ダート 稍重 | 20 | 20.0% | -2.2 |
| ダート 道悪 | 21 | 28.6% | +3.6 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 東京・ダート1600m | 24 | 37.5% | +16.2 |
| 中山・ダート1800m | 25 | 28.0% | +3.9 |
リオンディーズ
(父:リオンディーズ × 母父:ブライアンズタイム)
父がリオンディーズの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率30.5%。母父がブライアンズタイムでない馬の23.1%を大きく上回っています。
一部の条件だけに偏った傾向ではなく、幅広い条件でこの組み合わせの方が好成績を残しています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 25 | 12.0% | -1.4 |
| 芝 1401〜1800m | 15 | 33.3% | +8.9 |
| ダート 〜1400m | 33 | 33.3% | +11.1 |
| ダート 1401〜1800m | 22 | 45.5% | +10.0 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 34 | 17.6% | +0.4 |
| ダート 良 | 40 | 32.5% | +9.0 |
| ダート 稍重 | 12 | 66.7% | +19.2 |
ロードカナロア
(父:ロードカナロア × 母父:ブライアンズタイム)
父がロードカナロアの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率31.3%。母父がブライアンズタイムでない馬の27.4%を上回っています。
特にダートの1400m以下では人気以上の好走が目立ちます。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 55 | 23.6% | -2.3 |
| ダート 〜1400m | 70 | 42.9% | +12.8 |
| ダート 1401〜1800m | 12 | 16.7% | -6.5 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 44 | 20.5% | -2.9 |
| 芝 稍重 | 14 | 21.4% | -11.0 |
| ダート 良 | 58 | 41.4% | +7.8 |
| ダート 稍重 | 14 | 35.7% | +13.4 |
| ダート 道悪 | 13 | 30.8% | +10.8 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 京都・ダート1200m | 11 | 81.8% | +46.0 |
| 阪神・ダート1200m | 20 | 50.0% | +11.3 |
| 中山・ダート1200m | 11 | 36.4% | +9.6 |
| 札幌・芝1200m | 12 | 16.7% | -9.9 |
ヘニーヒューズ
(父:ヘニーヒューズ × 母父:ブライアンズタイム)
父がヘニーヒューズの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率32.2%。母父がブライアンズタイムでない馬の26.8%を大きく上回っています。
ダートの1400m以下、特にダートの良馬場では好成績です。また、阪神・ダート1200mは複勝率58.8%とよく走っています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 〜1400m | 137 | 37.2% | +6.7 |
| ダート 1401〜1800m | 33 | 18.2% | +1.0 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 良 | 105 | 35.2% | +7.3 |
| ダート 稍重 | 40 | 32.5% | +0.3 |
| ダート 道悪 | 28 | 25.0% | +3.3 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 阪神・ダート1200m | 17 | 58.8% | +30.4 |
| 京都・ダート1200m | 17 | 58.8% | +17.0 |
| 中山・ダート1200m | 13 | 38.5% | +14.2 |
| 阪神・ダート1400m | 14 | 7.1% | -14.1 |
| 中京・ダート1400m | 20 | 25.0% | -1.2 |
ディープブリランテ
(父:ディープブリランテ × 母父:ブライアンズタイム)
父がディープブリランテの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率30.6%。母父がブライアンズタイムでない馬の18.3%を大きく上回っています。
ダートの1400m以下とダートの良馬場で人気以上に走っています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 1401〜1800m | 39 | 38.5% | +4.0 |
| ダート 〜1400m | 33 | 33.3% | +7.8 |
| ダート 1401〜1800m | 18 | 22.2% | -3.6 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 43 | 34.9% | +2.3 |
| ダート 良 | 36 | 33.3% | +4.9 |
| ダート 稍重 | 13 | 23.1% | +1.7 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 中山・ダート1200m | 12 | 41.7% | +15.0 |
シニスターミニスター
(父:シニスターミニスター × 母父:ブライアンズタイム)
父がシニスターミニスターの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率28.0%。母父がブライアンズタイムでない馬の26.1%とほぼ同じですが、特にダートの1401〜1800mでは好成績です。また、中山・ダート1800mは複勝率41.7%で相性が良いです。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 〜1400m | 48 | 25.0% | +3.3 |
| ダート 1401〜1800m | 95 | 28.4% | +5.7 |
| ダート 1801〜2200m | 14 | 28.6% | +4.6 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| ダート 良 | 98 | 30.6% | +7.1 |
| ダート 稍重 | 42 | 31.0% | +6.6 |
| ダート 道悪 | 20 | 10.0% | -4.3 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 中山・ダート1800m | 12 | 41.7% | +22.3 |
| 新潟・ダート1800m | 11 | 36.4% | +7.6 |
| 東京・ダート1600m | 12 | 25.0% | +5.6 |
| 東京・ダート1400m | 19 | 26.3% | +3.4 |
| 福島・ダート1700m | 14 | 21.4% | +2.8 |
ヴィクトワールピサ
(父:ヴィクトワールピサ × 母父:ブライアンズタイム)
父がヴィクトワールピサの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率21.8%。母父がブライアンズタイムでない馬の20.1%とほぼ同じですが、特に芝の良馬場では好成績です。また、京都・芝1600mは複勝率50.0%と好成績を残しています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 26 | 11.5% | -0.5 |
| 芝 1401〜1800m | 72 | 25.0% | +3.4 |
| 芝 1801〜2200m | 28 | 32.1% | +8.2 |
| ダート 1401〜1800m | 29 | 24.1% | -0.2 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 104 | 26.0% | +4.6 |
| 芝 稍重 | 19 | 21.1% | -2.2 |
| ダート 良 | 26 | 15.4% | -4.7 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 京都・芝1600m | 14 | 50.0% | +21.5 |
母父ブライアンズタイムと相性が悪い父
エピファネイア
(父:エピファネイア × 母父:ブライアンズタイム)
父がエピファネイアの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率15.6%。母父がブライアンズタイムでない馬の26.0%を大きく下回っています。
特定の条件に偏らず、全体的に母父がブライアンズタイムでない馬の方が成績が良いです。また、芝の2201m以上は同じ人気帯の平均複勝率を9.5%下回っており、過信は禁物です。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 1801〜2200m | 20 | 15.0% | -8.3 |
| 芝 2201m〜 | 16 | 31.2% | -9.5 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 40 | 17.5% | -8.3 |
キズナ
(父:キズナ × 母父:ブライアンズタイム)
父がキズナの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率19.5%。母父がブライアンズタイムでない馬の29.0%を大きく下回っています。
芝の1801〜2200mや、芝の稍重の馬場では好成績ですが、それ以外は特定の条件に偏らず、全体的に母父がブライアンズタイムでない馬の方が成績が良いです。また、芝の1400m以下は同じ人気帯の平均複勝率を16.0%下回っており、過信は禁物です。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 22 | 0.0% | -16.0 |
| 芝 1401〜1800m | 38 | 18.4% | -5.3 |
| 芝 1801〜2200m | 29 | 27.6% | +1.8 |
| 芝 2201m〜 | 11 | 54.5% | +20.4 |
| ダート 〜1400m | 15 | 13.3% | -9.0 |
| ダート 1401〜1800m | 30 | 16.7% | -8.2 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 77 | 20.8% | -2.4 |
| 芝 稍重 | 17 | 29.4% | +4.0 |
| ダート 良 | 34 | 17.6% | -8.5 |
ディープインパクト
(父:ディープインパクト × 母父:ブライアンズタイム)
父がディープインパクトの馬で比較すると、母父がブライアンズタイムの馬は複勝率25.8%。母父がブライアンズタイムでない馬の32.0%を大きく下回っています。
芝の1801〜2200mや、芝の稍重の馬場では好成績ですが、それ以外は特定の条件に偏らず、全体的に母父がブライアンズタイムでない馬の方が成績が良いです。特に芝の良馬場は人気ほど走れていません。また、札幌・芝2600mは複勝率18.2%と苦戦しています。
| 距離 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 〜1400m | 99 | 17.2% | -4.6 |
| 芝 1401〜1800m | 150 | 22.7% | -4.3 |
| 芝 1801〜2200m | 123 | 36.6% | +4.9 |
| 芝 2201m〜 | 74 | 29.7% | -3.0 |
| ダート 〜1400m | 32 | 28.1% | +4.6 |
| ダート 1401〜1800m | 26 | 15.4% | -4.0 |
| 馬場 | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 芝 良 | 344 | 26.7% | -1.7 |
| 芝 稍重 | 69 | 30.4% | +3.5 |
| 芝 道悪 | 33 | 15.2% | -7.9 |
| ダート 良 | 32 | 12.5% | -4.3 |
| ダート 稍重 | 13 | 23.1% | -4.8 |
| ダート 道悪 | 17 | 35.3% | +10.8 |
| コース | 出走 | 複勝率 | 人気以上に 走れているか |
|---|---|---|---|
| 中山・芝2000m | 16 | 62.5% | +29.5 |
| 京都・芝2000m | 12 | 58.3% | +17.0 |
| 東京・芝1800m | 13 | 38.5% | +16.0 |
| 中京・芝2000m | 15 | 40.0% | +15.6 |
| 札幌・芝2600m | 11 | 18.2% | -20.6 |
| 阪神・芝2000m | 14 | 21.4% | -16.5 |
| 東京・芝1600m | 16 | 12.5% | -9.6 |
| 小倉・芝1200m | 23 | 13.0% | -6.8 |
まとめ
- 産駒の出走は2019年で途絶え、いま馬柱に載るのは母の父の欄だけです。母の父としての出走も、この10年で3分の1以下になりました。
- コースは小倉のダート1700mが26.4%。札幌の芝1200mは7.2%で、こちらは大きく割り引きが要ります。
- 芝で逃げたときは28.0%で、数字ほど走れていません。むしろ差しに回ったときのほうが人気を上回ります。
- クラスは芝の新馬と3勝クラスで苦戦しています。ダートはどのクラスも人気どおりです。
- 馬場状態では偏りが出ません。距離も、ダートの長距離を除けば評価は動きません。
- 相性の良さが目立った父は以下の3頭。
- カネヒキリ:特にダートの1401〜1800mでは好成績です。
- リオンディーズ:一部の条件だけに偏った傾向ではなく、幅広い条件でこの組み合わせの方が好成績を残しています。
- ロードカナロア:特にダートの1400m以下では人気以上の好走が目立ちます。
- 逆に、相性が悪かった父は以下の3頭。
- エピファネイア:特定の条件に偏らず、全体的に母父がブライアンズタイムでない馬の方が成績が良いです。
- キズナ:特定の条件に偏らず、全体的に母父がブライアンズタイムでない馬の方が成績が良いです。
- ディープインパクト:芝の良馬場は人気ほど走れていません。
本記事の数字はJRA10場・平地(芝・ダート)の実測値です(2016〜2026年、母の父がブライアンズタイムの馬の出走延べ9,284走)。AI予想とは独立した過去傾向の分析で、的中を保証するものではありません。







